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ファクタリングの8つのデメリット|有効活用できる3つの工夫とおすすめ業者10選

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ファクタリングは、売掛債権を売却することで、売掛金の支払期日前に資金調達できる方法として注目されています。

企業によっては手数料が高い売掛債権以上の金額が入金されないことで必要な資金が手に入らないなどのデメリットを感じる場合もあるでしょう。

ここでは資金繰りに悩み、ファクタリングの利用を検討しているが、デメリットを心配している人向けに、以下の内容について解説しています。

  • ファクタリングの8つのデメリット
  • デメリットを抑えてファクタリングを活用する3つの工夫
  • ファクタリングの6つのメリット

ファクタリングのデメリットについて理解し、対策方法が分かることで自社に合ったファクタリングが利用できるため、参照ください。

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事業者がファクタリングを利用する4つの場面

事業者がファクタリングを利用する4つの場面

事業者の方はファクタリングを利用する場面として、次の4つの場面が挙げられます。

  • 緊急で資金が必要
  • 売掛債権の入金サイトを短縮したい
  • 銀行融資の審査に通過できない
  • 売掛先の支払に不安がある

ファクタリングの利用に適した4つの場面について詳しく解説していきます。

緊急で資金が必要

緊急で資金が必要な場合はファクタリングが活用できます。

2社間ファクタリングであれば最短即日入金に対応できるため「今日、明日のうちに資金が必要」というケースにおいても資金が間に合う可能性があります。

銀行融資であれば申し込みから2週間程度、日本政策金融公庫であれば申し込みから3週間程度の時間がかかるので緊急で資金が必要な場面には間に合いません。

ファクタリングであれば最短即日で資金調達できるので「月末の支払い資金が不足している」「今日中にお金を用意しないと手形が不渡りになる」という場面でも活用できるでしょう。

売掛債権の入金サイトを短縮したい

ファクタリングは売掛債権の入金サイトを短縮して、企業の資金繰りを円滑にしたい場面でも活用です。

資金繰りは手元に資金が豊富であれば円滑になります。

ところが、取引先の中に入金サイトが長い企業あると、せっかく売り上げがあっても支払いのための資金は先に流出していくため、資金繰りは悪化します。

サイトが長い売掛債権をファクタリングすることによって、企業には一定程度の資金が歩留りすることになるので資金繰りは円滑になるでしょう。

企業の資金繰りを本質的に改善したい場合は適宜ファクタリングを利用するとよいでしょう。

なお、2社間ファクタリングの手数料は高いので、入金サイトを短縮したい場合は3社間ファクタリングを利用するのがおすすめです。

基本契約を締結する際に、取引先が長いサイトを提案してきた場合は「ファクタリングを利用したい」と提案してみるとよいでしょう。

銀行融資の審査に通過できない

銀行や日本政策金融公庫の融資に通過できない企業はファクタリングであれば資金調達に成功する可能性があります。

銀行や日本政策金融公庫の融資では以下のいずれかに該当すると審査に通過できない可能性があります。

  • 営業赤字
  • 債務超過
  • 税金滞納

このような状況で融資審査に通過できない方でもファクタリングであれば資金調達できる可能性があります。

ファクタリング審査では売掛先企業の支払能力が審査で最も重視されます。

そのため、利用者が赤字や債務超過でも審査に通過できる可能性があります。またほとんどのファクタリング会社で税金の支払状況を確認しないので税金滞納があっても問題なく利用できるでしょう。

銀行融資とファクタリングでは審査の基準が全く異なるので、融資を利用できない企業はファクタリングを活用できます。

売掛先の支払に不安がある

「売掛先企業が期日通りに支払ってくれる心配」という場面でもファクタリングが活用できます。

ファクタタリングは「償還請求権なし」でおこなわれるので、万が一、売掛債権が未回収になってもその損失はファクタリング会社が負ってくれます。

そのため、売掛先が支払いができなくなっても安心です。

売掛債権には回収リスクが常に伴いますが、ファクタリングを利用することで、回収リスクはファクタリング会社へ売却できます。

ただし、支払能力の不安があまりにも大きな売掛債権は審査に通過できない可能性があるという点には注意しましょう。

ファクタリングの8つのデメリット

ファクタリングの8つのデメリット

ファクタリングは、売掛金の支払期日前に資金が入手できることで、資金繰り改善に役立ちます。

一方で、以下の8つのデメリットもあるため、詳しく解説します。

  • 銀行融資と比較して手数料が高い
  • 売掛債権以上の金額は入金されない
  • 分割払いができない
  • ファクタリングを繰り返し利用すると資金繰りが悪化する危険性がある
  • 譲渡禁止の売掛債権は利用できない
  • 業者選びが難しい
  • 2社間の場合:債権譲渡登記を求められる可能性がある
  • 3社間の場合:取引先との信頼関係悪化が懸念される

