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ファクタリングのメリット・デメリットを解説【買取型・保証型・リーバス】

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ファクタリングはほかの資金調達方法と比べてどう違うのか、いまいちつかめていない人が多いかもしれません。なぜなら、ファクタリングとは最近登場したばかりの仕組みであり、まだまだ一般的な認知度が高くないからです。

ファクタリングには、銀行融資やほかの資金調達方法にはない多くのメリットがあります。今回の記事では、ファクタリングの種類と仕組みを解説した後、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。

メリット・デメリットを押さえて、ファクタリングを上手に利用しましょう。

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ファクタリングの種類と仕組み

ファクタリングの種類と仕組み

ファクタリングにはさまざまな種類がありますが、大きく分けて以下の3種類に分類されます。

  • 買取型ファクタリング
  • 保証型ファクタリング
  • リバースファクタリング

買取型ファクタリング

買取型ファクタリングとは売掛債権をファクタリング会社に譲渡し、手数料を差し引いた代金を受け取れるサービスです。決済期日前に売掛債権を現金化できるため、資金繰りの改善が期待できます。

買取型ファクタリングの仕組みは以下の通りです。

  1. 利用者が決済期日前に売掛債権をファクタリング会社に譲渡
  2. 手数料を差し引いた代金をファクタリング会社から受け取る
  3. 決済期日になり、利用者に取引先から売掛金が入金される
  4. 利用者は売掛金をファクタリング会社に入金

一括ファクタリング

一括ファクタリングは買取型ファクタリングの一種で、納入企業(債権者)が持つ売掛債権をファクタリング会社が一括して買い取り、納入企業(債権者)の口座に代金を振り込むサービスです。主に手形の代用として使われることが多く、納入企業(債権者)、支払企業(債務者)、ファクタリング会社の3社間で行われます。

買取型ファクタリングとの違いは、支払企業(債務者)が主体となることです。支払企業(債務者)が支払い手段として一括ファクタリングを利用し、納入企業(債権者)は一括ファクタリングの利用を承諾する形になります。

一括ファクタリングの仕組みは以下の通りです。

  1. 支払企業(債務者)と納入企業(債権者)、ファクタリング会社で一括ファクタリングの契約を締結
  2. 納入企業(債権者)が売掛債権をファクタリング会社に譲渡
  3. ファクタリング会社は納入企業(債権者)に手数料を差し引いた代金を支払う
  4. 支払企業(債務者)がファクタリング会社に売掛金を支払う

支払企業(債務者)は手形発行負担がなくなることが大きなメリットです。一方、納入企業(債権者)にとっては手数料がかかりますが、「決済期日前に現金化できる」「手形管理事務がなくなる」といったメリットがあります。

医療ファクタリング

医療ファクタリングは診療報酬などの売掛債権をファクタリング会社に譲渡することで、決済期日前に代金を受け取れる仕組みです。医療機関が利用する買取型ファクタリングの一種で、3社間で行われます。

医療ファクタリングには以下の種類があります。

  • 診療報酬ファクタリング
  • 介護報酬ファクタリング
  • 調剤報酬ファクタリング

医療機関にとって、売掛債権である診療報酬などを支払うのは社保・国保です。社保・国保からの支払いは最長2ヶ月半かかります。しかし、医療ファクタリングを利用することで決済期日前に代金を受け取ることができます。

医療ファクタリングは、支払いが政府なので未回収リスクがほとんどありません。そのため、手数料は1%~2%と非常に低く設定されています

クラウドファクタリング

クラウドファクタリングは、インターネット上で買取型ファクタリングが完結する仕組みです。クラウドファクタリングは人件費やコストを削減できるため、手数料が安めに設定されています。

ファクタリングの種類 手数料
買取型ファクタリング 10%~20%
クラウドファクタリング 2%~9%

なお、クラウドファクタリングという単語はOLTA株式会社が商標登録しています。そのため、厳密にはOLTAが提供するサービスを指しますが、今後はより一般的に認知されていくと考えられます。

OLTA以外にも、クラウドファクタリングを提供してるファクタリング会社は多く、将来的にもますます増えていくでしょう。クラウドファクタリングを探すには、「オンライン完結 ファクタリング」「オンラインファクタリング」といったキーワードで検索するのがおすすめです。

