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個人事業主向けファクタリング会社36社比較|少額・即日・審査を公式情報で確認

注文書・発注書のスピード買取・資金調達なら

この記事は約10分で読めます。

請求書の入金は来月なのに、支払いは今週に迫っている。個人事業主だと銀行の融資は間に合わず、ファクタリングも法人向けばかりに見える。そう感じて調べている方が多いと思います。

この記事では、個人事業主・フリーランスが使えるファクタリング会社36社を、下限額・手数料・最短入金・売掛先の条件で比べました。確認はすべて各社の公式サイトです(最終確認2026年10月17日)。

請求書の金額と急ぎ具合で向いている会社は変わります。手取りの目安・審査で見られる点・使う前の注意点まで分かります。

結論

  • 10万円未満の請求書は、1万円から買い取る5社が候補です(ペイトナー・ラボル・FREENANCE・AGビジネスサポート・ビートレーディング)。
  • 30万円以上の請求書なら、アクセルファクター・トップ・マネジメント・ベストファクターなども選べます。
  • 売掛先が個人事業主の請求書を公式に買取対象としているのは、ペイトナーだけでした。売掛先が一般の消費者の請求書は、確認した範囲でどこも対象外です。
  • 手数料は下限の率ではなく、見積もりの振込額で2〜3社を比べてください。
今の状況 読むところ
自分が使える会社を絞りたい 3つの質問で絞る
36社の条件を一覧で比べたい 36社の条件を比べる
今日中(即日)に入金したい 今日中に入金したい場合
土日・祝日に入金してほしい 土日対応のファクタリング会社の専用記事
法人で受注前の資金が必要 法人化すると選べる注文書買取

会社情報の調べ方

手数料・買取額・入金スピードは、各社の公式サイトで確認できたものだけを載せています。公式サイトに記載がない項目は、比較サイトに数値があっても要問合せと表記しています。

ベストファクターは、BESTPAYと同じ株式会社アレシアが運営しています。他社と同じ体裁で、メリットとデメリットを載せています。

個人事業主が使えるファクタリング会社を3つの質問で絞る

結論

ファクタリング会社は、請求書の金額・売掛先・急ぎ具合の3つで絞り込めます。次の3つに答えると、申し込める会社が数社まで減ります。

質問 答え 候補になる会社
Q1 請求書の金額 10万円未満 1万円から買い取るペイトナー/ラボル/FREENANCE/AGビジネスサポート/ビートレーディング、下限のないウィット/日本中小企業金融サポート機構
10万〜30万円 上の7社に加え、バイオン/QuQuMo/PayToday/OLTA
30万円以上 アクセルファクター/トップ・マネジメント/ベストファクターなど、ほぼすべての会社
Q2 売掛先 法人 36社のほぼすべて
個人事業主 公式に買取対象としているのはペイトナーのみ
一般の消費者 ペイトナーを含め、買取対象とする会社は確認できませんでした
Q3 いつまでに必要か 今日中(即日) ラボル/ペイトナー/みんなのファクタリング(土日は専用記事で確認)
2〜3日後 平日営業の会社も含めて、手数料で比べられます

表は横にスクロールできます。会社名の列は左に固定されます。

個人事業主は、会社ごとの細かい条件でも申し込めるかが変わります。確定申告書がない、支払期日が遠いといった事情がある場合は、次の表で先に確認してください。

あなたの状況 公式で対応を確認できた会社 注意点
確定申告書がない(開業初年度) ペイトナー/ラボル/PayToday(提出不要)、QuQuMo/OLTA(開業届で代用) バイオンは決算書または確定申告書が必要です
売掛先が個人事業主 ペイトナー ラボル・AGビジネスサポート・ビートレーディング・アクセルファクター・日本中小企業金融サポート機構は対象外です
売掛先が一般の消費者 確認できた範囲ではありません ペイトナーもFAQで対象外としています。法人か個人事業主あての請求書を使ってください
支払期日が2か月以上先 PayToday(最大90日) ペイトナーは支払期日70日以内の請求書が対象です
開業したばかり PayToday/ウィット(開業直後も可と明記) 売掛先との取引実績が浅いと、審査で見送られることがあります
税金を滞納している 日本中小企業金融サポート機構/うりかけ堂(相談可と明記) 差押えを受けている場合は、利用できないことがあります

