「取引先への支払い期日が迫っているが、手元にお金がない」という経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか?
取引先への支払いに遅れてしまうと、取引先からの信用を失い、場合によっては取引先との取引継続が不可能になってしまう可能性があります。
このようなタイミングで活用できるのが、請求書カード払いサービスです。
請求書カード払いサービスは、請求書をクレジットカードでサービス提供者へ支払い、業者が取引先へ請求書代金を支払ってくれるサービスです。
このサービスを利用することによって手元にお金がなくても期日に遅れることなく、取引先へ支払えます。
そして、請求書カード払いサービスの中でも最も有名なサービスが、クレディセゾンが提供する支払いドットコムです。
支払いドットコムは安全性が高く支払える請求書の種類が多いなどの様々なメリットがありますが、手数料などではデメリットが大きなサービスです。
この記事では、クレディセゾンの請求書カード払いサービスである、支払いドットコムについて詳しく解説していきます。
クレディセゾンの支払いドットコムとは?
運営会社 | 株式会社クレディセゾン 株式会社UPSIDER |
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契約方法 | オンライン |
先延ばしできる最長期間 | 60日 |
対応国際ブランド | VISA、Mastercard、セゾンカード |
請求書の支払いスピード | 最短1営業日 |
利用者 | 法人、個人事業主 |
審査の有無 | 無し |
必要書類 | 不要 |
手数料 | 4% |
支払いドットコムはクレディセゾンとUPSIDERが共同で運営する請求書カード払いサービスです。
請求書の情報を支払いドットコムへ送信し、支払いドットコムへクレジットカードで支払うことによって支払いドットコムが取引先へ振込をおこなってくれます。
支払いドットコムの基本的な仕組みは、利用の流れを把握することが最もわかりやすいといえます。
支払いドットコムの利用の流れは以下のとおりです。
- 請求書とクレジットカードを用意する
- 支払いドットコムにアカウントを作成する
- 支払いドットコムに請求書の情報を入力する
- クレジットカードで代金と手数料を決済する
- 支払いドットコムが取引先へ指定日に代金を振り込む
- クレジットカードの支払日に他のカード利用代金と一緒に引き落とし
支払いドットコムを利用する基本的な流れを詳しく解説していきます。
①請求書とクレジットカードを用意する
まずは支払いドットコムで支払う請求書とクレジットカードを用意しましょう。
支払いドットコムではVISA、MasterCard、セゾンカードのクレジットカードが使用できます。
これらクレジットカードの限度額が請求書の金額を超えることを確認し、請求書とともに用意しましょう。
②支払いドットコムにアカウントを作成する
請求書とクレジットカードを用意したら、支払いドットコムにアカウントを作成します。
支払いドットコムのアカウント作成に必要な情報は次のとおりです。
- 会社名
- 代表者名
- 電話番号
- メールアドレス
- パスワード
必要な情報はたったのこれだけで、アカウントを作成するために本人確認書類などの提出物もないので、1分程度でとても簡単にアカウントを作成できます。
③支払いドットコムに請求書の情報を入力する
アカウントを作成したら、支払いドットコムのログイン画面で請求書の情報を入力します。
請求書記載の内容で必要なのは次のような情報です。
- 請求額
- 取引先企業名
- 支払先の金融機関情報
- 支払日
振込によって支払う通常の請求書を支払いドットコムで振り込むのであれば、必要な情報はたったこれだけで、請求書のアップロード等も不要です。
支払いドットコムはアカウント作成も請求書情報の入力もとても簡単です。
④クレジットカードで代金と手数料を決済する
次にクレジットカードで請求書の代金と手数料と消費税を支払いドットコムへ支払います。
支払いドットコムの手数料は4%+消費税です。
例えば、請求書の金額が30万円の場合、手数料は1万2,000円となり、消費税は1,200円です。
