商品やサービスを納品したが、売掛金が入金されるまで数カ月かかるので、次の仕事を受注できないなどといった資金繰りの悩みをお持ちの経営者も多いのではないでしょうか。
そんな悩みを解決できる資金調達方法が、請求書買取ファクタリングです。
この記事では、銀行からの借入などとは異なる資金調達方法である請求書買取ファクタリングの仕組みやメリット、デメリットなどについて解説します。
請求書買取ファクタリングとは?
請求書買取ファクタリングは、企業や個人事業主が所有している売掛債権をファクタリング会社に買い取ってもらい現金化するサービスです。
通常、納品してから取引代金(売掛債権)が支払われるまで、1~2カ月かかります。その期間は現金が入ってこないため、資金繰りに困ることもあるでしょう。
しかし、請求書買取ファクタリングでは、請求書発行時点で現金化できるため支払いサイトを短縮することができ、資金繰りの課題を解消することが可能です。請求書買取ファクタリングのことを、一般的にファクタリングと呼びます。
請求書買取ファクタリングとファクタリングの違い
請求書買取ファクタリングはファクタリングの1つです。
ファクタリングは売掛債権の買取という広い意味があります。
そして、ファクタリングで売却できる売掛債権には以下のようなものがあります。
- 請求書
- 注文書
- 診療報酬
- 介護報酬
- 補助金・助成金の交付決定通知
ファクタリングは様々なものを売掛債権とみなして資金調達可能です。
この中で、請求書を売却して資金調達する方法を請求書買取ファクタリングといいます。
なお、ファクタリングではほとんどのケースで請求書を買い取っているため、請求書買取ファクタリングのことをファクタリングと呼ぶのが一般的です。
そのため、請求書買取ファクタリングとファクタリングは同じ意味だと考えても問題ありません。
請求書買取ファクタリングと注文書買取ファクタリングの違い
請求書買取ファクタリングは請求書をファクタリング会社へ売却して資金調達するものです。
一方、注文書買取ファクタリングとは、注文書をファクタリング会社へ売却して資金化する方法です。
請求書は「納品後」に発行する書類ですので、請求書買取ファクタリングは納品後の資金調達方法です。
30日〜90日前倒しで売掛債権の代金を受け取れます。
注文書は「受注があった段階」で発行される書類ですので、注文書買取ファクタリングは受注時で仕事に取り掛かる前に資金調達が可能です。
請求書買取ファクタリングよりも早い段階で資金調達できるため、最長180日前倒しで資金を受け取れます。
注文書買取ファクタリングの方が短縮できるサイトが長いため、審査が厳しく手数料は高くなる傾向があります。
それぞれの特徴を理解して、適切に使い分けましょう。
請求書買取ファクタリングの仕組み
請求書買取ファクタリングには、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングがあります。
2社間請求書買取ファクタリングの流れ
2社間ファクタリングは、次の流れで手続きを行います。
- 企業や個人事業主などのファクタリング利用者が、ファクタリング会社に請求書(売掛債権)を売却
- ファクタリング会社が、請求書の額面から手数料を差し引いた金額を利用者に入金
- 発注企業が、利用者に取引代金を入金
- 利用者が受け取った取引代金をファクタリング会社に入金
2社間ファクタリングでは、発注企業にファクタリングの利用は通知されません。そのため、ファクタリングの利用を発注企業に知られたくないという受注企業に向いているシステムです。
また、発注企業の同意が必要ないので、最短即日で入金されます。急ぎの資金調達が必要なときに、利用するとよいでしょう。
3社間請求書買取ファクタリングの流れ
- 受注企業(利用者)、発注企業、ファクタリング会社の3社間でファクタリング契約
- ファクタリング会社が受注企業に、請求書の金額から手数料を差し引いた金額を入金
- 発注企業が、ファクタリング会社に直接、取引代金を入金
3社間ファクタリングでは、受注企業、発注企業、ファクタリング会社の3社間で債権譲渡契約が結ばれます。
取引代金は発注企業が直接、ファクタリング会社に入金するので、審査の段階で発注企業の信用力も加味され、2社間ファクタリングよりも手数料は安くなります。
しかし、受注企業がファクタリングを利用することによって、発注企業からの信頼が低下するという恐れもあります。また、発注企業の同意が必要なため、2社間ファクタリングより資金化に時間がかかるのが難点です。
2社間請求書買取ファクタリングと3社間請求書買取ファクタリングの比較
2社間請求書買取ファクタリング | 3社間請求書買取ファクタリング | |
---|---|---|
入金までのスピード | 速い | 2社間ファクタリングに比べ時間がかかる |
手数料 | 3社間ファクタリングに比べ高い(10~20%) | 1~10% |
審査 | 3社間ファクタリングに比べ厳しい | 2社間ファクタリングに比べ審査に通りやすい |
売掛先企業への債権譲渡の通知 | 通知されない | 通知される |
2社間契約と3社間契約の違いについて詳しく解説していきます。
入金までのスピード
2社間契約の入金までのスピードは最短即日です。
2社間契約では申込企業とファクタリング会社の2社のみで契約た締結され、売掛先企業の同意を得る必要はありません。
そのため、契約手続きに時間がかからず、早いファクタリング会社の場合には1時間以内で入金が完了します。
一方、3社間契約の場合には、契約当事者に売掛先企業が加わります。
そのため、あらかじめ売掛先企業からファクタリングに対する同意を得なければならず、ファクタクリング会社と売掛先企業の間でもやりとりがあり、申込から入金まで3日〜1週間程度の時間が必要です。
急いで資金調達したいのであれば、2社間請求書買取ファクタリングをおすすめします。
手数料
