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【2024年9月最新】注文書買取サービスとは?おすすめ10社の手数料・限度額を徹底比較

【2024年9月最新】注文書買取サービスとは?おすすめ10社の手数料・限度額を徹底比較

今注目を集めている注文書買取サービスを提供しているおすすめの会社を紹介します。

事業の資金調達の方法はさまざまな種類がありますが、新しい資金調達方法として注目されているのが、注文書買取サービスです。

では、注文書買取サービスとはいったいどのようなサービスなのでしょうか。今回は、注文書買取サービスの特徴、メリットや申し込みの手順、手続きの際の注意点などについて、詳しく解説します。

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「注文書買取」とは?ファクタリングと何が違う?

「注文書買取」とは?ファクタリングと何が違う?

注文書買取サービスでは、「仕事開始前の注文合意」を債権の発生と見做し、ファクタリング会社へ売却し早期資金化するサービスです。

他方、ファクタリングは売掛債権の売却全般を示す言葉ですが、一般的には仕事完成後の請求書を債権として、これを売却することができるサービスです。請求書買取サービスもいいます。

まずは注文書買取サービスと請求書買取サービス(ファクタリング)の違いについて解説していきます。

注文書買取サービスとは?

注文書買取サービスとは、仕事を受注した時点で発行される注文書を、サービス会社に買い取ってもらって現金化するサービスです。

通常、仕事で得られる売上は、受注→作成→納品という流れを経て発生するため、受注があってから売上が入金されるまでに通常2ヶ月〜6カ月程度の時間がかかります。

一方、注文書買取サービスでは、仕事を受注した時点で想定売上を現金化できるため、仕事に必要な資金をあらかじめ調達でき、銀行融資さえも不要とする資金調達の方法として選択することが可能となります。

請求書買取サービスとの違い

注文書買取サービスのように自身の売掛債権を売却して現金化する手法は、ファクタリングと呼ばれています。そして、ファクタリングとして一般的なのは請求書買取サービスです。請求書買取と注文書買取を同一だと思っている人もいるかもしれませんが、両者には以下のような違いがあります。

請求書買取ファクタリング

納品が完了した後に発行する請求書を売却する(売掛先から受注した仕事を完了させないとファクタリングが成立しない)

請求書買取では、納品後に発行する請求書を売却するため、資金ギャップを短縮できるのは、納品から入金期日までの期間に限られます。

また、商品を製造する際などに発生する運転資金や仕入資金は自社で手元に用意しなければなりません。

注文書買取ファクタリング

注文書家買取では、売掛先と受注先の合意で発生した仕事を債権とみなす(仕事開始前の契約した時点でファクタリングが成立する)のが特徴です。

そのため、資金ギャップを短縮できるのは受注から売上が入金までの期間になり、最大で6カ月先が入金予定の売掛債権の買取も可能です。

以上のように、請求書買取ファクタリングは、請け負った仕事を完了しないと手続きができません。しかし、注文書買取ファクタリングは、仕事の契約をした注文書が発行された時点でファクタリングの申し込みが可能です。

金額や規模の大きな仕事を受注すると、それに伴う大きな運転資金が必要になります。これを増加運転資金といいますが、注文書買取を利用すれば、融資を利用しなくても増加運転資金を確保できます。

注文書買取サービスの利用の流れ

注文書買取サービスの利用の流れ

注文書買取サービスは次のような流れで利用します。

  1. 発注元企業から仕事を受注し注文書を受け取る
  2. 注文書買取サービスへ申し込み
  3. 審査に通過してファクタリング会社から入金
  4. 受注した仕事に取り掛かる
  5. 納品し売掛先企業から入金を受ける
  6. ファクタリング会社へ代金を送金

注文書買取サービスは流れを理解することによって、いかにスムーズに資金調達できるのかを把握できます。

注文書買取サービスを利用する流れを解説していきます。

①発注元企業から仕事を受注し注文書を受け取る

まずは自社へ仕事を発注する発注元企業から仕事を受注し、正式な発注書を受け取りましょう。

売却できるのは正式な発注があった際に発行される発注書のみですので、見積もり段階で発行される見積依頼書などでは注文書買取サービスは利用できないため注意してください。

