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ファクタリングの必要書類30社比較|審査時と契約時で違う書類を公式確認

注文書・発注書のスピード買取・資金調達なら

この記事は約22分で読めます。

ファクタリングの必要書類は、会社によって2点から4点までばらつきがあります。どれを揃えればいいのか決めきれず、申し込みが止まっている方も多いはずです。

30社の公式サイトを確認したところ、必要書類を公開していたのは15社でした。残りの15社は、公式サイトのどこにも書いていません。公開している15社のなかにも、他サイトの記載と公式の記載が食い違う会社がありました。

もう1つ、見落としやすい点があります。多くの記事が数えているのは審査を受けるための書類だけです。審査に通ったあと、契約の段階で印鑑証明書や登記簿謄本を求める会社があります。書類は3点だと思って申し込み、契約の直前に法務局へ走ることになります。

この記事では、次の5つを確認できます。法人と個人事業主それぞれの必要書類、各書類の取得方法と日数、決算書や通帳が出せないときの代わりの資料、書類が揃っても利用できない条件、そして30社の必要書類を審査時と契約時に分けた比較です。

最低限そろえる3点

本人確認書類 運転免許証・マイナンバーカードなど(顔写真付き)
売掛債権の資料 請求書・注文書・発注書・契約書など
通帳 入出金明細。直近2〜6か月分(会社により異なる)

ただし、3点で終わらない会社もあります。契約の段階で、納税証明書・印鑑証明書・登記簿謄本を追加で求められることがあります。

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ファクタリングの必要書類は「審査時」と「契約時」で違う

必要書類を2点や3点と紹介する記事は、審査を受けるための書類だけを数えています。契約の段階で追加される書類は、点数に含まれていません。

審査時と契約時を、公式サイトで分けて書いている会社があります。GMO BtoB早払いの公式FAQは、利用審査に必要な書類と買取実行に必要な書類を、別々の質問として載せています。利用審査は決算書2期分と試算表、買主の審査依頼書、取引基本契約書。買取実行は見積書・発注書・請求書・納品確認書です。

会社 審査時の書類 契約時に追加される書類
ベストファクター 本人確認書類/入出金の通帳(WEB通帳可)/請求書・見積書・基本契約書 納税証明書/印鑑証明書/登記簿謄本
トップ・マネジメント 請求書・発注書等/通帳コピー/決算書/本人確認書類 法人印鑑証明+会社実印(契約内容により代表者実印)
GMO BtoB早払い 決算書2期分+試算表/買主の審査依頼書/取引基本契約書 見積書・発注書・請求書・納品確認書
ビートレーディング 口座の入出金明細(表紙付2か月分)/売掛金に関する書類 オンライン契約なら原則なし

ベストファクターは、必要書類が少ない会社として紹介されることの多い会社です。審査時は3点で足ります。ただし契約時に、納税証明書・印鑑証明書・登記簿謄本が加わります。印鑑証明書と登記簿謄本は法務局や役所で取得します。郵送を選ぶと数日かかります。

審査時の点数だけで会社を選ぶと、契約の直前で止まります。申し込む前に、契約時の書類まで確認しておくと、足止めを避けられます。

申し込みのときに聞いておきたい3つ

1. 契約時に追加で必要になる書類はありますか

2. 印鑑証明書や登記簿謄本は必要ですか(オンライン契約なら不要な会社もあります)

3. その書類は、いつまでに用意すればいいですか

3つを最初の電話やチャットで聞いておけば、書類を取りに行く日程を先に組めます。急いでいるときほど、書類をあとから追加されるほうが痛手になります。

契約時に何が必要になるかも、申し込む前に確認できます

必要書類を事前に確認する

法人・個人事業主別の必要書類一覧

必要書類は、法人と個人事業主で中身が変わります。個人事業主には、登記簿謄本も法人の印鑑証明書もありません。

法人の必要書類

書類 必要度 補足
本人確認書類 ほぼ必須 代表者の運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなど
請求書・注文書などの成因資料 必須 売掛債権の存在を示す書類。これがないと売るものがない
通帳・入出金明細 ほぼ必須 直近2〜6か月分。売掛先からの入金履歴を確認する
決算書・法人税確定申告書 会社による 2〜3期分。不要と公式に明記している会社もある
登記簿謄本(履歴事項全部証明書) 契約時に必要な会社あり 法務局で取得。オンライン契約では省略されることがある
印鑑証明書 契約時に必要な会社あり 法人の実印を登録した法務局で取得
納税証明書 契約時に必要な会社あり 税務署で取得。滞納の有無を確認される

通帳で確認されるのは、売掛先から過去にきちんと入金されている事実です。持っているだけでは足りません。毎月同じ日に同じ相手から入金がある通帳は、それだけで取引の実在を示します。

決算書が赤字でも、審査に通ることはあります。ファクタリングの審査で中心になるのは、売掛先が支払えるかどうかだからです。申込企業の業績は補助的な材料にとどまります。赤字が続いているなら、決算書を求めない会社を選ぶ方法もあります。

書類ごとに、何を確認されているか

書類 確認されていること
本人確認書類 申込者が実在し、契約する権限を持つ人物かどうか。2社間ファクタリングでは代金が一度申込企業を経由するため、ここが甘いと会社側のリスクが大きくなる
請求書・注文書 売掛債権が実在するか。金額・支払期日・取引内容の3点が揃っているか
通帳・入出金明細 その売掛先から過去に期日どおり入金されているか。取引が単発でなく続いているか
決算書・確定申告書 事業が継続しているか。売上規模と請求額が釣り合っているか
登記簿謄本 会社が実在し、代表者が登記上の代表と一致しているか
印鑑証明書 契約書に押された印が、登録された実印かどうか
納税証明書 税金の滞納がないか。滞納があると売掛金が差押えの対象になりうる

一覧を頭に入れておくと、追加で資料を求められたときに何を出せばいいか判断できます。たとえば通帳に売掛先からの入金が見当たらない場合、取引が続いていることを示す別の資料が必要になります。

個人事業主・フリーランスの必要書類

書類 必要度 補足
本人確認書類 必須 顔写真付きを求める会社が多い。健康保険証だけでは足りないことがある
請求書などの成因資料 必須 支払期日と金額が確定していること
通帳・入出金明細 ほぼ必須 事業用口座。屋号口座がなければ個人口座でも可の会社が多い
確定申告書 会社による 2〜3期分。不要と公式に明記している会社もある
取引を示すエビデンス 会社による 発注メール・チャット履歴・契約書など。請求書だけで足りない場合の補強
印鑑証明書(個人の実印) 契約時に必要な会社あり 役所窓口・コンビニで取得
納税証明書・保険料の納付証明 契約時に必要な会社あり 滞納があると売掛金が差押えの対象になりうるため

