注文書ファクタリングは受注段階で資金化できる便利な資金調達手段ですが、対応している会社は請求書ファクタリングと比べて少なく、選び方が成果を左右します。手数料・入金スピード・個人事業主の対応可否・買取可能額の違いを正しく把握することが、自社に最適な1社を見つける近道です。本記事では注文書ファクタリング会社10選の比較表、選び方の5ポイント、利用前に確認すべき注意点を網羅的に解説します。
注文書ファクタリング会社とは|請求書ファクタリングとの違い
注文書ファクタリング会社は、取引先から受け取った注文書を売掛債権として買い取り、業務開始前の資金化を実現するサービス事業者です。請求書ファクタリングが納品後に発生する売掛金を対象とするのに対し、注文書ファクタリングは仕事の受注時点から資金調達が可能となります。
| 項目 | 注文書ファクタリング | 請求書ファクタリング |
|---|---|---|
| 売却対象 | 注文書・発注書 | 請求書 |
| 資金化のタイミング | 受注直後 | 納品後 |
| サイト短縮効果 | 最大180日 | 最大90日 |
| 手数料相場 | 5%〜20% | 2社間:5%〜20% / 3社間:1%〜8% |
| 取扱業者数 | 10社程度 | 数百社 |
注文書ファクタリングは入金までの期間が長く回収リスクが高いため、対応している会社が限られている点が特徴です。
注文書ファクタリング会社10選の比較一覧表
注文書ファクタリングに対応している主要10社のスペックを一覧で比較しました。手数料・入金スピード・買取可能額・個人事業主の対応可否で自社に合う会社を見つけてください。
| 会社名 | 手数料 | 入金スピード | 買取可能額 | 個人事業主 |
|---|---|---|---|---|
| ベストペイ | 5%〜 | 最短翌日 | 100万〜3億円 | 可 |
| ビートレーディング | 4%〜12% | 最短翌日 | 下限上限なし | 可 |
| トップマネジメント | 3.5%〜12.5% | 最短即日 | 1億円 | 不可 |
| GMO BtoB早払い | 2.5%〜12% | 最短2営業日 | 100万円以上 | 不可 |
| ペイブリッジ | 3%〜 | 最短2時間 | 1億円 | 不可 |
| けんせつくん | 5%〜 | 最短即日 | 下限上限なし | 可 |
| 日税ファクタリング | 0.3%〜5% | 最短即日 | 100万〜1億円 | 可 |
| ファクトバンク | 2.5%〜10% | 最短即日 | 要確認 | 可 |
| ネクストスタイル | 2%〜 | 最短40分 | 20万円〜 | 可 |
| ファクタリングのTRY | 3%〜 | 最短即日 | 10万〜5,000万円 | 可 |
10社いずれも2社間契約に対応し、売掛先への通知が不要な点で共通しています。個人事業主対応は7社、法人専用は3社という構成です。
注文書ファクタリング会社(独立系・店舗型)の主要4社
独立系・店舗型の注文書ファクタリング会社は、担当者との面談を通じた柔軟な審査と財務コンサルティングが受けられる点が強みです。地方の事業者には出張買取に対応する会社もあり、対面での信頼関係を重視する事業者に向いています。
ベストペイ
| 手数料 | 5%〜 |
|---|---|
| 入金スピード | 最短翌日 |
| 買取可能額 | 100万円〜3億円 |
| 契約方式 | 対面 |
| 個人事業主 | 可 |
| 必要書類 | 注文書・通帳3ヶ月分・本査定申込書 |
ベストペイは独立系ファクタリング会社ベストファクターを運営する株式会社アレシアが提供する注文書ファクタリング専門サービス。電子債権記録機関のTranzax株式会社と連携し、納品前の受注段階での資金化を実現しています。ベストファクター譲りの財務コンサルティングを審査時に受けられる点も大きな魅力で、資金調達と経営改善を同時に進めたい事業者に最適です。
ビートレーディング
| 手数料 | 2社間4%〜12% / 3社間2%〜9% |
|---|---|
| 入金スピード | 最短翌日 |
| 買取可能額 | 下限上限なし |
| 契約方式 | 対面・オンライン |
| 個人事業主 | 可 |
| 必要書類 | 注文書・通帳3ヶ月分・本査定申込書 |