そのため、クレジットカードで31万3,200円を支払いドットコムへ決済します。
これで支払いドットコムやクレデイセゾンは確実に代金を受け取れるので、申し込みや審査の手続きは完了します。
⑤支払いドットコムが取引先へ指定日に代金を振り込む
申込日に指定した支払期日になると、支払いドットコムが取引先に対して代金を支払います。
この際の振込人名義は、利用者が指定した名義となるので、屋号や会社名を指定することによって取引先には利用者が自ら振り込んだようにしか見えません。
取引先にクレジットカードで請求書を支払ったということが知られる心配はありません。
⑥クレジットカードの支払日に他のカード利用代金と一緒に引き落とし
クレジットカードの支払日になると、他のクレジットカード利用代金と一緒に支払いドットコムで支払った代金が引き落としになります。
支払いドットコムのような請求書カード払いサービスは、クレジットカードで買い物や食事をすることと同じように、請求書の代金をクレジットカードで支払うものです。
そのため、他のクレジットカード利用代金と一緒にクレジットカードの支払日にカードの利用代金が口座から引き落とされます。
このように、支払いドットコムのような請求書カード払いサービスは、請求書の代金をカード払い業者へクレジットカードで支払い、業者が取引先へ利用者名義へ送金し、後日クレジットカードの支払日に支払いをおこなうという仕組みです。
手元にお金がなくても、クレジットカードさえあれば、とても簡単に取引先への支払いができます。
支払いドットコムのメリット
支払いドットコムは他社やファクタリングなどと比較して次のようなメリットがあります。
- 社会保険料を支払える
- クレディセゾン運営で信頼度が高い
- 個人事業主へ支払える
- 最短1営業日で支払える
- 1枚の請求書に複数のクレジットカードを併用できる
- 提出書類なしで申込手続きが簡単
- 審査なしで確実に利用できる
- 最長60日支払いを先延ばしにできる
- 取引先に利用を知られない
- 3Dセキュア対応で安全
利用できる請求書の種類が多く、運営業者の安全性も高く安心して利用できる点がメリットです。
支払いドットコムのメリットについて詳しく解説していきます。
社会保険料を支払える
支払いドットコムでは社会保険料の支払いができます。
請求書カード払いサービスの中でも、支払いドットコムは社会保険料の支払いに対応した数少ないサービスの1つです。
社会保険料は従業員を多く抱える企業にとっては大きな金銭的負担になりますし、支払いに遅れると遅延損害金が発生するなどのペナルティも課される支払いです。
支払いドットコムでは社会保険料をクレジットカードで支払えるので、手元にお金がなくても社会保険料の滞納を防げます。
社会保険料の支払いに対応しているのは、支払いドットコムともう1社程度しかないので、社会保険料をクレジットカードで支払いたい時には、支払いドットコムの利用を検討するとよいでしょう。
クレディセゾン運営で信頼度が高い
支払いドットコムを運営するのはクレディセゾンとUPSIDERという大手企業2社です。
クレディセゾンは国内トップクラスの信販会社で、セゾンカードの発行のほか、各種ローンの取り扱いをおこなってます。資本金は750億円を超える非常に大きな企業になります。
UPSIDERは法人向けのクレジットカード会社大手で、限度額10億円のクレジットカードを作成していることを知られています。
UPSIDERの資本金は140億円を超えており、上場企業の実に20%の企業がUPSIDERのクレジットカードを保有していることで有名です。
大手企業2社が共同で運営するサービスなので、支払いドットコムは運営業者の安全性という点で、多くのクレジットカード会社の中でもトップクラスだといえるでしょう。
請求書カード払いサービスは、ネット上にクレジットカードの情報を入力するため「セッキュリティが心配」という人も多いですが、支払いドットコムであれば運営業者の安全性が非常に高いので、請求書カード払いに不安を感じている方も安心して利用できるでしょう。
個人事業主へ支払える
支払いドットコムは個人事業主への支払いができる数少ないサービスです。
多くの請求書カード払いサービスでは、個人事業主への支払いはできません。