クラウドファクタリングのメリットは以下の通りです。

  • 手数料が安い
  • 必要書類が少なくてすむ
  • パソコンやスマートフォンから契約できる
  • スピーディーに現金化できる

注文書ファクタリング

注文書ファクタリングとは、売掛債権の代わりに注文書をファクタリング会社に譲渡して、手数料を差し引いた代金が受け取れる買取型ファクタリングの一種です。

取引先から注文が入った時点で現金化できるため、仕事をするのに必要な人件費などの資金を先に調達することができます。買取型ファクタリングより速く現金化できるのが、注文書ファクタリングの特徴です。

ただし、手数料は通常の買取型ファクタリングより高くなる傾向にあります。

保証型ファクタリング

保証型ファクタリングとは、ファクタリング会社に売掛債権の保証をしてもらう仕組みです。売掛先の倒産や未払いで売掛金が回収できなかった場合、ファクタリング会社から保証金が支払われます。

保証型ファクタリングの仕組みは以下の通りです。

  1. 利用者が売掛債権の保証をファクタリング会社に依頼
  2. ファクタリング会社が売掛先の信用調査をする
  3. 保証金額や保証料をファクタリング会社が利用者に提示
  4. 契約を締結して利用者が保証料を支払う
  5. 売掛金が支払われたら契約終了
  6. 売掛金が支払われなかった場合、ファクタリング会社から利用者に保証料が支払われる

保証型ファクタリングは、売掛債権の未回収リスクや売掛先の倒産リスクに備えるためのサービスです。

国際ファクタリング

国際ファクタリングとは、輸出業者が利用する保証型ファクタリングの一種です。輸出取引において、代金の回収を確実にするために利用します。国際ファクタリングでは世界各国のファクタリング会社が連携して、安全に代金を回収できる仕組みが作られています。

これまでは、貿易信用状が輸出で使われてきました。しかし、貿易信用状は書類のやりとりにとても時間がかかっていました。国際ファクタリングはスムーズに取引ができるため、貿易信用状に変わる仕組みとして多くの企業が利用しています。

リバースファクタリング

リーバスファクタリングとは、発注企業が保有している買掛金をファクタリング会社が立て替えるサービスです。通常の買取型ファクタリングとは異なり、利用者は買掛金を保有している発注企業になります。

リバースファクタリングを利用することで支払期日を延ばせ、資金繰りの改善効果が期待できます。

リバースファクタリングの仕組みは以下の通りです。

  1. 取引先から請求がある
  2. 利用者はファクタリング会社に請求があったことを通知
  3. ファクタリング会社が請求金額を支払期日に取引先へ支払う
  4. 支払期日後、利用者はファクタリング会社に手数料と請求金額を支払う

ファクタリングの契約形態とメリット・デメリット

ファクタリングの契約形態とメリット・デメリット

ファクタリングの種類以外に、契約形態の違いについても押さえておきましょう。ファクタリングには、以下の2つの契約形態があります。

2社間ファクタリング

2社間ファクタリングとは、利用者とファクタリング会社だけで契約する形態です。買取型ファクタリングの場合、以下のような取引の流れになります。

  1. 利用者は売掛債権を、決済期日前にファクタリング会社へ譲渡
  2. ファクタリング会社から手数料を差し引いた代金が支払われる
  3. 売掛先から売掛金が決済期日に利用者へ支払われる
  4. 利用者は売掛金をファクタリング会社に支払う

支払いの流れは「売掛先」→「利用者」→「ファクタリング会社」となり、売掛先はファクタリング会社とやりとりしません。そのため、売掛先の承諾なしでもファクタリングを利用することができます。

メリット①スピーディーに資金調達できる

2社間ファクタリングの大きなメリットは、スピーディーに資金調達ができる点です。

2社間ファクタリングは売掛先の承諾を得る必要がないため、ファクタリング会社の信用調査が終わればすぐに売掛債権を現金化できます。ファクタリング会社によっては、即日現金化も可能です。