ビートレーディングは累計取引社数9.1万件・累計取扱高1,824億円超の独立系ファクタリング会社の大手企業です。注文書ファクタリングは最大6ヶ月先までの案件に対応可能で、納期の長い受注でも資金化できます。買取金額に下限上限がなく、数十万円の小規模案件から数億円の大口案件まで幅広く活用可能な点も強みといえるでしょう。
トップマネジメント
| 手数料 | 3.5%〜12.5% |
|---|---|
| 入金スピード | 最短即日 |
| 買取可能額 | 1億円 |
| 契約方式 | 対面・オンライン |
| 個人事業主 | 不可(設立半年以上・月商500万円以上の法人のみ) |
| 必要書類 | 注文書・決算書(2期分)・通帳の写し |
トップマネジメントは総買取数5.5万件超の老舗ファクタリング会社。専用口座をトップマネジメントが管理する2.5社間ファクタリング「電ふぁく」を活用すれば、注文書買取でも3社間並みの低手数料で資金化できます。利用条件は設立半年以上かつ月商500万円以上の法人と限定的なため、ある程度の規模を持つ企業向けです。
けんせつくん
| 手数料 | 5%〜 |
|---|---|
| 入金スピード | 最短即日 |
| 買取可能額 | 下限・上限なし |
| 契約方式 | オンライン |
| 個人事業主 | 可 |
| 必要書類 | 注文書・通帳の写し |
けんせつくんは建設業専門の注文書ファクタリングで、顧客満足度94%と高評価。担当スタッフは建設業界出身者で、入金サイトの長さなど業界特有の事情を理解した柔軟な審査が受けられます。通常180日が限度の注文書買取で、それ以上先の入金期日にも対応してもらえる可能性がある点が大きな強みです。
注文書ファクタリング会社(オンライン完結型)の主要3社
オンライン完結型の注文書ファクタリング会社は、申込から契約まで来店不要で進められる利便性と、最短即日〜数時間という迅速な資金化が魅力です。書類のアップロードからオンライン面談、電子契約までWeb上で完結するため、地方の事業者でも全国どこからでも利用できます。
ペイブリッジ
| 手数料 | 3%〜 |
|---|---|
| 入金スピード | 最短2時間 |
| 買取可能額 | 1億円 |
| 契約方式 | オンライン完結 |
| 個人事業主 | 不可(業歴半年以上・月商500万円以上の法人のみ) |
| 必要書類 | 注文書・通帳の写し |
ペイブリッジはトップマネジメントが運営する広告・IT業界専門のオンライン完結型ファクタリングサービス。最短4分の審査スピードと最短2時間の入金が最大の強みで、即日資金調達のニーズに強く応えます。広告・IT業界は納期が長くなりやすいため、受注段階で資金が必要な事業者に最適な選択肢です。
ファクトバンク
| 手数料 | 2.5%〜10% |
|---|---|
| 入金スピード | 最短即日 |
| 買取可能額 | 要確認 |
| 契約方式 | オンライン完結 |
| 個人事業主 | 可 |
| 必要書類 | 身分証明書・注文書・通帳コピー |
ファクトバンクは年中無休・24時間対応で営業しているオンライン完結型のファクタリング会社。土日や夜間の急な資金需要にも相談可能な点が大きな強みです。非対面審査・WEB完結取引・電子契約により手続きはスムーズで、出張費や事務手数料など手数料以外の費用が発生しない透明性も魅力的なポイントといえます。
ネクストスタイル
| 手数料 | 2%〜 |
|---|---|
| 入金スピード | 最短40分 |
| 買取可能額 | 20万円〜 |
| 契約方式 | オンライン完結 |
| 個人事業主 | 可 |
| 必要書類 | 注文書・通帳コピー・申込書 |
ネクストスタイルは低水準の手数料と入金スピードの速さを両立し、少額債権や個人事業主の資金調達にも対応するサービスです。申込から入金まで最短40分のスピードと2%〜という業界最安水準の手数料を実現。フリーランスや個人事業主も20万円から少額利用できる点も大きな魅力となっています。
注文書ファクタリング会社(大手・特化型)の主要3社
大手企業グループや業界特化型の注文書ファクタリング会社は、運営会社の信頼性や独自の専門性で他社との差別化を図っています。高額案件や特定業界向けの取引で安心感を求める事業者におすすめできます。
GMO BtoB早払い
| 手数料 | 2.5%〜12% |
|---|---|