自社にとってどの程度リスクが大きいものになるか、確認しておきましょう。

銀行融資と比較して手数料が高い

ファクタリングは、銀行融資と比較すると手数料が高いです。

ファクタリングの手数料と、銀行融資の金利の各相場は以下の通りです。

  • 2社間ファクタリングの相場:10~20
  • 3社間ファクタリングの相場:1~10
  • 銀行融資の金利年:2~9

銀行融資の金利とは、借りた資金に対して支払う費用の割合を言います。

一般的には、1年間にかかる金利を【年利〇%】と表示していることが多いです。

ファクタリングの手数料を、年利に置き換えて考えてみましょう。

ファクタリングの手数料は、売掛金の期間に設定されているものです。

売掛金期間が1カ月の場合、年利とそろえると手数料を12倍にしなければなりません。

例えば、手数料10%で売掛金期間が1カ月だった場合【手数料10%×12カ月=120%】となります。

つまり手数料10%を年利にそろえると、120%と言えます。

銀行融資の金利と比較すると、ファクタリングの手数料はかなり高いものであると言えるでしょう。

売掛債権以上の金額は入金されない

ファクタリングは売掛債権を売却することで資金調達する仕組みであることから、売掛金以上の資金は調達できません。

例えば、100万円の売掛債権を売却した場合、100万円から手数料を引いた資金が入手できます。

売掛債権の金額より多くの資金が必要な場合は、複数の債権を売却できる業者を探すか、銀行融資やカードローンなどの金融機関を併用するなどの対策が必要です。

分割払いができない

分割払いは、返済期間に金利が発生するためファクタリングでは適応されません。

金利が発生する取引は、貸金業に該当するものであり、貸金業登録をしていないファクタリング会社では利用できないからです。

分割払い可能としているファクタリング会社を見かけた場合は、違法業者の可能性があるため、利用しないことをおすすめします。

ファクタリング会社への支払いは、一括払いが原則です。

2社間ファクタリングを利用した場合は、取引先から売掛金の入金が確認され次第、速やかにファクタリング会社に支払いましょう。

ファクタリングを繰り返し利用すると資金繰りが悪化する危険性がある

ファクタリングは売掛債権から手数料が引かれていることから、売掛金が手数料分減った状態で入金されます。

繰り返しファクタリングを利用すれば、それだけ手数料が引かれた金額が入金され続けるため、将来的に資金不足に陥る危険性があります。

例えば、100万円の売掛債権を手数料20%のファクタリング会社と、5回にわたって取引したとします。

1回の取引で入金される金額は以下の通りです。

売掛債権100万円×手数料20%=80万円

上記の取引を5回行ったとすると、80万円×5回=400万円となります。

100万円の売掛債権を従来通りの支払期日で受け取れていれば、500万円の資金が入手できたところが、100万円も減額されたことになってしまいます。

また、ファクタリングはそもそも将来入金になる予定のお金を前倒しで受け取っているだけです。

そのため、当初の売掛債権の期日になったときには入金がないので、再び資金が不足して、再度ファクタリングを利用するという悪循環に陥り、ファクタリングから抜け出せなくなる可能性が高いでしょう。

以上のことから、繰り返しファクタリングを利用し続けると将来的に資金繰りが悪化する危険性があるため、利用するタイミングは慎重に検討しましょう。

譲渡禁止の売掛債権を利用する場合は契約成立までに時間がかかる

以前は譲渡禁止特約がついている売掛債権ではファクタリングが利用できませんでしたが、2020年の民法改正により利用できるようになりました。

売掛金の支払先を固定し、誤送金会計処理の複雑化を避けるために譲渡禁止としている企業がほとんどです。

しかし民法改正によって、譲渡禁止の債権が利用できるようになり、ファクタリングが利用しやすくなりました。

ただし、譲渡禁止の売掛債権を利用する場合、事務処理に時間がかかることもあるため、スムーズに取引できるかはファクタリング会社によって異なります。

あらかじめ確認しておくと安心です。

業者選びが難しい

ファクタリング会社には、それぞれ取り扱っているファクタリングの種類(2社間・3社間)、手数料、必要な書類の種類などに違いがあり、自社に合った業者を選ぶのが難しいです。

なかには、違法業者が紛れていることもあり、初めてファクタリングを利用する場合はどういった業者が安全なのか、判断ができない場合もあるでしょう。

以下に違法業者安全な業者、それぞれの特徴をまとめましたので参照ください。

安全な業者といえるポイント 違法業者の可能性を疑うポイント
  • 契約書が必ず存在し、詳細が細かく記載されている
  • ホームページや雑誌などに業者の所在地や住所が明記されている
  • 手数料が相場の範囲内で設定されている
  • 契約書がない場合がある
  • 契約書があっても、内容が曖昧である場合や何度も変更されることがある
  • 所在地や代表者が架空の場合がある
  • 執拗に契約を薦めてくる
  • 手数料が異常に高い