メリット②取引先にファクタリングの利用が知られない

2社間ファクタリングでは、取引先にファクタリングの利用を知られません

ファクタリングの利用を知られると、「資金繰りが危ないのでは」と取引先に不安を抱かせたり、取引先からの信用が落ちたりする可能性があります。しかし、2社間ファクタリングでは利用を知られないため、今後の取引や関係性に影響を与えません。

デメリット①手数料が高い

2社間ファクタリングは、3社間ファクタリングに比べて手数料が高くなる傾向にあります

3社間ファクタリングは、売掛先からファクタリング会社が売掛金を直接回収できます。しかし、2社間ファクタリングでは利用者を通してしか売掛金が回収できません。利用者が売掛金をほかに使用してしまうリスクがある分、手数料が高く設定されているのです。

ただし、最近ではクラウドファクタリングなど手数料が安いサービスも登場しています。

3社間ファクタリング

3社間ファクタリングとは利用者、取引先、ファクタリング会社で契約する形態です。買取型ファクタリングの場合は、以下のような取引の流れになります。

  1. 利用者は売掛債権を決済期日前にファクタリング会社に譲渡
  2. ファクタリング会社から手数料を差し引いた代金が支払われる
  3. 売掛先から売掛金がファクタリング会社に支払われる

支払いの流れは「売掛先」→「ファクタリング会社」となります。

メリット①手数料が低い

3社間ファクタリングは、2社間ファクタリングに比べて手数料が低いことが特徴です。

契約の形態 手数料
2社間ファクタリング 10%~20%
3社間ファクタリング 1%~9%

3社間ファクタリングの手数料が安い理由は、売掛債権の未回収リスクが低いからです。

デメリット①資金調達に時間がかかる

3社間ファクタリングは利用者、取引先、ファクタリング会社で契約するため、取引先から承諾を得る必要があります。そのため、2社間ファクタリングに比べて時間がかかることがデメリットです。

即日現金化したい場合に、3社間ファクタリングは向いていません。

デメリット②取引先の承諾が必要

3社間ファクタリングでは取引先の承諾が必要なため、ファクタリングの利用が知られてしまいます

ファクタリングの目的は早期現金化ですので、資金繰りに困っていると思われるかもしれません。経営状況が悪化していると思われると、取引先との関係性が悪化する恐れがありますので注意が必要です。

事前に十分な説明をしてから、契約に進むのが望ましいでしょう。

買取型ファクタリングと銀行融資の違いやメリット・デメリット

買取型ファクタリングと銀行融資の違いやメリット・デメリット

買取型ファクタリングと銀行融資や手形割引、ABL、でんさいは大きく異なる仕組みです。それぞれの仕組みや、買取型ファクタリングとの違いについて解説します。

銀行融資

銀行融資とは、銀行が企業に融資を行うことです。銀行融資のメリットは以下の通りです。

  • 比較的、低金利で長期借入が可能
  • 実績がついて融資が受けやすくなる

一方、デメリットとしては以下のようなものがあります。

  • 審査が厳しく、希望した金額を借入できない場合がある
  • 申し込んでから融資が実行されるまで時間がかかる

銀行融資と比べたときに、買取型ファクタリングのメリットは以下の通りです。

  • 主に売掛先が審査されるので、利用者の経営状態は問われない
  • 最短即日現金化できる

ただし、デメリットとして以下のポイントが挙げられます。

  • 手数料が銀行融資に比べて割高
  • 売掛債権の範囲でしか資金調達できない

手形割引

手形割引は、受取手形を銀行に割り引いてもらうことで決済期日より前に現金化する方法です。手数料が必要ですが、期日前に現金化できるので資金繰りの改善が期待できます。

手形割引と買取型ファクタリングの違いは2つあります。

1つめは、手形割引は手形だけに限定されますが、買取型ファクタリングなら売掛債権全般を現金化することが可能です。

2つめは、手形割引が不渡りになった場合、償還請求権があるため裏書人が弁済する必要があります。しかし、買取型ファクタリングなら、売掛先が倒産して売掛金が未回収でも弁済する必要はありません

ABL

ABLとは「Asset Based Lending」の略語で、売掛債権を担保に銀行が融資する方法です。アメリカでは広く普及しており、日本でも徐々に普及しつつあります。