ほとんどの請求書カード払いサービスでは、支払うことができるのは法人に対してのみです。
個人事業主やフリーランスなどを外注先としている企業は多いですが、支払いドットコムであれば個人事業主やフリーランスに対して支払いが可能です。
個人事業主に対しても法人と同じように支払えるのは、支払いドットコムのメリットです。
最短1営業日で支払える
支払いドットコムは最短1営業日で取引先に対して支払いが可能です。
申し込みが完了した翌営業日には取引先企業の口座へ代金が着金するので、急いで支払いをおこないたい時も活用できます。
請求書カード払いサービスは、申し込み完了から着金まで平均的には3営業日程度の時間がかかります。
支払いドットコムであれば最短1営業日で取引先の口座へ着金することは他社と比較した場合のメリットです。
ただし、支払いドットコムでは即日支払いはできない点に注意しましょう。
1枚の請求書に複数のクレジットカードを併用できる
支払いドットコムは1つの請求書に対して5枚までクレジットカードの併用が可能です。
限度額100万円のクレジットカードが5枚あれば、500万円までの請求書の支払いに対応できるということです。
そのため、支払いドットコムは支払うことができる請求書の金額が大きいという点が非常に大きなメリットです。
ほとんどの請求書カード払いサービスでは、1つの請求書に対して利用できるクレジットカードは1枚のみなので、請求書の金額が大きくクレジットカードの限度額が小さければ、高額の請求書の支払いはできません。
支払いドットコムはクレジットカードの併用ができるので、高額の請求書の支払いに対応している点も他社と比較した場合のメリットです。
提出書類なしで申込手続きが簡単
支払いドットコムでは提出書類なしで、申し込み手続きが非常に簡単です。
アカウント作成には1分程度ですし、申込完了までも5分程度で終了します。
申し込みの際に提出しなければならない書類もありません。
融資やファクタリングであれば、決算書・確定申告書、請求書、契約書、通帳の写しなど、さまざまな資料を用意し、これらの書類をPDF化してアップロードしなければならないため、かなりの手間になってしまいます。
支払いドットコムでは、これらの手間を全くかけずにとても簡単に申し込みができる点は大きなメリットです。
審査なしで確実に利用できる
支払いドットコムは審査なしで確実に利用できます。
支払いドットコムでは請求書代金+手数料をクレジットカードで決済できれば確実に利用できます。
クレジットカード決済さえできれば、支払いドットコムやクレディセゾンは確実に代金の回収ができるので、リスクがないためです。
融資は赤字や債務超過や税金滞納の企業は審査に通過するのが困難です。
また、ファクタリングも売掛先企業の業況が悪い場合などは審査に落ちることがあります。
しかし、請求書カード払いサービスであれば、クレジットカードの限度額に空きさえあれば確実に取引先へ支払いができるので、審査に通過できないタイミングでも活用できるでしょう。
最長60日支払いを先延ばしにできる
支払いドットコムでは、最長60日間支払いを先延ばしにできます。
支払いドットコムのような請求書カード払いサービスは、クレジットカードの利用日、締日、支払日のズレを利用して支払いを先延ばしにできるサービスです。
例えば月末締め翌月末払いのクレジットカードで6月1日に請求書カード払いを利用した場合、締日は6月30日、支払日は7月31日となります。
本来であれば6月1日に流出していたはずの資金が、支払いドットコムを利用することで約60日後の7月31日まで先延ばしできます。
資金繰りは手元から資金が流出するのを1日でも遅らせることで改善するのが基本です。
支払いドットコムであれば最長60日間、支払いを先延ばしにできるので、簡単に資金繰りを改善させることが可能です。
取引先に利用を知られない
支払いドットコムを利用しても、取引先にクレジットカードで請求書を支払ったことを知られる心配はありません。
支払いドットコムでは、申込時に振込人名義を自由に指定できます。
Q.支払先への振込名義人は指定可能です。
A.振込情報の登録画面にて、振込依頼人をご指定いただけます。 そのため、貴社の口座名義人をご指定いただければ、貴社名義でのお振込が可能です。
引用:支払いドットコム|よくある質問