上記のポイントを確認して、違法業者と安全な業者を区別し、自社に合ったファクタリング会社を選びましょう。

法人番号検索サイトで調べるのもおすすめ

ファクタリング会社を選ぶ際は、法人番号検索サイトで調べて業者の信頼度を確認しましょう。

法人番号検索サイトとは、起業した際に割り振られた法人番号が調べられるサイトです。

国税庁が管理しているため、検索して出てきた結果は確実な情報であると言えます。

ファクタリング会社の信頼度を確認したいときは、下記の法人番号検索サイトで調べてみましょう。

法人番号検索サイトURL:https://www.houjin-bangou.nta.go.jp/

業界団体に加盟しているファクタリング会社も信用度が高い

ファクタリングはファクタリング業独自のルールを決めた、いわゆる業法がないので手数料や業者の安全性もかなり異なります。

そこで、ファクタリング会社が自主的に業界団体をつくっています。

ファクタリングの業界団体はいくつかありますが、代表的なものとしては以下のようなものがあります。

  • ファクタリング事業推進協会
  • 一般社団法人オンライン型ファクタリング協会
  • 日本ファクタリング業協会

これらの業界団体は独自にガイドラインを作成し、安全にファクタリングを提供するための自主的なルールをつくっていたり、顧客からの相談窓口を設けたりしています

加盟している業者は「安心安全な業者だと客観的に証明したい」という思いがあるため、加盟している業者の信頼度は高いでしょう。

安全なファクタリング会社かどうかを見極める1つのベンチマークとして、業界団体への加盟の有無も確認してみるとよいでしょう。

2社間の場合:債権譲渡登記を求められる可能性がある

債権譲渡登記をすることで、2社間でも取引先にファクタリングが知られてしまう可能性があります。

債権譲渡登記とは、自社が持つ売掛債権をファクタリング会社に譲渡したことを公的に証明する書類です。

調べれば誰でも閲覧できるため、取引先が調査すれば自社がファクタリングを利用したことが分かってしまいます。

ファクタリングの利用を取引先に知られたくないために、2社間を利用した場合には、デメリットになると言えるでしょう。

また、登記するためには登録料や手続きする司法書士への報酬などを合わせて10〜15万円の費用がかかります。

債権額が少額の場合は、登記にかかる費用が負担になることも考えられます。

3社間の場合:取引先との信頼関係悪化が懸念される

3社間ファクタリングは、取引先を含めて契約するため、必然的にファクタリングの利用が知られることになります。

ファクタリングを利用することは「経営難」「資金繰りがうまくいっていない」という、マイナスなイメージを持たれてしまう可能性が考えられます。

よって取引先との信頼関係悪化が懸念されるため、どの取引先の売掛債権を利用するか、慎重に検討しなければなりません。

ファクタリングのトラブル事例

ファクタリングのトラブル事例

ファクタリングを利用した方の中にはトラブルに巻き込まれてしまった事例も少なくありません。

よくあるトラブルとして以下の3つのケースが挙げられます。

  • 法外な手数料を要求された
  • 分割での支払いを求められた
  • 売掛債権が回収不能になったため未回収分を請求された

ファクタリングを利用した方のよくあるトラブルの事例を詳しくご紹介していきます。

法外な手数料を要求された

ファクタリングのトラブルとして最も多いものが、異常に高い手数料を要求されたというケースです。

中には30%を超えるような超高額な手数料を請求されることもあるようです。

悪徳業者の中には、ホームページなどでは「上限手数料10%」などと明記しておきながら、いざ申し込みをおこなうと、表記している手数料よりもかなり高い手数料を要求されるケースが少なくありません。

ホームページの表記だけで業者を比較するのではなく、実際に複数の業者へ申し込みをおこない、提示された手数料で業者を比較した方がよいでしょう。

また、ファクタリング会社の中には、手数料はそれほど高くないものの、手数料の他に様々な費用を要求し、結果的に法外な資金調達コストになるケースもあります。

ファクタリングの手数料には、買取にかかるあらゆるコストが含まれていると考えられており、基本的には手数料以外の費用をファクタリング会社が請求することはできません。

手数料以外の費用を請求されるトラブルも多いので、このような業者と取引することも避けた方がよいでしょう。

分割での支払いを求められた

ファクタリング会社から分割での支払いを求められるケースです。

分割での支払いを求められ、支払いができない場合には、担保などを要求されるケースもあります。

分割での支払いが認められているのは、貸金業者だけですので、貸金業者登録をおこなっていないのに分割で支払いを求める業者は、無登録で貸金業をおこなう闇金です。

支払いができないと担保を要求されるだけでなく、自宅や会社へしつこく脅迫的な取り立てがおこなわれる可能性もあります

ファクタリングは支払いは一括のみと決められているため、分割で支払いを求める業者とは絶対に取引しないようにしてください。

売掛債権が回収不能になったため未回収分を請求された

ファクタリング会社へ売却した売掛債権が売掛先企業の経営悪化によって未回収になったため、利用者に対してファクタリング会社から請求がおこなわれたというものです。

このケースでは、ファクタリングに償還請求権がないことを理解せず、請求されたままに代金を支払っている方が多いようです。

ファクタリングは償還請求権がないのが原則です。つまり、もしも売掛債権の売却後に売掛債権が回収不能になってもその損失はファクタリング会社が負うため利用者に弁済義務は生じません

ファクタリングは償還請求権なしでおこなわれ、ファクタリング会社が売掛債権の未回収リスクを引き受けているからこそ、リスクプレミアムとして融資よりも高い手数料を設定できるのです。

つまり、未回収時に利用者に対して弁済を要求する「償還請求権あり」のファクタリングは実質的には貸付です。

貸金業者登録をしていないの実質的貸付をおこなう業者は、無登録の違法業者つまり闇金である可能性が非常に高いので、絶対に取引してはなりません。

デメリットを抑え有効活用できる3つの工夫

デメリットを抑え有効活用できる3つの工夫

上記に挙げた8つのデメリットを、最小限に抑えてファクタリングを利用できる工夫が3つ挙げられます。

  • 手数料を抑える5つのポイント
  • 債権譲渡登記の有無を自社が決められるファクタリング会社を選ぶ
  • 信頼関係が崩れる心配のない取引先の売掛債権を利用する

以下に詳しく解説していますので、工夫できるところを参考にしてファクタリングを有効に活用しましょう。

手数料を抑える5つのポイント

ファクタリングの最大のデメリットと言える手数料の高さについて、以下の5つの工夫により抑えることが可能です。

  • 信頼度が高い売掛債権を選ぶ
  • 売掛金の支払期日が近いものを利用する
  • 3社間ファクタリングを利用する
  • 債権譲渡登記を行う
  • オンラインファクタリングを利用する