ALBは融資なので、買取型ファクタリングほど速く資金調達ができません。また、買取型ファクタリングは売掛先の信用力で可否が決まりますが、ABLは売掛債権の保有者の信用力が必要です。

買取型ファクタリングより融資のハードルは高いですが、金利は安くなる傾向にあります。

でんさい

でんさいとは「電子記録債権」のことで、従来の紙の手形や売掛債権の問題を解消した仕組みです。でんさい割引はでんさいを、手形割引のように金融機関の譲渡して支払期日前に現金化することができます。

でんさい割引は、買取型ファクタリングより手数料が低いことがメリットです。一方、買取型ファクタリングと異なり、譲渡した債権が回収不能になると弁済が求められます

また、でんさいを取り扱うにはでんさいネットへの加入が必要ですが、現在のところはあまり普及していないのもデメリットです。

買取型ファクタリングのメリット・デメリット

買取型ファクタリングのメリット・デメリット

一般的にファクタリングと言えば、買取型ファクタリングを指します。ここでは、買取型ファクタリングのメリット・デメリットについて解説します。

買取型ファクタリングのメリットは以下の7つです。

  1. 業績にかかわらず資金調達が可能
  2. 売掛金の未回収リスクを回避
  3. 負債が増えない
  4. 最短で即日現金化できる
  5. 資金繰りが改善する
  6. 保証人や担保がいらない
  7. 融資に比べて審査が通りやすい

一方、デメリットは以下の7つになります。

  1. 手数料がかかる
  2. 契約に手間がかかる
  3. 取引先の業績によっては資金調達できない
  4. 資金繰り悪化を取引先から懸念される可能性
  5. 偽装ファクタリングに騙される恐れがある
  6. 売掛金の範囲でしか資金調達できない
  7. 譲渡不可の売掛債権で利用できない

メリット①業績にかかわらず資金調達が可能

買取型ファクタリングは、主に売掛先の信用力で可否が決まります。なぜなら、最終的に売掛金が支払われるかどうかが重要だからです。

したがって、利用者の経営状況や信用力は問われません。赤字経営であっても、売掛先の信用力が十分であれば利用できます。

メリット②売掛金の未回収リスクを回避

買取型ファクタリングを利用すれば、売掛金の未回収リスクを回避できます

買取型ファクタリングは、売掛先が倒産して売掛金の未回収が発生しても弁済する必要がありません。売掛先の倒産などで売掛金が未回収になった場合、回収義務を負うのはファクタリング会社です。

ただし、契約内容に償還請求権が入っているケースでは弁済義務が発生します。償還請求権の入った契約は、偽装ファクタリングである可能性が高いので注意してください。

メリット③負債が増えない

買取型ファクタリングは、売掛債権をファクタリング会社に譲渡して代金を受け取る仕組みです。そのため、銀行融資などと異なり負債が増えません

負債が増えないので、自社の信用情報や決算に影響を及ぼさないのがメリットです。信用情報を守りたい個人事業主や中小企業にとって、買取型ファクタリングは有力な選択肢になります。

メリット④最短で即日現金化できる

買取型ファクタリングは、最短で即日現金化することが可能です。

公的融資だと1ヶ月以上、銀行融資でも2週間~3週間ほど時間がかかります。しかし、買取型ファクタリングなら最短即日、遅くとも数日以内に現金化できます。

メリット⑤資金繰りが改善する

買取型ファクタリングは、決済期日前に売掛債権を現金化できるので資金繰りが改善します。

多くの企業にとって資金繰りは重要な課題です。資金繰りが行き詰まると、黒字倒産といった事態もあり得ます。買取型ファクタリングを利用すれば、資金繰りを改善して黒字倒産などの事態を防げます。

ただし、利用するための手数料が高すぎると、かえって資金繰りが悪化する恐れもありますので注意しましょう。

メリット⑥保証人や担保がいらない

銀行融資と異なり、買取型ファクタリングでは保証人や担保が必要ありません。売掛債権の譲渡契約であり、借入ではないからです。

個人事業やフリーランスで保証人や担保を用意できない人や、不動産などの資産を持っていない事業者に買取型ファクタリングは向いています。

メリット⑦融資に比べて審査が通りやすい

買取型ファクタリングは、銀行融資と比べると審査に通りやすい点がメリットです。

売掛債権は一般的に、売掛先が倒産でもしない限り未回収になることはありません。また、売掛先の信用力が審査の対象となりますので、自社の業績が悪くて銀行融資を断られた場合でも審査を通過することが可能です。