②注文書買取サービスへ申し込み

発注元の企業から注文書を受け取ったら、注文書買取サービスへ申し込みをおこないます。

申し込みに必要な書類は次のような書類です。

  • 注文書
  • 通帳の写し
  • 代表者の本人確認書類
  • 決算書・確定申告書
  • 取引基本契約書等

ファクタリング業者によって必要になる書類は異なるため、あらかじめ必要書類をしっかりと確認しておきましょう。

③審査に通過してファクタリング会社から入金

ファクタリング会社へ申し込みをすると、審査がおこなわれ、審査に通過すると、ファクタリング会社から入金があります。

注文書買取サービスの審査は請求書買取サービスよりも厳しいですが、中にも申込日当日中に審査が完了し、入金を受けられる業者も存在します。

急ぎで資金が必要な場合には、即日入金に対応した業者を選択しましょう。

④受注した仕事に取り掛かる

注文書買取サービスで調達した資金を利用して、受注した仕事に取り掛かります。

業務は注文書に記載されている納品期日に間に合うように取り掛かってください。

納品が遅れてしまうと、売掛先からの入金も遅くなります。するとファクタリング会社へ支払う期日にも遅れてしまい、場合によってはファクタリング会社が発注元企業まで問い合わせをする可能性もあるため注意してください。

もしも納期に遅れそうなのであれば、ファクタリング会社へ連絡しましょう。

⑤納品し売掛先企業から入金を受ける

受注した業務が完了し、売掛先企業へ納品し請求書を発行します。

一般的には納品の翌月末か翌々月末には売掛先企業から入金があります。

注文書買取サービスは2社間ファクタリングしかないため、売上金は必ず利用者の口座へ入金になります。

⑥ファクタリング会社へ代金を送金

発注元企業から入金になった代金を、利用者がファクタリング会社へ送金します。

これで、ファクタリング会社は債権の回収したことになり、これで取引終了です。

なお、ファクタリング会社と約束した期日までにファクタリング会社へ送金しないと、ファクタリング会社が発注元企業に対して「入金がない」と問い合わせることがあります

発注元企業にファクタリングを利用したことが知られてしまい、取引継続に悪影響になってしまう可能性があるので、発注元企業から入金があったらすぐにファクタリング会社へ送金するようにしてください。