手数料も2社間と3社間では異なり、相場は以下のとおりです。
- 2社間契約:8%〜20%程度
- 3社間契約:1%〜8%程度
あらかじめ売掛先の同意を得て買取を実施する3社間契約では、架空の売掛債権を売却される心配はありませんし、代金も売掛先企業が直接ファクタリング会社へ支払うので安心です。
3社間契約の方がファクタリング会社にとってのリスクが低いため、3社間契約は2社間契約よりも手数料が低くなっています。
審査対象
主な審査対象は2社間契約も3社間契約も売掛先企業です。
ファクタリング後、ファクタリング会社へ代金を支払う債務者は売掛先企業だからです。
ただし、2社間ファクタリングは売掛先の代金が一度申込企業へ支払われ、その代金をファクタリング会社へ送金します。
あまりにも資金繰りが悪化した企業の場合、一度振り込まれた代金をファクタリング会社へ支払わずに流用してしまうリスクがあるので、2社間契約については申込企業に対する審査も行われます。
あまりのも業況が悪い場合には、2社間契約の審査に通過できないこともあるので、審査に自信がないのであれば3社間契約を利用した方がよいでしょう。
売掛先企業への債権譲渡の通知
発注先企業へ「売掛債権を売却した」と通知するのは3社間ファクタリングのみで、2社間ファクタリングは通知は行われません。
2社間ファクタリングにおいては、売掛先企業に秘密でファクタリングを実施できるので、売掛先企業は従来と同じように、代金を自社の口座へ売り込みます。
売掛先企業に対して「ファクタリングで資金調達した」ということを知られたくない場合は、2社間ファクタリングを利用してください。
請求書買取ファクタリングのメリット
ファクタリングのメリットを理解しておけば、受注企業(利用者)にとって効果的な活用が可能になるでしょう。
主なメリットは以下の6点です。
- 資金繰りの悩みを解消できる
- スピーディーに資金調達ができる
- 売掛債権の売買取引
- 保証人・担保が不要
- 赤字決算・債務超過でも利用できる
- ノンリコース(償還請求権のない契約)
請求書買取ファクタリングの6つのメリットについて詳しく解説していきます。
資金繰りの悩みを解消できる
ファクタリングを利用すれば、納品して請求書を発行した時点で現金化することができます。
一般的には、納品して請求書を発行しても取引代金が入ってくるまで1~2カ月かかるため、その間、資金不足になり次の仕事を受注できないといったケースもみられます。
また、資金繰りは手元に1日でも長く現金があった方がよくなるため、売掛債権の1〜2ヶ月の資金ギャップ(債権発生から入金までの時間)を解消できるのはメリットです。
売掛債権は発生しても入金になるまでは、資金繰りには寄与しない資産ですが、ファクタリングによって資金繰りの課題を解決できます。
スピーディーに資金調達ができる
ファクタリングは、銀行融資などに比べ入金までにかかる時間が非常にスピーディーです。
申込から入金までに掛かる時間は、銀行融資では2週間〜3週間程度ですが、2社間ファクタリングは最短即日、平均2~4日、3社間ファクタリングは平均3~1週間程度と、融資と比較してファクタリングの方が圧倒的に早くなっています。
「月末、急に取引先から支払いが遅れると連絡があり、支払いができない」
「今日資金を用意しないと、手形が不渡りになる」
このような緊急で資金が必要な場合に、最短即日で資金化できるファクタリングが活用できます。
最短で資金調達が必要な場合は2社間、発注企業に知られても問題なく、資金が必要なタイミングに余裕がある場合には手数料の安い3社間を利用するとよいでしょう。
売掛債権の売買取引
ファクタリングは、融資や借入ではなく売掛債権の売買取引です。そのため、企業や個人事業主の信用情報に借入の履歴は残りません。
また、決算書にも借入として記録されません。
メインバンクは取引先企業の借入金が急に増えていることに対してネガティブに判断する場合も多いですが、ファクタリングであれば外部から資金調達したことを知られないので、メインバンクにも秘密にできます。
むしろ、借入で資金調達した場合よりも、決算書の評価が上げるケースも少なくありません。
借入を増やさず、自社の決算書の評価を下げたくない場合などには、ファクタリングを利用するのが適しています。
保証人・担保が不要
ファクタリングは、融資や借入ではないため保証人や担保は不要です。保証人を付けたくない、不動産など担保になるものがないといった場合でも、資金調達が可能です。
銀行融資などでは、融資を受ける際には担保や保証人があった方が有利になることも多いですが、ファクタリングは担保も保証人も必要ありません。
請求書さえ持っていれば誰でも平等な条件で資金調達できるが、請求書買取ファクタリングのメリットです。
赤字決算・債務超過でも利用できる
企業や個人事業主の信用情報を重視する金融機関からの借入より、ファクタリングの審査基準は緩めです。
ファクタリングの審査では、「発注企業の信用力」「売掛金の支払いサイト」「受注企業と発注企業の取引状況」などが重視され、あくまでも審査の基準は「売掛債権が期日とおりに支払われるかどうか」です。
そのため、申込企業が赤字や債務超過などによって銀行から借入ができない状態でも、ファクタリングであれば審査に通過できる可能性があります。
赤字決算・債務超過などで金融機関からの借入が難しい場合は、ファクタリングの利用が適しているでしょう。
ノンリコース(償還請求権のない契約)
ファクタリングは、ノンリコースです。リコースとは償還請求権のことで、ノンリコースとは償還請求権のない契約のことをいいます。
償還請求権とは、ファクタリング後に売掛債権がデフォルト(支払不能)になって場合、ファクタリングが元の所有者に対して請求する権利です。
ファクタリングはノンリコースでおこなわれるので、発注企業の倒産などで、受注企業(利用者)に代金を支払えなくなり、受注企業がファクタリング会社に入金できなくなった場合でも、ファクタリング会社は受注企業に代金の支払いを求めることはできないのです。