なぜこのような工夫をすると手数料が抑えられるのか、理由について詳しく解説します。

信頼度が高い売掛債権を選ぶ

売掛金を支払う取引先の経営状況や資産など、支払い能力があるかどうかによって、手数料が変わってきます。

ファクタリング会社にとって、売掛金の未回収は最大の損失であり、何としてでも回避したいと考えているからです。

そのため、売掛債権の信頼度によって手数料が異なると言えます。

知名度の高い企業や、経営が安定している会社の売掛債権は、確実に売掛金の支払いが可能、つまり信頼度が高いと判断され、手数料が抑えられる傾向があります。

売掛金の支払期日が近いものを利用する

売掛金の支払期日が近い債権は、遠い債権よりも確実に売掛金が支払われる可能性が高いと判断され、手数料が抑えられる傾向があります。

仮に、売掛金の支払期日が2カ月後の債権の場合、支払いまでの2カ月間で取引先の経営状況の悪化や、倒産がないとも言い切れません。

売掛金の未回収リスクが懸念される期間が短ければ短いほど、確実に支払われる可能性が高いと言えます。

以上のことから、売掛金の支払期日が近い債権は手数料が抑えられる可能性があります。

3社間ファクタリングを利用する

3社間は、売掛金の支払元である取引先が明確に分かるため、未回収リスクが低いと判断されることから、手数料が抑えられます。

また、支払いルートを見ても3社間の方が売掛金の未回収リスクが低いと判断されますので、以下のルートをご確認ください。

  • 2社間:売掛金が取引先から自社に支払われる→自社がファクタリング会社に支払う
  • 3社間:取引先がファクタリング会社に直接売掛金を支払う

金銭の支払いに関しては、なるべく仲介を挟まない方が、より確実に回収できると判断されます。

以上のことから、取引先との信頼関係に心配がない場合は、3社間を利用するのがおすすめです。

債権譲渡登記を行う

債権譲渡登記を行うことで、二重譲渡の危険性が回避でき、手数料が抑えられる可能性があります。

ファクタリング利用者のなかには、同じ売掛債権を複数のファクタリング会社に譲渡し、2倍3倍の資金を調達しようとする場合があります。

債権譲渡登記を行わなかった場合は、ファクタリング会社が債権の譲渡を受けたと主張することができず、売掛金の未回収となり大きな損失が出てしまいます。

そのため、債権譲渡登記を行わない場合は売掛金の未回収を懸念して手数料が高く設定される場合が多いです。

ファクタリング会社は債権譲渡登記をすることで二重譲渡を回避し、売掛金の未回収リスクを軽減することで、手数料を安く設定できます。

オンラインファクタリングを利用する

オンラインファクタリングは、人件費や契約書にかかる紙代・収入印紙代などの諸経費がかからないことで、手数料が安く設定されている場合が多いです。

ファクタリング会社に出向くこともないため、時間もかからないことは自社にとってもメリットと言えるでしょう。

しかし、初めてファクタリングを利用する場合や、ファクタリング会社に対する信頼度が気になる場合は、対面での契約がおすすめです。

債権譲渡登記の有無を自社が決められるファクタリング会社を選ぶ

2社間ファクタリングにおける最大のメリットは、取引先に通知されないことだと言えます。

しかし、債権譲渡登記を行うと、取引先が調べればファクタリングの利用が分かってしまいます。

どうしても取引先に知られたくないと考えている場合は、債権譲渡登記の有無が自社で決められるファクタリング会社を選びましょう。

信頼関係が崩れる心配のない取引先の売掛債権を利用する

知名度の高い大企業や、国または地方公共団体の売掛債権は、ファクタリングの利用を通知されても信頼関係に影響はないとされている場合が多いです。

また、付き合いが深く信頼関係が構築されている取引先の売掛債権を利用するようにしましょう。

ファクタリングの6つのメリット

ファクタリングの6つのメリット

ファクタリングには、デメリットだけでなく以下の6つのメリットがあります。

  • 現金が早期に入手できる
  • 銀行融資と比べると審査に通りやすい
  • 売掛金が未回収となっても支払い義務が発生しない
  • 資金繰り改善に効果がある
  • 保証人や担保が不要
  • 自社の負債にはならないため信頼度が下がる心配がない

自社の経営を安定させるためにも、状況に応じてファクタリングの利用がおすすめできる場合があるため、参照ください。

現金が早期に入手できる

ファクタリングは、2社間であれば契約後最短で当日、3社間は2週間ほどで資金が入手できるため、入金スピードが早いです。

売掛債権が発生してから、売掛金が支払われるまでおよそ1〜2カ月としている場合が多いでしょう。

売掛金の支払期日までに資金が必要になった場合に、ファクタリングを利用して資金調達することで支払いに充てることができます。

銀行融資と比べると審査に通りやすい

ファクタリングは、取引先の支払い能力を重視して審査していることから、売掛債権の信頼度によっては銀行融資よりも審査に通りやすいと言えます。

銀行融資とファクタリングの違いを以下の表にまとめましたので、参照ください。

ファクタリング 銀行融資
審査基準
  • 取引先の経営状況や資金
  • 売掛債権の取引内容
  • 自社の経営状況や資金
  • 貸付金の使用目的
審査期間 即日~約2週間 約1週間~3カ月
審査に通らない理由
  • 取引先の支払い能力が危うい
  • 不良債権(支払期日が過ぎている、取引先の経営状況が悪いなど)である
  • 自社の返済能力がないと判断されている
  • 起業したばかりで経営実績がない

