受注から入金までの支払いを早めたい経営者にとって、注文書買取は有効な手段です。
しかし請求書が発行される前の段階で行う審査は、一般的なファクタリングより慎重に進められます。
審査基準がわからず、申し込むべきか悩む方も少なくありません。
本記事では審査通過のポイントや必要書類、2社間での仕組みを分かりやすく整理しました。
資金調達の成功率を高める具体的な対策を一緒に確認していきましょう。
注文書買取の審査は厳しいのか 結論から伝える審査通過の核心
注文書買取の審査は、請求書を用いる場合と比べて厳格に判断される傾向があります。
まだ仕事が完了していない将来の売掛金を買い取るため、買取会社側のリスクが高くなるからです。
しかし基準を正しく理解して事前に対策を講じれば、決して通過できないわけではありません。
まずは審査が慎重に行われる理由と、担当者が最も重視するポイントを具体的に解説します。
請求書ファクタリングより審査が慎重に行われる理由
請求書ファクタリングは提供済みのサービスに対する対価を買い取ります。
一方、注文書買取はこれから発生する予定の将来債権を対象とするのが特徴です。
作業完了前に資金化するため、プロジェクトが中断するリスクを考慮しなければなりません。
買取会社は契約の確実性や完遂能力を慎重に判断します。
| 項目 | 請求書ファクタリング | 注文書買取 |
|---|---|---|
| タイミング | 仕事の完了後 | 仕事の着手前 |
| 主なリスク | 売掛先の倒産 | 未完遂・売掛先の倒産 |
注文書買取では売掛先の信用力に加えて、利用者自身の業務遂行能力も重視されます。
納品が確実に行われる根拠を提示することが審査通過のポイントです。
審査通過率を高めるために最も重要な注文書の信憑性とは
注文書買取の審査で重視されるのは、書類が架空ではないという証拠です。
請求書と違い仕事の完了前であるため、信憑性を裏付ける資料が欠かせません。
単に注文書を出すだけでなく、過去の実績や発注までのやり取りを提示しましょう。客観的な証拠を揃えることで、審査の信頼度は高まるはずです。
| 項目 | 重要度 | 準備すべき証拠の例 |
|---|---|---|
| 取引の継続性 | 高 | 過去の通帳入金履歴 |
| 案件の具体性 | 中 | 見積書や契約書 |
| 実在の証明 | 高 | 発注担当者とのメール履歴 |
証拠を複数組み合わせると信頼性が増します。
特に新規取引先の場合は、丁寧な資料準備が早期の資金調達の成功に近づくでしょう。
H3 【早見表】注文書買取の審査で見られる3つの最優先項目
審査で特に重視されるのは、売掛先の支払い能力、注文書の正確性、利用者の事業実態の3点です。
これらが揃うことで、買取会社は未回収リスクが低いと判断します。具体的なチェック項目を以下の表にまとめました。
| 項目 | 内容 | チェックのポイント |
|---|---|---|
| 売掛先の信用力 | 倒産リスクの有無 | 上場企業や公的機関か |
| 注文書の信憑性 | 書類の真正性 | 発注印やメールの証跡 |
| 事業の遂行能力 | 納品完了の確実性 | 過去の取引実績や工期 |
これらの項目を事前に確認しておくことで、審査の手続きを円滑に進められます。
特に売掛先の信用力は大きな比重を占めるため、優良な取引先の案件を選ぶことが重要です。
注文書買取と請求書ファクタリングの審査における決定的な違い
注文書買取と請求書ファクタリングは、どちらも売掛債権を資金化する手法ですが、審査の難易度や注目されるポイントは大きく異なります。
最も大きな違いは、債権が確定しているかどうかという点にあります。
この違いが審査のスピードや手数料にも影響を与えるため、利用前に把握しておくことが重要です。
具体的な相違点を比較しながら、それぞれの審査における特徴を詳しく見ていきましょう。
審査対象となる売掛債権の確定度による難易度の差
請求書ファクタリングはサービスの提供が終わって金額が決まっている債権を扱います。
対して注文書買取はこれから発生する売掛金を対象にするため、債権の確定度が低いと判断されます。この確定度の違いが審査の難易度に直接関わります。
| 項目 | 請求書(確定債権) | 注文書(将来債権) |
|---|---|---|