そのため、受注企業は、発注企業の倒産リスクなどを心配せずにファクタリングを利用することができます。
なお、償還請求権あり(ウィズリコース)で取り扱われるファクタリングは実質的には貸付です。
貸金業者登録をしていない業者が、ファクタリングを謳ってノンリコースのファクタリング(実質的な貸付)をおこなっている場合、その業者は実際には闇金ですので、絶対に取引しないようにしてください。
請求書買取ファクタリングのデメリット
ファクタリングは売掛債権の早期現金化などメリットの多いシステムですが、デメリットも存在します。デメリットも考慮した上で、有効活用しましょう。
主なデメリットは以下の4点です。
- 手数料が割高
- 請求書の額面以内での資金調達しかできない
- 債権譲渡登記が必要なケースがある
- 本質的な資金繰り改善は難しい
請求書買取ファクタリングの4つのデメリットについても理解しておきましょう。
手数料が割高
ファクタリングは売掛債権の売買なので金利はかかりませんが、手数料がかかります。この手数料を銀行融資の金利と比較すると、割高になっています。
具体的には、2社間の手数料は8~20%、3社間の手数料は1~8%程度、銀行融資の金利は年利1~4%程度ですが、ファクタリングの手数料は金利に換算すると数字以上の割高になるのです。
なお、ファクタリングの手数料は年利ではないので、回収サイト1ヶ月(1ヶ月先に入金になる)売掛債権を手数料10%で売却した場合、年利では120%にもなります。
ファクタリングの手数料は銀行融資の100倍程度の非常に大きな負担になることも多いので、ファクタリングは恒常的に利用すべきものではありません。
急ぎの資金調達が不要な場合や手数料・金利の安さを優先させたい場合は、銀行融資・借入を利用したほうがよいでしょう。
請求書の額面以内での資金調達しかできない
ファクタリングで資金調達できるのは、請求書の額面から手数料を差し引いた金額です。
あくまでもすでに売り上げた金額以内しか調達できないので、月商や年商を大きく超えるような高額な資金調達をおこなうことができません。
設備投資や数ヶ月から1年程度の運転資金をファクタリングで調達することは不可能です。
それ以上の資金調達が必要な場合は、金融機関の融資・借入などと組み合わせて利用することを検討しましょう。
債権譲渡登記が必要なケースがある
債権譲渡登記制度とは、法人がする金銭債権の譲渡などについて、債務者以外の第三者に対する対抗要件を備えるための制度です。
ファクタリング会社は、他社に買い取られている請求書(売掛債権)を二重に買い取ってしまうリスク(二重譲渡のリスク)などに対して対抗要件を備えるために、債権譲渡登記を行います。
2社間ファクタリングでは、原則的に債権譲渡登記が必要です。しかし、ファクタリング会社によっては、手数料を引き上げることで債権譲渡登記を省略できるところもあります。
また、債権譲渡登記ができるのは、法人のみです。そのため、債権譲渡登記を必須にしているファクタリング会社は、個人事業主やフリーランスは利用できません。
本質的な資金繰り改善は難しい
ファクタリングでは本質的な資金繰りの改善はできません。
ファクタリングは、将来入金になる予定の売掛債権を前倒しで受け取っているだけだからです。
そのため、当初の入金予定日になったら再びお金が不足して、再度ファクタリングを利用し、その都度高額な手数料を不安するという悪循環に陥る可能性があります。
本格的に資金繰りを改善したいのであれば、金融機関から長期借入金を借りるか、売上UPや支出削減などの本質的な経営改善をする必要があります。
ファクタリングを恒常的に利用すると、高額な手数料負担によってかえって資金繰りは悪化し、収支も厳しくなります。
ファクタリングはあくまでも、緊急で資金が必要なときや、銀行融資がおりてくるまでのつなぎとして利用するようにしてください。
ファクタリング会社の選び方
ファクタリングを利用する際には、企業や個人事業主の状況により以下の点に注意してファクタリング会社を選びましょう。
- 買取可能額
- 発注企業への通知
- 手数料と掛け目
- ファクタリング会社の面談
- 個人事業主・フリーランスの利用
優良なファクタリング会社を選ぶポイントを理解して、安全な業者を取引をおこなってください。
買取可能額
ファクタリングでは、基本的に請求書(売掛債権)の額面から手数料を差し引いた金額まで資金調達をすることは可能です。
しかし、請求書買取可能額については、ファクタリング会社の規模によって異なります。小規模のファクタリング会社は少額の請求書買取しか対応できませんが、銀行系などの大手ファクタリング会社は数億円の買取に対応しているところもあります。
そのため、自社が買い取ってもらいたい請求書の金額に対応できるかどうか、事前に電話などで確認するようにしましょう。
発注企業への通知
発注企業にファクタリングの利用を知られたくない場合は、2社間ファクタリングが適しています。発注企業に、ファクタリング利用の通知をしないためです。
ファクタリングを利用したことを取引先に知られてしますと、取引先によっては「経営状態や資金繰りが苦しい」と自社をネガティブに判断する可能性があります。
そのためファクタリングを利用することによって発注企業からの信頼性に悪影響を及ぼすなどの不安がある場合は、2社間ファクタリングを利用しましょう。
手数料と掛け目
ファクタリングの手数料の相場は、2社間で10~20%、3社間で1~10%です。手数料の安さを重視するなら、3社間ファクタリングを選びましょう。
さらに、ファクタリング会社によっては、買い取る請求書に「掛け目」を設定しているところがあります。掛け目が設定されると売掛金(請求書)の70~90%が買取対象で、残りの10~30%は発注企業から売掛金を回収した後、受注企業(利用者)に支払われます。
