カテゴリの記事一覧

カテゴリ名

【2025年1月最新】少額対応の優良ファクタリング業者10選|審査のポイントや業者の選び方も解説

注文書・発注書のスピード買取・資金調達なら

この記事は約12分で読めます。

ファクタリングは融資審査に通過できない方も即日資金調達が可能です。

しかし、売上規模が小さな事業者が少額の売掛債権を売却することは抵抗がありますし「自分のような規模の小さな企業が申し込んで相手にしてもらえるのか」と不安に感じている方も少なくありません。

確かにファクタリング業者の中には、100万円以上などの一定以上の高額な売掛債権でないと買い取りができない場合があります。

しかし業者を選び、事前にしっかりと準備をしておくことで、数十万円単位の売掛債権を資金化することも可能です。

個人事業主やフリーランスなどの小規模事業者が少額の売掛債権をファクタリングする方法やおすすめ業者をご紹介していきます。

個人事業主やフリーランスが少額から利用できるファクタリング会社10選

個人事業主やフリーランスでも少額で利用できるファクタリング会社は次の10社です。

  • ベストファクター
  • OLTA
  • ペイトナーファクタリング
  • ラボル
  • フリーナンス
  • PAYTODAY
  • 日本中小企業金融サポート機構
  • トップマネジメント
  • QuQuMo
  • アクセルファクター

少額利用できるファクタリング会社は数多くありますが、これらの業者であれば安心して低コストでスピーディーにファクタリングを利用できます。

個人事業主やフリーランスが少額から利用できるおすすめのファクタリング会社のスペックや特徴について詳しく解説していきます。

ベストファクター

ベストファクター

種類 2社間ファクタリング
3社間ファクタリング
調達可能額 下限・上限なし
手数料 2%〜
入金スピード 最短即日
手続き方法 対面

ベストファクターは買取額の下限や上限は定めていないので、数万円程度の少額の売掛債権の買取も実施しています。

個人事業主やフリーランスなどの小規模事業者も多く申し込みをおこなっているファクタリング会社で、担当者の知識が豊富でコンサル機能が充実しています。

審査の際には財務コンサルティングを実施してくれるので、ファクタリングで資金調達するだけでなく、財務状況を本質的にどのように改善するのかについて専門的なアドバイスを受けることが可能です。

ベストファクターは顧客との面談を重視しているファクタリング会社ですので、契約には面談が必須となっており、数字からではわからない経営者の人柄や資質などを評価してくれます

他社よりも有利な条件でファクタリングを利用できる可能性があるでしょう。

契約時には面談が必須となっていますが、東京のベストファクターの事務所まで訪問が難しい方はベストファクターの担当者が出張してくれます。

OLTA

種類 2社間ファクタリング
調達可能額 下限・上限なし
手数料 2%~9%
入金スピード 最短即日
手続き方法 オンライン

OLTAは小規模な事業者でも気軽にファクタリングを利用できる優良オンライン完結型のファクタリング会社です。

日本で最初にオンライン完結型のファクタリングを広めた会社で、OLTAの登場以降、他社もオンライン完結型のファクタリングを展開し、多くのファクタリング会社で個人事業主やフリーランスなどの小規模事業者でも気軽にファクタリングを利用できるようになりました。

そのため、OLTAは買取額に下限も上限もありませんが基本的には少額の買取を得意としているファクタリング会社であるといえます。

手数料の上限は9%と個人事業主やフリーランスが利用できるファクタリング会社の中でも最も低い水準で設定されている業者です。

日本全国の金融機関と提携している優良ファクタリング会社でもあるので、まずは気軽に相談してみましょう。

ペイトナーファクタリング

ペイトナーファクタリング

種類 2社間ファクタリング
調達可能額 1万円〜100万円(初回は25万円まで)
手数料 10%
入金スピード 最短10分
手続き方法 オンライン

ペイトナーファクタリングは数万円〜20万円程度の少額の売掛債権をスピーディーに資金化することに特化した少額の売掛債権専門のファクタリング会社です。

買取額の上限は100万円で、初回は25万円までと決められているので、個人事業主やフリーランスなどの小規模事業者専門の少額買取のみのファクタリング会社です。

最大の特徴は業界最速の入金スピードです。

申込から入金までは最短10分ですので、緊急で資金が必要なタイミングで活用できます。

また、個人事業主に対する売掛債権の買取を実施している唯一の主要ファクタリング会社ですので、個人事業主やフリーランスを顧客としている事業者の方はペイトナーファクタリングへ相談することで売掛債権を早期に資金化可能です。