個人事業主が用意しておきたいのは、取引を示すエビデンスです。請求書は自分だけで作れる書類です。相手が発注した事実を示す資料があると、審査が進みやすくなります。発注時のメール、チャットのやり取り、押印済みの発注書のいずれかを一緒に出してください。

売掛先が個人・個人事業主だと使えないことが多い

問題になるのは、請求先が個人や個人事業主である場合です。申込者が個人事業主であることは問題になりません。ビートレーディング・日本中小企業金融サポート機構・OLTAは、売掛先が個人または個人事業主の債権を対象外にすると公式サイトに書いています。

請求先が法人か個人かは、申し込む前に確認してください。

必要書類の取得方法・取得日数・費用

手元にない書類は、取りに行く時間と費用を先に把握してください。入金日から逆算して動けます。

登記簿謄本(履歴事項全部証明書)

会社が実在し、事業を行っていることを示す書類です。所在地・役員・設立年月日・事業目的が記載されています。

取得方法 手数料 手元に届くまで
法務局の窓口で申請・窓口で受取 600円 その場
オンライン申請・窓口で受取 480円 その場(申請後)
オンライン申請・郵送で受取 500円 2〜3営業日
登記情報提供サービス(PDF閲覧) 330円 即時

即日で資金化したいなら、法務局の窓口で取ってください。郵送では間に合いません。証明書としての提出が不要で、内容の確認だけで足りる場合は、登記情報提供サービスのPDFでも通ることがあります。使う前に提出先へ確認してください。

印鑑証明書

登録された印鑑が本物であることを証明する書類です。押印された契約書と印鑑証明書が揃って、本人が実印で押したという裏づけになります。

区分 取得場所 手数料
法人 法務局窓口・証明書発行請求機 450円
法人 オンライン申請・窓口受取 390円
法人 オンライン申請・郵送 410円
個人 市区町村の窓口 自治体により300円前後
個人 コンビニ交付(マイナンバーカード) 自治体により200円前後

法人の印鑑証明書を取るには、印鑑カードが要ります。カードを紛失していると再交付から始まります。手元にあるかを先に確認してください。個人の印鑑証明書は、印鑑登録をしていなければ登録から始まります。

通帳・入出金明細

求められる期間は会社ごとに違います。ビートレーディングは表紙付きで2か月分、日本中小企業金融サポート機構は直近3か月分、OLTAは全金融機関口座の直近4か月分、マネーフォワード アーリーペイメントは全金融機関6か月分です。

紙の通帳を持っていない場合

ネットバンキングのみの口座でも提出できます。ただし、口座名義と口座番号が明細と同じ画面に写っている必要があります。取引明細だけを切り取って送ると、誰の口座か分からず再提出になります。PDFで出力できるなら、画面キャプチャよりPDFが確実です。

決算書・確定申告書

決算書と確定申告書は、税務署の受付印か電子申告の受信通知が付いたものを求められます。控えを紛失した場合、税務署への開示請求で写しを取得できますが、1か月ほどかかります。顧問税理士がいるなら、税理士に依頼するほうが早く済みます。

最後の決算月から6か月以上たっている場合、追加で試算表を求められることがあります。GMO BtoB早払いは決算書2期分に加えて試算表を必須としています。

納税証明書

納税証明書は、税務署の窓口・郵送・e-Taxのいずれかで取得します。窓口なら当日、e-Taxの電子発行なら即日から数日です。必要な税目は会社によって違うため、取りに行く前に確認してください。

取得にかかる日数の目安

その日に手に入る:登記簿謄本(法務局窓口)/印鑑証明書(窓口)/登記情報提供サービス/納税証明書(窓口)

2〜3営業日:郵送で取り寄せる証明書全般

1週間以上:決算書の控えを紛失して税務署に開示請求する場合

それぞれの書類は、申し込みのどの段階で使うのか

STEP1 申し込み。この時点では、請求書や注文書の金額と支払期日を口頭で伝えるだけの会社もあります
STEP2 審査書類の提出。本人確認書類・売掛債権の資料・通帳をアップロードまたはメールで送ります
STEP3 審査。売掛先の信用と、債権の実在を確認します。ここで追加資料を求められることがあります
STEP4 買取額と手数料の提示。掛け目がある会社は、ここで額面との差が出ます
STEP5 契約。会社によっては納税証明書・印鑑証明書・登記簿謄本が加わります
STEP6 入金

証明書類が要るのはSTEP5です。審査に通ってから取りに行くと、1日から3日が止まります。申し込みの時点で契約時の書類を聞いておけば、審査と並行して取りに行けます。

提出前に確認したい書類不備チェックリスト

書類が揃っていても、写し方や記載漏れで再提出になります。急いでいるときほど確認が雑になり、半日から1日を失います。

提出前 30秒セルフチェック

本人確認書類の四隅が欠けていない(枠の外まで写っている)
照明の反射で氏名・住所・番号が白飛びしていない
運転免許証の裏面も撮っている(住所変更がある場合は特に)
有効期限が切れていない
通帳の表紙・見開き1ページ目(口座名義と口座番号)を撮っている
ネットバンキングの明細に、口座名義と口座番号が同じ画面に写っている
指定された期間(2か月・3か月・4か月など)が全部そろっている
請求書に支払期日が入っている
請求書に振込先の口座情報が入っている
請求書の宛名が売掛先の正式名称になっている(略称・通称でない)
請求書に発行日と自社の社印が入っている
金額が、通帳の入金額や契約書の金額と食い違っていない

ネットバンキングの画面キャプチャでつまずく理由

再提出でいちばん多いのが、入出金明細のキャプチャです。取引一覧の部分だけをスクロールして撮ると、口座名義が画面から外れます。

ファクタリング会社が通帳で確認するのは2点です。口座が申込者本人のものかどうかと、売掛先から実際に入金されているかどうか。名義が写っていなければ、入金の事実が見えても誰の口座か判断できません。

多くのネットバンキングは、明細をPDFでダウンロードできます。PDFなら口座名義と口座番号がヘッダーに入るため、再提出を避けられます。

書類をスマホで撮るときのコツ

よくある失敗 直し方
四隅が切れている 書類を平らな床や机に置き、真上から少し引いて撮る
文字が白飛びする 直射日光と蛍光灯の真下を避ける。フラッシュは切る
影が入る スマホの影が書類にかからない角度に立つ
ピントが甘い 撮ったあと拡大して、数字と氏名が読めるか確かめる
裏面を忘れる 免許証・マイナンバーカードは表裏セットで撮る癖をつける