審査の通りやすさは、ファクタリング会社によっても違いがあります。複数のファクタリング会社に相談しておくのがおすすめです。

デメリット①手数料がかかる

買取型ファクタリングは、手数料がかかる点がデメリットです。

買取型ファクタリングは、2社間ファクタリングで10%~20%、3社間ファクタリングで1%~9%の手数料がかかります。特に2社間ファクタリングは、銀行融資などほかの資金調達方法と比べて手数料が高い傾向にあります。

ただし、2社間ファクタリングでも、クラウドファクタリングを利用すれば手数料を抑えることが可能です。たとえば、クラウドファクタリングを提供しているOLTAでは、2%~9%で買取型ファクタリングが利用できます。

デメリット②契約に手間がかかる

銀行融資ほどではないにしろ、買取型ファクタリングにも手間がかかります。契約をスムーズに進めるためには、以下の書類を用意しておきましょう。

  • 商業登記簿謄本
  • 身分証明書
  • 決算書または確定申告書
  • 印鑑証明書
  • 取引銀行口座の通帳
  • 請求書・発注書・納品書・個別契約書など
  • 売掛先との取引基本契約書
  • 税金・社会保険などの書類

クラウドファクタリングでは用意する書類が少なくてすみます。また、クラウドサインなどを利用することで契約の手間を効率化しています。

スムーズに契約したいなら、クラウドファクタリングがおすすめです。

デメリット③取引先の業績によっては資金調達できない

取引先の業績によっては、買取型ファクタリングが利用できないことがあります

取引先が売掛金を支払えないと、ファクタリング会社が損害を被ることになるからです。そのため、ファクタリング会社は契約前に取引先の業績や信用力を調査します。審査の結果、業績によっては契約が成立しないことがあります。

デメリット④資金繰り悪化を取引先から懸念される可能性

3社間ファクタリングでは、取引先ファクタリングの利用を知られます

買取型ファクタリングの利用を知られると、取引先から資金繰りの悪化を懸念される恐れがあります。資金に余裕のある企業は、高い手数料の買取型ファクタリングより銀行融資などを利用するからです。

誤解が起きないよう、取引先には事前説明をしっかりと行いましょう。くわえて、取引先に知られたくない場合は2社間ファクタリングの利用がおすすめです。

デメリット⑤偽装ファクタリングに騙される恐れがある

多くのファクタリング会社は誠実に運営されていますが、中には偽装ファクタリングを行う業者もいます

偽装ファクタリングとは契約に償還請求権が入っており、貸金業者の登録をしていないファクタリング業者です。

償還請求権とは、売掛金が未回収になったときに利用者へ弁済を求める権利です。日本の買取型ファクタリングは原則、償還請求権を契約に入れません。

偽装ファクタリングは違法ですので、契約しないように注意しましょう。

デメリット⑥売掛金の範囲でしか資金調達できない

買取型ファクタリングは、売掛金の範囲内でしか資金を調達できません。売掛債権をファクタリング会社に譲渡し、代金を受け取る仕組みが買取型ファクタリングだからです。

売掛債権以上の資金が必要な場合は、銀行融資やビジネスローンの利用を検討しましょう。

デメリット⑦譲渡不可の売掛債権では利用できない

売掛債権に債権譲渡禁止特約がついている場合、買取型ファクタリングは利用できませんでした。

しかし、民法改正により債権譲渡禁止特約がついている場合でも、譲渡できるようになりました。そのため、ファクタリング会社によっては対応できる可能性があります。

債権譲渡禁止特約がついている場合は、ファクタリング会社に相談してみるのがおすすめです。ほかにも、取引先に条項の解除をしてもらえば問題なく利用できるようになります。