振込人名義を自由に指定できるので、取引先からは利用者が自ら振り込んだようにしか見えません。
取引先企業にクレジットカードで請求書の代金を支払ったことを知られてしまうと、「資金繰りや経営状況が悪い企業」などと、自社をネガティブに評価されてしまう可能性があります。
しかし、支払いドットコムであれば取引先に請求書カード払いを利用したことを知られる心配がないので、取引先との関係悪化を懸念することなく、請求書をクレジットカードで支払えます。
3Dセキュア対応で安全
支払いドットコムでは3Dセキュアに対応しています。
3Dセキュアとは、クレジットカードで決済する際に、パスワードやワンタイムパスワードを画面上で入力する方法です。
請求書カード払いサービスでは、クレジットカードの情報を盗まれたり、クレジットカードを紛失した場合には他人にクレジットカードの情報を悪用されるリスクがあります。
しかし、3Dセキュアを導入しているサービスであれば、例えクレジットカードが盗難されても不正に決済されるリスクを大幅に軽減できます。
3Dセキュア導入によって、安全性が高い点は支払いドットコムのメリットです。
支払いドットコムのデメリット
支払いドットコムは支払える請求書の種類が多く、最短1営業日で支払いができるなどの多くのメリットがありますが、次の点についてはデメリットと理解しておきましょう。
- 手数料が高額
- 1万円未満の利用はできない
- 海外の請求書の支払いはできない
- セゾンカード会員以外は利用できるカードが少ない
高額な手数料や、利用できる請求書の種類などには注意が必要です。
支払いドットコムの4つのデメリットについて詳しく理解しておきましょう。
手数料が高額
支払いドットコム最大のデメリットが手数料が他社よりも高額という点です。
支払いドットコムの手数料は4%(税別)ですが、主要業者の中で4%の手数料を設定している業者は支払いドットコムだけです。
以下は、主要請求書カード払いサービスの手数料の一覧になります。
請求書カード払いサービス | 手数料 |
---|---|
支払いドットコム | 4.0% |
INVOYカード払い | 3.0% |
Money Foward請求書カード払い | 2.7% |
Fintoカード後払い | 2.55% |
DGFT請求書カード払い | 3.0% |
請求書カード払い JCB×Digital Garage | 2.98% |
Biz Forward請求書カード払い | 2.8% |
NP掛け払い 請求書カード払い | 3.0% |
ラボルカード払い | 3.0%〜3.5% |
請求書カード払い「OBS」 | 3.0% |
1click後払い | 3.8% |
請求書支払い代行サービス | 3.0% |
数ある請求書カード払いサービスの中でも、手数料が4%台の設定になっているのは主要サービスの中で、支払いドットコムだけです。
支払いドットコムは業者の安全性や、支払いができる請求書の種類が豊富などという点はメリットですが、その反面手数料は高額なっているので、利用するのは緊急で支払いが必要になった時に限るようにするなど、利用のタイミングを限定するようにしてください。
1万円未満の利用はできない
支払いドットコムでは1万円未満の利用できません。
支払いドットコムで支払いができる請求書は1万円以上のものに限られます。
Q.支払い金額の上限/下限はありますか?
A.一振込あたり1万円以上のお振り込みを対象としています。上限額は支払い.com自体にはございませんが、各カード会社の定める上限金額が上限となります。
引用:支払いドットコム|よくある質問
他社では1万円以上も問題なく支払いができることを鑑みれば、支払いドットコムは1万円以上の支払いしかだできない点はデメリットです。
個人事業主や小規模事業者の中には「数千円の支払いが苦しい」というタイミングもありますが、支払いドットコムでは1万円以上の請求書しかクレジットカードで支払うことができないので、事業規模が小さい方は活用できないこともあるでしょう。
海外の請求書の支払いはできない
支払いドットコムでは海外の企業が発行した請求書や、振込先が海外の金融機関になっている請求書の支払いはできません。
Q.振込先口座はどんな口座でも大丈夫ですか?