条件別のおすすめファクタリング会社

結論

個人事業主に向く会社は、何を優先するかで変わります。ランキングではなく、条件ごとに候補を並べました。

1万円からの少額で使いたい場合

項目 内容
候補 ペイトナー/ラボル/FREENANCE/AGビジネスサポート/ビートレーディング
理由 5社とも1万円から買い取ると公式サイトに記載があります
注意 少額の手数料は10%前後になりやすく、下限の率は適用されにくくなります

今日中に入金したい場合

項目 内容
候補 ラボル(最短30分)/ペイトナー(審査後最短即日)/FREENANCE(最短5分)/OLTA(即日)/AGビジネスサポート(即日)
理由 平日の営業時間内に書類をそろえて申し込むと、当日中の入金が見込めます
注意 受付終了の時刻が早い会社もあります。夕方以降の申込は翌営業日になりやすくなります

今日中に入金してほしい場合は、前日までに請求書・通帳の明細・本人確認書類をそろえ、平日の午前中に申し込むと間に合いやすくなります。受取口座は、平日15時30分までに着金する口座を指定してください。

土日・祝日に入金してほしい場合

土日や祝日の入金は、平日の即日とは条件が違います。審査が土日に動くか、受取口座の銀行が休日の即時入金に対応しているかで変わります。土日に入金まで必要な場合は、土日対応のファクタリング会社の専用記事で、個人事業主が使える会社の可否を確認してください。

平日に即日で資金化したい場合は、即日入金に間に合う申込時刻の比較で、何時までに申し込めば当日に入金されるかを確認できます。

開業したばかりで確定申告書がない場合

項目 内容
候補 PayToday/ペイトナー/ラボル/ウィット
理由 PayTodayは個人事業主の確定申告書を不要とし、ウィットは開業直後でも利用できると公式サイトに記載があります
注意 開業届や取引のメールなど、事業の実態が分かる資料を用意しておくと審査が進みやすくなります

手数料の上限を先に知りたい場合

項目 内容
候補 AGビジネスサポート(2〜9.9%)/OLTA(2〜9%)/FREENANCE(3〜10%)/一律10%のペイトナー・ラボル・バイオン
理由 6社は手数料の上限まで公式サイトで分かります
注意 ほかの会社は下限だけの表記で、実際の手数料は見積もりで決まります

審査の通りやすさを数字で確かめたい場合

項目 内容
候補 アクセルファクター(新規申込者の93.3%)/ZIST(新規申込者の93%以上)
理由 2社は審査通過率を公式サイトで公表しています
注意 通過率は会社全体の数字で、個人事業主だけの数字ではありません

受注した段階で資金が必要な場合

項目 内容
候補 ウィット(注文書にも対応)/ビートレーディング(注文書ファクタリングに対応。個人事業主の条件は要問合せ)
理由 2社は、請求書を出す前の注文書でも買取の相談ができると公式サイトに記載があります
注意 注文書を買い取る会社の多くは法人のみが対象で、BESTPAYの注文書買取も個人事業主は利用できません

個人事業主向けファクタリング会社36社の比較

結論

個人事業主向けのファクタリング会社36社を、公式サイトで条件を確認できた17社と、申込前に条件を確認したい19社に分けて比べました。

公式サイトで条件を確認できた17社

会社 下限額 手数料 最短入金 売掛先が個人事業主 注文書
ペイトナー 1万円 一律10% 即日 ○ ✕
ラボル 1万円 一律10% 30分 ✕ ✕
FREENANCE 1万円 3〜10% 5分 ✕ ✕
AGビジネスサポート 1万円 2〜9.9% 即日 ✕ ✕
バイオン 5万円 一律10%と振込手数料 60分 要問合せ ✕
ウィット 下限なし 要問合せ 2時間 要問合せ ○
日本中小企業金融サポート機構 下限なし 1.5%〜 3時間 ✕ 要問合せ
QuQuMo 要問合せ 1%〜 2時間 要問合せ ✕
PayToday 要問合せ 1%〜 30分 要問合せ ✕
OLTA 下限なし 2〜9% 即日 ✕ ✕
ビートレーディング 1万円 平均10.3%(2社間) 2時間 ✕ ○
みんなのファクタリング 要問合せ 要問合せ 60分 要問合せ ✕
アクセルファクター 30万円 2%〜 即日 ✕ 要問合せ
トップ・マネジメント 要問合せ 2社間3.5%〜 2時間 ✕ △ 法人のみ
ベストファクター 30万円 2社間2%〜 即日 要問合せ ✕
うりかけ堂 要問合せ 要問合せ 要問合せ 要問合せ 要問合せ
ZIST 要問合せ 要問合せ 当日 要問合せ 要問合せ