ファクタリングで、なるべく多額の資金調達をしたい場合は、手数料が安く掛け目が高いファクタリング会社を選びましょう。
ファクタリング会社の面談
ファクタリングでは、面談を実施する場合と面談不要の場合があります。ファクタリング会社が面談を実施するのは、「初回の申し込み」「2社間ファクタリングの申し込み」「高額案件の申し込み」などのときです。
面談では、提出書類、経営状況、利用者の人柄などがチェックされます。そのため、提出書類や経営状況の正確な説明、誠実な態度での応対などを心がけましょう。
面談不要の場合は、オンラインですべての手続きが完了します。素早い資金調達が期待できるなどのメリットもありますが、高額な売掛債権の買い取りが不可になる可能性もあるので注意が必要です。
個人事業主・フリーランスの利用
ファクタリング会社によっては、個人事業主やフリーランスの利用はできないところもあります。また、3社間ファクタリングのみに限定しているファクタリング会社もあります。
個人事業主やフリーランスの方がファクタリングの利用を検討している場合は、事前にファクタリング会社に問い合わせましょう。
請求書買取ファクタリングが向いてる場面
請求書買取ファクタリングが向いているのは以下のような場面です。
- 急に資金が必要になった
- 銀行融資の審査に落ちた
- 取引先の支払能力が心配
- 借入以外の方法で資金調達したい
請求書買取ファクタリングが向いている場面をしっかりと把握して、適切に活用できるようになりましょう。
急に資金が必要になった
急に資金が必要になったときにはファクタリングの利用が向いています。
2社間ファクタリングであれば最短即日で資金調達できますし、業者によっては最短60分以内で入金に対応してくれるところもあるためです。
会社経営をしていれば「どうしても今日お金が必要」という場面は少なくありません。
そのようなとき、銀行融資であればいくら早くても1週間程度の時間がかかりますが、ファクタリングであれば最短即日で資金調達できるので対応できます。
銀行融資では対応できない緊急時の資金調達方法として、ファクタリングは重宝するでしょう。
銀行融資の審査に落ちた
銀行融資の審査に落ちてしまった方も、ファクタリングであれば資金調達できる可能性があります。
ファクタリングの審査で重視されるのは売掛先企業と信用です。
そのため、売掛先企業の財務状態などに問題がなく、期日通りに支払いができると判断可能であれば、申込企業の決算内容や財務状況が悪くても審査に通過できる可能性があるでしょう。
銀行融資では申込企業の決算状況や財務状況だけが審査されるので、赤字や債務超過の場合、審査通過は非常に困難です。
銀行融資の審査に落ちてしまってもファクタリングであれば審査に通過して資金調達できる可能性があるでしょう。
取引先の支払能力が心配
取引先の支払能力が心配という場合もファクタリングの利用が向いています。
ファクタリングはノンリコースで行われるので、万一、売掛債権がデフォルトしても利用企業には責任は及びません。
未回収の損失はすべてファクタリング会社が負担してくれます。
新規取引先と取引する際には、相手先の与信には十分注意しなければなりません。
場合によっては全く支払能力がないケースもあるためです。
ファクタリングを利用すれば、もしものことがあっても損失はファクタリング会社が負ってくれるため、安心して取引ができます。
初めての取引や、取引先の経営悪化などを理由として、取引先の支払能力に不安がある場合はファクタリングを利用すれば安心です。
借入以外の方法で資金調達したい
借入以外の方法で資金調達したい場合もファクタリングがおすすめです。
ファクタリングは売掛債権という資産を売却して資金調達する方法ですので、借入ではありません。
そのため、貸借対照表の負債が増えることもありません。
借入が増えると以下のようなデメリットがあります。
メインバンクからの格付けや評価が下落して銀行取引に悪影響になる
バランスシートが大きくなったり、自己資本比率が低下したりすることが原因で、外部からの評価が下がる
ファクタリングであれば、借入ではないので、外部からの評価が下がる心配はありません。
借入金は増やしたくないが資金調達は必要というケースでファクタリングは活用できます。
請求書買取ファクタリングおすすめ業者ランキングベスト20
請求書買取ファクタリングのおすすめ上位20社は以下のファクタリング業者です。
- OLTA
- QuQuMo
- ビートレーディング
- フリーナンス
- アクセルファクター
- ベストファクター
- トップマネジメント
- 事業資金エージェント
- PayToday
- ラボル
- ペイトナーファクタリング
- 日本中小企業金融サポート機構
- No.1
- GMO BtoB 早払い
- PMG
- SOKULA
- えんナビ
- MSFJ
- マネーフォワードアーリーペイメント
- AGビジネスサポート
おすすめファクタリング会社のスペックや特徴を詳しく解説していきます。
第1位 OLTA
ファクタリングの種類 | 2社間ファクタリング |
---|---|
買取限度額 | 下限上限なし |
手数料 | 2%〜9% |
入金スピード | 最短1日 |
公式サイト | https://www.olta.co.jp/ |
OLTAはオンライン完結型のクラウドファクタリングのパイオニア的な企業です。
1万以上の事業者が登録し、累計申込金額は1,000億円を超えます。
また、数多くの地方銀行とも提携し、地方銀行の顧客に対してもファクタリングを提供しています。
信用を売りにしている銀行が提携するほどのファクタリング会社ですので、安心して利用できることは間違いありません。
手数料の上限も9%と業界最安値水準です。
電話サポートも取り扱っているため、「オンライン完結は不安」という方も安心して利用できます。
第2位 QuQuMo
ファクタリングの種類 | 2社間ファクタリング |