請求書でよくある記載漏れ

請求書で見られるのは、金額・支払期日・取引内容の3点です。なかでも支払期日の抜けが目立ちます。社内のテンプレートに期日欄がないことが原因です。

宛名は、登記上の正式名称にしてください。普段は略称でやり取りしていても、正式名称なら売掛先の実在確認がすぐ済みます。株式会社が社名の前か後ろかも合わせてください。

対面契約とオンライン契約で提出物はどう違うか

同じ会社でも、契約の方法によって出す書類が変わります。手間と費用が変わるため、契約方法を先に確認してください。

項目 オンライン契約 対面・郵送契約
印鑑証明書 不要な会社が多い 必要な会社が多い
登記簿謄本 不要な会社がある 必要な会社が多い
実印 電子署名で代替 会社実印・代表者実印
書類の出し方 PDF・画像のアップロード 原本の持参または郵送
かかる時間 最短数十分 訪問・郵送の時間が加わる

ビートレーディングは、オンライン契約であれば印鑑証明書と登記簿謄本は原則不要としています。一方、トップ・マネジメントは契約時に法人印鑑証明と会社実印が必要で、契約内容によっては代表者の実印も加わります。

証明書の取得費用は1通あたり数百円です。問題になるのは、取りに行く時間のほうです。今日中に入金してほしくても、法務局の窓口が閉まる時刻を過ぎれば翌営業日になります。

オンライン完結を選ぶときの確認点

PAYTODAYは郵送とFAXを受け付けず、オンラインのみとしています。GMO BtoB早払いも紙の書面では受け付けません。反対に、契約に対面が必要な会社もあります。

近くに事務所がない場合、対面契約の会社を選ぶと即日入金は難しくなります。契約方法は必ず確認してください。

決算書・通帳・請求書がない場合の必要書類

書類が1つ足りなくても、申し込めます。代わりの資料で審査に進める場合があり、その書類を最初から求めない会社もあります。

決算書・確定申告書が出せない

設立直後で決算をまだ迎えていない場合や、確定申告前で控えがない場合が当てはまります。

決算書を必須としていない会社を選ぶのが最短です。PAYTODAYは公式FAQで、決算書一式と入出金明細を必須ではないと明記しています。ラボルも、決算書・入出金明細・契約書は不要としています。

決算書の代わりには、直近の試算表、売上台帳、受注残の一覧が使えます。設立直後なら、事業計画書と受注済みの契約書を添えてください。これから入る売上の見通しを示せます。

通帳が出せない・事業用口座がない

屋号口座がなくても、個人名義の口座で受け付ける会社が多くあります。プライベートの入出金が混ざっていても、売掛先からの入金が確認できれば問題になりにくいです。

口座を開設したばかりで入金履歴がない場合は、別の資料で取引の実在を示します。発注時のメール、チャットの履歴、押印済みの発注書や契約書、納品確認の記録が使えます。ラボルは、こうしたエビデンスを必要書類の1つとして公式に挙げています。

通帳の提出をどうしても避けたい場合は、通帳が用意できないときの代替資料もあわせて確認してください。

請求書がまだ発行できない

受注は決まっているものの、納品がこれからで請求書を出せない状態です。着手前に材料費や人件費が必要になる建設業・製造業では、よくある場面です。

請求書がなくても、注文書や発注書を対象にした買取なら資金化できます。受注段階の書類で審査を受けられます。詳しくは請求書がまだない場合の資金化で説明します。

注文書もまだない場合は、見積書と基本契約書、または発注の意思が確認できるメールで相談できることがあります。ただし、資料が少ないほど審査は慎重になります。

税金や社会保険料を滞納している

税金や社会保険料を滞納していても、ファクタリングは使えます。審査の中心が売掛先の支払能力にあり、銀行融資とは見る場所が違うためです。

ただし、滞納額が大きく差押えが現実的な段階なら、売掛金そのものが差押えの対象になります。ファクタリング会社が代金を回収できなくなるため、審査に影響します。

相談するときは、滞納の事実を隠さず伝えてください。税務署と分割の納付計画を結んでいるなら、納付計画書を出すと状況が伝わります。隠したまま進めて、あとから発覚するほうが不利になります。

顔写真付きの身分証明書がない

運転免許証を返納した場合や、マイナンバーカードを作っていない場合が当てはまります。パスポート、運転経歴証明書、住民基本台帳カードが代わりになります。

健康保険証だけでは足りない会社が多くあります。保険証と公共料金の領収書の2点で受け付ける会社もあるため、事前に確認してください。オンライン完結型の会社は、本人確認をアップロードで行うため、顔写真付きを条件にする傾向があります。

書類を作り変えてはいけません

金額を書き換える、日付を変える、存在しない請求書を作る。いずれも私文書偽造にあたります。印鑑や署名のある書類なら有印私文書偽造となり、刑法上の罰則が定められています。

期日通りに支払えば問題にならない、ということはありません。書類が足りないなら、足りないまま相談してください。ほかの資料で補えるかを一緒に考えるのが、ファクタリング会社の仕事です。

書類に不安がある方へ
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電話で相談する 0120-927-565

平日10:00〜19:00/通話料無料/注文書買取ファクタリング BESTPAY(株式会社アレシア)

書類を揃えてもファクタリングを利用できない5つのケース

必要書類がすべて揃っていても、審査に進めないことがあります。原因は書類の不備ではなく、売掛金そのものの条件です。申し込む前に、自分の売掛金が当てはまらないか確かめてください。

1. 支払期日が近すぎる・遠すぎる

公式サイトに条件を明記している会社

ペイトナーは、支払期日まで70日以内の請求書を対象としています。OLTAは、請求金額と入金日が確定していて、入金日まで6営業日以上あることを条件にしています。GMO BtoB早払いは、入金まで6か月以内としています。

支払期日が明日に迫った請求書は断られます。ファクタリング会社が回収を管理する余地がないためです。入金が半年以上先の請求書も、その間に売掛先の状況が変わるため、対象外になることがあります。

2. 給与債権・不良債権である

個人が勤務先に対して持つ給与を買い取る取引は、貸金業にあたるとして金融庁が注意を呼びかけています。ビートレーディングと日本中小企業金融サポート機構は、給与債権を取り扱わないと公式サイトに書いています。