| 入金スピード | 最短2営業日 |
| 買取可能額 | 買取1回100万円以上 |
| 契約方式 | オンライン完結/対面 |
| 個人事業主 | 不可 |
| 必要書類 | 注文書・決算書(2期分)・基本契約書・審査依頼書 |
GMO BtoB早払いは東証プライム上場のGMOペイメントゲートウェイが運営する法人専用ファクタリングサービス。上場企業ならではの資金力とコンプライアンス体制が整っており、高額債権も安心して任せられます。6ヶ月先納品予定の案件まで対応可能で、手数料下限2.5%は業界でも低水準。法人で継続的に利用したい事業者に最適です。
日税ファクタリングサービス
| 手数料 | 1〜3ヶ月:0.3%〜3.5% / 4〜6ヶ月:0.5%〜5% |
|---|---|
| 入金スピード | 最短即日 |
| 買取可能額 | 100万円〜1億円 |
| 契約方式 | オンライン |
| 個人事業主 | 可 |
| 必要書類 | 税理士紹介書・注文書・通帳コピーなど |
日税ファクタリングは税理士紹介を受けた顧客のみを対象とする信頼性重視のサービス。手数料は0.3%〜と業界最安水準で、入金期日に応じた料率が事前に明確化されているため想定外の費用発生がありません。赤字や債務超過、税金滞納がある事業者の相談にも応じており、経営状況に不安があっても検討しやすいサービスといえるでしょう。
ファクタリングのTRY
| 手数料 | 3%〜 |
|---|---|
| 入金スピード | 最短即日 |
| 買取可能額 | 10万円〜5,000万円 |
| 契約方式 | 対面・オンライン |
| 個人事業主 | 可 |
| 必要書類 | 注文書・通帳の写し・申込書 |
ファクタリングのTRYは10万円から対応する少額買取が魅力の独立系ファクタリング会社。日本全国に対応し、対面希望の方にはTRYの担当者が訪問してくれます。他社からの乗り換えなら手数料3%優遇のため、すでに他社利用中で手数料が高いと感じる方にも有力な選択肢といえるでしょう。
注文書ファクタリング会社を選ぶ5つのポイント
注文書ファクタリング会社の中から自社に合う1社を絞り込むには、複数の判断基準を持つことが重要です。手数料・入金スピード・買取可能額・個人事業主の対応可否・運営会社の信頼性の5点を確認すれば、失敗のない業者選びが実現できます。
| 項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 手数料の上限・下限 | 下限のみ表記の業者は要注意 |
| 入金スピード | 最短即日/最短数時間/最短2営業日 |
| 買取可能額 | 自社の注文書金額が範囲内に収まるか |
| 個人事業主の対応 | 法人限定の業者も多い |
| 運営会社の信頼性 | 会社情報・実績・契約書の整備状況 |
これら5つの基準をすべて満たす会社を選ぶことで、リスクを最小限に抑えた注文書ファクタリングの利用が可能になります。
手数料の上限と下限が明確か
注文書ファクタリングの手数料は請求書ファクタリングより高く設定される傾向があるため、上限値の確認は必須となります。下限のみ表記している業者は上限が高額に設定されている可能性があり、相場を大きく超える法外な手数料を請求されるリスクもあります。
| 手数料水準 | 該当業者の傾向 |
|---|---|
| 低水準(2%〜8%) | 大手・上場系・税理士提携型 |
| 中水準(5%〜12%) | 独立系・店舗型・オンライン完結型 |
| 高水準(10%〜20%) | 少額対応・審査柔軟型 |
相場を把握するためにも複数社から相見積もりを取り、上限と下限の両方が明示されている会社を選ぶのが鉄則です。
入金スピードが自社のニーズに合うか
注文書ファクタリングの入金スピードは、最短40分から最短2営業日まで業者ごとに差があります。急ぎの資金需要には最短即日対応の業者、納期まで余裕がある場合は手数料の安い業者を選ぶなど、自社のタイミングから逆算した業者選びが重要です。
| 入金タイミング | 適した業者 |
|---|---|
| 最短数時間 | ネクストスタイル・ペイブリッジ |
| 最短即日 | トップマネジメント・けんせつくん・ファクトバンク |
| 最短翌日〜2営業日 | ベストペイ・ビートレーディング・GMO BtoB早払い |