表は横にスクロールできます。会社名の列は左に固定されます。

○は公式サイトに対応の記載がある項目、✕は非対応の記載、△は条件付きです。要問合せは公式サイトに記載がない項目です。最終確認日2026年10月17日。

土日・祝日の入金で選ぶ場合

土日や祝日に入金まで進むかは、会社・申込時刻・受取口座で変わります。個人事業主が土日に使える会社は、土日対応のファクタリング会社の専用記事で可否を確認してください。

売掛先が一般の消費者の請求書は、どこも買い取りません

「売掛先が個人事業主」は、取引先が個人事業主である請求書を買い取るかどうかです。売掛先が一般の消費者(事業者でない個人)あての請求書は、確認できた範囲で17社のいずれも対象外でした。

QuQuMoの運営会社は株式会社アクティブサポートで、両方に申し込むと同じ会社に2回申し込むことになります。手数料の上限と下限額の両方を公式サイトに載せている会社は、17社のうちペイトナー・ラボル・FREENANCE・AGビジネスサポート・バイオンの5社でした。

申込前に条件を確認したい19社

比較サイトで個人事業主向けとして紹介されているものの、公式サイトで条件を確認できなかった19社です。手数料や買取額は比較サイトごとに数値が異なるため、すべて要問合せとしています。

会社 紹介されている特徴 申込前に確認したいこと
No.1 個人事業主向けの商品を用意 手数料の上限・下限額
メンターキャピタル 2社間・3社間に対応 手数料の上限・下限額
ファクタリングのTRY 株式会社SKOが運営 下限額・契約時の面談の有無
MSFJ 個人事業主向けのプランを用意 プランごとの手数料
買速 個人事業主向けの窓口を用意 手数料・下限額
事業資金エージェント 売掛先が個人事業主の請求書も相談可とする紹介あり 売掛先が個人事業主の場合の条件
三共サービス 2社間・3社間に対応 個人事業主の条件・入金日数
えんナビ 24時間365日の受付 個人事業主の可否・下限額
SKサービス — 個人事業主の条件・手数料
JBL — 個人事業主の条件・手数料
ソクデル — 個人事業主の条件・手数料
SAクラウドファクタリング — 個人事業主の条件・手数料
Progress — 高額時の対面契約の条件
GoodPlus — 下限額・手数料
日本資金支援センター — 土日の審査の可否・手数料
西日本ファクター — 個人事業主の条件・手数料
JPS — 個人事業主の条件・手数料
資金調達QUICK — 個人事業主の条件・手数料
トラストゲートウェイ — 個人事業主の条件・手数料

表は横にスクロールできます。会社名の列は左に固定されます。

建設業向けのけんせつくんはウィットが、広告・IT業界向けのペイブリッジはトップ・マネジメントが運営しています。同じ会社が運営するサービスのため、別の会社としては数えていません。

主要10社の条件と注意点

結論

個人事業主の相談が多い10社について、申込前に確認したい条件と注意点をまとめました。

ペイトナー|1万円から、売掛先が個人事業主でも可

ペイトナーは、個人事業主とフリーランス向けの請求書ファクタリングです。売掛先が個人事業主の請求書を公式に買取対象としている点が、ほかの会社との違いです。

項目 内容
初回の上限 50万円(利用実績に応じて最大300万円)
受付・振込 365日振込。ただし審査は365日実施していないと明記
対象の請求書 支払期日が70日以内の請求書
売掛先 法人または個人事業主。一般の消費者あての請求書は対象外
費用 手数料一律10%のほか、振込手数料が利用者の負担
必要書類 請求書・本人確認書類・直近3か月分の入出金明細の3点(決算書・確定申告書は不要)
メリット デメリット
1万円の請求書から申し込めます 手数料は10%固定で、売掛先の信用が高くても下がりません
売掛先が個人事業主の請求書も対象です 初回は50万円までで、大きな金額には向きません
申し込む前に手取りを計算できます 支払期日が70日を超える請求書は対象外です