ファクタリングと銀行融資の審査基準は、自社か取引先に重点が置かれているかが大きな違いです。

自社の経営が落ち込んでいる場合や、起業したばかりで実績がない企業でも、信頼度の高い売掛債権を持っていればファクタリングにより資金調達可能と言えます。

売掛金が未回収となっても支払い義務が発生しない

ファクタリングには、償還請求権がないことから売掛金が未回収となっても、自社に売掛金の支払い義務が発生しません

償還請求権とは、取引先からファクタリング会社へ売掛金の支払いがなかったとき、ファクタリング会社が自社に売掛金の支払いを請求できる権利を言います。

仮に取引先の経営悪化や倒産などにより売掛金の支払いができなくなった場合でも、自社がファクタリング会社に支払う義務は発生しないことになるため、安心してファクタリングが利用できます。

資金繰り改善に効果がある

ファクタリングは、売掛金を本来の入金日より前に入手できる制度であることから、資金繰り改善に効果があります。

売掛金の支払いは、1〜2カ月後である場合が多いでしょう。

支払いまでの期間に、まとまった出費が発生したときにファクタリングを利用することで、前倒しで資金調達し、支払いに充てることが可能です。

商品やサービスの素材を支払う期日が売掛金の支払い日より前に入っている場合や、納税・賞与のタイミングが重なった場合などに、ファクタリングを利用すると有効です。

上記のような突発的な支払いに対してファクタリングを利用するのは有効ですが、高額な手数料が後の資金繰りに影響を及ぼすことも考えられます。

長期的に安定した資金繰りができるように、資金計画を立てましょう。

保証人や担保が不要

ファクタリングは融資ではないことから、保証人や担保を用意しなくても利用可能です。

保証人や担保については以下を参照ください。

保証人 担保
概要
  • 連帯保証人のこと
  • 融資を受けた人が返済できなくなった場合に代わりに返済しなければならない
  • お金に代えられそうな財産
  • 譲渡できそうな物
対象
  • 企業の代表者
  • 子会社の融資に対して親会社が保証人となる場合が多い
  • 商品
  • 不動産
  • 有価証券(株式・債権・手形・小切手)

銀行融資では、融資した資金の回収を確実にするために保証人や担保を必要とする場合が多いです。

一方ファクタリングは、貸付ではなく売掛債権の売却にて資金調達するため、担保や保証人は要求されません。

自社の負債にはならないため信用度が下がる心配がない

ファクタリングは貸付には該当しないため、負債にはならず会計処理上は売掛金の減少と現金の増加となります。

借金を抱えている企業とみなされることがないため、ファクタリングを利用することで自社の信用度が下がることはありません。

実績が少なく銀行融資に落ちてしまった企業や、今後事業拡大のために融資を検討している場合は、負債にならないファクタリングを利用して、自社の信用度が下がらないように資金調達しましょう。

ファクタリングは2社間・3社間がある

ファクタリングは2社間・3社間がある

ファクタリングの仕組みについて、改めて詳しく解説しますので確認しましょう。

ファクタリングには2社間と3社間があり、それぞれ違いがあります。

  • 2社間ファクタリング|即日で資金調達できる
  • 3社間ファクタリング|手数料が抑えられる

2つの違いを理解して、自社に合ったファクタリングを利用しましょう。

2社間ファクタリング|即日で資金調達できる

2社間は、自社とファクタリング会社間で行われる契約です。

2社間で契約されるため手間が少なく、審査もスムーズに進むことから資金調達までの期間が短いのが特徴です。

最短で、契約した当日に資金が入手できるため、数日中に手元に現金が欲しい企業は2社間を利用しましょう。

また、2社間は取引先へファクタリングの利用が通知されないのも特徴のひとつです。

取引先へファクタリングの利用を知られることで信頼関係に影響が出る場合や、どうしても知られたくない場合には、2社間の利用がおすすめです。

3社間ファクタリング|手数料が抑えられる

3社間は、自社・ファクタリング会社・取引先で行われる契約です。

売掛金の支払いを行う取引先が介入することで、売掛債権の信頼度が上がり、手数料を抑えてファクタリングを利用できるのが特徴です。

ファクタリングの利用を知られても、取引先との関係性に影響がない場合には3社間を利用すると、手数料が抑えられることでより多くの資金が手元に残ります。

ただし、2社間よりも契約に時間がかかることから入金スピードは契約してから2〜3週間としている業者が多いです。

取引先との関係性に応じて、ファクタリングの利用を通知されても問題ない場合や、入金までに期間が空いても問題ない場合は、3社間を利用しましょう。

2社間と3社間の違いは取引先の介入の有無

2社間と3社間の違いは、取引先が介入するか否かにより、手数料の差やファクタリング会社への支払いの有無が変わってきます。

具体的な違いを以下にまとめましたので、参照ください。

2社間 3社間
手数料 10~20% 1~10%
取引先への通知
入金スピード およそ即日~数日 およそ2~3週間
ファクタリング会社への支払い 自社 取引先
おすすめの利用シーン
  • 取引先にファクタリングの利用を知られたくない
  • 数日中に資金が欲しい
  • 手数料を抑えたい
  • 取引先にファクタリングの利用を知られても構わない
  • 入金まで数週間かかっても支障がない