手数料は10%固定と低めに設定されています。

少額の売掛債権をスピーディーに資金調達したい方におすすめです。

ラボル

labol(ラボル)

種類 2社間ファクタリング
調達可能額 1万円〜上限なし
手数料 10%
入金スピード 最短60分
手続き方法 オンライン

ラボルも完全オンライン完結型のファクタリング会社です。

1万円から利用できるので、売上規模の小さな小規模事業者でも数万円程度の少額の資金調達できます。

また手数料は10%固定ですので、あらかじめ資金調達コストが把握でき安心です。

ラボルの最大の特徴は24時間365日最短60分で入金できる圧倒的な対応力です。

土日祝日でも曜日を問わずに早朝から深夜までいつでも最短60分で資金調達できるので、緊急の資金調達手段として頭に入れておくとよいでしょう。

運営している会社は東証プライム上場企業の株式会社セレスの完全子会社です。実質的に上場企業が運営しているサービスですので、運営業者の信頼性を重視したい方におすすめです。

フリーナンス

フリーナンス

種類 2社間ファクタリング
調達可能額 1万円〜上限なし
手数料 3%〜10%
入金スピード 最短60分
手続き方法 オンライン

フリーナンスはGMOグループのGMOクリエイターズネットワークが運営するフリーランスや個人事業主などの小規模事業者のビジネスを支援するサービスです。

複数のサービスを提供しており、そのうちの1つが2社間ファクタリングサービスの「即日払い」です。

フリーナンス即日払いは、フリーナンスに屋号やペンネームで口座を持てる「フリーナンス口座」の利用状況によって金利が変動します。

フリーナンス口座の利用状況が多ければ多いほど適用される金利が低くなる仕組みです。

フリーナンス口座を利用しない方も10%の手数料で利用できるので、手数料設定が非常に低いファクタリング会社だといえるでしょう。

あらかじめアカウントを作成しておけば、請求書のアップロードから最短30分で審査回答があり、そのまま即日入金を受けられます。

アカウントを作成するだけで次のような仕事に役立つ様々なサービスを受けられます。

  • あんしん補償:業務上生じた損害賠償責任などを補償
  • フリーナンス口座:屋号やペンネームなどで口座を作成
  • バーチャルオフィス:銀座・福岡のバーチャルオフィスを格安料金で利用可能

ファクタリングを利用しない場合もメリットが多いので利用を検討するとよいでしょう。

PAYTODAY

種類 2社間ファクタリング
調達可能額 10万円〜上限なし
手数料 1%〜9.5%
入金スピード 最短30分
手続き方法 オンライン

PAYTODAYは買取下限額が10万円と少額から売掛債権を売却できます。

AIファクタリングという名称で商品を展開しているとおり、申込から入金まで全てオンライン上で完結し、審査はAIがおこないます。

そのため、申込から審査完了までは最短15分、申込から入金までは最短30分というスピードを誇ります。

店舗を持たない効率的な経営を実施しているので、上限手数料9.5%と、OLTAに次ぐ低コストです。

サービス開始からわずか3年程度で累計買取額が150億円を突破しており、多くの小規模事業者が申し込みをおこなっています。

初めてファクタリングを利用する方におすすめのファクタリング会社です。

日本中小企業金融サポート機構

日本中小企業金融サポート機構online

種類 2社間ファクタリング
3社間ファクタリング
調達可能額 下限・上限なし
手数料 1.5%~10%
入金スピード 最短3時間
手続き方法 オンライン・対面

日本中小企業金融サポート機構は専門的なコンサルティング業とファクタリングをおこなう一般社団法人です。

一般社団法人は営利目的の法人である株式会社とは異なるので、日本中小企業金融サポート機構のファクタリングは手数料が非常に低く設定されています。

上限10%の手数料は店舗型のファクタリング会社としては最低水準だといえます。

国から認定経営革新等支援機関の認定を受けている本格的なコンサル会社でもあるので、審査の際には財務コンサルティングを受けられますし、そのほかにもさまざまな経営相談が可能です。