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買取限度額 | 下限上限なし |
手数料 | 1%〜 |
入金スピード | 最短2時間 |
公式サイト | https://ququmo.com/ |
2社間ファクタリングをオンライン完結で行う、オンライン専用のファクタリング会社です。
来店不要で最短2時間で資金調達できるため、申込から資金化までのスピードは業界最速の水準です。
契約方法は、弁護士ドットコムが提供するクラウドサインという契約システムを採用しているため、個人情報の流出などの心配は不要です。
安心できるファクタリング会社で、オンラインで短期間で資金調達したい方にはQuQuMoへ相談してみましょう。
第3位 ビートレーディング
ファクタリングの種類 | 2社間ファクタリング・3社間ファクタリング |
---|---|
買取限度額 | 下限上限なし |
手数料 | 2社間:4%~12% 3社間:2%~9% |
入金スピード | 最短即日 |
公式サイト | https://betrading.jp/ |
ビートレーディングは店舗型の独立系ファクタリング会社としても最も有名な企業の1つです。
累計取扱社数は5.2万社を超え、累計買取金額は1,170億円を突破しています。
担当者の知識レベルが非常に高く、資金繰りの相談だけでなく、財務コンサルティングなどを受けられることでも口コミで評判です。
店舗型のファクタリング会社ですので、契約には原則として面談が必要になります。
しかしビートレーディングのオフィスまで訪問している時間がないという方には、オンラインでの面談も実施しています。
オンラインであれば最短2時間程度で資金調達できるので、ビートレーディングは急いで資金調達を希望する方にも向いています。
また、請求書買取ファクタリングだけでなく注文書買取ファクタリングも実施しているので、大口の受注があったときに増加運転資金が必要な際にも相談してみましょう。
第4位 フリーナンス即日払い
ファクタリングの種類 | 2社間ファクタリング |
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買取限度額 | 〜1,000万円 |
手数料 | 3%〜10% |
入金スピード | 最短即日 |
公式サイト | https://freenance.net/sokujitsu |
フリーナンスは大手インターネット企業のGMOの子会社が提供するフリーランス専用のサービスです。
フリーナンス即日払いは、アカウントを作成すれば最短30分で資金調達できます。
下限なしで1,000万円まで調達できるので、数万円単位の少額の売掛債権もスピーディーに資金調達できます。
また、手数料の上限も10%と、2社間ファクタリングとしては低コストで資金調達できる点も特徴です。
なお、フリーナンスはアカウントを作成するだけでファクタリングだけでなく「フリーナンスあんしん補償」というフリーランス専用の保険に無料で加入できます。
- 業務遂行中の事故:最高5,000万円
- 仕事の結果の事故:最高5,000万円
- 受託物の事故:最高500万円
ファクタリングを利用しなくても、これらの補償が得られるのはメリットですので、活用しましょう。
第5位 アクセルファクター
ファクタリングの種類 | 2社間ファクタリング・3社間ファクタリング |
---|---|
買取限度額 | 下限上限なし |
手数料 | 2社間:3~10% 3社間:1~8% |
入金スピード | 最短即日 |
公式サイト | https://accelfacter.co.jp/ |
アクセルファクターは店舗型のファクタリング会社として、担当者の対応がよいとのことで、利用者からの口コミや評判が非常に高いファクタリング会社です。
店舗型でありながら、手数料の上限は10%と低コストでファクタリングを利用できる点が大きなメリットです。
店舗型のファクタリング会社ですが、最近はオンライン契約に力を入れており、当時中にアクセルファクターの窓口へ訪問できない方もオンラインで面談できます。
申込者の約半分が即日資金調達に成功しているため、緊急時の資金調達にも活用できるでしょう。
信頼できるファクタリング会社から急いで資金調達を希望する方に、アクセルファクターはおすすめです。
第6位 ベストファクター
ファクタリングの種類 | 2社間ファクタリング・3社間ファクタリング |
---|---|
買取限度額 | 〜1億円 |
手数料 | 2%〜 |
入金スピード | 最短即日 |
公式サイト | https://bestfactor.jp/ |
ベストファクターは担当者の対応がよく、知識のレベルが非常に高いことが口コミで評判の店舗型の独立系ファクタリング会社です。
審査の際には財務コンサルティングを受けられるので、資金調達だけでなく、自社の資金繰り改善や経営改善を図りたい方には非常におすすめのファクタリング会社です。
運営会社である株式会社アレシアは、注文書買取専門のサービスであるBEST PAYも運営しています。
そのため、請求書買取ファクタリングだけでなく注文書買取ファクタリングも利用できます。
なお、契約には面談が必要です。利用者と顔を合わせてしっかりと審査をおこなう安心できるファクターだといえますが、当日中にベストファクターのオフィスへ訪問できない場合には即日資金調達は受けられないので注意しましょう。
第7位 トップマネジメント
ファクタリングの種類 | 2社間ファクタリング・3社間ファクタリング |
---|---|
買取限度額 | 下限上限なし |
手数料 | 2社間:3.5%~12.5% 3社:0.5%~3.5% |
入金スピード | 最短即日 |
公式サイト | https://top-management.co.jp/ |
トップマネジメントは総買取件数5.5万社を超える、ファクタリング専門の会社です。