A.日本国内の銀行の普通/当座口座が対象です。海外口座への振込は行っておりません。
引用:支払いドットコム|よくある質問
海外の企業と仕入れ取引などをおこなっている企業は、海外企業への支払いを支払いドットコムでおこなうことはできないので注意しましょう。
支払いドットコムで支払うことができるのは、国内の企業が発行した国内の金融機関を振込先として指定した請求書のみです。
セゾンカード会員以外は利用できるカードが少ない
支払いドットコムでは、セゾンカード会員以外の人は利用できるクレジットカードが少なくなっています。
支払いドットコムで利用できるクレジットカードは、VISAとMasterCardとセゾンカードのみです。
つまり、セゾンカードの会員以外の方は、VISAとMasterCardしか利用できません。
多くに企業が対応しているJCBもセゾン発行のカード以外は利用が不可能です。
セゾンアメックスカードが利用できるというメリットがある反面、セゾンカード会員以外の方は、VISAとマスターカードしか利用できない点には注意しましょう。
支払いドットコムに向いているおすすめクレジットカード3選
支払いドットコムの利用には次の3つのクレジットカードが向いています。
- UPSIDERカード
- 三井住友カードビジネスオーナーズ
- セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®︎・カード
支払い.comの決済用カードとして向いている3つのクレジットカードの特徴やメリットデメリットを詳しく解説していきます。
UPSIDERカード
国際ブランド | VISA Mastercard American Express Diners Club JCB |
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利用限度額 | 10億円 |
年会費 | 永年無料 |
追加カード年会費 | 無料 |
ETCカード年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0% |
UPSIDERカードは支払いドットコムをクレディセゾンとともに共同運営しているUPSIDERが発行している法人向けのクレジットカードです。
限度額10億円まで設定でき、上場企業の実に20%もの企業が保有している年会費無料のカードなので、規模の大きな法人がクレジットカードを保有したい場合におすすめです。
追加カードの発行は無料で、追加カードの用途は店舗や業種ごとにかなり細かく指定できます。
会社が求める用途以外で従業員がカードを使用するリスクを極限まで抑えることができるので、多くの従業員を抱える企業が、従業員へカードを発行したい場合におすすめです。
法人カードとしては還元率1%はかなり高いので、支払いドットコムの手数料負担を大きく軽減すことがA可能です。
従業員数が多い企業が売上規模が大きな企業のクレジットカード保有にUPSIDERカードは向いています。
三井住友カードビジネスオーナーズ
国際ブランド | VISA MasterCard |
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利用限度額 | 500万円 |
年会費 | 永年無料 |
追加カード年会費 | 永年無料 |
ETCカード年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0% |
三井住友カードビジネスオーナーズは三井住友カードが発行する個人事業主や小規模法人向けのスモールビジネスオーナー向けのクレジットカードです。
スモールビジネスオーナー向けのカードですが、限度額は500万円まで設定できるので、ある程度売上規模が大きくても経費の支払いに活用できます。
また無料で最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯されているうえに、「選べる無料保険」の対象なので、ニーズに応じて海外旅行傷害保険から次の保険へ切り替えることも可能です。
- スマホ安心プラン(動産総合保険)
- 弁護士安心プラン(弁護士保険)
- ゴルフ安心プラン(ゴルファー保険)
- 日常生活安心プラン(個人賠償責任保険)
- ケガ安心プラン(入院保険(交通事故限定))
- 持ち物安心プラン(携行品損害保険)
還元率は1%と高く、追加カードも無料で発行できます。
さらに三井住友カードナンバーレスとの2枚持ちで、Amazon、ETCカード、JAL、ANAでの還元率が1.5%へとアップします。
ネットでの買い物や仕入れや、高速道路や飛行機の使用が多い方は、三井住友カードナンバーレスとの2枚持ちでさらに効率的にポイントを貯められます。
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®︎・カード
国際ブランド | アメリカンエキスプレス |
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利用限度額 | 500万円 |
年会費 | 永年無料 |
追加カード年会費 | 無料 |
ETCカード年会費 | 550円 |
ポイント還元率 | 0.5% |
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®︎・カードはクレディセゾンが発行するアメックスブランドのクレジットカードです。
支払いドットコムはセゾンカードが使用できる数少ない請求書カード払いサービスなので、セゾンカードユーザーの方はセゾンカードを利用するのがよいでしょう。
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®︎・カードはハイステータスのアメックスカードでありながら年会費無料で保有できる点が特徴です。