注文書ファクタリングは請求書ファクタリングより審査項目が多いため、緊急時はオンライン完結型の業者を選ぶのが効率的です。
買取可能額の範囲が自社に合うか
注文書ファクタリング会社ごとに買取可能額の下限・上限が設定されており、自社の注文書金額が範囲外だと申込自体できません。少額案件は下限の低い業者、大型案件は上限の高い業者を選ぶ必要があります。
| 買取額レンジ | 適した業者 |
|---|---|
| 20万〜100万円 | ネクストスタイル・ファクタリングのTRY |
| 100万〜数千万円 | ベストペイ・けんせつくん・日税ファクタリング |
| 数千万〜数億円 | ビートレーディング・トップマネジメント・GMO BtoB早払い |
建設業など大型案件中心の業態では数千万〜億円対応の業者、小規模案件中心なら20万円から対応する業者を選ぶのがおすすめです。
個人事業主・フリーランスへの対応有無
注文書ファクタリングは請求書ファクタリングより回収リスクが高いため、ファクタリング会社によっては法人限定としているサービスも多く存在します。個人事業主・フリーランスが利用する場合は、対象事業者の明記がある業者を選ぶことが必須です。
| 事業者区分 | 対応可能な業者 |
|---|---|
| 個人事業主・フリーランス | ベストペイ・ビートレーディング・けんせつくん・ネクストスタイル・ファクトバンク・日税ファクタリング・ファクタリングのTRY |
| 法人専用 | トップマネジメント・GMO BtoB早払い・ペイブリッジ |
ペイブリッジやトップマネジメントは月商500万円以上などの条件もあるため、申込前に対象事業者と利用条件を必ず確認してください。
運営会社の信頼性が確認できるか
注文書ファクタリングサービスを運営する会社の信頼性は、取引先や案件の重要な情報を渡すため必ず確認すべき項目です。代表者名・所在地・固定電話番号などの基本情報の公開有無、過去の取引事例の公開有無を総合的に判断することで悪徳業者を回避できます。
| 確認項目 | チェックポイント |
|---|---|
| 会社情報 | 住所・電話・代表者名の明記 |
| 実績 | 累計取扱高・取引社数の公開 |
| 契約書 | ひな型を事前に確認できるか |
| 公的認定 | 経営革新等支援機関の認定有無 |
国税庁の法人番号公表サイトで運営会社が実在するか確認することも、悪徳業者を見抜く有効な手段となります。
注文書ファクタリング会社の利用前に確認すべき注意点
注文書ファクタリングは便利な資金調達手段ですが、請求書ファクタリングと比べていくつかの注意点があります。手数料の高さや審査の厳しさ、対応業者の少なさなどを把握した上で利用することで、想定外のトラブルを回避できます。
| 注意点 | 具体的な内容 |
|---|---|
| 手数料の高さ | 請求書ファクタリングより2割程度高い |
| 審査の厳しさ | 納品完遂能力まで審査される |
| 2社間専用 | 3社間ファクタリングは選べない |
| 償還請求権の確認 | ノンリコース契約が原則 |
特に償還請求権ありで取り扱う業者は実質貸付の闇金のため、契約書の事前確認は必須となります。
手数料が請求書ファクタリングより高い理由
注文書ファクタリングは入金までの期間が長く、業務未完遂のリスクも加わるため、請求書ファクタリングよりファクタリング会社のリスクが大きくなります。その分手数料も2割程度高めに設定されているのが業界の標準です。
| リスク要因 | 具体的な内容 |
|---|---|
| 入金までの期間 | 最大180日と長期 |
| 業務完遂リスク | 納期通りに納品できるか不確実 |
| 売掛先倒産リスク | 期間が長い分リスクも増大 |
手数料の高さを補うには、複数社からの相見積もりや継続利用による手数料優遇の活用が有効な対策となります。
注文書ファクタリングの審査基準
注文書ファクタリングの審査は請求書ファクタリングよりも厳格で、売掛先の信用力に加えて申込者の業務遂行能力までチェックされます。過去の実績や納品計画の具体性を提示できれば、審査通過の可能性が高まります。
| 審査項目 | 通過のポイント |
|---|---|
| 売掛先の信用力 | 大手企業・公的機関への取引が有利 |
| 過去の受注実績 | 同種案件の完遂実績を提示 |
| 発注内容の具体性 | 業務内容・納期・金額の明記 |