注文書買取サービスとつなぎ融資の違い

注文書買取サービスとつなぎ融資の違い

大きな仕事を受注した際の増加運転資金を調達する方法として、つなぎ融資があります。

つなぎ融資は、該当する受注の売上が入金になるまでの短期間だけ、当該受注に必要な運転資金を短期間だけ融資をするものです。

増加運転資金を調達するという点では注文書買取サービスとつなぎ融資は同じですが、2つの資金調達方法には次のような違いがあります。

  • 審査の対象
  • 資金化までのスピード
  • 担保や保証人の有無
  • 資金調達コスト
  • 借入か否か

2つの資金調達方法は「増加運転資金を調達する」という目的は同じですが、その性質は全く異なります。

注文書買取サービスとつなぎ融資の5つの違いを詳しく解説していきます。

審査の対象

注文書買取サービスとつなぎ融資では審査の体調が大きく異なります。

つなぎ融資では、あくまでも債務書は融資に申し込みをする企業です。

仕事を発注した企業がどんなに優良な企業であったも、申込企業が赤字や債務超過などで「返済が難しい」と判断した場合には、審査に通過できない可能性が高くなります。

一方、注文書買取サービスの審査で最も重視されるのは発注元企業です。

注文書買取サービスでは、注文書を売掛債権と見做すため、債務者は発注元企業になります。

したがって、審査では「発注元企業が、発注書に記載されている代金を支払うことができるかどうか」が焦点となります。

発注元企業が上場企業・優良企業・官公庁などの場合には、支払い心配がないため、利用者が赤字や債務超過でも審査に通過できる可能性が高いでしょう。

そのため銀行のつなぎ融資の審査に落ちた場合にも注文書買取サービスは活用できます。

資金化までのスピード

注文書買取サービスと融資では資金化までのスピードも大きく異なります。

銀行でつなぎ融資を借りる場合には、申込から融資までいくら早くても1週間程度で、平均的には2週間程度の時間がかかると考えた方がよいでしょう。

申込企業の決算状況や金融機関の方針によって異なるものの、つなぎ融資には信用保証協会や本部の審査が必要になることもあるため、入金までにある程度の時間がかかります。

一方、注文書買取サービスの審査は最短即日から長くても数日程度です。注文書買取サービスは2社間ファクタリングで実施されるので、ファクタリング会社の審査に通過したあとは、ファクタリング会社と利用者が契約して終了です。

資金化までのプロセスが融資と比較してかなりシンプルですので、注文書買取サービスの方が資金調達までのスピードが圧倒的に速くなります

担保や保証人の有無

注文書買取サービスでは担保や保証人は不要です。注文書という資産を売却しているだけですので、信用度の高い注文書があれば担保や保証人を用意できない事業者であっても資金調達が可能です。

一方、つなぎ融資では、連帯保証人や不動産担保の提供を求められることがあります。

万が一、返済ができない際の備えとして、保証人や担保があった方が審査で有利になるため、誰もが平等な条件で資金調達できるわけではありません。

この点でも、銀行融資の審査に落ちたら注文書買取サービスを利用するのがおすすめです。

資金調達コスト

資金調達にかかるコストは注文書買取サービスが圧倒的に高くなっています。

注文書買取サービスには所定の手数料が発生し、一般的に買取額の10%〜20%程度が手数料として控除されます。

1,000万円の注文書を売却した場合、100万円〜200万円もの金額が手数料として控除されるので、非常に大きな負担です。

また、手数料は年利ではありません。例えば半年先が入金期日の注文書を売却する場合には、手数料負担を年利に換算すると20%〜40%もの負担になります。

一方、つなぎ融資の金利は申込企業の格付けなどによって異なるものの年1%〜4%程度が相場です。

注文書買取サービスはつなぎ融資の10倍〜20倍程度ものコストを負担しなければならないため、この点は非常に大きなデメリットだといえます。

借入か否か

注文書買取サービスとつなぎ融資は借入か否かについても大きな違いがあります。

つなぎ融資はその名の通り「融資」ですので借入です。

貸借対照表には「借入金」として負債の欄に計上され、自己資本比率等の各種指標にはマイナスの影響があります。

一方、注文書買取サービスは借入ではありません。資産の売却です

売掛債権という資産を売却して現金や預金という資産に交換しているだけですので、貸借対照表にはほとんど影響がありませんし、利用しても貸借対照表に記録されないため、取引金融機関などの外部の人に注文書買取で資金調達したことを知られる心配はありません。

貸借対照表に与える影響は注文書買取とつなぎ融資では大きな違いがあります。

とはいえ、つなぎ融資の方が資金調達コストが低いため、最初はつなぎ融資へ申し込み、審査に通過できない場合時に注文書買取サービスを利用するのが効率的です。

注文書買取サービス、どんなメリットがある?

注文書買取サービス、どんなメリットがある?