| 債権の状態 | 仕事の完了後 | 仕事の着手前 |
| 審査難易度 | 低め | 高め |
| 重視される点 | 売掛先の支払い能力 | 利用者の完遂能力 |
注文書は納品が完了して初めて売掛金になります。
そのため買取会社はプロジェクトが途中で止まるリスクを慎重に調べなければなりません。
仕事を最後までやり切る能力があるかどうかが審査通過の大きなポイントです。
審査で重視されるポイントが売掛先の信用に集約される仕組み
注文書買取の審査では利用者の信用度よりも、売掛先の支払い能力が合否を大きく左右します。
買取会社は最終的に売掛先から支払われる代金で資金を回収するからです。
利用者が赤字経営であったとしても、売掛先が上場企業などの優良企業であれば通過の可能性は十分にあります。
反対に売掛先の経営状態に不安がある場合は、買い取りを断られるケースが少なくありません。
| 審査対象 | 重視される理由 |
|---|---|
| 売掛先の信用 | 資金回収の源泉でありリスクに直結するため |
| 利用者の信用 | プロジェクトを完遂する力を測るため |
売掛先の倒産リスクが低いと判断されれば、審査のスピードが早まり手数料も抑えられる傾向にあります。
自身の財務状況に不安がある場合こそ、信頼性の高い大手企業や公的機関の注文書を選ぶのが資金調達をスムーズに進めるコツです。
手数料と審査スピードに現れるPOファイナンス特有の傾向
| 項目 | 請求書買取 | 注文書買取 |
|---|---|---|
| 手数料 | 2%から15% | 5%から20% |
| 審査 | 即日から2日 | 3日から10日 |
注文書買取は未着手の仕事を対象にするため、手数料は高めに設定されます。
審査も内容の精査に数日から1週間ほどかかるのが一般的です。
早めに資金が必要な場合は、余裕を持って申し込むことが重要になります。書類を不備なく揃えることで、手続きの遅れを防げます。
審査担当者はここを見る 注文書買取の審査基準3つの柱
注文書買取の審査を通過するためには、審査担当者がどのような視点で書類をチェックしているかを知る必要があります。
審査のポイントは大きく分けて3つの柱から成ります。
これらを理解することで、準備すべき書類や補足すべき情報の優先順位が明確になるでしょう。
それぞれの項目がなぜ重要視されるのか、具体的な理由とともに詳しく解説します。
売掛先の支払い能力と倒産リスクの評価方法
審査で最も重視されるのは、最終的に代金を支払う売掛先の信用度です。
注文書買取は将来の入金を前提に資金を出すため、回収不能になるリスクを厳格に評価します。
売掛先が上場企業や自治体といった公的な機関であれば、審査の評価は高まりやすいです。
一方で、設立間もない企業や経営状態が不透明な会社は、慎重に判断されます。
| 評価項目 | 具体的な内容 | 評価への影響 |
|---|---|---|
| 経営基盤 | 資本金や上場の有無 | 規模が大きいほど有利 |
| 支払い実績 | 過去の支払い遅延の有無 | 遅延があると審査は厳しい |
| 外部評価 | 調査機関による企業評点 | 点数が高いと信頼が増す |
このように売掛先の倒産リスクを多角的に分析することで、回収の確実性を確認しています。
売掛先の評価に不安がある場合は、過去の取引実績が豊富で良好な関係を築けている相手の注文書を選ぶと、信頼を補完しやすくなります。
利用者自社の事業実態とプロジェクトの完遂能力
注文書買取では、企業がその案件を最後までやり遂げる力があるかを見られます。
納品前の段階で資金を出すため、プロジェクトの完遂は必須条件です。万が一途中で業務が止まると、買取会社は資金を回収できなくなります。
そのため、実績や設備などの事業実態が詳しく確認される仕組みです。
| 確認される項目 | 具体的な内容 | 審査への影響 |
|---|---|---|
| 事業の継続年数 | 設立から何年経過しているか | 長いほど信頼感が増す |
| 過去の取引実績 | 同様の案件を完遂した経験 | 実績が多いと評価が高い |
| リソース状況 | 人員や設備が整っているか | 無理な受注でないかを確認 |
審査では実在する会社の証明も求められます。