さまざまな形態のファクタリングを取り扱っていることで知られている企業で、通常の買取ファクタリングだけでなく以下のような商品を取り扱っています。
- ゼロファク:補助金申請をファクタリングを同時に実施して、補助事業の支払い資金をサポート
- 2.5社間ファクタリング:売掛債権の入金口座をトップマネジメントが管理することで2社間ファクタリングでありながら低い手数料を実現
- 注文書買取ファクタリング:注文書を資金化
他社では取り扱いのない、さまざまな専門的なファクタリングを取り扱っているので、単純な資金調達だけでなく、さまざな場面で相談できます。
なお、注文書買取ファクタリングは月商500万円以上の法人でないと利用できないので注意しましょう。
第8位 事業資金エージェント
ファクタリングの種類 | 2社間ファクタリング |
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買取限度額 | 10万円〜2億円 |
手数料 | 1.5%〜 |
入金スピード | 最短2時間 |
公式サイト | https://js-agent.com/ |
事業資金エージェントは、10万円〜2億円という非常に幅広い金額の買取をおこなっているので、個人事業主から規模の大きい大きな企業でも利用できるファクタリング会社です。
審査通過率は90%以上ですので、銀行などの金融機関の審査に通過できない企業でも審査に通過できる可能性があります。
オンライン完結型のファクタリング会社ですので、最短2時間とい非常に短い時間で資金調達が可能です。
手数料も1.5%〜と、業界での最低水準で資金調達できるので、低コストでファクタリングを利用したい方にはおすすめのファクタリング会社です。
第9位 PayToday
ファクタリングの種類 | 2社間ファクタリング |
---|---|
買取限度額 | 10万円〜 |
手数料 | 1%〜9.5% |
入金スピード | 最短30分 |
公式サイト | https://paytoday.jp/ |
PayTodayはAIファクタリングという名称で親しまれているファクタリング会社です。
審査はAIがおこなうので最短30分という非常に速いスピードで資金調達ができます。
また、手数料の上限は9.5%と、業界最低水準ですので、資金調達にかかるコストをできる限り抑えたい方にも向いています。
10万円からの買取に応じているので、売上の規模の小さな法人や個人事業主が数十万円単位の少額を急いで資金調達したい方におすすめです。
オンライン完結で素早く低コストで資金を調達したい方にはPayTodayへ相談してみましょう。
第10位 ラボル
ファクタリングの種類 | 2社間ファクタリング |
---|---|
買取限度額 | 1万円〜 |
手数料 | 10% |
入金スピード | 最短60分 |
公式サイト | https://labol.co.jp/?testPattern=B |
ラボルは東証プライム上場企業の株式会社セレスが100%出資している企業が運営するファクタリング会社です。
ファクタリング会社に対して「怖い」「怪しい」と感じている方も多いですが、東証プライム上場企業が運営するラボルであれば安心して利用できます。
手数料は一律10%固定ですので、利用前に資金調達コストを把握できるのが大きなメリットです。
また1万円から買取に応じてもらえるので、個人事業主やフリーランスの方が「月末の支払いに数万円だけ足りない」という場合も活用できます。
安心できる企業から数万円程度の少額を調達したい方はラボルの利用を検討するとよいでしょう。
第11位 ペイトナーファクタリング
ファクタリングの種類 | 2社間ファクタリング |
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買取限度額 | 〜100万円 (初回25万円迄から徐々に拡大) |
手数料 | 10% |
入金スピード | 最短10分 |
公式サイト | https://paytner.co.jp/factoring |
ペイトナーファクタリングは少額買取専門のオンライン完結型のファクタリング会社です。
請求書をアップロードすればすぐに審査結果が表示され、最短10分で資金調達できるので、資金化までのスピードは業界最速です。
手数料は一律10%ですので、少額の資金が急いで必要な場面でペイトナーファクタリングは重宝します。
ただし、初回の買取上限額は25万円、最高でも100万円までしか調達できないので、中規模以上の事業者はペイトナーファクタリングで必要資金を調達することは難しいでしょう。
個人事業主やフリーランスが数万円程度の資金を調達するのに向いています。
なお、個人に対する請求書を売却できるのは今のところペイトナーファクタリングだけです。
第12位 日本中小企業金融サポート機構
ファクタリングの種類 | 2社間ファクタリング・3社間ファクタリング |
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買取限度額 | 下限上限なし |
手数料 | 1.5%〜 |
入金スピード | 最短即日 |
公式サイト | https://chushokigyo-support.or.jp/ |
日本中小企業金融サポート機構は、ファクタリング業者としては珍しい、一般社団法人とおう法人形態で運営されています。
必ずしも営利目的ではないので手数料は10%を切るような低い水準が適用されることも珍しくありません。
また日本中小企業金融サポート機構は国が認定した認定経営革新等支援機関です。
国が認定しているため、団体としては信頼できることは間違いありませんし、経営支援に関して高い信頼性を誇っています。
資金調達だけでなく経営改善などについても高いレベルのコンサルティングを受けられます。
資金調達と経営改善の両方を相談したい方は日本中小企業金融サポート機構へ相談するのがおすすめです。
第13位 No.1