店舗までの来店契約が難しいという方には、オンライン完結型のサービスである日本中小企業金融サポート機構onlineも用意しており、オンライン完結で最短3時間で資金調達することも可能です。

買取金額の下限も定められていないので、少額の売掛債権も売却できます。

信頼できるコンサルタントから資金調達したい方は日本中小企業金融サポート機構へ相談してみましょう。

トップマネジメント

 

トップマネジメント

種類 2社間ファクタリング
3社間ファクタリング
調達可能額 下限・上限なし
手数料 2社間ファクタリング:3.5%~12.5%
3社間ファクタリング:0.5%~3.5%
注文書ファクタリング:3.5%~12.5%
ゼロファク:3.5%~12.5%
電ふぁく:1.8%~8.0%
ペイブリッジ:3.5%~12.5%
入金スピード 最短即日
手続き方法 オンライン・対面

トップマネジメントは創業15年、累計取引社数5.5万社超の独立系ファクタリング会社の老舗です。

さまざまな種類のファクタリングを取り扱っており、注文書買取や、補助金申請とファクタリングをセットにすゼロファクなどの取り扱いがあります。

中でも、トップマネジメントが管理できる利用者名義の口座を売掛先からの入金口座とする電ふぁくは上限8%の非常に低い手数料で利用できます。

ファクタリングの専門会社として、さまざまな方法で資金調達や資金繰り改善の提案をおこなってくれる上に手数料が低いでの、安心できる専門性の高い業者から資金調達したい方におすすめです。

QuQuMo

QuQuMo

種類 2社間ファクタリング
調達可能額 下限・上限なし
手数料 1%~
入金スピード 最短2時間
手続き方法 オンライン

QuQuMoはオンライン完結型のファクタリング会社の中では非常に知名度があり、利用者からの評価が高い業者です。

主に小規模事業者を顧客ターゲットとしているため、少額の売掛債権でも売却可能です。

手数料の上限は特に設定されていないので、他社の審査に通過できないようなリスクの高い売掛債権でも高めの手数料で売却できる可能性があります。

支払能力が怪しい企業に対する売掛債権を保有しているのであれば、売却を検討するとよいでしょう。

申込から契約まですべてオンラインで完結し、資金化までは最短2時間というスピードです。

オンライン契約は弁護士ドットコムが監修するクラウド契約システムのクラウドサインでおこなうので、情報漏洩などの心配はありません。

利用者からの口コミや評判が良好なオンライン完結型のファクタリング会社を利用したい方はQuQuMoがおすすめです。

アクセルファクター

アクセルファクター

種類 2社間ファクタリング
3社間ファクタリング
調達可能額 30万円〜上限なし
手数料 2社間ファクタリング:3%〜10%
3社間ファクタリング:1%〜8%
入金スピード 最短即日
手続き方法 オンライン・対面

アクセルファクターは買取額に上限はなく、30万円からの買取を実施しています。

30万円から売却できるので、個人事業主や小規模事業者が数十万円程度の少額を調達したい場合に活用できます。

また、アクセルファクターは手数料が低い点も特徴です。

店舗型のファクタリング会社でありながら、2社間ファクタリングの上限手数料10%は業界最低水準です。

またホームページには「お申込みいただいたお取引のなんと半数以上が即日中の決済」と明記されており、多くの利用者が即日入金に成功しています。緊急で資金が必要になった場合も活用できるファクタリング会社です。

アクセルファクターは国が中小企業支援の専門家としてに認めている認定経営革新等支援機関ですので、高い専門性と実績があることがわかります。また、国が認定している業者ですので、安心して取引できるでしょう。

専門性の高い業者から低い手数料で資金調達したい方にアクセルファクターはおすすめです。

少額のファクタリング会社を比較するポイント

少額ファクタリング会社は次のようなポイントで比較し、自社に合った業者を選択することが重要です。

  • 2社間ファクタリングの取り扱いがあるか
  • 個人事業主でも利用できるか
  • 手数料が相場の範囲内か
  • 必要なタイミングで資金調達できるか
  • いくらから買取をしているか
  • 安全に利用できる業者か
  • 来店なしでも契約できるか