注文書買取サービスのメリットとリスクには何があるでしょうか。利用者にとってのリスクは手数料のみです。注文という債権を買い取るファクタリング会社はプロの事業者であるため多くのリスクを引き受けます。他方、これが利用者にとってすべてがメリットとなります。

注文書買取サービスのメリットは以下の5つにまとめられます。順を追ってご紹介させていただきます。

  1. 仕事開始前に資金調達ができる
  2. 他の機関の審査落ちの履歴があっても問題ない
  3. 取引先に知られることがない
  4. 仕事が不履行になっても支払い義務がない
  5. 最大6カ月入金を前倒しできる

仕事開始前に資金調達ができる

注文書買取サービスの利点のひとつは、仕事着手前に受注金額を調達できる点です。受注した仕事を円滑に進めるためには、仕入れを賄う資金が必要となります。資金が不足すると、黒字倒産など様々なリスクが影を落とします。

事業者は円滑に業務を進めるために、常にキャッシュフロー(近い将来のお金の動き)を意識する必要があります。

資金調達もその1つです。しかし、従来の資金調達はさまざまな手続きや審査通過を行う必要があり、調達までに時間がかかります。

従来の資金調達方法の特徴を見てみましょう。

・銀行の融資など金融機関からの借入

申し込み→審査通過に時間がかかり、審査基準も厳しいので審査に落ちる可能性もある

・請求書買取サービス(一般的なファクタリング)

請求書の提出(納品)をしないと申し込みできないので、時間がかかる

しかし、注文書買取サービスであれば、仕事の受発注に合意し、注文書(或いは契約を証明する書類)を受け取った時点で利用ができます。従って、他の資金調達方法のように「厳しい審査の通過」「納品後でないと利用不可」といった課題を解決し、今すぐ資金が必要というニーズに、より応えることが可能です。

ただし、以下のような注文書および企業は、債権の買取ができないできない可能性があります。

  • すでに他に譲渡している注文書。
  • あらかじめ回収が難しい可能性が高い売掛債権(不良債権)。
  • 受注先、発注先が、反社会的勢力および公序良俗に反する企業。

他の金融機関の審査落ちの履歴があっても問題ない

事業者のなかには「過去に他の金融機関で審査落ちをして借入できなかったから、注文書買取サービスも利用できないのでは」と不安に思っている方もいるでしょう。

しかし、申し込みをした会社の業績は関係ありません。サービス会社が注目するのは自社ではなく、受注先の信用度です。受注先が安定した会社であれば、自社の決算内容が悪くても、倒産リスクさえ抱えていなければ確実にサービス利用が可能です。

取引先に知られることがない

注文書買取サービス未経験の方は、売掛先の会社にもサービス会社が連絡するのでは、と心配になっている人もいるかもしれませんが、その心配は無用です。原則的に、注文書買取サービスは2社間で行われるサービスなので、発注先に知られる心配はありません。

仕事が不履行になっても支払い義務がない

注文書買取サービスは、基本的に「ノンリコース」制度を採用しています。これは、発注先が代金の支払いをしなかった場合、受注側ではなくサービス提供会社が損失を負う制度です。そのため、発注先企業が納品後の支払いをしないなどのトラブルがあっても、受注側が損失を受けることはありません。

最大6カ月入金を前倒しできる

注文書買取を利用すれば、最大6ヶ月もの長い期間、入金を前倒しにできます

通常、受注した仕事が入金されるまでには、発注→業務→納品→請求というプロセスを経なければなりません。

しかし、注文書買取であれば、受注した段階で受注金額相当を早期に資金化できます。

入金期日まで最大6ヶ月先の注文書を早期資金化できるため、注文書ファクタリングを利用すれば資金繰りには非常に大きなプラスとなるでしょう。

ファクタリングを利用しなければ6ヶ月先にならないと入金になりませんし、請求書買取サービスも最大で3ヶ月先までしか前倒しできないことと比較すると、注文書買取サービスは短縮できる入金サイトが長い点は大きなメリットです。

注文書買取サービスのデメリット

注文書買取サービスのデメリット

注文書買取サービスには次の5つのデメリットがあります。

  • 請求書買取ファクタリングよりも手数料が高い
  • 請求書買取ファクタリングよりも審査が厳しい
  • 注文書買取サービスを取り扱う業者が少ない
  • 個人事業主が利用できるサービスが少ない
  • 3社間の利用はほとんどできない