ファクタリングの種類を確認して、自社に合った方法を選びましょう。

メリットの多いおすすめファクタリング会社10選

メリットの多いおすすめファクタリング会社10選

ファクタリングのデメリットは業者の信頼度が低いことや手数料の高いことなどが挙げられます。

これらのデメリットを極力少なくして、多くのメリットを得られるおすすめのファクタリング会社は以下の10社です。

  • ベストファクター
  • ビートレーディング
  • OLTA
  • 日本中小企業金融サポート機構
  • ラボル
  • ペイトナーファクタリング
  • PAYTODAY
  • 電子請求書早払い
  • フリーナンス
  • アクセルファクター

それぞれのファクタリング会社の注意点や特徴を詳しく解説していきます。

ベストファクター

取り扱いサービス 2社間/3社間/医療報酬債権など
契約方式 オンライン
手数料 2%〜
入金スピード 最短即日
買取限度額 30万円〜
公式サイトURL https://bestfactor.jp/

ベストファクターは「無理にファクタリングを勧められたら不安」という方におすすめのファクタリング会社です。

ベストファクターは審査で必ず顧客と面談を実施しており、面談の中で顧客のとって最良の資金調達方法が何なのかを検討していきます。

その中で、融資がベストな方法であれば融資を提案しますし、ファクタリングがベストな選択肢なのであればファクタリングを実施するという流れです。

無理にファクタリングを勧められることがないので安心です

契約には必ず面談が必要になるので、オンライン契約がよいという方には不向きでしょう。

また、当日中にベストファクターのオフィスへ訪問できる方でないと、即日入金できないので注意してください。

ファクタリング会社の担当者とFace To Faceで信頼関係を構築しながら取引したい方におすすめです。

なお、注文書ファクタリング専用のサービスであるBEST PAY(ベストペイ)と運営会社が同じですので、注文書を早期に資金化したい方もご相談ください。

ビートレーディング

取り扱いサービス 2社間/3社間/医療報酬債権など
契約方式 対面/オンライン
手数料 2%〜
入金スピード 最短2時間
買取限度額 下限上限なし
公式サイトURL https://betrading.jp/

ビートレーディングは店舗型の独立系ファクタリング会社の中で最も有名かつ実績のあるファクタリング会社です。

すでに5.2万社と取引しており、今も月間1,000件を超える契約実績を誇っています

ファクタリング会社に対して「怖い業者だったらどうしよう」と不安を感じている方は多いですが、ビートレーディングであれば、すでに多くの実績があるので安心して利用できるでしょう。

顧客の情報管理が非常に徹底しており、顧客から預かった情報はSalesforceで保管しているため、世界トップクラスの安全性があります。

また、オンライン契約は弁護士ドットコム監修のクラウドサインでおこなうので、こちらも情報漏洩の心配はありません。

基本は対面契約が必要ですが、オンラインにも力を入れており、最短2時間で資金調達が可能です。

非常に専門性の高い会社ですので、担当者の専門性や対応の良さを重視したい方はもちろん、オンライン完結型のファクタリング会社のようなスピードを重視したい方にもおすすめです。

OLTA(オルタ)

取り扱いサービス 2社間
契約方式 オンライン
手数料 2%〜9%
入金スピード 最短即日
買取限度額 下限上限なし
公式サイトURL https://www.olta.co.jp/

OLTAはオンライン完結型のファクタリング会社のパイオニアです。

日本で最初にオンライン完結型ファクタリングをはじめ、手数料を大きく引き下げました。

OLTAの登場以降、多くのファクタリング会社もオンライン完結型を始めて、当初は20%超も当たり前だった手数料も半分程度まで下がりました。

画期的なファクタリングサービスを始めたため、多くの大手企業と提携しており、資本金は44億円を突破しているファクタリング会社とすれば巨大な企業です。

また、銀行と提携し銀行の顧客に対してもファクタリングを販売しています。

大手企業や銀行は対外的な信頼を重視しますが、これらの企業が提携しているという点でOLTAは非常に信頼できる企業です。

上限手数料は9%と業界最低水準ですし、請求書のアップロードから24時間以内に審査結果が届き、最短即日で資金調達できます。

業者の信頼性、スピード、手数料の安さという全てが揃っているファクタリングサービスです。

日本中小企業金融サポート機構

取り扱いサービス 2社間/3社間
契約方式 対面・オンライン
手数料 1%〜10%
入金スピード 最短即日
買取限度額 下限上限なし
公式サイトURL https://chushokigyo-support.or.jp/

日本中小企業金融サポート機構は法人形態が一般社団法人という非常に珍しいファクタリング会社です。

ファクタリング業とコンサルティング業を営んでおり、口コミもコンサルに対するものが多くなっています。

認定経営革新等支援機関として、国から中小企業サポートの専門家として認定されています。

ファクタリングだけでなく、経営改善、財務改善、補助金申請、M&A、事業承継など、さまざまなサポートを受けられるので、安心して利用できる業者であることは間違いありません。

また、一般社団法人は非営利団体ですので手数料も非常に低く設定されています。

上限手数料10%は店舗型のファクターとしては低めですし、利用を重ねらればさらに低い手数料が適用されることもあります。

中小企業支援の専門家から低コストで資金調達したい方に、日本中小企業金融サポート機構はおすすめです。

ラボル

ラボル

取り扱いサービス 2社間
契約方式 非対面式
手数料 10%
入金スピード 最短60分
買取限度額 1万円〜限度なし
公式サイトURL https://labol.co.jp/