追加カードの発行も最大9枚まで無料なので、従業員にクレジットカードを持たせない事業者の方にも向いています。
レンタルサーバーの料金割引、会計・給与クラウドサービスが2ヶ月無料など、スモールビジネスに嬉しい特典が付帯されています。
還元率は0.5%と低めですが、年会費無料で憧れのアメックスカードを保有できるので、ステータスを重視する方には外せない1枚です。
支払いドットコムよりも手数料が低いおすすめサービス5選
支払いドットコムは、手数料が高い点がデメリットです。
安全な業者が運営するサービスで支払いドットコムよりも手数料が低いサービスは多数あります。
おすすめの業者は次の5社になります。
- INVOYカード払い
- Money Foward請求書カード払い
- Fintoカード後払い
- 請求書カード払い JCB×Digital Garage
- Biz Forward請求書カード払い
手数料が低く安心安全な請求書カード払いサービスなので、支払いドットコムよりもコストを抑えて利用することが可能です。
支払いドットコムよりも手数料が低いおすすめサービス5社の特徴やスペックについて詳しく解説していきます。
INVOYカード払い
運営会社 | FINUX株式会社 |
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契約方法 | オンライン |
先延ばしできる最長期間 | 60日 |
対応国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB |
請求書の支払いスピード | 最短即日〜最長30日後 |
利用者 | 法人・個人事業主 |
審査の有無 | 無し |
必要書類 | 無し |
手数料 | 3% |
INVOYカード払いは手数料が3%と平均的なサービスです。
また、利用者数が多いことでも知られており、クレディセゾンが運営する支払いドットコムは累計利用者数6万人であるのに対し、IVYOYカード払いは累計10万ユーザーの利用者数を誇ります。
数ある請求書カード払いサービスの中でもINVOYカード払いは業界トップクラスの実績を誇ります。
また、支払いドットコムを同じように、社会保険料の支払いに対応し、1つの請求書に対して複数のクレジットカードの利用ができます。
また、申込完了から取引先企業の口座へ着金するまでは最短即日です。
最短1営業日で支払いができる支払いドットコムよりもさらに速いスピードで支払いができます。
「今日中に取引先への支払いが必要」という緊急時に活用するとよいでしょう。
支払いドットコムよりも運営業者の規模などは劣りますが、手数料や実績や支払いスピードに優れたサービスです。
Money Foward請求書カード払い
運営会社 | マネーフォワードケッサイ株式会社 |
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契約方法 | オンライン |
先延ばしできる最長期間 | 60日 |
対応国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB |
請求書の支払いスピード | 最短2営業日 |
利用者 | 法人・個人事業主 |
審査の有無 | 無し |
必要書類 | 不要 |
手数料 | 2.7% |
Money Foward請求書カード払いは大手クラウド会計企業のマネーフォワードの関連会社であるマネーフォワードケッサイが運営する請求書カード払いサービスです。
マネーフォワードケッサイは請求書カード払いサービスのほか、クレジットカードの発行、ファクタリングなどのサービスをおこなっている企業です。
業者の信頼性が高いだけでなく、請求書を活用した資金調達手段に定評がある会社なので、安全かつ快適に利用できるでしょう。
手数料2.7%は支払いドットコムよりも低いのはもちろんですが、平均の3%よりも低いので、支払いドットコムだけでなく他社と比較しても低コストで利用できます。
また、Money Foward請求書カード払いではVISA、Mastercard、JCBの3つの国際ブランドのクレジットカードが利用できます。
これらのカードだけで国内発行のクレジットカードの実に97%のシェアとなっているので、Money Foward請求書カード払いでは非常に多くのクレジットカードが利用できます。
申込完了から取引先への着金までには最短2営業日と速めですが、Money Foward請求書カード払いでは支払日が5日、10日、15日、20日、25日、月末日と決められている点に注意が必要です。
申込日によっては着金までに6日程度かかってしまうことがあるので、支払期日に遅れないようにしてください。
Fintoカード後払い
運営会社 | トラボックス株式会社 |
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契約方法 | オンライン |
先延ばしできる最長期間 | 60日 |
対応国際ブランド | VISA、Mastercard、セゾンカード |
請求書の支払いスピード | 最短1営業日 |
利用者 | 法人・個人事業主 |
審査の有無 | 無し |
必要書類 | 無し |
手数料 | 2.55% ※5万円未満の決済は、一律1400円 |
Fintoカード後払いの手数料は業界最低水準の2.55%です。
支払いドットコムよりも1.5%ポイントも低いのは非常に大きなメリットです。
100万円の支払いで1万5,000円程度もの手数料の違いがあるので、支払いドットコムを利用するよりもかなりコストを引き下げられます。
申込完了から取引先企業の口座へ着金するまでには最短1営業日なので、支払速度は支払いドットコムと同じです。