請求書買取ファクタリングよりも資金化してから入金になるまでの期間が長いので、それだけ審査が厳しく手数料も高くなります。

注文書買取サービスの5つのデメリットについて詳しく見ていきましょう。

買取ファクタリングよりも手数料が高い

注文書買取サービスは請求書買取ファクタリングよりも手数料が高くなっています。

買取ファクタリングはサービスや商品の納品後から入金期日までの期間の代金を前倒しで受け取るものです。

例えば、商品納入が3月1日で売掛金の入金期日が4月30日であれば2ヶ月分の代金を前倒しします。

一方、注文書ファクタリングは発注から入金までの期間の前倒しを行うものですので、請求書買取ファクタリングよりも期間が長くなります。

例えば、取引先からの発注が2月1日、納品が3月1日、入金が4月30日であれば、注文書ファクタリングでは3ヶ月分の前倒しになります。

買取から入金までの期間が長ければ長いほどファクタリング会社のリスクは大きくなり、注文書ファクタリングについては注文内容通りに仕事が実施されない可能性も否定できません。

注文書ファクタリングは請求書買取ファクタリングよりもファクタリング会社のリスクが大きいため手数料は高くなるのが一般的です。

請求書ファクタリングの手数料が8%〜15%程度であるのに対して、注文書ファクタリングは20%程度になることも珍しくありません。

請求書買取ファクタリングよりも審査が厳しい

注文書買取ファクタリングは請求書買取ファクタリングよりも審査が厳しくなるのが一般的です。

注文書買取ファクタリングは請求書買取ファクタリングよりも次のようなリスクがあります。

  • 注文書通りに仕事が履行されない可能性がある
  • 請求書買取ファクタリングよりも期間が長い
  • 業務の途中で申込企業か発注企業が倒産する可能性がある

これらの理由から注文書買取ファクタリングは請求書買取ファクタリングよりも申込企業も発注企業に対しても厳しい視点で審査を行います。

注文書買取サービスを取り扱う業者が少ない

注文書買取サービスはごく一部のファクタリング会社しか取り扱っていません。

請求書買取ファクタリングのように、利用する業者を数多くから比較できることと比べると、注文書買取サービスの選択肢の少なさはデメリットです。

ただし、注文書買取サービスを取り扱っているほとんどの業者が、請求書買取で中堅以上のファクタリング会社ばかりですので安心して利用で来ます。

個人事業主が利用できるサービスが少ない

注文書買取サービスは個人事業主が利用できるサービスが少ない点もデメリットです。

多くのサービスが法人向けとなっているので、個人事業主が注文書を資金化しようと考えても相談できる業者がそもそもありません。

請求書買取サービスのように、個人事業主に対しても積極的に取り扱いをしているわけではない点に注意しましょう。

3社間の利用はほとんどできない

注文書買取サービスは3社間ファクタリングはほとんどできません。

基本的にはファクタリング会社と申込企業のみで契約する2社間のみの取り扱いとなっています。

請求書買取ファクタリングでは3社間ファクタリングの取り扱いがあるので、2社間ファクタリングよりも低い手数料で請求業務をアウトソーシングできます。

しかし注文書買取サービスは3社間の利用は基本的にできないので、高額な手数料を負担しなければなりません。

悪徳業者や違法業者が混じっている

注文書買取サービスを取り扱う業者の中には悪徳業者や違法業者が混じっています。

注文書買取サービスをはじめとして、ファクタリング業を営むためには資格や免許や登録や許認可が一切不要で、どんな業者でもすぐに営業できます。

そのため、事業者の中には悪徳業者が混在しており、業者選びには注意しなければなりません。

金融庁も以下のように警告をおこなっています。

一般に「ファクタリング」とは、事業者が保有している売掛債権等を期日前に一定の手数料を徴収して買い取るサービス(事業者の資金調達の一手段)であり、法的には債権の売買(債権譲渡)契約です。
しかし、近時、ファクタリングを装った高金利の貸付けを行うヤミ金融業者の存在が確認されています。また、ファクタリングとして行われる取引であっても、経済的に貸付けと同様の機能を有していると思われるようなものは、貸金業に該当するおそれがあります。
事業者の皆様におかれては、こうした偽装ファクタリングを利用することのないよう、十分注意してください。
引用:金融庁|ファクタリングの利用に関する注意喚起