保証型ファクタリングのメリット・デメリット

保証型ファクタリングのメリット・デメリット

保証型ファクタリングのメリットは以下の3つです。

  1. 売掛金の未回収リスクを回避
  2. 与信管理のアウトソーシング化
  3. 業種によっては助成金が受け取れる

一方、デメリットは以下の2つになります。

  1. 保証料がかかる
  2. 取引先の信用力によっては利用できない

メリット①売掛金の未回収リスクを回避

保証型ファクタリングは、売掛金の未回収リスクを回避する仕組みです。

大口の取引先が倒産すると、売掛金を回収できずに連鎖倒産に巻き込まれる恐れがあります。また、取引先を新規開拓する場合、その取引先の信用力が不明だと未回収リスクが高まります。

取引先の信用力が不明な場合や、リスクがある場合は保証型ファクタリングを利用しましょう。

メリット②与信管理のアウトソーシング化

保証型ファクタリングを利用することで、与信管理の業務をアウトソーシング化できます

与信管理とは、「その企業と取引して大丈夫か」「いくらまでなら取引できるか」を判断することです。与信管理によって、売掛債権をどれくらい増やせるかが決まります。

中小企業にとって与信管理業務は負担になります。保証型ファクタリングを利用すれば、ファクタリング会社が与信管理を行ってくれるので事務負担の軽減が可能です。

メリット③業種によっては助成金が受け取れる

建設業や資材業が保証型ファクタリングを利用すると、政府から助成金が受け取れます

建設業や資材業は入金サイトが長く、連鎖倒産が起きやすい業種です。建設業や資材業の健全な経営や従業員の雇用を守るため、国土交通省は下請債権保全支援事業を制定しました。この制度では、保証型ファクタリングを利用したときに助成金が給付されます。

上限を1.5%とし、保証料の半分を政府からの助成金によってまかなえます。

デメリット①保証料がかかる

保証型ファクタリングでは保証料がかかります

保証型ファクタリングの保証料の相場は一般的に3%~8%です。保証料は売掛金が入金されても戻ってきません。保証料に見合うだけのメリットがあるかどうか、しっかりと検討する必要があります。

デメリット②取引先の信用力によっては利用できない

保証型ファクタリングは、取引先の信用力が低いと利用できないことがあります

ファクタリング会社から断られるのは、相当大きなリスクが潜んでいるからです。その取引先との今後の取引を、慎重に検討しましょう。

リバースファクタリングのメリット・デメリット

リバースファクタリングのメリット・デメリット

リバースファクタリングのメリットは以下の4つです。

  1. 買掛金の支払いを先延ばしできる
  2. 資金繰りが改善する
  3. 経理コストの削減
  4. 買掛先との交渉材料になる

一方、デメリットは以下の3つになります。

  1. 手数料がかかる
  2. 提供しているファクタリング会社が少ない
  3. でんさいを利用する場合がある

メリット①買掛金の支払いを先延ばしできる

リバースファクタリングで、買掛金の支払いを先延ばしすることは大きなメリットです。

リバースファクタリングを利用すると、ファクタリング会社への支払いを買掛先の支払期日より後に設定できます。そのため、手元に資金を置いておくことが可能です。

メリット②資金繰りが改善する

リバースファクタリングでは、資金繰りの改善が期待できます

リバースファクタリングは資金調達手段ではありません。しかし、出ていくお金が減ることによって手元資金が増える効果があります。

メリット③経理コストの削減

リバースファクタリングで複数の買掛金を管理すれば、支払いの一本化で経理コスト削減につながります

多くの取引先の買掛金管理には繁雑な事務処理が必要です。しかし、リバースファクタリングで買掛金を管理することで、自社の支払いはファクタリング会社に一本化できます。

そのため、経理負担を大幅に下げることが可能です。

メリット④買掛先との交渉材料になる

リバースファクタリングは、買掛先にもメリットがあるため交渉材料になります

買掛先が受けるメリットは以下の通りです。

  • ファクタリング会社が支払うので、売掛債権が確実に回収できる
  • リバースファクタリングの条件によっては、本来の決済期日より速く回収できる

たとえば、30日後に決済期日を迎える買掛金を、ファクタリング会社から買掛先に15日後に支払う設定も可能です。くわえて、利用者からファクタリング会社への支払いを60日後に設定すれば、買掛先と利用者どちらにとってもメリットがあります。