支払期日を過ぎて入金されていない売掛金も、不良債権として対象外になります。回収できるか分からない債権は、買い取る側のリスクが大きすぎます。

3. 売掛先が個人・個人事業主である

ビートレーディング、日本中小企業金融サポート機構、OLTAは、売掛先が個人または個人事業主である債権を対象外としています。申込者が個人事業主であることは問題になりませんが、請求先が法人でないと対象にならない会社が多くあります。

フリーランス同士の取引や、個人商店への納品が中心の場合は、申し込む前に対象になるかを確認してください。

4. 二重譲渡になっている

同じ請求書を複数のファクタリング会社に売る行為は、二重譲渡にあたります。債権譲渡登記を確認すれば分かるため、隠し通せません。

別の会社へ譲渡済みの売掛金を、うっかり取り違えて申し込むこともあります。どの請求書をどこに売ったかは、社内で記録を残してください。

5. 申し込みの時刻が遅い

書類が揃っていても、受付が終わっていれば翌営業日になります。ファクタリング会社の口コミサイトファクコミが主要208社を調べたところ、営業終了が18時以前の会社は102社、土日に対応している会社は12社でした。

金曜の夕方に書類を送っても、動き出すのは月曜の朝です。今日中に入金してほしいなら、午前中に申し込んでください。アクセルファクターの受付は平日10:00〜18:30、フリーナンス即日払いは当日16:30までの承認で当日振込です。

受付時間の比較は即日入金に対応する会社20社の受付時間にまとめています。

審査に落ちたとき、同じ書類のまま別の会社へ出し直しても結果は変わりません。落ちた原因が売掛先の信用にあるのか、書類の不足にあるのかで、次の打ち手が変わります。

落ちた理由の切り分けは審査に落ちる理由と、落ちたあとの打ち手で確認できます。

自分の売掛金が対象になるかどうかは、書類を出す前に確認できます

売掛金が対象になるか確認する

請求書がまだない場合の資金化|注文書・発注書という選択肢

受注は決まっているのに、納品が終わるまで請求書を出せない。着工前に職人の人件費と材料費が要る。こうした場面に、請求書ファクタリングは間に合いません。

注文書や発注書を対象にした買取なら、納品前の受注段階で資金化できます。着手にかかる費用を先に確保できます。

注文書買取の必要書類

会社 審査時の書類 対象・条件
BESTPAY 注文書(発注書)/通帳3か月分(表紙付き)/本査定申込書 法人のみ。売掛先1社につき1億円まで。契約時に面談
GMO BtoB早払い 決算書2期分+試算表/買主の審査依頼書/取引基本契約書。買取実行時に見積書・発注書・請求書・納品確認書 法人のみ。売掛先も法人のみ。紙書面での受付不可
トップ・マネジメント 請求書・発注書等/通帳コピー/決算書/本人確認書類 設立半年以上・月商500万円以上の法人
ビートレーディング 口座の入出金明細(表紙付2か月分)/注文書などの債権書類 注文書は売掛先が法人の場合

注文書買取は法人のみが対象です。請求書買取との最も大きな違いになります。個人事業主やフリーランスの方は、請求書を発行できる段階まで待つか、見積書や契約書で相談できる会社を探してください。

請求書買取・注文書買取・銀行融資で必要書類はどれだけ違うか

調達方法 必要書類 向いている場面
銀行融資 経営計画書/商業登記簿謄本/決算書類一式/月次試算表/資金繰り計画書/損益計算書/借入申込書/納税証明書 など 時間をかけて低いコストで調達したい
請求書ファクタリング 本人確認書類/通帳/請求書(契約時に印鑑証明書・登記簿謄本が加わる会社あり) 納品が終わり、請求書が発行済み
注文書買取 注文書(発注書)/通帳3か月分/本査定申込書 受注は決まったが、請求書はこれから

書類の量だけを見れば、注文書買取が少なく見えます。ただし、銀行融資が劣るという話ではありません。金利の低さと返済期間の長さでは、融資に勝るものはありません。資金が必要になる時期と、かけられる時間で選んでください。

注文書買取の審査で見られること

注文書買取の審査で見られるのは、注文書を出した売掛先が確実に支払える会社かどうかです。上場企業・大企業・公的機関が相手なら有利に働きます。売掛先が個人事業主の場合は、利用できない会社がほとんどです。

STEP1 注文書・通帳・申込書を提出する
STEP2 売掛先の信用と、注文内容の実在を確認する
STEP3 買取額と手数料の提示を受ける
STEP4 面談のうえ契約し、入金される

注文書買取の手数料は、請求書買取より高くなる傾向があります。納品前に資金を出すぶん、リスクが大きいためです。掛け目が設定され、注文額の全額は出ないことが一般的です。

公開されている取引データの一例では、注文書買取ファクタリング BESTPAY(株式会社アレシア)の最低買取実績は15万円、平均買取額は615万円です。数十万円の少額から相談できる一方、実際に多いのは数百万円規模です。

対応する会社ごとの条件は注文書に対応するファクタリング会社6社の条件で比較できます。

請求書がまだなくても、注文書・通帳・申込書の3点で資金化できるかを確認できます

注文書で資金化できるか確認する
電話で相談する 0120-927-565

平日10:00〜19:00/通話料無料/法人のお客様が対象です

必要書類で選ぶファクタリング会社30社比較

30社の公式サイトを確認しました。必要書類を公開していたのは15社、公式サイトのどこにも書いていなかったのが15社です。ちょうど半数の会社は、申し込んで聞くまで何を用意すればいいのか分かりません。