自社がお金を必要とするタイミングに無理なく契約でき、安全に利用できる業者かどうかをしっかりと確認したうえでファクタリング会社を選択しましょう。

少額のファクタリング会社を比較するための7つのポイントを詳しく解説していきます。

2社間ファクタリングの取り扱いがあるか

2社間ファクタリングの取り扱いがある業者を選択した方がよいでしょう。

最短即日入金に対応している2社間ファクタリングはスピード入金、少額買取に対応しているケースがほとんどです。

反対に3社間ファクタリングしか取り扱いのない銀行系ファクタリング会社は数千万円単位の高額買取を得意としており、少額の売掛債権の買取には対応していません。

つまり2社間ファクタリングを取り扱っている業者でないと、少額の売掛債権の売却は困難です。

100万円未満程度の少額債権を売却したい方は、まずはファクタリング会社に2社間ファクタリングの取り扱いがあるかどうかを検討しましょう。

個人事業主でも利用できるか

少額の売掛債権を売却したいのであれば個人事業主でも利用できるファクタリング会社を選択してください。

個人事業主は法人比較して売上規模が小さいので、個人事業主に対する取り扱いを実施しているファクタリング会社は少額の売掛債権の買取も積極的におこなう可能性が高いといえます。

法人のみしか対象としていないファクタリング会社は買取額の下限が大きいケースが多いので、法人のみを対象とするファクタリング会社は避けて、個人事業主も対象としているファクタリング会社を選びましょう。

手数料が相場の範囲内か

ファクタリングの手数料は相場の範囲内であることも必ず確認しましょう。

ファクタリング会社にとって買い取る売掛債権の金額が小さければファクタリング会社の受け取る手数料が少なくなるので、悪徳業者の中には買い取る金額が小さくなると手数料を高額に設定する可能性があります。

少額の売掛債権でも、手数料が相場の範囲内を超える業者とは取引すべきではありません。

ファクタリングの手数料相場は次のとおりです。

そのため、20%を超える手数料を設定する業者とは取引しないことを徹底しましょう。

必要なタイミングで資金調達できるか

ファクタリングで売却する売掛債権の代金を必要なタイミングで調達できるかどうかも必ず確認してください。

少額の資金調達を希望する人ほど「すぐに数万円程度の資金を用意しないと、手形が不渡りになってしまう」などの差し迫った事情を抱えているケースがほとんどです。

そのため、必ず「いつ入金になるか」を確認したうえで、資金調達が間に合う業者を選定しましょう

ほとんどのファクタリング会社が「最短即日」などと広告をしていますが、業者の中には実際には数日程度の時間がかかってしまうケースもあります。

必要なタイミングで資金調達をするため、口コミなどを調べて、実際にどの程度の時間で入金されるのかを確認しましょう。

また、「最短即日」よりも「最短60分」など、入金までの具体的な時間が明記されているファクタリング会社の方が、即日入金される可能性が高くなります。

いくらから買取をしているか

ファクタリング会社がいくらからの買取に対応しているのかも重要なポイントです。

例えば10万円の売掛債権を売却したいのに、「100万円〜買取」と決められているファクタリング会社へ申し込みをしても資金調達できないためです。

少額であればあるほど対応できるファクタリング会社の数は少なくなってしまうので、かならず自分が調達したい金額に対応しているファクタリング会社を選択するようにしてください。「

安全に利用できる業者か

ファクタリング業者の安全性も重要です。

ファクタリングには免許や許認可や登録などは不要で、どんな業者でも営業しようと思えば簡単に開業できます。

そのため業者の中には悪徳業者も相当数混じっており、自分で安全に利用できる業者かどうかを見極める業者選びが非常に重要になります。

一般に「ファクタリング」とは、事業者が保有している売掛債権等を期日前に一定の手数料を徴収して買い取るサービス(事業者の資金調達の一手段)であり、法的には債権の売買(債権譲渡)契約です。
しかし、近時、ファクタリングを装った高金利の貸付けを行うヤミ金融業者の存在が確認されています。また、ファクタリングとして行われる取引であっても、経済的に貸付けと同様の機能を有していると思われるようなものは、貸金業に該当するおそれがあります。
事業者の皆様におかれては、こうした偽装ファクタリングを利用することのないよう、十分注意してください。
引用:金融庁|ファクタリングの利用に関する注意喚起