オフィスの実態や業界の評判などがチェックされるケースも一般的です。大型案件を買い取る際は、自社の規模に見合った仕事内容であることを論理的に説明できるように準備しましょう。
注文書が偽造でないことを証明する証跡の有無
注文書買取の審査では、書類が真正なものであるかを確認するための証跡が求められます。
注文書を出すだけでは架空の取引を疑われる可能性があるためです。
発注に至る商談メールや過去の契約書など、取引の実態を客観的に示す資料を準備しましょう。
証跡が豊富であるほど、審査担当者の信頼を得やすくなります。
| 証跡の種類 | 具体的な内容 | 信頼性の高さ |
|---|---|---|
| メール履歴 | 発注元との日時入りのやり取り | 中 |
| 過去の入金 | 同じ相手からの入金履歴 | 高 |
| 関連書類 | 見積書や納品書の控え | 中 |
初めて取引する相手の注文書を買い取る場合は、特に慎重な確認が行われます。
以前から続く取引であれば、過去の入金記録を出すことで信憑性を大きく高められます。
不備のない証拠を揃えることが、迅速な資金調達を実現するポイントです。
審査落ちを回避するために準備すべき必要書類と補足エビデンス
審査を円滑に進めるには、必要書類を漏れなく揃えることが第一歩です。
不備があると確認に時間がかかるだけでなく、信頼性に欠けると判断される恐れもあります。
さらに標準的な書類に加えて、取引の証拠となる資料を用意すると通過率が高まります。
具体的なチェックリストと準備のポイントを確認しましょう。
審査をスムーズに進めるための基本書類チェックリスト
審査を早めるには、正確な書類を一度に提出することが大切です。
不足があると再提出の手間がかかり、入金までの時間が延びてしまいます。
まずは最低限必要となる基本書類を不備なく揃えましょう。
| 書類名 | 詳細 | 用途 |
|---|---|---|
| 身分証明書 | 運転免許証など | 代表者の本人確認 |
| 決算書 | 直近2期から3期分 | 事業規模の把握 |
| 入出金通帳 | 直近3ヶ月から6ヶ月分 | 資金繰りの実態確認 |
| 対象の注文書 | 発注印があるもの | 買取対象の特定 |
これらの書類をデータで送る際は、文字が鮮明に見えるか確認してください。
不備がないか事前に見直すことで、審査担当者とのやり取りを最小限に抑えられます。
審査通過率を劇的に上げる成約に至るまでのやり取りの提示
注文書だけで判断するより、成約に至るまでの証拠を出すと審査が有利に進みます。
架空の取引ではないことを客観的に証明できるからです。
見積書や打ち合わせのメール、チャット履歴などをまとめて提出しましょう。
| 資料の種類 | 具体的な内容 | 役割 |
|---|---|---|
| メール | 発注担当者とのやり取り | 取引の信憑性を高める |
| 見積書 | 契約前の金額提示 | 金額の妥当性を示す |
| 過去の請求書 | 以前の取引履歴 | 継続的な関係を証明する |
審査担当者は、提出された書類の整合性を厳しくチェックしています。
不備のない証拠を自分から出すことで、信頼性が高まり資金調達がより確実になるはずです。
銀行口座の入出金履歴から判断される資金繰りの透明性
銀行の入出金履歴は会社の経営実態を判断する重要な資料です。
買取会社は通帳から売上の入金サイクルや、税金・社会保険料の支払い状況を細かく確認します。
滞納がなくお金の流れが透明であれば、審査の評価は高まりやすくなるでしょう。
反対に、使途不明な出金が多いと審査落ちの要因になりかねません。
| チェック項目 | 確認内容 | 評価のポイント |
|---|---|---|
| 売上の入金 | 毎月の安定した入金 | 経営の安定性 |
| 公租公課 | 税金や保険料の納付 | 事務管理の正確さ |
| 取引の整合性 | 注文書と履歴の一致 | 虚偽取引の排除 |
通帳は全てのページを隠さず提示してください。
健全な資金繰りを客観的な数字で証明できれば、早期の資金調達が可能になります。
注文書買取の審査に落ちる原因と具体的な5つのNGパターン
注文書買取の審査に落ちる原因は主に次の5つです。
- 売掛先の信用力が著しく低いまたは実態が不明な場合
- 注文書の内容に不備があるまたは金額が不自然に大きい