具体的には次のような特徴がある業者は悪徳業者・違法業者の可能性が高いといえます。

  • 手数料が相場を超えている
  • 売掛債権が未回収時のリスクを負わない

ファクタリングの手数料相場は2社間の場合5%〜20%程度です。注文書買取は請求書買取よりも手数料が高くなうものの、20%を超えるような場合には、悪徳業者の可能性が高いため、取引しない方がよいでしょう。

また、ファクタリングが借入と異なる点は、売却した売掛債権の未回収リスクをファクタリング会社が負うという点です。もしも注文書買取サービスの契約が「未回収になった場合に利用者がその損失を負う」とか「未回収時には利用者が売掛債権を買い取る」というものだった場合は、未回収リスクをファクタリング会社が負っていないため、この場合は実質的な貸付に該当します。

実質的な貸付をおこなっていながら貸金業者登録も行わず利息制限法も遵守しない業者は闇金です。

悪徳業者や違法業者と取引するということは闇金からお金を借りることと同じですので、絶対に取引しないようにしてください。

注文書買取サービスおすすめ10社

注文書買取サービスおすすめ10社

ファクタリングにおいて、請求書の買取を受け付けている専門業者は多数ありますが、注文書買取サービスを行っている業者は限られます。

そこで、次より当ページが厳選した安全に利用できる注文書買取サービスは以下の10社です。

  • BESTPAY
  • GMO BtoB早払い
  • ネクストスタイル
  • ビートレーディング
  • ファクタリングのトライ
  • トップ・マネジメント
  • けんせつくん
  • ペイブリッジ
  • 建設ガーディアン
  • アクセルファクター

これらの業者は、請求書買取サービスでも利用者から高い評価を受けていることが多いため、初めて注文書買取サービスを利用する方も安心して利用できます。

注文書買取サービスの10のおすすめ業者を詳しくご紹介していきます。

BESTPAY

ベストペイ

入金スピード 最短翌日
買取金額 100万円〜3億円程度
手数料 5%
公式HP https://best-pay.jp/

ベストペイは、独立系ファクタリング会社として高い知名度と実績を誇るベストファクターを運営する株式会社アレシアが提供する、注文書買取専門のサービスです。

ベストファクターの姉妹サービスと考えた方がわかりやすいかもしれません。

ベストファクターは顧客との対話を重視し、決算書からでは判断できない、顧客の長所や経営者の人間性などを審査に加味しています。

そのため、他社では「赤字や債務超過」などを理由に審査に通過できない事業者でも、ベストファクターであれば審査に通過できる可能性があります。

審査の際には財務コンサルティングをおこなってくれるので、「売上はあるのに毎月のようにお金が足りない」という資金繰りの悪い事業者に対して、改善のアドバイスをおこなってくれるのもメリットです。