また、対応しているクレジットカードも支払いドットコムと同じで、VISAやMasterCardの他にも、セゾンカードが利用できるので、Fintoカード後払いではセゾンアメックスビジネスカードを使用して請求書を支払うことが可能です。
運営業者のトラボックス株式会社は、運送業者と荷物を運んでほしい企業をつなぐサービスを提供している会社です。
東証プライム上場のビジョナル運営の企業なので、運営業者の安全性にも問題ありません。
DGFT請求書カード払い
運営会社 | 株式会社デジタルガレージ |
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契約方法 | オンライン |
先延ばしできる最長期間 | 60日 |
対応国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB、セゾンカード、ダイナース |
請求書の支払いスピード | 最短3営業日 |
利用者 | 法人・個人事業主 |
審査の有無 | 無し |
必要書類 | 無し |
手数料 | 3% |
DGFT請求書カード払いは株式会社デジタルガレージが運営する請求書カード払いサービスです。
株式会社デジタルガレージは、法人向けの決済サービスの開発、管理、運用をおこなう業者で、請求書カード払いに関してもノウハウを技術を持っています。
JCBやネットプロテクションズなどの大手企業とも、請求書カード払いサービスを共同で運営しているので、DGFT請求書カード払いは安全に利用できることはもちろん、利用者の方は快適に利用できます。
手数料は3%と平均的なので、支払いドットコムよりもコストが低くなります。
最大の特徴は利用できるクレジットカードの種類の多さで、VISA、MasterCard、JCBのほか、セゾンカードとダイナースカードまで利用できます。
特に、ダイナースカードに対応しているのは、DGFT請求書カード払いだけです。
ビジネスや出張や接待に活用できる充実したサービスが付帯されているハイステータスのダイナースカードを請求書の支払いにも利用したい方は、DGFT請求書カード払いの利用を検討するとよいでしょう。
請求書カード払い JCB×Digital Garage
運営会社 | 株式会社ジェーシービー |
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契約方法 | オンライン |
先延ばしできる最長期間 | 40日 |
対応国際ブランド | JCB |
請求書の支払いスピード | 最短3営業日 |
利用者 | 法人・個人事業主 |
審査の有無 | 無し |
必要書類 | 無し |
手数料 | 2.98% |
請求書カード払い JCB×Digital Garageは大手カード会社で、日本国内唯一の国際ブランドであるJCBが運営する請求書カード払いサービスです。
運営業者の安全性が高いのは言うまでもありませんが、もしも請求書カード払い JCB×Digital Garageで不正やトラブルがあった際には、JCB本体の信頼を大きく毀損することになってしまうので、請求書カード払い JCB×Digital Garageは数ある請求書カード払いサービスの中でもトップクラスの安全性誇っているサービスだといえるでしょう。
ただし、請求書カード払い JCB×Digital Garageで利用できるクレジットカードは、JCBが発行したJCBオリジナルカードと、JCBのパートナー企業が発行したカードのみです。
いくら国際ブランドがJCBでもパートナー企業ではない企業が発行した提携カードは利用できないので注意してください。
そのため、請求書カード払い JCB×Digital GarageはJCBの会員向けのサービスだといえます。
手数料は2.98%は支払いドットコムよりは低いのはもちろん、相場の3%よりも若干低いので、コストを抑えて利用することが可能です。
ただし、先延ばしできる日数が最長40日と、他社よりも短くなっているので、資金繰りの改善効果は限定的という点に注意してください。
Biz Forward請求書カード払い
運営会社 | 株式会社Biz Forward |
---|---|
契約方法 | オンライン |
先延ばしできる最長期間 | 60日 |
対応国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB |
請求書の支払いスピード | 最短2営業日 |
利用者 | 法人・個人事業主 |
審査の有無 | 無し |
必要書類 | 無し |
手数料 | 2.8% |
Biz Forward請求書カード払いは手数料が2.8%と支払いドットコムよりも1.2%ポイント低くなっており、コストを抑えて支払いが可能です。
運営業者の株式会社Biz Forwardは、三菱UFJ銀行、三菱UFJファクター、マネーフォワードが共同で出資して設立したベンチャーキャピタルです。
株主がメガバンクをはじめとした大手上場企業なので、運営業者の安全性は非常に高いといえます。
株式会社Biz Forwardは請求書カード払いサービスの他、ファクタリング、請求書発行サービスなど、請求書を活用した資金調達手段を提供しています。
請求書カード払いサービスについても豊富なノウハウがあるので、快適に利用できるでしょう。
VISA、MasterCard、JCBの3つの国際ブランドに対応しているので、日本国内発行の数多くのクレジットカードが利用できます。
最短2営業日支払いですが、支払日が5日、10日、15日、20日、25日、月末日と決められており、申込日によっては着金が最長6日後になってしまうことがあるので注意してください。
支払いドットコムについてよくある質問
クレディセゾンの支払いドットコムについてよくある質問は以下のとおりです。
- 支払いドットコムで楽天カードは利用できますか?