- 過去の取引実績が乏しく仕事の完遂が疑われるケース
- 税金滞納や社会保険料の未払いが事業継続に支障をきたすレベルである
- 審査時に虚偽の報告や情報の隠蔽が発覚した場合
それぞれ、具体的にどのような場面が該当するのか、詳しく解説していきます。
H3 売掛先の信用力が著しく低いまたは実態が不明な場合
注文書の内容に不備があるまたは金額が不自然に大きい
注文書買取では最終的に支払いを行う売掛先の信用力が重視されます。
売掛先の実態が不明な場合や経営難の懸念がある際は、審査に落ちる可能性が高いです。
買取会社は未回収のリスクを避けるために、専門機関の情報を基に厳密な評価を行います。
| 信用力の判定 | 審査への影響 | 理由 |
|---|---|---|
| 低い | 否決の可能性大 | 代金回収の目処が立たないため |
| 不明 | 追加資料の要求 | 取引の実在性が疑われるため |
| 高い | 可決の可能性大 | 支払い能力が保証されているため |
知名度の低い企業との取引では、過去の入金履歴などを多めに用意しましょう。
売掛先が個人事業主の場合も審査が慎重になる傾向があります。確実性を高めるには、大手企業や公的機関との案件から申し込むのが得策です。
過去の取引実績が乏しく仕事の完遂が疑われるケース
| 状況 | 審査の傾向 | 有効な対策 |
|---|---|---|
| 設立直後 | 厳格 | 資金計画の提示 |
| 新規取引 | 慎重 | 類似実績の証明 |
注文書買取では仕事を最後までやり遂げる能力が厳密に評価されます。
過去の実績が少ないと途中で事業が止まるリスクがあると判断されるからです。
設立直後や新規事業の案件は特に注意を要します。
自社の技術力や似た業務を完了させた客観的な証拠を提出しましょう。実力を証明できれば担当者の不安を払拭できます。
税金滞納や社会保険料の未払いが事業継続に支障をきたすレベルである
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税金滞納や社会保険料の未払いが事業継続に支障をきたすレベルである
税金や社会保険料の滞納は、審査落ちの大きな原因になります。
国には公租公課を優先して徴収する権限があり、売掛金が差し押さえられるリスクがあるからです。
督促を放置している状態では、回収不能の懸念から通過は厳しくなります。
| 状況 | 審査への影響 | 理由 |
|---|---|---|
| 未納・督促 | 否決の可能性 | 差し押さえの優先権があるため |
| 分納中 | 相談可能 | 納税の意思が確認できるため |
支払いが困難な際は、まず分納の手続きを行い誠実な姿勢を証明しましょう。
計画書を提示することで、事業継続の意思を評価してもらえる場合があります。
審査時に虚偽の報告や情報の隠蔽が発覚した場合
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審査時に虚偽の報告や情報の隠蔽が発覚した場合
審査でもっとも避けるべきは、虚偽の報告や情報の隠蔽です。
買取会社は独自の調査や外部機関を通じて情報の整合性を細かく確認しています。嘘が発覚した時点で信頼関係は失われ、審査を通過することはできません。
事実をありのままに伝え、誠実に対応することが資金調達の近道となります。
| 内容 | 審査への影響 | 主なリスク |
|---|---|---|
| 書類の偽造 | 即刻否決 | 法的責任の追及 |
| 他社利用の隠蔽 | 信頼喪失 | 今後の契約不可 |
| 財務データの改ざん | 審査の中止 | 業界内での情報共有 |
一度失った信頼を回復させるのは非常に困難です。
赤字や滞納といった不利な情報であっても、正直に相談すれば解決策を提案してくれる会社も存在します。隠し事をせず、透明性の高い情報提供を優先しましょう。
もし審査に落ちたらどうする 状況別のリカバリー策と代替案
もしも注文書買取の審査に落ちてしまった場合の、代替策や資金繰りの方法について、詳しく解説していきます。
別の注文書買取会社へ再申し込みする際の判断基準
一度審査に落ちても、別の会社なら通過する可能性があります。
会社により重視するポイントが異なるためです。再申し込みの際は、自社の状況に合う特徴を持つ会社を選び直しましょう。