顧客との対話を重視しているため、契約時には面談が必要です。

ベストファクターのオフィスまで訪問できない方は、担当者が出張してくれるので、気軽に相談してみましょう。

GMO BtoB早払い

GMO BtoB 早払い

入金スピード 最短2営業日後​​
買取金額 100万円~1億円
手数料 スポットタイプ:2.5%〜12.0%

継続タイプ:2.0%〜12.0%

公式HP https://www.gmo-pg.com/lpc/hayabarai/

GMO BtoB早払いはGMOグループの東証プライム上場企業であるGMOペイメントゲートウェイが運営するファクタリング会社です。

請求書買取だけでなく、注文書買取にも対応しており、手数料が以下のようにあらかじめ公開されています。

上限手数料は12%と注文書買取サービスとしては低めです。

また、1回だけの利用を前提としてスポットタイプと、継続利用を前提として継続タイプという2つのコースに分かれています。

注文書買取を1年程度継続的に利用したいと考える方は、スポットタイプよりも手数料の低い継続タイプを選択するとよいでしょう。

申し込みをおこなうと、最初から最後まで専任の担当者が配属されるので安心です。

オンライン完結の契約にも対応しているため、忙しい経営者にも重宝します。

なお、入金までの日数は最短で2営業日(初回は5営業日)かかるため、時間に余裕をもって申し込みをするようにしてください。

ネクストスタイル

ネクストスタイル

入金スピード 最短40分
買取金額 1社につき20万円~5000万円程度(買取上限1億円)
手数料 2%〜(その他雑費ありなので、実質上10〜20%)
公式HP https://www.nextstyle-tokyo.net/

ネクストスタイルは最短40分入金とスピードに特化したファクタリング会社です。

取り扱っているファクタリングの種類の数が多く、請求書買取サービスの他に、注文書買取サービス、診療報酬ファクタリング、介護報酬ファクタリングにも対応しています。

注文書買取サービスを取り扱う業者としては、最も入金スピードの速い業者ですので、急いで資金調達したい方におすすめです。

東京商工会議所に所属しており、地域の中でも一定の知名度や存在感があることがわかります。

審査通過率は98%と非常に高いため、急いで注文書を資金化したい方にネクストスタイルはおすすめの業者です。

ビートレーディング

ビートレーディング

入金スピード 最短2時間
買取金額 上限下限なし
手数料 4%~12%
公式HP https://betrading.jp/

ビートレーディングは店舗型の独立系ファクタリング会社として最も知名度と実績のある業者の1つです。

数々のメディアにも登場し、テレビメディアにも登場するため、ファクタリング会社の代名詞的な業者だと言っても過言ではありません。

2024年3月末時点で、累計買取実績は1,300億円超、累計取引社数は5.8万社と、圧倒的な実績を誇っています。すでに多くの人が利用しているサービスですので、初めてファクタリングを利用する方にも安心です。

売掛債権を活用した資金調達方法であれば、なんでも取り扱っているため、請求書買取の他にも、注文書買取、診療報酬ファクタリング、介護報酬ファクタリング、調剤報酬ファクタリングなど、取り扱いが豊富です。

審査担当者の専門性も非常に高いので、審査の際には財務コンサルティングを受けられます。

東京、名古屋、大阪、福岡に店舗を構えているため、資金調達だけでなく、財務状況も改善したいという方は一度来店してみるとよいでしょう。

また、ビートレーディングはオンライン完結型のファクタリングにも力を入れています。オンライン完結であれば最短2時間で資金調達できるので、急ぎの方や来店している時間がない方はビートレーディングの利用を検討してください。

ファクタリングのトライ

ファクタリングのトライ

入金スピード 最短即日
買取金額 10万円〜5,000万円
手数料 3%~
公式HP https://factoring-try-sko.co.jp/

ファクタリングのTRYは10万円から利用でき、最短即日入金に対応したファクタリング会社です。

10万円という少額から注文書を資金化できるので、「すぐに数万円程度必要」という売上規模の小さな個人事業主やフリーランスでも活用しやすい業者です。

反対に、上限は5,000万円までなので、大型の仕事を受注した際には活用することが難しいこともあります。どちらかといえば、小規模事業者向けのファクタリング会社だといえるでしょう。

また、ファクタリングのトライは他社からの乗り換えに力を入れており、他社からトライへ乗り換える場合には手数料が3%優遇されます。すでに他社で注文書買取サービスを利用しており「手数料が高い」と考えている方はファクタリングのトライへ乗り換えることで、低い手数料で注文書買取を利用できる可能性があります。