売掛先が個人の場合は申込の前に確認を

サービスページには「個人の取引先でもOK」とある一方、FAQでは対象を法人または個人事業主あての請求書としています。売掛先が一般の消費者の場合は、申し込む前に直接確認してください。

ラボル|24時間365日振込に対応

ラボルは、東証プライム上場の株式会社セレスのグループ会社が運営するファクタリングです。土日や深夜でも振込に対応します。

項目 内容
初回の上限 公式サイトに記載なし。利用実績に応じて段階的に上がります
費用 手数料10%のみ(振込手数料などはかかりません)
入金 サービスサイトは最短30分、運営会社サイトは最短60分と記載が分かれています
必要書類 本人確認書類・請求書・取引の証拠となるメールなど
売掛先 法人のみ
メリット デメリット
土日や深夜でも振込を受けられます 売掛先が個人事業主の請求書は買い取りません
契約書がなくてもメールで取引を示せます 初回は少額からで、大きな金額には向きません
手数料以外の費用がかかりません 3社間ファクタリングには対応していません

FREENANCE|1万円から上限なし

FREENANCEは、フリーランス向けの請求書ファクタリングです。専用口座を使い続けると手数料が下がる仕組みがあり、継続して使う人に向いています。

項目 内容
買取額 1万円から上限なし
手数料 3〜10%(専用口座の利用状況によって下がります)
入金 最短5分
売掛先 法人のみ。個人事業主あての請求書は対象外と明記
付帯サービス 損害賠償の補償
注意点 3%は専用口座を使い続けた場合の水準で、初回から適用されるとは限りません

AGビジネスサポート|手数料の上限9.9%を公表

AGビジネスサポートは、手数料の上限まで公式サイトに載せている数少ない会社です。継続して取引している国内法人あての請求書が対象です。

項目 内容
対象の請求書 継続取引のある国内法人あてで、検収が済んだ請求書
入金 最短即日
対象者 個人事業主も利用可能。ただし金額によっては法人のみ
注意点 初めて取引する相手や、個人あての請求書は対象外です

ビートレーディング|個人事業主向けの窓口で1万円から300万円まで

ビートレーディングは、個人事業主とフリーランス向けの窓口を設けている会社です。2024年度の平均手数料を公表しており、見積もりの妥当性を判断する材料になります。

項目 内容
手数料 2024年度の平均は、2社間ファクタリング10.3%、3社間ファクタリング6.8%
買取額 1万〜300万円(個人事業主・フリーランス向けの窓口)
受付 平日9時30分〜18時(土日祝は審査・入金とも休み)
必要書類 通帳のコピー2か月分と、請求書などの取引資料の2点
注文書 注文書ファクタリングにも対応。個人事業主の条件は要問合せ
売掛先 売掛先が個人事業主の請求書は買い取りません

QuQuMo|必要書類2点で最短2時間

QuQuMoは、株式会社アクティブサポートが運営するオンライン完結のファクタリングです。必要書類が少ないため、書類をそろえる時間がない場合に向いています。

項目 内容
手数料 1%から。上限は公式サイトに記載がありません
受付 平日9〜19時(土日祝は休み)
必要書類 請求書と通帳の2点。個人事業主は開業届か確定申告書と、健康保険証も必要です
注意点 1%は最も低い場合の手数料で、少額の請求書に適用されるとは限りません

日本中小企業金融サポート機構|下限なしで1.5%から

日本中小企業金融サポート機構は、国の認定を受けた経営革新等支援機関で、一般社団法人が運営しています。買取額に下限を設けていないため、少額でも相談できます。

項目 内容
買取額 下限・上限なし(1万円〜2億円の買取実績あり)
手数料 1.5%から。上限は公式サイトに記載がありません
赤字・税金滞納 利用可能と記載
対象外 売掛先が個人の請求書、支払いが遅れている請求書

OLTA|手数料2〜9%で諸経費込み

OLTAは、面談なしでオンラインだけで手続きが終わるファクタリングです。手数料2〜9%に諸経費が含まれているため、追加費用を気にせず比べられます。

項目 内容
必要書類 本人確認書類・請求書・入出金明細・決算書(個人事業主は確定申告書、開業初年度は開業届)
買取額 上限・下限なし
債権譲渡登記 原則として行わないと記載
注意点 確定申告書か開業届が必要なため、書類がそろってから申し込むと進みやすくなります