ファクタリングの種類 | 2社間ファクタリング・3社間ファクタリング |
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買取限度額 | 〜5,000万円 |
手数料 | 表記なし |
入金スピード | 最短即日 |
公式サイト | https://no1service.co.jp/ |
株式会社No1は、買取ファクタリングだけでなく、診療報酬、医療報酬などの買い取りを行うファクタリング専門の会社です。
建設業界特化ファクタリングや、乗り換え専用のファクタリング、個人事業主特化ファクタリングなど、利用者の属性に応じてさまざまな形態のファクタリングを取り扱っているのが特徴です。
特に、乗り換え専用のファクタリングでは、「初回買取手数料50%割引」か「他社より高額買取保証」を選べるので、すでに他社でファクタリングを利用している方は、確実に他社よりも有利な条件で資金調達できます。
初めてファクタリングを利用する方も、すでに他社でファクタリングを利用している方にもおすすめの有料ファクタリング会社です。
第14位 GMO BtoB 早払い
ファクタリングの種類 | 2社間ファクタリング・3社間ファクタリング |
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買取限度額 | 100万円以上 |
手数料 | 1%〜 |
入金スピード | 最短2営業日 |
公式サイト | https://www.gmo-pg.com/lpc/hayabarai/ |
大手インターネット企業でのGMO傘下の、東証プライム上場企業であるGMOペイメントゲートウェイが運営するファクタリングサービスです。
運営企業が最も信頼できるファクタリングサービスの1つですので、運営企業の安全性を重視してファクタリングを利用したい方にはおすすです。
利用企業には1人の専任の担当者が配置されるので、常に同じ担当者へ相談できる点が大きなメリットです。
10%を切るような低い手数料が適用されることも珍しくないようですが、その分審査は厳格におこなっています。
時間をかけてしっかりと審査をするので、資金化までに最短2営業日と比較的時間がかかる点には注意しましょう。
ファクタリング会社や担当者の信頼性を重視したい方にはGMO B to B 早払いはおすすめです。
第15位 PMG
ファクタリングの種類 | 2社間ファクタリング・3社間ファクタリング |
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買取限度額 | 〜2億円 |
手数料 | 表記なし |
入金スピード | 最短即日 |
公式サイト | https://p-m-g.tokyo/ |
PMGは店舗型のファクタリング会社として最も規模が大きく歴史も長い企業です。
ここ数年程度で一気に普及したファクタリングですが、PMGは平成27年創業と創業10年近くなります。
また、日本全国に店舗を構えており、東京本社、大阪支店、福岡市店、札幌営業所、仙台営業所、千葉営業所、さいたま営業所、横浜営業所、名古屋営業所、広島営業所と、日本全国に営業拠点を構える非常に大きな会社です。
コンサルティング業にも力を入れているため、担当者の知識レベルが高く対応が良いと口コミで評判になっています。
また、東京商工リサーチ調べで「独立系ファクタリング 企業売上 No.1」にもなっています。
信頼できる会社とファクタリングの取引をしたい方にはPMGはかなりおすすめのファクタリング会社です。
第16位 SOKULA
ファクタリングの種類 | 2社間ファクタリング |
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買取限度額 | 下限上限なし |
手数料 | 2%〜15% |
入金スピード | 最短2時間 |
公式サイト | https://sokula.info/ |
SOKURAは最短2時間で資金化できる、オンライン専門のファクタリングサービスです。
審査の通過しやすさが売りで、通過率は9割以上と高い水準を誇ります。
買取金額には下限も上限もないので、数十万円程度の少額買取から数千万円単位の高額買取まで対応でき
さまざまな売上規模の事業者が活用できるでしょう。
非対面でオンライン契約できるため、近くにファクタリング会社がない地方に所在する事業者の方もSOKURAであれば、お金が必要なタイミングで最短即日で資金調達が可能です。
第17位 えんナビ
ファクタリングの種類 | 2社間ファクタリング・3社間ファクタリング |
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買取限度額 | 50万円~5000万円 |
手数料 | 表記なし |
入金スピード | 最短即日 |
公式サイト | https://ennavi.tokyo/ |
えんナビは24時間365日営業していることで知られているファクタリング会社です。
時間や曜日に関係なく、いつでも担当者が会社に在籍しているので、夜間や休日でもファクタリングの相談が可能です。
深夜に営業している飲食関係の事業者の方が、急にお金が必要になった場合も、えんナビであれば、電話や窓口での相談に対応してもらえます。
買取可能額も50万円〜で、手数料も業界最低水準をうたっているので、さまざまな事業者が活用できるでしょう。
第18位 MSFJ
ファクタリングの種類 | 2社間ファクタリング・3社間ファクタリング |
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買取限度額 | 10万円~5,000万円 |
手数料 | 1.8%〜9.8% |
入金スピード | 最短3時間 |
公式サイト | https://msfj.co.jp/ |
MSFJは最短即日資金調達が可能なファクタリング会社です。