手数料と買取可能額は、公式サイトに記載のあるものだけを載せています。記載がないものは要問合せとしました。

注文書対応の見方

◎ 注文書・発注書の買取に対応すると公式サイトに明記

○ 発注書・見積書など、請求書の発行前に出せる書類を扱う記載あり

△ 公式サイトに記載がなく要問合せ

✕ 公式サイトで請求書のみを対象と明記

必要書類を公式サイトで確認できた15社

会社 審査時の書類 契約時の追加 対象 注文書 確認日
BESTPAY 注文書/通帳3か月分/本査定申込書 面談 法人 2026/9/7
ベストファクター 本人確認書類/通帳/請求書・見積書・基本契約書 納税証明書・印鑑証明書・登記簿謄本 法人・個人 2026/9/7
ビートレーディング 入出金明細(表紙付2か月)/売掛金の書類 オンラインは原則なし 法人・個人 2026/9/7
日本中小企業金融サポート機構 入出金履歴(3か月)/売掛金の書類 記載なし 法人・個人 2026/9/7
QuQuMo 請求書/通帳 記載なし(登記不要) 法人・個人 2026/9/7
ペイトナー 請求書/入出金明細/初回のみ顔写真付き身分証 記載なし 法人・個人 2026/9/7
PAYTODAY 請求書/本人確認書類(決算書・明細は任意) 記載なし 法人・個人 2026/9/7
アクセルファクター 請求書等/預金通帳/代表者の身分証明書 納税証明書・印鑑証明書・契約書等(必要に応じて) 法人・個人 2026/9/7
OLTA 本人確認書類/請求書/入出金明細(4か月)/決算書 記載なし 法人・個人 2026/9/7
ラボル 本人確認書類/請求書/取引のエビデンス 記載なし 法人・個人 2026/9/7
GMO BtoB早払い 決算書2期分+試算表/審査依頼書/取引基本契約書 見積書・発注書・請求書・納品確認書 法人 2026/9/7
トップ・マネジメント 請求書・発注書等/通帳/決算書/本人確認書類 法人印鑑証明・会社実印 法人 2026/9/7
FREENANCE 即日払い 請求書/エビデンス/本人確認書類 会員登録・口座開設が前提 法人・個人 2026/9/7
マネーフォワード アーリーペイメント 決算書2期分/残高試算表/債権の証憑/入出金明細(6か月) 記載なし 法人 2026/9/7
ZIST 通帳コピー/請求書(契約書)/発注書・納品書/身分証明書 記載なし 法人・個人 2026/9/7

→ 横にスクロールできます

注目してほしいのは、契約時の列です。ベストファクターとトップ・マネジメントは、審査時の書類が少ない一方で、契約時に証明書類が加わります。ビートレーディングはオンライン契約なら原則不要で、契約方法によって変わります。

必要書類を確認できた主要12社の詳細

BESTPAY|注文書・通帳・申込書の3点。法人のみ

株式会社アレシアが運営する、注文書と発注書を対象にした買取サービスです。納品前の受注段階で資金化できるため、着工前の人件費や材料費を先に確保する使い方に向いています。

運営会社 株式会社アレシア
注文書対応 ◎(注文書・発注書の買取に対応)
審査時の書類 注文書(発注書)/通帳3か月分(表紙付き)/本査定申込書
契約時の追加 面談を実施
対象 法人のみ(個人事業主は対象外)
買取可能額 売掛先1社につき1億円まで
手数料 要問合せ
入金スピード 最短翌日
受付 WEBは24時間/電話は平日10:00〜19:00(0120-927-565)

公開されている取引データの一例では、最低買取実績が15万円、平均買取額が615万円です(注文書買取ファクタリング BESTPAY/株式会社アレシアの取引実績)。

メリット デメリット
請求書の発行を待たずに、受注段階で資金化できる 法人限定で、個人事業主は利用できない
提出するのは注文書・通帳・申込書の3点 契約時に面談がある
売掛先1社につき1億円までと枠が大きい 手数料は公式サイトに記載がなく問合せが要る

こんな方に向いています:受注は決まったが着手前の費用が足りない法人

注意点:BESTPAYは法人限定です。個人事業主の方は、請求書を発行できる段階まで待つか、他の会社を検討してください。契約に面談があるため、書類だけで完結させたい場合は向きません。

ベストファクター|審査は3点、契約時に証明書類3点が加わる

株式会社アレシアが運営する、請求書を対象にしたファクタリングです。審査と契約で必要書類が分かれていることを、公式サイトに明記しています。

運営会社 株式会社アレシア
注文書対応 △(要問合せ)
審査時の書類 本人確認書類/入出金の通帳(WEB通帳可)/請求書・見積書・基本契約書
契約時の追加 納税証明書/印鑑証明書/登記簿謄本
対象 法人・個人事業主
買取可能額 売掛先1社につき1億円まで
手数料 要問合せ
受付 0120-767-014
メリット デメリット
審査に進む段階では3点で足りる 契約時に納税証明書・印鑑証明書・登記簿謄本が加わる
WEB通帳のコピーでも受け付ける 証明書の取得に窓口へ行く時間がかかる
見積書や基本契約書も成因資料として使える 手数料は公式サイトに記載がない

こんな方に向いています:書類を揃える時間を確保できる法人・個人事業主

注意点:契約時の3点は、窓口へ取りに行く時間がかかります。即日で進めたいなら、申し込みと同時に取りに行く段取りを組んでください。

ビートレーディング|審査は2点。給与債権と個人向け債権は対象外

審査に必要な書類を2点と公式サイトに明記しています。対象外の債権も公開しているため、自分の売掛金が当てはまるかを申し込む前に判断できます。

運営会社 株式会社ビートレーディング
注文書対応 △(要問合せ)
審査時の書類 口座の入出金明細(表紙付き2か月分)/売掛金に関する書類
契約時の追加 オンライン契約なら原則なし
対象 法人・個人事業主
買取対象外 給与債権/不良債権/売掛先が個人事業主の売掛金
手数料・買取可能額 要問合せ(金額帯で申込窓口が分かれる)
対応方法 オンライン・来社・訪問・郵送
メリット デメリット
審査に必要な書類が2点と少ない 給与債権と不良債権は買い取らない
オンライン契約なら印鑑証明書と登記簿謄本が原則不要 売掛先が個人事業主の売掛金は対象外
オンライン・来社・訪問・郵送から選べる 通帳は表紙付きで2か月分が要る

こんな方に向いています:売掛先が法人で、書類を最小限にしたい事業者

注意点:ビートレーディングは対象外の債権が明確なぶん、当てはまると断られます。売掛先が法人かどうかを先に確認してください。

日本中小企業金融サポート機構|公式は2点。買取金額に制限なし

一般社団法人が運営し、国が認定する経営革新等支援機関でもあります。必要書類は2点で、確認できた15社のなかで最も少ない部類です。

運営会社 一般社団法人日本中小企業金融サポート機構
注文書対応 △(要問合せ)
審査時の書類 口座の入出金履歴(直近3か月分)/売掛金に関する書類(請求書・契約書など)
契約時の追加 公式に記載なし
対象 法人・個人事業主
買取対象外 給与債権/不良債権/個人に対する債権
買取可能額 制限なし
手数料 1.5%〜
受付 平日9:30〜18:00
メリット デメリット
必要書類が2点で、確認できた中では最も少ない部類 受付が平日9:30〜18:00で夕方以降は翌営業日
買取金額に制限がない 給与債権・不良債権・個人に対する債権は取り扱わない
手数料の下限が1.5%と低い 契約時の追加書類は公式サイトに記載がない