このように金融庁もファクタリング会社の業者選びには注意喚起をしています。

次のようなポイントで安全な業者を選びましょう。

  • 手数料が相場の範囲内であること
  • 償還請求権なし(ノンリコース)で実施されること

特に、償還請求権の有無は非常に重要です。

償還請求権ありということは、売掛債権が未回収になった際に、ファクタリング会社は責任を負わずに利用者が損失を補填するということで、これは実質的な貸付です。

つまり、償還請求権ありのファクタリングは実質的な貸付をおこなう無登録の闇金ということになるので、闇金と取引をしてしまうことがないよう、必ず「償還請求権なし(ノンリコース)」の契約であることを確認し、契約してください。

来店なしでも契約できるか

来店なしでも契約できる業者かどうかも重要です。

数万円〜数十万円程度の少額の売掛債権をファクタリングするために、ファクタリング会社まで来店しなければならないのは非効率的です。

そのため、来店なしで契約できるファクタリング会社を選択した方がよいでしょう。

また、来店なしで契約できるファクタリング会社の方が少額の買取にも対応しているケースが多々あります。

実際に、来店が必須の銀行系ファクタリング会社などは数千万円程度の買取を専門におこなっていますが、オンライン完結型のファクタリング会社の多くが1万円程度からの買取に対応しています

効率的に契約するためにも、少額にもスムーズに審査に通過するためにも来店なしで契約できるファクタリング会社を選択しましょう。

利用を避けた方がよい会社

少額のファクタリングを取り扱っていても、利用を避けた方がよい会社は次のような業者です。

  • 契約書がない会社
  • 手数料の説明がない会社
  • 実在しない法人
  • 債権譲渡登記が必要な会社
  • 審査なしで利用できる会社

少額対応でも上記のような会社は悪徳業者・違法業者の可能性が高いので利用しない方がよいでしょう。

契約書がない会社

契約書の交付がない会社は利用を避けた方がよいでしょう。

普通の業者は紙やデータで必ず契約書の交付はおこないます。

契約書の交付がないということは、口では「償還請求権なし(ノンリコース)で取り扱う」と言っても、未回収になった際に脅迫的な取り立てをおこなうこともあります。

また、法外な手数料を要求する可能性もあるでしょう。

そのため、契約書の交付がない業者は悪徳業者の可能性が非常に高いので、絶対に契約してはなりません。

手数料の説明がない会社

手数料の説明がない業者とも絶対に取引すべきではありません。

審査通過後に「手数料は〇〇%」と通知されるのが基本中の基本ですが、悪徳業者の中には手数料を通知せず、契約直前に「手数料を控除した入金額は〇〇万円」と、金額だけを伝えてくることがあります。

このような業者は悪徳業者です。

手数料についての説明や、内訳に対する説明がない業者とは絶対に取引してはなりません

実在しない法人

ファクタリング会社と契約する前に、ファクタリングを運営する業者が実在する業者かどうかを必ず確認しましょう。

悪徳業者の中には、実在しない法人名をホームページに掲載しているケースがあるためです。

国税庁の法人番号公表サイトで運営会社が実在するかどうか、必ず確認しましょう。

実在しない法人は、闇金や暴力団の可能性が非常に高いので、絶対に取引してはなりません。

債権譲渡登記が必要な会社

少額の売掛債権のファクタリングを希望している方は、債権譲渡登記が必要な会社は避けた方がよいでしょう。

債権譲渡登記とは、売掛債権が譲渡されたことを登記することで、登記をしておくことによって万が一売掛債権が二重に譲渡されても「すでに自社が譲渡を受けた債権だ」と主張することができます。