10万円からの買取に応じているので、売上規模が小さな個人事業主や小規模法人に向いており、500万円までのファクタリングであれば優先的に審査を行なってくれるので混雑時にも即日資金調達できる可能性が高いでしょう。
またMSFJは乗り換えにも力を入れており、乗り換えの際には手数料が半額になるので、すでに他社を利用している方にとっては大きなメリットです。
手数料の上限も9.8%とかなり低いため、ファクタリングにかかる資金調達コストをできる限り抑えたい方にMSFJはおすすめです。
第19位 マネーフォワードアーリーペイメント
ファクタリングの種類 | 2社間ファクタリング |
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買取限度額 | 50万円以上上限なし |
手数料 | 初回:買取債権金額の2~10% 2回目以降:買取債権金額の1~10% |
入金スピード | 最短2営業日 |
公式サイト | https://mfkessai.co.jp/ep/top |
大手金融企業で東証プライム上場のマネフォワードのグループ企業が運営するファクタリングサービスです。
2社間ファクタリング専用のサービスですが、上限手数料10%で利用できるので低コストで資金調達ができる点がメリットです。
また、買取金額に上限はないので、売上規模が数億円以上の大手企業でもファクタリングを利用できます。
大手の金融企業が取り扱うファクタリングですので、審査は厳格に行われ、資金化までには最短2営業日かかります。
高額の資金調達を希望する中規模以上の企業におすすめのサービスです。
第20位 AGビジネスサポート
ファクタリングの種類 | 2社間ファクタリング・3社間ファクタリング |
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買取限度額 | 10万円〜 |
手数料 | 2%~ |
入金スピード | 最短即日 |
公式サイト | https://www.aiful-bf.co.jp/products/factoring/ |
大手消費者金融のアイフルが提供するファクタリングサービスです。
アイフルはすでにカードローンで大きな信頼を得ている企業ですので、ファクタリングも安心して利用できます。
2社間ファクタリングは最短即日で利用でき、3社間ファクタリングも取り扱っています。
買取金額も10万円〜と比較的少額から取り扱っているので、売上規模の小さな個人事業主やフリーランスも安心して利用できます。
アイフルは圧倒的な知名度を誇る大手消費者金融ですので、ファクタリング会社の安全性や安心を重視する方に向いています。
請求書買取ファクタリングについてよくある質問
請求書買取ファクタリングについてよくある質問として以下のようなものがあります。
請求書買取ファクタリングは違法ですか?
請求書買取ファクタリングは違法ではありません。
請求書=売掛債権の売買は法律によって認められているためです。
しかし、違法でないのは償還請求権なしのファクタリングだけです。
償還請求権ありのファクタリングは、実質的には貸付ですので、その業者が貸金業者登録をしていない限りは違法になります。
また給料や領収書を請求書と同じように売却して資金調達する給料ファクタリングや領収書ファクタリングは違法ですので、そのような業者とは絶対にやり取りしないようにしましょう。
請求書買取ファクタリングと注文書買取ファクタリングはどちらが審査が厳しいですか?
請求書買取ファクタリングよりも注文書買取ファクタリングの方が審査は厳しくなる傾向があります。
注文書買取ファクタリングは仕掛り前の受注段階の注文書を資金化するため、納品が済んでいる状態の請求書ファクタリングするよりも、ファクタリング会社が回収できるまでの期間が長いためです。
どちらも、売掛先企業の信用が審査で重視されますが、注文書買取ファクタリングの方がより厳格に売掛先企業の信用が確認されますし、申込企業についても納期までに納品できる企業かどうかという点もチェックされるでしょう。
請求書買取ファクタリングは個人でも利用できますか?
ほとんどの請求書買取ファクタリングが個人事業主の利用にも対応しています。
したがって個人事業主が請求書を保有している場合には、ファクタリング会社へ相談することで資金化できるケースがほとんどです。
ただし、一般個人が誰かに対する請求書を保有していたとしてもファクタリングは利用できません。
個人で利用できるのはあくまでも事業を個人名義で営んでいる個人事業主やフリーランスです。
ファクタリング会社の中には法人に対してしか取り扱っていない業者もあるので、申込前には個人事業主に対応しているかどうかも確認してください。
個人に対する請求書でも請求書買取ファクタリングを利用できますか?
基本的に個人に対する請求書ではファクタリングを利用できません。
請求書買取ファクタリングで利用できる請求書は原則として、法人に対するものだけです。
したがって、事業者の方が個人相手に商売をして、その際の請求書をファクタリング会社へ提出しても、ファクタリング会社は受け付けてくれません。
ただし、ペイトナーファクタリングだけは、個人に対する請求書も買取に応じています。
個人に対する請求書をどうしてもファクタリングしたい場合には、ペイトナーファクタリングへ相談してください。
請求書買取ファクタリングを有効活用して経営を安定させよう
ファクタリングは、商品やサービスを納品後、請求書を発行した時点で現金化が可能になるなどメリットの多い資金調達方法です。
しかし、金融機関からの借入金利と比較すると手数料が割高などといったデメリットもあります。そのため、毎回、ファクタリングを利用すると手数料の分、利益が減少してしまいます。
請求書買取ファクタリングを銀行からの借入などと併用するなど、企業や個人事業主の経営状況に合わせて有効活用すれば、資金繰りが円滑になり経営が安定するでしょう。