双方にメリットがあるので、単価交渉や与信限度額の引き上げといった交渉も可能です。

デメリット①手数料がかかる

リバースファクタリングには手数料がかかります

手数料の相場は一般的に3%~10%ほどです。リバースファクタリングは買取型ファクタリングとは異なり、利用者である売掛先が手数料を支払います。

手数料はファクタリング会社、買掛金の金額、支払期日の設定、信用情報などによって左右されます。支払期日を延ばすと、手数料が上乗せされる可能性もありますので注意してください。

デメリット②提供しているファクタリング会社が少ない

ほとんどのファクタリング会社や金融機関は、買取型ファクタリングや保証型ファクタリングしか扱っていません。リバースファクタリングを扱っているファクタリング会社はごく少数です。

そのため、自社に適切なファクタリング会社が見つからない可能性があります。

デメリット③でんさいを利用する場合がある

銀行系ファクタリング会社でリバースファクタリングを利用するなら、でんさいの導入が必要です。

でんさいとは「電子記録債権」のことで、売掛債権を電子的に記録する仕組みです。銀行系ファクタリング会社ではでんさいの利用を前提としており、自社と買掛先どちらもでんさいを導入している必要があります。

買掛先がでんさいを導入していれば問題ありませんが、そうでないなら導入を依頼することが必要です。買掛先がでんさいを導入しない場合、銀行系ファクタリング会社のリバースファクタリングは利用できません。

ファクタリング会社を選ぶときのポイント

ファクタリング会社を選ぶときのポイント

ファクタリング会社を選ぶときのポイントは以下の6点です。

  • 知名度と信頼性
  • 手数料
  • 入金スピード
  • 利用範囲額
  • 償還請求権がない契約
  • 口コミでの評価

ポイントを押さえて、自社に最適なファクタリング会社を選びましょう。

知名度と信頼性

ファクタリング会社を選ぶときに、もっとも重視したいポイントは信頼性です。偽装ファクタリングや悪徳業者と契約しないためにも、信頼性の高いファクタリング会社を見極めなければなりません。

ファクタリング会社の信頼性は、以下のポイントでチェックしてください。

  • 大手金融機関や知名度の高い企業のグループ企業である
  • 公式サイトに手数料や売掛債権の限度額などが明記されている
  • 取り扱い実績が豊富
  • 運営歴が3年以上で長い

手数料

ファクタリングを利用するなら、できるだけ安い手数料のファクタリング会社を選びましょう

買取型ファクタリングは、譲渡する売掛債権から手数料を差し引いた金額を受け取ることができます。手数料が低いほど、受け取れる金額は増えます。

買取型ファクタリングなら、手数料が低いクラウドファクタリングがおすすめです。そのほかにも、現金化には時間がかかりますが3社間ファクタリングも検討する価値があります。

手数料は審査によって変わってきますので、見積もりは複数のファクタリング会社に依頼しましょう。

入金スピード

自社にいつ資金が必要かを検討した上で、期日に間に合うファクタリング会社を選びましょう。

ファクタリング会社によって、現金化できる速さには違いがあります。現金化には最短即日~数日かかることが一般的です。審査にかかる時間や必要な書類の数、審査から入金までの流れを確認し、自社の希望に合うファクタリング会社を選択してください。

利用範囲額

買取限度額の上限・下限は必ずチェックしておきましょう

ファクタリング会社によっては、売掛債権に下限や上限を設定している場合があります。数十万円の少額や、逆に1億円を超えるような高額を扱えるファクタリング会社は限られてきます。

譲渡したい売掛債権の金額をチェックし、自社の要望にファクタリング会社が合うかどうか確認しましょう。

償還請求権がない契約

償還請求権がない契約をするファクタリング会社を選びましょう

償還請求権とは売掛金が売掛先から支払われないとき、ファクタリング利用者に弁済を求める権利です。償還請求権が入った契約には、貸金業者の登録が必要になります。しかし、多くの場合は貸金業者の登録をしていません。

償還請求権が入った契約は偽装ファクタリングの可能性が高いです。悪徳業者や違法業者に騙されないためにも、償還請求権が契約に入っているかどうか必ずチェックしましょう。