PayToday|掛け目なしで確定申告書が不要

PayTodayは、請求書の全額から手数料を引いた金額が入金される、掛け目のないファクタリングです。個人事業主は確定申告書を出さずに申し込めます。

項目 内容
手数料 1%から。上限は公式サイトに記載がありません
対象の請求書 支払期日が最大90日先までの請求書
債権譲渡登記 行わないと記載
営業時間 平日10〜17時。土日と夕方以降は対応していません

ベストファクター|30万円から、他社で断られた相談も可

ベストファクターは、BESTPAYと同じ株式会社アレシアが運営する請求書ファクタリングです。個人事業主も利用でき、30万円以上の請求書が対象です。

項目 内容
買取額 30万円から(売掛先1社につき1億円まで)
手数料 2社間ファクタリングで2%から。上限は公式サイトに記載がありません
入金 最短即日〜3営業日
契約 契約時に面談が必要です
メリット デメリット
個人事業主でも30万円以上の請求書を相談できます 30万円未満の請求書は対象外です
電話で条件を相談しながら進められます 契約時に面談が必要で、オンラインだけでは完結しません
2社間ファクタリングで取引先に知られずに使えます 手数料の上限は見積もりで確認が必要です

個人事業主がつまずきやすい5つの条件

結論

個人事業主の申込が断られる原因の多くは、会社ごとの細かい条件です。申し込む前に5つを確かめておくと、断られる申込を減らせます。

条件 起こりやすいこと 対策
登記簿謄本がない 法人と同じ書類を出せず、法人のみの会社や商品は使えません 個人事業主が対象と明記している会社を選ぶ
確定申告書がない 開業初年度は、確定申告書を求める会社に申し込めません 提出不要の会社か、開業届で代用できる会社を選ぶ
売掛先が個人事業主 多くの会社で買取対象外になります ペイトナーを選ぶか、法人あての請求書を使う
支払期日が遠い 70日や90日を超える請求書は対象外の会社があります 支払期日の近い請求書を選ぶ
初回の上限が低い 少額向けの会社では、初回に希望額まで買い取ってもらえません 金額が大きい場合は30万円以上に対応する会社も並行して探す

手数料ではなく手取り額で比べる

結論

ファクタリング会社は、手数料率ではなく、実際に振り込まれる金額で比べてください。下限の率は条件のよい請求書に限られ、振込手数料や事務手数料が別にかかる会社もあるためです。

手数料率 手元に残る割合 10万円の請求書 100万円の請求書
3% 97% 約9.7万円 約97万円
5% 95% 約9.5万円 約95万円
10% 90% 約9万円 約90万円

公開されている取引データの一例

注文書買取ファクタリングBESTPAY(株式会社アレシア)の取引実績では、平均買取率は88.8%、平均買取額は615万円、最低買取実績は15万円です。法人の注文書買取を含む実績で、相場を知るための材料として示します(個人事業主の請求書ファクタリングの数値ではありません)。

手取りが減る5つの見落とし

  • 手数料率だけで選び、振込手数料や事務手数料を見落とす。
  • 掛け目があり、請求書の一部しか買い取ってもらえない。
  • 受付の締切を過ぎて申し込み、当日に入金されない。
  • 対面や郵送の契約が必要で、即日に間に合わない。
  • 償還請求権のある契約で、売掛先が支払わないと自分が返すことになる。

審査で見られる請求書と通帳のポイント

結論

審査で最も重視されるのは、あなたの業績ではなく、売掛先が期日に支払えるかどうかです。請求書と通帳から次の点が確認されます。

確認される点 見られる理由 準備しておくこと
請求書の宛先が法人か 法人の方が支払い能力を確かめやすいため 法人あての請求書を優先して選ぶ
支払期日と金額 期日が遠いほど回収の不確実さが増すため 支払期日が明記された請求書を用意する
通帳の入金履歴 同じ売掛先から過去に入金があれば、取引が本物だと確かめられるため 売掛先からの入金が分かる2〜3か月分の明細を出す
振込先と屋号の一致 請求書の振込先と通帳の名義が違うと確認に時間がかかるため 請求書と同じ口座の明細を出す
取引の証拠 請求書だけでは取引の実態が分からない場合があるため 契約書・発注書・納品書・取引のメールを添える