| 判断項目 | 確認すべきポイント |
|---|---|
| 審査の柔軟性 | 独立系など実績重視の会社か |
| 得意な業種 | 建設やITなど特定業種に強いか |
| 手数料 | リスクを取る分、高めではないか |
銀行系などの厳しい基準で落ちた場合は、独自の基準を持つ独立系が有力な候補になります。
不足書類を補完して信頼性を高めることが大切です。
請求書発行まで待機し請求書ファクタリングへ切り替えるメリット
| 比較項目 | 注文書買取 | 請求書ファクタリング |
|---|---|---|
| 債権の種類 | 納品前の将来債権 | 納品済の確定債権 |
| 審査の難易度 | 高い | 比較的低い |
| 手数料の相場 | 5%〜20% | 2%〜15% |
資金調達を急がない場合は納品まで待ち、請求書ファクタリングに切り替えるのも有効な選択肢です。
業務が完了して確定債権となれば未回収リスクが減るため、審査のハードルは大きく下がります。
さらに手数料も割安に抑えられる傾向があり、資金繰りの改善に貢献するはずです。
着手金がどうしても必要な状況を除き、仕事を完遂させてから申し込むことでより有利な条件で資金を確保できます。
日本政策金融公庫や商工中金など公的融資の活用を検討する
注文書買取が難しい場合や、低価格な調達を目指すなら公的融資が選択肢に入ります。
日本政策金融公庫などは中小企業の支援を目的としているためです。
審査には時間がかかりますが、長期的な資金繰りの安定に寄与します。
| 比較項目 | 公的融資 | 注文書買取 |
|---|---|---|
| 金利・手数料 | 年1%から3% | 5%から20% |
| 入金スピード | 1ヶ月以上 | 3日から10日 |
入金まで余裕がある場合は、公的機関への相談を優先してください。
自身の事業計画を整理する機会になり、信頼性の向上に繋がります。
審査に通過しやすいおすすめの注文書買取サービス11選
審査に通過しやすい注文書買取サービスは以下の11個です。
- BESTPAY(ベストペイ)
- ビートレーディング
- GMO BtoB早払い
- ネクストスタイル
- トップ・マネジメント
- ペイブリッジ
- けんせつくん
- ファクタリングのトライ
- 日税ファクタリングサービス
- 株式会社ウィット
- 株式会社adbiz(うんそうくん)
それぞれのファクタリング会社の特徴や商品スペックなどについて詳しく解説していきます。
BESTPAY(ベストペイ)
| 売掛先の承諾 | 不要(2社間契約) |
|---|---|
| 入金までにかかる時間 | 最短で翌日 |
| 利用限度額 | 100万円~3億円程度 |
| 買取手数料 | 5%~ |
| 個人事業主の利用 | 可能 |
| 必要書類 | ・注文書(発注書) ・通帳3ヶ月分(表紙つき) ・本査定申し込み書 |
ベストペイは大手の独立系のファクタリング会社であるベストファクターを運営している株式会社アレシアが運営する注文書買取専門のサービスです。
注文書買取だけを専門に行っているサービスは非常に珍しく、だからこそ注文書買取独特のリスクをしっかりと審査してくれます。
また、株式会社アレシアは顧客に対する対応のよさや、担当者の知識が豊富であることで口コミや評判の高い会社ですので、ベストファクターも知識が豊富で丁寧な担当者に対応してもらえるでしょう。
審査の際には財務コンサルティングも受けられるのでおすすめです。
なお、契約時には面談が必要になるので、東京にあるベストファクターのオフィスから離れている方は、資金調達まで時間がかかるので注意してください。
ビートレーディング
| 売掛先の承諾 | 不要(2社間契約) |
|---|---|
| 入金までにかかる時間 | 最短で翌日 |
| 利用限度額 | 下限・上限なし |
| 買取手数料 | 2社間ファクタリング:4%~12%程度 3者間ファクタリング:2%~9%程度 |
| 個人事業主の利用 | 可能 |
| 必要書類 | ・注文書(発注書) ・通帳3ヶ月分(表紙つき) ・本査定申し込み書 |
ビートレーディングは店舗型の独立系ファクタリング会社として最も知名度があり、メディアにも登場したことがあるファクタリング会社です。