ラボルも運営業者の安全性、資金調達スピード、手数料の明瞭さという3拍子が揃ったファクタリング会社です。

運営会社の株式会社ラボルは東証プライム上場企業である株式会社セレスの100%子会社です。

また、手数料は10%固定で他の費用は取られないので、法外な手数料を要求されることも、手数料以外のコストが発生することもありません。

最大の特徴は最短60分入金に24時間365日対応している点です。

主要ファクタリング会社の中で、24時間365日オンラインで対応している業者はラボルだけです。

土日祝日や夜間も営業している飲食業やサービス業などは営業時間中に資金調達できる可能性があるので重宝します。

数あるファクタリング会社の中でも特徴的なポイントが多い業者ですので、資金調達先の1つとして頭に入れておくことで、機動的な資金繰りができるでしょう。

ペイトナーファクタリング

ペイトナーファクタリング

取り扱いサービス 2社間
契約方式 非対面式
手数料 10%
入金スピード 最短10分
買取限度額 〜100万円
(初回25万円迄から徐々に拡大)
公式サイトURL https://paytner.co.jp/factoring

ペイトナーファクタリングは最短10分という圧倒的なスピードで資金調達できるファクタリング会社として有名です。

あらかじめアカウントを作成しておけば請求書のアップロードから最短10分で審査が完了し、審査完了後にすぐに振り込みをおこなってくれます。

「すぐにお金が必要」「今夜緊急の接待が入ったけどお金がない」という場面でも、ペイトナーファクタリングであればすぐに資金調達が可能です。

手数料も10%固定で、法外な手数料を要求されるそ心配もないので安心です。

また、ペイトナーファクタリングの買取対象の売掛債権は「請求先が法人または個人事業主であること」というルールがあり、ペイトナーファクタリングは個人事業主に対する売掛債権の買取もおこなっていることがわかります。

数あるファタリング会社の中でも、個人事業主に対する売掛債権の買取を実施しているのはペイトナーファクタリングだけです。個人事業主相手にビジネスをされている方はペイトナーファクタリングであれば問題なく利用できるでしょう。

なお、初回利用限度額が25万円、その後限度額が拡大するものの、上限で100万円までが買取限度となっています。

小口専門のサービスですので、売上規模の大きな業者は利用できない点に注意しましょう。

PAYTODAY

取り扱いサービス 2社間
契約方式 非対面式
手数料 1%〜9.5%
入金スピード 最短30分
買取限度額 10万円〜上限なし
公式サイトURL https://paytoday.jp/

PAYTODAYはAIファクタリングという名称で、申込から入金まですべてがオンライン完結するファクタリングサービスです。

店舗を持たず人件費もかからないファクタリングサービスを実施しているため、手数料が非常に安い点が大きな特徴です。

上限手数料9.5%はオンライン完結型のファクタリング会社の中でも低い部類だといえるでしょう。

また、審査がシステム化されているため、審査に時間がかかります。

最短30分入金はペイトナーファクタリングに次いで業界最速水準です。

すでに100億円以上の買取実績があり、多くの人が利用しているファクタリングサービスです。

誰にも会わずに低コストでファクタリングを利用したい方にPAYTODAYの利用を検討しましょう。

電子請求書早払い

電子請求書早払い

取り扱いサービス 2社間
契約方式 非対面式
手数料 1%〜6%
入金スピード 最短2営業日
買取限度額 〜1億円
公式サイトURL https://www.infomart.co.jp/hayabarai/index.asp

オンライン完結型の2社間ファクタリングの中で、最も手数料が安いファクタリングが電子請求書早払いです。

上限手数料6%という3社間ファクタリング並みの手数料は間違いなく業界最低だといえます。

東証プライム上場企業であるインフォマートとGMOペイメントゲートウェイが共同で提供している非常に信頼できるサービスです。

BtoBビジネスを展開しているインフォマートが窓口となって申し込みを受け付け、実際の買取はファクタリングのノウハウのあるGMOペイメントゲートウェイがおこなうという流れです。

運営業者が上場企業2社ですので、安全性や信頼度も抜群のファクタリングサービスだといえます。

手数料が低いため、審査は厳格におこなうので、初回利用時は入金まで最短5営業日、2回目以降も最短2営業日かかります。即日入金はできない点に注意しましょう。

また、利用できるのは法人のみで個人事業主やフリーランスは利用できない点にも注意してください。

フリーナンス

取り扱いサービス 2社間
契約方式 非対面式
手数料 3%〜10%
入金スピード 最短即日
買取限度額 〜1,000万円
公式サイトURL https://freenance.net/

フリーナンスはGMOグループであるGMOクリエイターズネットワークが運営するフリーランス向けのサービスです。

フリーナンスのアカウントを作成すると以下のサービスを受けられます。

サービス名 内容
即日払い 2社間ファクタリング
あんしん補償 業務上生じた損害賠償を補償
フリーナンス口座 屋号やペンネームで口座作成
バーチャルオフィス 銀座・福岡に月770円をオフィスを持てる

アカウントを作成するだけでこれらの非常にお得なサービスを受けられます。

2社間ファクタリングサービスである即日払いは上限手数料10%と低めですが、2回目以降の継続利用でさらに手数料が下がります。

最短30分で審査回答があり、即日入金に対応しているため、急いで資金が必要な場面にも最適です。

アカウントを作成するだけで、あんしん補償やフリーナンス口座も無料で利用できるため、ファクタリングを利用しない方にもメリットのあるサービスです。

アクセルファクター

取り扱いサービス 2社間
3社間
契約方式 対面・オンライン
手数料 ~100万円:10%~
101~500万円:5%~
501~1000万円:2%~
入金スピード 最短即日
買取限度額 〜1億円
公式サイトURL https://accelfacter.co.jp/