審査に落ちたときの次の一手

結論

1社で審査に落ちても、別の会社や別の請求書なら通ることがあります。会社ごとに対象の条件が違うため、断られた理由を推測して申込先を変えてください。

通りにくい請求書 次の一手
売掛先が個人事業主 ペイトナーに申し込むか、法人あての別の請求書を使う
売掛先が一般の消費者 買い取る会社は確認できていません。法人か個人事業主あての請求書を使う
初めて取引する相手 継続して取引している売掛先の請求書を選ぶ
支払期日が遠い 支払期日の近い請求書を優先する
書類がそろっていない 取引のメールや納品書を添えて申し込み直す
金額が下限に届かない 下限1万円の会社か、下限のない会社を選ぶ

208社の調査で分かった個人事業主の選択肢

結論

個人事業主が急いで使える会社は多くありません。ファクタリング会社の口コミサイトファクコミ(外部サイト)が主要208社を調べた結果、条件を重ねるごとに候補は次のように減りました。

条件 該当する会社数
2社間ファクタリングに対応 158社
さらに即日買取に対応 88社
さらに債権譲渡登記が不要 59社
さらに個人事業主に対応 54社
さらに土日に対応 6社

条件を1つ足すごとに候補が半分近くまで減るため、ゆずれない条件を先に決めておくと探す時間が短くなります。同じ調査では、買取額の下限を30万円としている会社が91社と最も多く、10万円以下から買い取る会社は47社でした。

調査概要:ファクコミが主要208社の公式情報と口コミ(2,341件)を集計。調査基準日は2026年7月29日です。

ファクタリングを使う前に確認したいこと

結論

ファクタリングを使う前に、取引先への確認や法律で解決できることもあります。手数料を払う前に次の4点を確認してください。

確認すること 内容
支払日が60日を超えていないか フリーランス新法(2024年11月施行)により、発注者は原則として受け取りから60日以内に報酬を支払う必要があります。60日を超える支払日は、発注者に相談する余地があります
手形で支払われていないか 取適法(2026年1月施行)により、対象となる取引では手形での支払いが禁止されました。建設や製造の一人親方は、支払方法を確認してください
契約に譲渡禁止の特約があるか 2020年4月の民法改正で、譲渡を禁止する特約があっても売掛金の譲渡は有効とされました。特約がある請求書も相談できます
早く受け取る仕組みがないか 決済サービスやクラウドソーシングには売上を早く受け取る機能があります。ファクタリングより費用が安い場合があります

危険な業者の見分け方

結論

正規のファクタリングは売掛金の売買で、お金の貸し借りではありません。次の特徴がある業者は、ファクタリングを装った貸付の可能性があります。

契約前に確認したい5つの点

  • 売掛先が支払わないとき、自分が返す契約(償還請求権や買戻しの特約)になっていないか。
  • 担保や保証人、手形を求められていないか。
  • 審査なし、必ず通ると宣伝していないか。
  • 手数料に消費税が上乗せされていないか(売掛金の売買に消費税はかかりません)。
  • 契約書の控えを渡してくれるか。

給料を対象にした給与ファクタリングは、最高裁判所で貸金業にあたると判断されています。事業の請求書を売る通常のファクタリングとは別のものなので、利用しないでください。

ファクタリング以外の資金調達との比較

結論

ファクタリングは入金が早い代わりに、融資の金利より費用がかかります。数日から数週間の余裕があれば、費用の低い方法が合うこともあります。

方法 入金までの目安 費用 返済
ファクタリング 最短即日 1回の取引ごとの手数料(高め) なし(売掛金の売却)
ビジネスローン 数日 金利。利息制限法の上限は年15〜20% あり
日本政策金融公庫などの融資 数週間 公庫の無担保は年4.05〜5.65%(令和8年10月1日現在) あり
補助金・助成金 数か月 原則かからない なし

手数料10%で毎月利用すると、売上の約1割が手数料で減り続けます。一時的な資金不足の解消には役立ちますが、毎月使う前提では資金繰りは改善しません。続けて使う場合は、取引先に支払日を早めてもらえないか相談することも検討してください。