口コミでの評価

知名度がないファクタリング会社の場合、口コミやほかの人の評価から信頼できるかどうか判断しましょう。

実際に利用した人の口コミは、参考になることが多いです。口コミはGoogleマップで調べるのがおすすめです。

おすすめの買取型ファクタリング会社3選

おすすめの買取型ファクタリング会社3選

手数料が低かったり、知名度や信頼性が高かったりするおすすめのファクタリング会社を紹介します。

  • 日本中小企業金融サポート機構
  • OLTA
  • ビートレーディング

それぞれの特徴を押さえ、自社に最適なファクタリング会社を見つけましょう。

日本中小企業金融サポート機構

種類 買取型ファクタリング
調達可能金額 制限なし
手数料 5%~10%
入金スピード 即日~3日
手続き方法 郵送
公式サイトURL https://chushokigyo-support.or.jp/

日本中小企業金融サポート機構の一番の特徴は、買取型ファクタリングが郵送で完結することです。多くのファクタリングサービスは対面での契約が原則になります。しかし、郵送によって対面での契約や移動時間を効率化しました。

日本中小企業金融サポート機構は、一般財団法人という組織形態を採用しています。一般財団法人とは、一般社団法人やNPO法人と同じく非営利法人です。

日本中小企業金融サポート機構は、利用のしやすさや利用企業にとってのメリットを最大化するために非営利団体として活動をしています。

非営利団体であることや、郵送で契約手続きを効率化することで低めの手数料を実現しました。

OLTA

種類 クラウドファクタリング(買取型)
調達可能金額 制限なし
手数料 2%~9%
入金スピード 最短即日
手続き方法 オンライン
公式サイトURL https://www.olta.co.jp/

OLTAは日本で最初にクラウドファクタリングをはじめた企業です。クラウドファクタリングという単語はOLTAによって商標登録されました。

OLTAはオンラインで完結するクラウドファクタリングにより、2%~9%という安い手数料を実現しました。入金スピードも速く、最短即日入金されます。

また、ほかのファクタリング会社より必要書類が少なくてすむことも特徴の1つです。必要な書類は以下の4つだけですみます

  • 昨年度の決算書一式
  • 入出金明細
  • 売却予定の請求書
  • 本人確認書類

OLTAは多くの大手銀行と提携しており、知名度も高く信頼性のあるクラウドファクタリングです。

ビートレーディング

種類 クラウドファクタリング(買取型)
・2社間ファクタリング
・3社間ファクタリング
調達可能金額 制限なし
手数料 2社間ファクタリング:4%~12%
3社間ファクタリング:2%~9%
入金スピード 最短5時間
手続き方法 オンライン
公式サイトURL https://betrading.jp/

ビートレーディングは、オンライン完結型の買取型ファクタリングサービスです。

審査資料は2点のみで、最短5時間でスピーディーに資金調達することができます。また、受注時点での注文書ファクタリングにも対応しています。

クラウドサインを導入しており、スマートフォンやパソコンから手軽に利用することが可能です。手数料も2社間ファクタリングで4%~12%とリーズナブルな設定になっています。

月間800件の利用実績があり、安心して利用できるのもメリットの1つです。

素早く資金調達をしたいなら、ビートレーディングはおすすめの選択肢です。

ファクタリングのメリット・デメリットを押さえて上手に利用しよう!

ファクタリングのメリット・デメリットを押さえて上手に利用しよう!

ファクタリングには、銀行融資やほかの資金調達方法にはないさまざまなメリット・デメリットがあります。買取型ファクタリングの大きなメリットは以下の通りです。

  • 最短即日で資金調達ができる
  • ファクタリングを利用しても負債にならない
  • 銀行融資よりも審査が通りやすい
  • 保証人や担保が必要ない

しかし、以下のような大きなデメリットもあります。

  • 銀行融資などに比べて手数料が高い
  • 売掛債権の範囲内でしか資金調達できない

ファクタリングのメリット・デメリットをしっかりと押さえ、持続的な経営をするためにうまく利用しましょう。

注文書ファクタリング会社 - BESTPAY