- 支払いドットコムでJCBカードは利用できますか?
- 支払いドットコムは個人で利用できますか?
- 支払いドットコムでログインできない理由を教えてください
- 支払いドットコムでは現金化できますか?
支払いドットコムで楽天カードは利用できますか?
楽天カードの国際ブランドが、VISAとMasterCardであれば、楽天カードで支払いドットコムの利用ができます。
楽天カードはVISAとMasterCardの他、JCBとアメックスのカードも発行していますが、JCBとアメックスの楽天カードは支払いドットコムでは利用できません。
支払いドットコムで楽天カードを利用したい方は、国際ブランドに注意してください。
支払いドットコムでJCBカードは利用できますか?
JCBカードは原則的に利用できません。
支払いドットコムで利用できるクレジットカードはVISAとMasterCardとセゾンカードのみです。
しかし、セゾンカードはJCBとも提携しているので、セゾンカードで国際ブランドがJCBのものであれば支払いドットコムで利用できます。
2025年5月現在、セゾンカードで国際ブランドがJCBのものは32枚あるので、これらのカードであればせいはらいドットコムは利用できます。
他社が発行したクレジットカードで国際ブランドがJCBのクレジットカードは支払いドットコムでは利用できない点に注意しましょう。
支払いドットコムは個人で利用できますか?
支払いドットコムは個人事業主やフリーランスなど、個人名義で事業をされている方は利用できます。
また、会社員の方であっても副業で事業を営んでおり、事業に係る経費の支払いをおこなう場合も利用可能です。
ただし、会社員やフリーターなどの一般個人の方が、個人の支払いをクレジットカードでおこなうためには利用できません。
利用者は個人でも法人でも事業者が事業に係る経費を支払うものであれば利用できますが、個人の方が私的な支払いをするための利用は認められません。
なお、個人事業主が支払いドットコムを利用する際には、個人事業主としての証明書の提出が求められることがあります。
Q.個人事業主ですが利用できますか?
A.支払い.comは個人事業主の方もご利用いただけます。
支払い.comは個人事業主、法人を問わずご利用いただけます。
ただし、ご利用内容により個人事業主としての証明書類をご提出いただくことがございます。
引用:支払いドットコム|よくある質問
具体的には、確定申告書青色または白色申告書、開業届などの控えの提出が求められることがあります。
支払いドットコムでログインできない理由を教えてください
アカウントやパスワードが間違っている可能性があります。
大文字や小文字の間違いなどに注意して、ログイン手続きをおこなってください。
それでもログインできない場合は平日9:00〜17:30まで対応している、サポート窓口へ問い合わせましょう。
支払いドットコムでは現金化できますか?
支払いドットコムでは現金化はできません。
支払いドットコムはあくまでも、請求書をクレジットカードで支払い、資金の流出を先延ばしにできるサービスです。
手元に現金がなくても取引先への支払いができるので、資金調達と同じ効果がありますが、融資やファクタリングのように直接現金を調達することはできません。
資金調達をおこないたい場合には融資やファクタリングを活用し、支払いドットコムのような請求書カード払いサービスでは、取引先への支払いを先延ばしにする用途というように、使い分けるようにしてください。
まとめ
支払いドットコムとは、大手の信販会社であるクレディセゾンと法人向けクレジットカード大手の株式会社UPSIDERが運営する請求書カード払いサービスです。
運営業者の安全性が非常に高く、クレディセゾン運営なので、セゾンカードが利用できる点、また社会保険料や個人事業主が発行した請求書への支払いに対応している点が特徴です。
さらに最短1営業日支払いなので、緊急で資金が必要なタイミングにも、支払いドットコムは利用できます。
業者の安全性が高く、支払える請求書の幅が広くスピーディーに支払えるサービスですが、手数料が高いなどのデメリットもあります。
支払いドットコムのように運営業者の安全性が高く、支払いドットコムよりも手数料が低いサービスは他にもあるため、他社との違いやメリット・デメリットを理解して、自社に最適な請求書カード払いサービスを利用するようにしてください。