こんな方に向いています:平日日中に動けて、金額の幅を気にせず相談したい事業者

注意点:日本中小企業金融サポート機構の受付は平日18時までです。夕方以降の申し込みは翌営業日になります。

QuQuMo|請求書と通帳の2点のみ。債権譲渡登記も不要

オンライン完結型で、必要書類を請求書と通帳の2点としています。債権譲渡登記の設定が不要である点も公式サイトに記載があります。

運営会社 株式会社アクティブサポート
注文書対応 △(要問合せ)
審査時の書類 請求書/通帳
契約時の追加 公式に記載なし。債権譲渡登記の設定は不要
対象 法人・個人事業主
手数料・買取可能額 要問合せ
契約方法 クラウドサインによるオンライン契約
メリット デメリット
請求書と通帳の2点だけで審査に進める 手数料と買取可能額が公式サイトに記載されていない
債権譲渡登記の設定が不要 アクティブサポートと同一運営で、別会社として比較できない
クラウドサインでオンライン契約が完結する 契約時の追加書類の記載がない

こんな方に向いています:手元の書類が少なく、オンラインで完結させたい事業者

注意点:QuQuMoの運営は株式会社アクティブサポートです。他の記事でQuQuMoとアクティブサポートが別会社として並ぶことがありますが、同じ運営元です。

ペイトナーファクタリング|支払期日まで70日以内の請求書が条件

少額をすぐ資金化する用途に特化したサービスです。身分証は初回のみで、2回目以降は請求書と入出金明細で進みます。

運営会社 ペイトナー株式会社
注文書対応 ✕(請求書が対象)
審査時の書類 支払期日が確定している請求書/口座の入出金明細/(初回のみ)顔写真付き身分証
契約時の追加 公式に記載なし
条件 支払期日まで70日以内の請求書
対象 法人・個人事業主・フリーランス
手数料 一律10%
買取可能額 1万円〜
メリット デメリット
1万円から使える 支払期日まで70日以内の請求書に限られる
身分証は初回のみで、2回目以降は2点で済む 手数料が一律のため、条件がよくても下がらない
手数料が一律10%で計算しやすい 注文書は対象外

こんな方に向いています:少額の請求書をすぐ現金化したいフリーランス・個人事業主

注意点:ペイトナーは支払期日が70日より先の請求書を対象外としています。支払サイトの長い取引では使えません。

PAYTODAY|決算書と入出金明細は必須ではないと公式に明記

PAYTODAYは決算書が必須の会社として紹介されることがあります。ところが公式FAQでは、決算書一式と入出金明細に必須ではないと注記されています。実際に必要なのは、請求書と本人確認書類の2点です。

運営会社 Dual Life Partners株式会社
注文書対応 ✕(請求書が対象)
審査時の書類 買取を希望する請求書/本人確認書類。決算書一式・入出金明細は必須ではない
契約時の追加 公式に記載なし
対象 法人・個人事業主
その他の条件 郵送・FAX不可。一度に申し込める請求書は5枚まで
手数料・買取可能額 要問合せ
メリット デメリット
決算書と入出金明細が必須ではないと公式に明記 郵送とFAXでの受付がない
実質的に請求書と本人確認書類で審査に進める 一度に申し込める請求書は5枚まで
掛け目がなく額面から手数料を引いた金額が入る 手数料と買取可能額が公式サイトに記載されていない

こんな方に向いています:決算書を出せない、または出したくない事業者

注意点:PAYTODAYはオンラインのみです。紙でやり取りしたい場合は使えません。

アクセルファクター|原則3点。確定申告書は必要に応じて

公式サイトでは、原則として用意する書類を3点としています。確定申告書と決算書は必要に応じての扱いです。他サイトに多い4点必須という記載とは異なります。

運営会社 株式会社アクセルファクター
注文書対応 △(要問合せ)
審査時の書類 請求書等の売掛金を証明する書類/預金通帳/代表者の身分証明書
契約時の追加 納税証明書/印鑑証明書/取引先との契約書/確定申告書・決算書(必要に応じて)
対象 法人・個人事業主
買取可能額 30万円〜1億円
手数料 2%〜
受付 平日10:00〜18:30
メリット デメリット
原則3点で審査に進める 納税証明書や確定申告書が必要に応じて追加される
買取可能額が30万円から1億円までと公開されている 受付が平日10:00〜18:30
手数料の下限が2%と公開されている 3点で必ず終わるとは限らない

こんな方に向いています:金額と手数料の目安を先に知ってから動きたい事業者

注意点:必要に応じてとされた書類は、審査の状況によって求められます。3点で確実に終わるとは限りません。

OLTA|入金日まで6営業日以上あることが条件

オンライン完結型の先駆けで、銀行との提携が多い会社です。必要書類は4点と多めですが、利用条件を公式サイトに細かく書いています。

運営会社 OLTA株式会社
注文書対応 ✕(請求書が対象)
審査時の書類 本人確認書類/請求書/全金融機関口座の入出金明細(直近4か月分)/昨年度の決算書
契約時の追加 公式に記載なし
条件 請求金額と入金日が確定済み。入金日まで6営業日以上
買取対象外 売掛先が個人・個人事業主の債権
対象 法人・個人事業主
手数料・買取可能額 要問合せ
メリット デメリット
請求金額と入金日の条件が公式サイトに明記されている 必要書類が4点と多め
オンラインで完結する 入金日まで6営業日以上ないと使えない
銀行との提携が多く、情報開示の姿勢がはっきりしている 売掛先が個人・個人事業主の債権は対象外

こんな方に向いています:支払期日まで余裕があり、決算書を用意できる事業者

注意点:OLTAは入金日が近い請求書を対象外としています。期日の直前に思い立っても間に合いません。

ラボル|決算書・入出金明細・契約書は不要と公式に明記

東証プライム上場のセレスグループが運営しています。決算書と入出金明細を不要としているため、開業間もない事業者でも書類を揃えやすい会社です。

運営会社 株式会社ラボル
注文書対応 ✕(請求書が対象)
審査時の書類 本人確認書類/請求書/取引を示すエビデンス
契約時の追加 決算書・入出金明細・契約書は不要と明記
対象 法人・個人事業主・フリーランス
買取可能額 1万円〜
手数料 要問合せ
対応 24時間365日
メリット デメリット
決算書・入出金明細・契約書が不要と公式に明記 取引を示すエビデンスの中身が審査を左右する
1万円から使える 手数料が公式サイトに記載されていない
24時間365日の対応 注文書は対象外