アクセルファクターは店舗型のファクタリング会社の中でも、利用者の評価が非常に高いことで知られています。

顧客対応が非常に良いので「丁寧に対応してもらえた」「気持ちよく取引できた」というものが多くなっています。

また、認定経営革新等支援機関として国から認定されたため、中小事業者に対するコンサルティング機能も強化されている点も特徴です。

審査の際には財務コンサルティングも受けられるので、ファクタリングで短期的な資金調達をしたいときだけでなく、本質的に資金繰りを改善したい方におすすめの業者です。

店舗型のファクタリング会社ですので、契約には対面が必要になりますが、アクセルファクターのホームページには「利用者の半分以上が即日入金をしている」と明記されているため、オンライン契約で当日中に資金調達できます。

店舗型ファクタリング会社の信頼とスピードの両方を重視したい方におすすめです。

デメリットを抑えて安全な業者を選ぶポイント

デメリットを抑えて安全な業者を選ぶポイント

ファクタリングには悪徳業者と取引してしまうリスクがともないます。

安全な業者と取引することで、できる限りデメリットを抑えて安全な業者と取引することが可能です。

デメリットと抑えて安全な業者とのみ取引するためには以下の4つのポイントを意識して業者を選択しましょう。

  • 契約書を締結する業者
  • 償還請求権なしの業者
  • 手数料が相場の範囲内の業者
  • 業界団体に加盟している業者

ファクタリングのデメリットを抑えて安全な業者を選択するための4つのポイントについて詳しく解説していきます。

契約書を締結する業者

当然と言えば当然ですが、ファクタリング契約締結時にしっかりと契約書を締結する業者と取引しましょう。

悪徳業者の中には、あえて契約書の締結を行わずに、当初は説明のなかった費用まで請求するケースがあるためです。

そのため契約時にはファクタリング会社としっかりと契約を締結し、面倒でも契約内容には詳細に目を通し、疑問点があるのであれば分かるまで質問しましょう。

また契約書は当事者双方が1枚ずつ保管するものですので、2枚契約書を作成することも必ず確認してください。

償還請求権なしの業者

償還請求権なしの業者と契約してください。

ファクタリングは償還請求権なしで利用されることが大前提です。

ファクタリングが融資よりも高い手数料を設定できる理由は、ファクタリング会社が請求書の回収リスクも一緒に買い取るためです。

そのため、回収リスクを負わない「償還請求権あり」のファクタリングは実質的には貸付です。

金融庁は償還請求権ありのファクタリングは貸付であるとして、以下のように注意喚起を行なっています。

ファクタリングとして行われ、契約書に「債権譲渡契約(売買契約)」であることが定められた取引であっても、経済的に貸付けと同様の機能を有していると思われるようなものについては、貸金業に該当するおそれがあります。
例えば、譲渡した債権の回収(集金)がファクタリング業者から売主に委託されており、売主が集金できなかった場合に、

○ 売主が債権を買い戻すこととされている
○ 売主自身の資金によりファクタリング業者に支払をしなければならないこととされている
などといったようなものについては、貸金業に該当するおそれがあります。

償還請求権ありのファクタリングは無登録で実質的な貸付を行う、いわゆる闇金ですので、絶対に取引してはなりません。
引用:金融庁|ファクタリングの利用に関する注意喚起

ファクタリングは償還請求権なしが大前提です。

償還請求権ありの業者とは、取引しないようにしましょう。

手数料が相場の範囲内の業者

手数料が相場の範囲内の業者と契約しましょう。

ファクタリングは貸金業のように手数料の上限が法律によって定められているわけではありません。

また、業界で独自のルールがあるわけでもないため、手数料の設定は業者によってかなり大きく異なるのが実情です。

そのため、業者によっては法外な手数料を設定する場合があります。

2社間ファクタリングの場合、20%を超える手数料を設定する業者とは取引しない方がよいでしょう。

業界団体に加盟している業者

ファクタリング会社が集まって作られた業界団体に加盟している業者と取引した方が安全です。

団体に加盟している業者は手数料設定などについて、業界団体が自主的に定めたルールの範囲内で設定していることが一般的です。

また、問題のある業者の場合、業界団体への加盟を断られてしまう可能性があるため、業界団体に加盟しているということそのものが安全な業者である証拠です。

業者選びに迷ったら、業界団体のホームページから、加盟業者へアクセスしてみるのもよいでしょう。

デメリットを理解して自社に合ったファクタリングを利用しよう

デメリットを理解して自社に合ったファクタリングを利用しよう

ファクタリングには手数料が高い売掛債権以上の金額は入手できない分割払いはできないなどのデメリットがあります。

自社にとって不利なデメリットもあるため、確認してからファクタリングを利用しましょう。

売掛債権の信頼度が高いもの、支払期日が近いものを利用すると手数料が抑えられる傾向があります。

2社間においては、債権譲渡登記の有無を自社で選べる業者を探し、債権譲渡登記をしなければ取引先へ知られることはないため、検討してみるとよいでしょう。

デメリットを最小限に抑える方法も参考に、自社に合ったファクタリングの利用を検討しましょう。

注文書ファクタリング会社 - BESTPAY