そのため、ファクタリング会社の中には債権譲渡登記が必須となっている業者も少なくありません。

しかし債権譲渡登記ができるのは法人のみですので、債権譲渡登記が必須となっている業者を個人事業主が利用することは不可能です。

さらに、債権譲渡登記には債権が5,000個以下なら1件につき7,500円の登録免許税と数万円程度の司法書士報酬が必要になるので、少額の売掛債権に債権譲渡登記を設定していたら割に合いません。

コスパの観点からも債権譲渡登記が必須になっているファクタリング会社は少額の買取を実施していないケースがほとんどです。

債権譲渡登記が必要なファクタリング会社は避けたほうがよいでしょう。

審査なしで利用できる会社

「審査なし」「100%入金」などと広告している業者は闇金です。

絶対に避けましょう。

ファクタリングは償還請求権なし(ノンリコース)で実施されるので、審査なしで利用できることはありません。

必ず審査は必須になるので、審査なしという時点で「償還請求権あり(ウィズリコース)」で実施される闇金である可能性が非常に高いといえるでしょう。

ファクタリングは融資よりも審査通過率は高いですが、審査なしはありえません。

審査なしで利用できる会社は絶対に利用しないでください。

少額ファクタリングでスピーディーに手数料を抑えて資金調達するポイント

少額のファクタリングを素早く手数料を抑えるポイントは次の3つです。

  • 必要書類を準備する
  • オンライン完結型のファクタリング会社を利用する
  • 平日の朝に申し込む
  • 2社間ファクタリングに申し込む
  • 優良な売掛債権を売却する

少額のファクタリングをスピーディーに売却する際の5つのポイントについて詳しく解説していきます。

必要書類を準備する

ファクタリングの審査や契約に必要な書類はあらかじめ準備しておきましょう。

ファクタリングの利用には次のような書類が必要になります。

  • 請求書などの売掛債権成因資料
  • 売掛先企業からの入金が確認できる通帳の写し
  • 代表者の本人確認書類
  • 決算書・確定申告書
  • 売掛先企業との基本契約書
  • 商業登記簿謄本(法人の場合)
  • 印鑑証明書

ファクタリングは提出書類が揃わない限りはどんなに売掛債権が有料でもまず審査に通過できることはありません。

スピーディーに申し込みと契約ができるように、あらかじめ必要書類は漏れなく用意しておきましょう。

なお、必要書類が少ないファクタリング会社のほうが書類用意の時間がかからないのでおすすめです。

オンライン完結型のファクタリング会社を利用する

オンライン完結型のファクタリング会社を利用するのもおすすめです。

オンライン完結型のファクタリング会社は申し込み、書類の提出、契約まで全てWEB上で完結するので来店する必要がありません。

また、スムーズに契約できるよう、提出書類も少なめに設定されているので、書類を用意する時間も節約できます。

来店の手間も書類の用意の手間も時間もかからないので、オンライン完結型のファクタリング会社はスピーディーな資金調達を希望する方には最適です。

平日の朝に申し込む

即日入金を希望するのであれば、できる限り平日の朝に申し込みましょう。

例えば「最短60分入金」と明記されている業者でも、申し込みが混雑しているタイミングに申し込みをしてしまうと審査通過が翌日以降になってしまう可能性があります。

そのため、できる限り早い時間に申し込みを済ませるのがベストです。

また、土日や祝日に営業しているファクタリング会社は、土日や祝日に出勤している従業員数が少ないので、審査に時間がかかるケースもあります。

そのため、平日の朝に申し込みをおこないましょう。

なお、インターネットから申し込みをおこない、その後電話で「急いでいるので、審査を早く見てもらいたい」などと伝えることで、よりスピーディーに審査に通過できる可能性が高まるでしょう。

2社間ファクタリングに申し込む

2社間ファクタリングに申し込むことも非常に重要です。

契約当事者が利用者とファクタリング会社だけの2社間ファクタリングは、審査通過後すぐに契約締結できるので当日中に契約することが簡単です。

一方、契約当事者が利用者と売掛先企業とファクタリング会社の3者の3社間ファクタリングは、売掛先企業の同意を得て、売掛先企業とファクタリング会社の契約締結などのやりとりが必要になるので、契約完了までに時間がかかります。