累計取引社数は5.2万社を超えており、すでに非常に多くの企業がビートレディングから資金調達に成功しているため安心して取引できます。
店舗型のファクタリング会社であるため、面談が基本となりますが、ビートレーディングはオンライン面談にも力を入れており、最短4時間程度で注文書を資金化できる場合もあるようです。
必要書類が少なく手軽に申し込め、対応する担当者が金融に対する知識が非常に豊富なので安心して手続きを進められるでしょう。
GMO BtoB早払い
| 売掛先の承諾 | 不要(2社間契約) |
|---|---|
| 入金までにかかる時間 | 最短で2営業日 |
| 利用限度額 | 買取1回あたりの合計金額が100万円以上 |
| 買取手数料 | 2.5%~12% |
| 個人事業主の利用 | 不可 |
| 必要書類 | ・注文書 ・決算書(2期分) ・取引の基本契約書 ・審査依頼書 |
大手インターネットグループGMOの子会社で東証プライム市場上場のGMOペイメントゲートウェイが提供するファクタリングサービスです。
通常の請求書買取に加えて注文書買取も実施しています。
オンラインで気軽に契約できるファクタリング会社が多いですが、GMOのB to B早払いは専任の担当者が1人つき。基本は面談が行われます(オンラインも可能)。
そのため、知識の豊富な専任担当者と顔を合わせて相談や契約ができるのが特徴です。
ただし、以下の条件を満たしている事業者でなければ利用できません。
- 法人であること(個人事業主不可)
- 買取金額100万円以上
GMO B to B早払いは、安心できる会社が運営しているファクタリングサービスという点ではおすすめですが、注文書の金額が100万円未満の場合や個人事業主は利用できない点には注意してください。
ネクストスタイル
| 売掛先の承諾 | 不要(2社間契約) |
|---|---|
| 入金までにかかる時間 | 最短即日 |
| 利用限度額 | 1社につき20万円~5000万円程度(買取上限1億円) |
| 買取手数料 | 10〜20%程度 |
| 個人事業主の利用 | 可能 |
| 必要書類 | ・注文書 ・入金が確認できる資料(通帳の写しなど) |
ネクストスタイルは注文書買取を実施するオンライン完結型の非常に珍しいファクタリング会社です。
注文書買取を取り扱うほとんどのファクタリング会社は、店舗型のファクタリング会社となっているため面談が必要になります。
しかしネクストスタイルはオンラインで完結するので「誰にも会わずに注文書を資金化したい」という方に向いているファクタリング会社だといえます。
また、ネクストスタイルは20万円の注文書から売却できる少額買取にも強いファクタリング会社です。
売上規模の小さな小規模法人や個人事業主が、気軽に注文書を資金化したいのであればネクストスタイルがおすすめです。
トップマネジメント
| 売掛先の承諾 | 不要(2社間契約) |
|---|---|
| 入金までにかかる時間 | 最短即日 |
| 利用限度額 | 1億円 |
| 買取手数料 | 3.5%~12.5% |
| 個人事業主の利用 | 不可 |
| 必要書類 | ・注文書 ・決算書(2期分) ・入金の確認ができる通帳の写しなど |
トップマネジメントは独立系のファクタリング会社として、信頼の実績のある企業です。
ユニークなファクタリングを数多く取り扱っており、以下のようなファクタリングが有名です。
- 2.5社間ファクタリング:2社間契約でありながら入金通帳をトップマネジメントが管理するので手数料が低くなるファクタリング
- ゼロファク:補助金申請とファクタリングを同時に実施し、補助金入金までのつなぎ資金をファクタリングでサポート
他社では取り扱いのないファクタリングを数多く取り扱っているため、注文書の買取も柔軟に行っており、手数料の上限は12.5%と比較的安価です。
ただし、トップマネジメントの注文書買取には以下の条件が設けられているため注意しましょう。
- 営業期間半年以上の法人
- 月商500万円以上
月商500万円以上という、それなりの規模の法人でなければ、トップマネジメントのファクタリングは利用できません。
充実したサービスと丁寧な対応で評価の高いトップマネジメントですが、規模の小さな事業者は利用できない点に注意してください。