こんな方に向いています:開業間もない、または決算書がまだないフリーランス・個人事業主

注意点:ラボルは提出するエビデンスの中身で審査結果が変わります。発注メールやチャット履歴など、相手が発注した事実が分かる資料を用意してください。

GMO BtoB早払い|審査用と実行用の書類を公式FAQで分けている

公式FAQで、利用審査に必要な書類と買取実行に必要な書類を別々の質問として掲載しています。審査と契約で書類が違うことを、最もはっきり示している会社です。

運営会社 GMOペイメントゲートウェイ株式会社
注文書対応 ○(買取実行時に発注書・見積書を扱う)
審査時の書類 決算書2期分+直近の試算表/買主の審査依頼書/取引基本契約書など
契約時の追加 見積書・発注書・請求書・納品確認書
対象 法人のみ。売掛先も法人のみ
条件 入金まで6か月以内。紙書面での受付不可
手数料・買取可能額 要問合せ
メリット デメリット
審査用と実行用の書類を公式FAQで分けて公開している 審査の段階で決算書2期分と試算表が要る
買取実行時に発注書や見積書を扱う 法人のみで、売掛先も法人に限られる
入金までの期間の条件が明示されている 紙の書面では受け付けない

こんな方に向いています:決算を2期以上終えていて、書類を整えられる法人

注意点:GMO BtoB早払いは審査の段階で決算書2期分が要るため、設立間もない法人には向きません。個人事業主は対象外です。

トップ・マネジメント|契約時に法人印鑑証明と会社実印が必要

注文書を対象にした買取に対応しています。契約時に必要なものを公式サイトに明記しており、実印の持参が求められます。

運営会社 株式会社トップ・マネジメント
注文書対応 ◎(注文書・発注書の買取に対応)
審査時の書類 請求書・発注書等/通帳コピー/決算書/本人確認書類
契約時の追加 法人印鑑証明+会社実印(契約内容により代表者実印)
対象 注文書の買取は設立半年以上・月商500万円以上の法人
手数料・買取可能額 要問合せ
受付 平日9:00〜19:30。面談あり(出張対応可)
メリット デメリット
注文書・発注書の買取に対応している 注文書の買取は設立半年以上・月商500万円以上の法人に限られる
契約時に必要なものを公式サイトに明記している 契約時に法人印鑑証明と会社実印が要る
受付が平日9:00〜19:30と長め 手数料と買取可能額が公式サイトに記載されていない

こんな方に向いています:一定の事業規模があり、受注段階で資金化したい法人

注意点:トップ・マネジメントの注文書買取には、設立年数と月商の条件があります。創業直後の法人は対象になりません。

公式サイトに必要書類の記載がなかった15社

次の15社は、サービスページ・料金ページ・FAQを確認しましたが、必要書類の記載が見当たりませんでした。情報がないのではなく、確認した結果として公開されていない、という意味です。

会社 必要書類 備考 確認日
ウィット 公式サイトに明示なし 注文書の買取に対応。媒体により2点・6点・7点と記載が割れている 2026/9/7
けんせつくん 公式サイトに明示なし ウィットと同一運営 2026/9/7
うりかけ堂 公式サイトに明示なし 手数料・買取可能額の記載もなし 2026/9/7
アクティブサポート 公式サイトに明示なし QuQuMoと同一運営 2026/9/7
えんナビ 公式サイトに明示なし 2026/9/7
事業資金エージェント 公式サイトに明示なし 2026/9/7
株式会社No.1 公式サイトに明示なし 2026/9/7
MSFJ 公式サイトに明示なし 2026/9/7
K2ソリューションズ 公式サイトに明示なし 2026/9/7
JTCファクタリング 公式サイトに明示なし 2026/9/7
メンターキャピタル 公式サイトに明示なし 2026/9/7
三共サービス 公式サイトに明示なし 2026/9/7
PMG 公式サイトに明示なし 他媒体では決算書・通帳・契約書・身分証の4点とされるが公式では確認できず 2026/9/7
AGビジネスサポート 公式サイトに明示なし 他媒体では同じ売掛先の入金済み請求書も必要とされるが公式では確認できず 2026/9/7
みんなのファクタリング 公式サイトに明示なし 他媒体では会員登録時と審査時で書類が分かれるとされるが公式では確認できず 2026/9/7

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必要書類を公開していない会社が悪いわけではありません。案件ごとに見てから判断する方針の会社もあります。ただし、比較サイトの数字を根拠に準備を進めると、実際とずれることがあります。申し込む前に直接聞いてください。

手数料や入金スピードで比べたい場合は、手数料と入金スピードで比べる場合の一覧もあわせて確認してください。

書類が少ない会社を選ぶときの注意点

書類が少ない会社が得だとは限りません。判断材料が少ない分、手数料で調整されます。

書類の少なさと手数料は連動しやすい

ファクタリング会社が書類を求めるのは、売掛先が支払えるかどうかを見るためです。決算書も通帳も見ずに買い取るなら、未回収の可能性を手数料に織り込むしかありません。

ペイトナーの手数料は一律10%です。1万円から使える手軽さと引き換えに、率は下がりません。日本中小企業金融サポート機構は1.5%から、アクセルファクターは2%からで、書類を出して条件を詰める形になります。

100万円の請求書を10%で売れば、手取りは90万円です。1.5%なら98万5,000円になります。差額の8万5,000円が、書類を用意する手間に見合うかで判断してください。

書類が少ない会社が、審査に通りやすいとは限らない

書類を減らしている会社ほど、限られた情報で判断します。売掛先の知名度や、過去の入金履歴の安定性を厳しく見ることがあります。書類が2点で済むから通りやすい、とは限りません。

比較サイトの数字と、公式サイトの記載は食い違うことがある

必要書類の情報は、媒体ごとにばらばらです。30社を確認して分かった事実で、代表的な例が次の5社になります。

会社 他媒体でよく見る記載 公式サイトの記載
PAYTODAY 決算書を含む4点が必須 決算書一式・入出金明細は必須ではない
アクセルファクター 確定申告書を含む4点が必須 原則3点。確定申告書は必要に応じて
日本中小企業金融サポート機構 3点 2点
ラボル 通帳・チャット履歴など6項目 3点。決算書・入出金明細・契約書は不要
ウィット 2点・6点・7点と割れている 必要書類の記載なし

原因は2つ考えられます。公式サイトが更新されても記事が追随していないこと、サービス名の変更に記事が対応していないことです。アクセルファクターは公式サイトを2026年8月に更新していますが、反映した記事はまだ多くありません。