一般的に3社間ファクタリングで即日契約することは不可能です。

スピーディーに資金調達をしたいのであれば、2社間ファクタリングを利用してください。

優良な売掛債権を売却する

優良な売掛債権を売却することも重要です。

ファクタリング審査で重視されるのは「売掛債権が期日通りに支払われるかどうか」という点です。

そのため、売掛先企業が優良先であれば、審査に時間がかからずにスピーディーに資金調達できます。

次のような企業はスピーディーな審査通過の可能性が高い優良な債権です。

  • 上場企業
  • 優良企業
  • 官公庁
  • 取引歴が長く支払い遅れがない企業

スピーディーに資金調達したいのであれば、手元に保有する売掛債権のうち、これらの特徴がある優良な売掛債権をファクタリングするようにしてください。

少額のファクタリングについてよくある質問

少額のファクタリングの利用や商品についてよくある質問は次のとおりです。

  • 複数のファクタリング会社へ売却することはできますか?
  • 闇金がファクタリングを運営していることがありますか?
  • 会社員でもファクタリングを利用できますか?
  • 必ず審査に通るファクタリング会社はありますか?
  • 法人と個人ではどちらが審査に有利ですか?

複数のファクタリング会社へ売却することはできますか?

1つの売掛債権を複数のファクタリング会社へ売却することはできません。

それは二重譲渡になってしまい、詐欺罪などで刑事罰の対象になる可能性があるので十分に注意が必要です。

一方、異なる売掛債権をそれぞれ異なるファクタリング会社へ売却し、複数のファクタリング会社と取引することは可能です。

さまざまなファクタリング会社と取引をしたり、見積もりをとり、最も自分にとって有利な条件で売却できるファクタリング会社を探すとよいでしょう。

闇金がファクタリングを運営していることがありますか?

可能性はあります。

法外な手数料を設定したり、償還請求ありの実質的な貸付をおこなうファクタリング会社は闇金の可能性が高いといえます。

口コミなども調べて、絶対に闇金などとは取引しないようにしてください。

会社員でもファクタリングを利用できますか?

会社員は副業をしている場合のみ、副業で発生した売掛債権をファクタリングすることは可能です。

一方、副業ではない給料債権をファクタリングすることは不可能です。

給料日前の未払いの給料を給料債権とみなして給料日前にファクタリング会社へ売却することで、早期に資金化できる給料ファクタリングは闇金です。

実際に逮捕されているケースも多々あるので、絶対に給料ファクタリングは利用してはなりません。

ファクタリングは事業で生じた売掛債権のみを売却できるものであって、給料やアルバイト代などでは利用できません。

必ず審査に通るファクタリング会社はありますか?

必ず審査に通るファクタリング会社は存在しません。

ファクタリングが償還請求権なし(ノンリコース)で実施され、万が一の場合にはファクタリング会社が売掛債権の貸し倒れリスクを負う以上、絶対にファクタリング会社にはリスクが生じるためです。

そのため、ファクタリング会社は審査を行い、売掛債権の未回収リスクがどの程度なのかを確認しています。

必ず審査に通ると謳っている業者は償還請求権ありでファクタリングを実施する悪徳業者や闇金である可能性が非常に高いので、絶対に取引しないようにしてください。

法人と個人ではどちらが審査に有利ですか?

どちらかといえば事業規模が大きく、事業実態を確認しやすい法人の方が審査で有利になるでしょう。

また、法人だけが債権譲渡登記を設定できる点も法人の方が審査で有利になりやすい理由の1つです。

ただし、個人事業主でも売掛債権の信用度が高ければ問題なく審査に通過できます。

しかし、法人のみしか取り扱いをしていない業者も多いので、個人事業主は個人事業主への取り扱いを実施している業者を選択することを徹底してください。

まとめ

少額のファクタリングを希望する場合には、業者の安全性や手数料をしっかりと確認したうえで業者を選択してください。

悪徳業者は「少額の場合は手数料が高くなる」と高額な手数料を要求することがありますが、このような業者とは取引すべきではありません。

少額の利用をする際にも「手数料が相場の範囲内であること」「償還請求権なし(ノンリコース)で実施されること」この2点をしっかりと確認し、安全安心に利用できる業者へ申し込みをおこなってください。

注文書ファクタリング会社 - BESTPAY

閉じる