法人化すると選べる注文書買取

結論

個人事業主が法人化すると、受注した段階で注文書を資金化できる注文書買取を利用できる可能性があります。請求書を買い取るファクタリングは、請求書を発行する前には利用できません。

項目 個人事業主の請求書ファクタリング 法人の注文書買取(BESTPAY)
買い取るもの 納品後の請求書 受注時の注文書・発注書
資金が入る時期 納品と請求の後 受注した段階
対象者 個人事業主・法人 法人のみ
下限額 1万〜30万円(会社による) 30万円
入金 最短5分〜数日 最短1日
向いている場面 納品後の入金待ちの間の資金不足 着手前の材料費や外注費の支払い

BESTPAYの注文書買取は法人のみが対象で、個人事業主は利用できません。契約時には登記簿謄本や印鑑証明書などの法人の書類が必要です。受注が増えて法人化を考えている場合は、法人化後の資金調達の選択肢として検討できます。注文書買取の条件や流れはベストペイの注文書買取の解説、ほかの会社は注文書ファクタリングおすすめ21社比較で比べられます。

法人設立済み、または法人化を予定している方へ

請求書を待たずに、注文書や発注書の段階で資金化できる可能性があります。対象は法人で、30万円以上の注文書です。

注文書買取を無料で相談する

電話:0120-927-565(平日10時〜19時受付)/WEBは24時間受付

個人事業主のファクタリングでよくある質問

開業したばかりでも使えますか

使える会社があります。審査で重視されるのは業績ではなく売掛先の支払い能力です。PayTodayとウィットは、開業直後でも利用できると公式サイトに記載しています。

確定申告をしていなくても使えますか

確定申告書を求めない会社があります。ペイトナー・ラボル・PayTodayは不要で、QuQuMoとOLTAは開業届で代用できます。

取引先に知られずに使えますか

2社間ファクタリングなら、取引先への通知や承諾なしで契約できます。3社間ファクタリングは承諾が必要ですが、手数料は低くなる傾向があります。

赤字や税金の滞納があっても通りますか

通る可能性はあります。売掛先が期日に支払えるかどうかが審査されるためです。ただし税金の滞納で差押えを受けている場合は、利用できないことがあります。

売掛先が個人の請求書でも買い取ってもらえますか

売掛先が個人事業主であれば、ペイトナーが公式に買取対象としています。一般の消費者あての請求書は、確認できた範囲でどの会社も対象外でした。

ファクタリングの手数料に消費税はかかりますか

かかりません。売掛金の売買は消費税がかからない取引とされています。手数料に消費税を上乗せする業者には注意してください。

売掛先から入金されたお金はどうすればよいですか

2社間ファクタリングでは、入金されたお金を契約どおりファクタリング会社へ送金します。別の支払いに使うと契約違反になるおそれがあります。

債権譲渡登記を求められたらどうすればよいですか

個人事業主は債権譲渡登記ができません(動産債権譲渡特例法の対象が法人に限られるため)。登記を行わないと明記しているPayTodayなどを選んでください。

まとめ:個人事業主は条件と振込額で会社を選ぶ

個人事業主が使えるファクタリング会社は、請求書の金額・売掛先・急ぎ具合の3つで絞り込めます。10万円未満の請求書は、1万円から買い取る5社(ペイトナー・ラボル・FREENANCE・AGビジネスサポート・ビートレーディング)が候補です。

売掛先が個人事業主の請求書は、ペイトナーが公式に買取対象としています。一般の消費者あての請求書は、買い取る会社を確認できませんでした。手数料は下限の率ではなく、見積もりの振込額を2〜3社で比べてから決めてください。

土日・祝日に入金してほしい場合は、土日対応のファクタリング会社の専用記事で個人事業主が使える会社を確認してください。法人化して受注前の資金が必要になった場合は、注文書買取も選べるようになります。

各社の手数料・下限額・入金スピード・受付時間は、各社の公式サイトから確認した内容です(確認日2026年9月21日・10月8日・10月17日)。条件は変わることがあるため、申し込む前に各社の公式サイトで確認してください。

主要208社の集計は、ファクタリング会社の口コミサイトファクコミ(外部サイト)の調査によるものです。運営:株式会社アレシア(注文書買取ファクタリングBESTPAY/請求書ファクタリング ベストファクター)

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