準備を始める前に、申し込む会社の公式サイトのFAQを開いてください。FAQに書いていなければ、電話かチャットで聞くのが確実です。聞くときは、審査時と契約時を分けて確認してください。

審査なしをうたう業者には近づかない

ファクタリングを装った貸付に注意

審査なし、書類不要、誰でも即日。こうした表示をする業者には、実態が貸付の事業者が含まれます。金融庁は、給与を買い取るとして個人に金銭を交付する取引が貸金業にあたる場合があると注意を呼びかけています。

買い戻しの義務がある、売掛先が倒産しても支払えと言われる。こうした契約は売買ではありません。契約書を確認し、償還請求権の有無を聞いてください。

使い続ける前提で選ばない

ファクタリングは、先に入るはずだった売上を前倒しで受け取る仕組みです。手数料の分だけ、毎回手取りが減ります。毎月使い続けると、減り分が積み上がって資金繰りが細くなります。

一度使うなら、次に同じ場面が来ないための手立てとセットで考えてください。取引先に支払サイトの短縮を交渉する、融資の申し込みを並行して進める、といった動きです。

ファクタリングの必要書類に関するよくある質問

必要書類が請求書だけというファクタリング会社はありますか

初回から請求書1点だけで完結する会社は、確認した30社のなかにありませんでした。最も少ないのは2点で、QuQuMoが請求書と通帳、日本中小企業金融サポート機構が入出金履歴と売掛金の書類です。

取引を重ねて信用ができると、本人確認書類や通帳の提出を省略できる場合があります。ただし初回は、本人確認と売掛債権の実在確認が必要です。

2社間ファクタリングと3社間ファクタリングで必要書類は違いますか

会社によって変わります。3社間ファクタリングは売掛先が直接ファクタリング会社へ支払うため、申込企業の業績を確認する必要性が下がります。2社間では決算書を求める会社が、3社間では省略することがあります。

ただし、3社間では売掛先の承諾書が新たに必要になります。書類の総数が減るとは限りません。

債権譲渡通知や内容証明は自分で出すのですか

3社間ファクタリングでは、売掛先に債権を譲渡したことを通知します。通知は、確定日付を取るため内容証明郵便で送るのが一般的です。差出人は、債権を売った申込企業になります。

実務では、ファクタリング会社が文面を用意し、申込企業の名前で発送する形が多くあります。2社間ファクタリングでは売掛先に通知しないため、債権譲渡通知の手続きは発生しません。

ファクタリングの契約書に収入印紙は必要ですか

債権譲渡契約書は、記載された債権金額が1万円以上なら印紙税の課税対象になります。ただし、契約金額の記載がない場合や電子契約の場合は扱いが変わります。

電子契約に印紙は不要です。オンライン完結型の会社なら、印紙代はかかりません。誰が負担するかは契約前に確認してください。

決算書が赤字でも審査に通りますか

赤字でも通る可能性はあります。ファクタリングの審査で中心になるのは、売掛先が期日に支払えるかどうかです。申込企業の業績は、補助的な材料として見られます。

赤字が続いている場合は、決算書を必須としていない会社を選ぶと進みやすくなります。PAYTODAYは決算書を必須ではないとしており、ラボルは決算書と入出金明細を不要としています。

身分証明書は何を出せばいいですか

運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど、顔写真の付いたものが基本です。オンライン完結型の会社は、アップロードで本人確認を行う関係上、顔写真付きを条件にする傾向があります。

顔写真付きのものがない場合は、健康保険証と公共料金の領収書を組み合わせて受け付ける会社もあります。申し込む前に確認してください。

請求書を作り直して金額を変えてもいいですか

してはいけません。金額や日付を書き換えた請求書を提出する行為は、私文書偽造にあたります。押印や署名があるものは、有印私文書偽造としてより重く扱われます。

買取額が足りないなら、複数の請求書をまとめて出す、注文書の段階で相談する、といった方法があります。書類は事実のまま提出してください。

個人事業主でも注文書で資金化できますか

注文書を対象にした買取は、ほとんどの会社が法人のみとしています。BESTPAYとGMO BtoB早払いは法人限定、トップ・マネジメントは設立半年以上で月商500万円以上の法人を条件にしています。

個人事業主の方は、請求書を発行できる段階まで待つか、請求書ファクタリングに対応する会社を探してください。

必要書類を提出してから入金まで、どのくらいかかりますか

オンライン完結型なら、書類に不備がなければ数十分から当日中に入金されます。フリーナンス即日払いは、当日16:30までの承認で当日振込です。

ただし、受付時間を過ぎると翌営業日になります。営業終了が18時以前の会社が多く、土日に対応する会社は限られます。今日中に必要なら、午前中に書類を送ってください。

通帳は何か月分が必要ですか

会社によって2か月分から6か月分まで変わります。公式サイトで確認できた範囲では、ビートレーディングが表紙付きで2か月分、日本中小企業金融サポート機構が直近3か月分、BESTPAYが表紙付きで3か月分、OLTAが全金融機関口座の直近4か月分、マネーフォワード アーリーペイメントが全金融機関6か月分です。

表紙付きという指定がある場合、取引明細だけでは足りません。口座名義と口座番号が載ったページも一緒に提出してください。

まとめ:審査時の点数だけで選ばない

必要書類は、本人確認書類・売掛債権の資料・通帳の3点が基本です。3点までは、多くの会社で共通しています。

差が出るのは契約の段階です。納税証明書・印鑑証明書・登記簿謄本が加わる会社があり、審査時の点数だけを比べると見落とします。申し込むときに、契約時まで含めて何が必要かを聞いてください。

書類が足りないときも、揃うまで待つ必要はありません。決算書を求めない会社があり、通帳の代わりに取引のエビデンスで進める会社もあります。請求書をまだ出せないなら、注文書の段階で相談できます。

書類が揃っても使えない条件もあります。支払期日が近すぎる、売掛先が個人、給与債権である、受付時間を過ぎている。4つとも書類の問題ではないため、申し込む前に確認してください。

必要書類と資金調達の方法を、まとめて相談できます

必要書類をまとめて相談する
電話で相談する 0120-927-565

平日10:00〜19:00/通話料無料/WEBからの受付は24時間

運営者情報

注文書買取ファクタリング BESTPAY(株式会社アレシア)

各社の必要書類・手数料・買取可能額は、2026年9月7日に各社の公式サイト(サービスページ・料金ページ・FAQ)で確認した内容です。公式サイトに記載のない項目は要問合せまたは明示なしと表記しています。

営業時間・土日対応の社数は、ファクタリング会社の口コミサイト ファクコミによる主要208社の調査を参照しました。

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