ペイブリッジ
| 売掛先の承諾 | 不要(2社間契約) |
|---|---|
| 入金までにかかる時間 | 最短即日 |
| 利用限度額 | 1億円まで |
| 買取手数料 | 3%〜 |
| 個人事業主の利用 | 可能 |
| 必要書類 | ・注文書 ・入金が確認できる通帳の写し |
ペイブリッジはトップマネジメントが運営する広告・IT業界専門のファクタリングサービスです。
広告・IT業界は納期が長くなることがありますが、ペイブリッジは広告・IT業界専門のサービスですので、業界の事情を踏まえたうえで柔軟に審査してくれます。
審査に必要な書類が、注文書と通帳の写しだけですので、気軽に申し込めますし、審査時間は最短3分と圧倒的な速さを誇ります。
広告・IT業界の方は、急に大きな発注があることも珍しくありませんが、ペイブリッジでは大型の発注で増加した運転資金を最短即日で用意できるでしょう。
なお、ペイブリッジは法人専門のトップマネジメントが運営するサービスですが、個人事業主でも利用可能です。
けんせつくん
| 売掛先の承諾 | 不要(2社間契約) |
|---|---|
| 入金までにかかる時間 | 最短即日 |
| 利用限度額 | 下限・上限なし |
| 買取手数料 | 5%~ |
| 個人事業主の利用 | 可能 |
| 必要書類 | ・注文書 ・入金の確認ができる通帳の写しなど |
けんせつくんは、建設業者専門のファクタリングサービスです。
建設業はとにかく他の業種と比較して納期が長いことで知られており、その分資金繰りも苦しくなります。
けんせつくんの審査担当者が建設業界の経験者なので、建設業独特の事情を勘案してファクタリング審査してくれます。
そのため、他社では断られてしまう、納期や入金予定日までの期間が長い注文書も、けんせつくんであれば、売却できる可能性があるでしょう。
最短2時間で資金化でき、必要書類も注文書と通帳の写しだけとシンプルです。
建設業の方で資金を必要としている方は、まずは気軽に相談してみましょう。
ファクタリングのトライ
| 売掛先の承諾 | 不要(2社間契約) |
|---|---|
| 入金までにかかる時間 | 最短即日 |
| 利用限度額 | 10万円〜5,000万円 |
| 買取手数料 | 3%〜 |
| 個人事業主の利用 | 可能 |
| 必要書類 | ・注文書 ・入金が確認できる資料(通帳の写しなど) |
ファクタリングのTRYは東京上野にあるファクタリング会社です。
請求書買取だけでなく、注文書買取の取り扱いも行っています。
契約方式が対面なので原則的には上野のオフィスへの来店が必要になります。
また、来店ができない場合にはTRYの担当者が訪問してくれるので、日本全国から注文書買取を利用可能です。
手数料の上限がないのでリスクの高い業者には高い手数料が、リスクの低い業者には低い手数料が適用されます。どのようなリスクの人でも審査に通過しやすいので他社の審査に落ちてしまった人にはおすすめです。
オンライン契約には対応していないので、即日資金調達したい方は当日中にファクタリングのTRYへ訪問してください。
日税ファクタリングサービス
| 売掛先の承諾 | 不要 |
|---|---|
| 入金までにかかる時間 | 初回は1週間〜2週間程度 |
| 利用限度額 | 100万円〜1億円 |
| 買取手数料 | 月0.07%〜 |
| 個人事業主の利用 | 可能 |
| 必要書類 | ・注文書 ・入金の確認ができる通帳の写しなど |
日税ファクタリングサービスとは、税理士向けの各種サービスを提供している日税グループが運営するファクタリングサービスです。
初回利用は1週間〜2週間程度の時間がかかりますが、手数料が月0.07%と非常に低いのが特徴です。
2ヶ月利用して0.14%〜という非常に低い手数料で利用できます。
税理士が顧客を紹介すると、税理士に対して報酬が入る仕組みになっています。税理士から紹介を受けられるので安心してファクタリングを利用できるでしょう。
日税ファクタリングサービスは低コストかつ安心して利用できるファクタリングサービスですが、資金調達までには時間がかかります。
初回利用時には入金までに1週間〜2週間程度の時間がかかるので、時間に余裕をもって申し込んでください。