| 納期までの期間 | 納期が近い案件が有利 |
初めて注文書ファクタリングを利用する場合は、納期が近く確実に完了できる短期の案件で申し込むのがおすすめです。
注文書ファクタリングの利用が向いている業種
注文書ファクタリングは受注から納品まで時間がかかり、業務遂行に多額の運転資金が必要となる業種で特に有効です。建設業や製造業、IT・広告業など、入金サイトが長く先行投資が大きい業界で活用される傾向にあります。
| 業種 | 注文書ファクタリングが有効な理由 |
|---|---|
| 建設業・工務店 | 工事開始前の資材費・外注費・人件費が必要 |
| 製造業 | 長い製造リードタイムと大量仕入れ資金 |
| IT・システム開発 | 開発期間中の人件費・外注費が継続発生 |
| 広告・デザイン・印刷 | 制作期間中のスタッフ人件費・外注費 |
| 運送・物流業 | 大型物流案件の燃料代・ドライバー人件費 |
| 卸売業・小売業 | 大量仕入れに対応する仕入資金 |
これらの業種では発注企業が大手であるケースも多く、注文書ファクタリングの審査で有利になりやすい点もメリットといえます。
注文書ファクタリング会社についてよくある質問
注文書ファクタリングは個人事業主でも利用できる?
本記事で紹介した10社のうち7社が個人事業主の利用に対応しています。ただし請求書ファクタリングと比べて対応業者は少なく、選択肢が限られる点に注意が必要です。
| 個人事業主向け業者 | 強み |
|---|---|
| ベストペイ | 面談ありで柔軟な審査 |
| ネクストスタイル | 最短40分・20万円から対応 |
| けんせつくん | 建設業特化で柔軟審査 |
個人事業主は債権譲渡登記ができないため、登記不要の業者を選ぶ必要があります。申込前に対象事業者を必ず確認してください。
注文書ファクタリングの審査は厳しい?
請求書ファクタリングと比べて審査は厳しい傾向があります。納品前の段階で資金化するため、売掛先の信用力に加えて申込者の業務遂行能力まで審査されるためです。
| 対策 | 効果 |
|---|---|
| 過去の実績を提示 | 業務遂行能力の証明になる |
| 大手取引先の注文書を選ぶ | 売掛先の信用力で有利 |
| 納期が近い案件で申込 | 回収リスクが低く評価される |
初めての注文書ファクタリングは、納期が近く確実に完遂できる短期案件で申し込むのが審査通過のコツです。
見積書や発注書も買取対象になる?
発注書は注文書と同じ書類として扱われ、ほとんどの会社で買取対象となります。一方、見積書は契約前段階の書類のため、原則として買取対象外です。
| 書類 | 買取可否 |
|---|---|
| 注文書・発注書 | 可 |
| 契約書 | 可 |
| 見積書 | 原則不可 |
| 納品書 | 業者により対応 |
正式な発注を証明できる書類であれば名称が異なっても買取対象となるケースが多いため、手元の書類で利用可能か業者に相談してみる価値はあります。
注文書ファクタリングと注文書買取は同じ?
言い方が異なるだけで内容は同じサービスです。どちらも注文書を売掛債権として売却し資金化する方法で、審査基準や手数料相場も共通しています。
| 名称 | 意味 |
|---|---|
| 注文書ファクタリング | 注文書を売却して資金化 |
| 注文書買取 | 注文書ファクタリングと同義 |
| POファクタリング | Purchase Order Factoringの略 |
業者によって呼び方は異なりますが、サービス内容に違いはないため、自社に合う業者を比較検討してください。
まとめ|注文書ファクタリング会社の中から自社に合う1社を選ぼう
注文書ファクタリング会社は対応業者が10社程度と限られているため、慎重な選定が成功の鍵となります。本記事で紹介した10社の比較表と選び方の5ポイントを参考に、自社の事業規模・資金需要・業種に最適な会社を絞り込むことが重要です。
業者選びでは手数料・入金スピード・買取可能額・個人事業主の対応可否・運営会社の信頼性の5点を確認するのが鉄則。注文書ファクタリングは請求書ファクタリングより手数料が高めですが、受注段階で資金化できる強力なメリットがあります。本記事の比較表を活用して、大口受注の機会を逃さない注文書ファクタリングサービスを見つけてください。