株式会社ウィット
| 売掛先の承諾 | 不要 |
|---|---|
| 入金までにかかる時間 | 最短2時間 |
| 利用限度額 | 下限なし |
| 買取手数料 | 要問い合わせ |
| 個人事業主の利用 | 可能 |
| 必要書類 | 注文書 |
株式会社ウィットは、中小企業や個人事業主に特化した小口資金調達の専門家です。
数百万円以下の少額買取にも積極的で、来店不要のオンラインで手続きが完結できる注文書買取サービスを提供しています。
ウィットの最大の強みは、過去の財務状況よりも現在の受注内容を重視する審査方針です。
一般的な金融機関は決算書の内容を厳しく見ますが、ウィットは仕事を受注している事実があれば、開業直後や赤字決算であっても審査対象とします。
実際に、他のファクタリング会社で「少額すぎる」「個人事業主だから」と断られたケースでも資金化できた事例が多数報告されています。
手続きは電話やLINE、メールだけで手続きが完了するため、地方在住者や多忙な経営者も問題なく利用が可能です。
株式会社adbiz(うんそうくん)
| 売掛先の承諾 | 不要 |
|---|---|
| 入金までにかかる時間 | 最短2時間 |
| 利用限度額 | 上限・下限なし |
| 買取手数料 | 5%~ |
| 個人事業主の利用 | 可能 |
| 必要書類 | 注文書 |
株式会社adbizが運営する「うんそうくん」は、運送業界に特化したファクタリングサービスです。
業界特有の入金サイトの長さや突発的な修繕費などの課題を深く理解しており、現場感覚に基づいて迅速に審査します。
運送業は燃料費や人件費が先行しやすいため、一般的な審査基準では資金調達が難しい場合があります。
しかし、adbizは運送業界出身のスタッフが担当するため、事業の将来性や取引先との関係性を正当に評価してくれます。
特に「車両の故障で急に修理費が必要になった」など運送業ならではの資金ニーズに対してスピーディーな判断を下せる点が大きな特徴です。
また、業界特化によりリスク管理が徹底されているため、手数料は5%〜と低水準に抑えられています。
手続きはスマホだけで完結でき、ドライバーが配送業務の合間に申し込んで即日資金を確保するなどの利用も可能です。
注文書買取の審査に関するよくある質問
注文書買取の審査についてよくある質問をご紹介していきます。
個人事業主やフリーランスでも注文書買取の審査に通りますか
個人事業主やフリーランスでも注文書買取の審査を通過することは十分に可能です。
多くの会社が個人向けにサービスを展開しており、売掛先が法人であれば申し込みを断られるケースは少ないでしょう。
創業1年未満で実績が少ない場合でも審査対象になりますか
創業1年未満の個人事業主や法人でも、注文書買取の審査対象になります。
ファクタリングは利用者の実績以上に、売掛先の支払い能力を重視する仕組みだからです。
新規開業で決算書がない場合でも、開業届や事業計画書で柔軟に対応できる会社は多くあります。
発注元売掛先に審査の連絡が行くことはありますか
原則として、2社間ファクタリングを利用すれば発注元に連絡が行くことはありません。
利用者と買取会社の2社だけで契約が完結する仕組みだからです。
一方で3社間方式の場合は、売掛先への通知や承諾が必須となります。
自身の状況に合わせて最適な契約形態を選択することが重要です。
赤字決算や債務超過の状態でも審査に通過できますか
赤字決算や債務超過であっても、注文書買取の審査を通過できる可能性は十分にあります。
注文書買取は利用者の財務状況よりも、売掛先の信用力や案件の収益性を重視するためです。
税金の滞納がなく、事業の継続性が証明できれば、赤字であっても前向きに判断されるでしょう。
注文書買取の審査まとめ
注文書買取を成功させるには、事前準備と会社選びが欠かせません。
まずは審査に必要な書類を不備なく揃えましょう。
次に、自社の業種や規模に合った買取会社を選定します。
最後に、取引の実態を示す資料を準備して誠実に対応してください。
審査のポイントを押さえれば融資審査よりも柔軟に審査に通過できます。
案件の受注段階から運転資金を確保できる貴重な資金調達手段なので、審査のポイントを理解し、確実に資金調達をおこないましょう。