なお、契約には対面が必須となっています。東京上野のオフィスまで訪問できない方は、トライの担当者による訪問もおこなっているため、気軽に相談してください。

トップ・マネジメント

トップマネジメント

入金スピード 最短即日
買取金額 最大1億円
手数料 3%~
公式HP https://top-management.co.jp/

トップマネジメントは創業15年、累計取引社数5.5万社と豊富な実績と歴史のあるファクタリング会社です。

ファクタリング会社としては珍しく、東京商工会議所の会員企業ですので、地域からも一定の信頼のある信頼できる業者だといえます。

トップマネジメントは請求書買取サービスと注文書買取サービスだけではなく、次のようなユニークなファクタリングを取り扱っています。

  • 電ふぁく:入金口座をトップマネジメントが管理できる利用者名義の口座とすることで手数料を安くできる2社間ファクタリング
  • ゼロファク:補助金申請とファクタリングを同時に実施し、ファクタリングで補助対象経費の前払い分を捻出

このように、さまざまな商品が用意されているため、売掛債権を活用した資金調達方法を探している方はトップマネジメントへ相談してみましょう。

なお、トップマネジメントの注文書ファクタリングを利用できるのは、月商500万円以上の法人に限られます。売上規模も小さな事業者や、個人事業主・フリーランスは利用できないため注意してだくさい。

けんせつくん

けんせつくん

入金スピード 最短2時間
買取金額 上限下限なし
手数料 5%~
公式HP https://xn--y8jd4aybzqd.jp/

けんせつくんは、建設業専門のファクタタリングサービです。

オンライン完結で、請求書買取も注文書買取も取り扱っています。

建設業は工期が長く売掛債権のサイトも長い業種であるため、ファクタリング審査では不利になる業種です。

しかしけんせつくんは建設業界出身のスタッフが審査を担当するため、建設業ならではの事情を勘案して審査をおこなってくれます。

「建設業だから注文書買取を取り扱えない」と他社の審査に落ちてしまった方は、けんせつくんへ相談することで審査通過できる可能性があります。

運営しているのは、オンライン完結ファクタリング業者として評価の高い株式会社ウィットです。

スピード審査には定評があり、最短2時間で資金調達できるため、急いで資金が必要な方にもおすすめです。

ペイブリッジ

入金スピード 最短2時間
買取金額 最大1億円
手数料 3%~
公式HP https://www.t-pb.com/

ペイブリッジは広告・IT業界専門のファクタリングサービスです。

運営しているのは、店舗型のファクタリング会社として実績と評価が高いトップマネジメントですので、安心して利用できます。

トップマネジメントと同様に、請求書買取と注文書買取に対応しています。

トップマネジメントの注文書買取サービスは月商500万円以上の法人でないと利用できませんが、ペイブリッジであれば売上規模とは無関係に個人事業主・フリーランスでも利用できます。

審査完了までは最短3分、入金までは最短2時間というスピードも魅力です。

運営会社のトップマネジメントは店舗型のファクタリング会社としては非常に信頼のある業者ですので、「業者の安全性を重視したい」という方にもおすすめです。

ただし、利用できるのはIT・広告分野の請求書のみとなっています。本業がITや広告である必要はありませんが、買い取りをしてもらえる請求書はIT・広告分野に限られるため注意してください。

建設ガーディアン

建設ガーディアン

入金スピード 最短1時間
買取金額 〜1億円
手数料 1%~
公式HP https://kensetufactoring.com/

建設ガーディアンは建設業専門のファクタリング会社です。

最大の特徴は最短1時間で入金に対応しているスピードです。ホームページには「午前中のお申し込みであれば即日対応の可能性が高まります。」としっかり明記されているため、急いで資金が必要な建設業者の方も安心して利用できるでしょう。

また、法人のみしか取り扱っていない業者が多い中で、建設ガーディアンは個人事業主にも対応しています。一人親方の方なども建設ガーディアンであれば、注文書や請求書を早期に資金化できます

オンライン完結型のファクタリング会社ですので、日本全国どこからでも最短1時間入金が可能です。

買取額も下限なしで1億円まで対応しているため、個人事業主から一定程度の規模の法人まで幅広く利用できます。

アクセルファクター

アクセルファクター

入金スピード 最短即日
買取金額 最大1億円
手数料 ~100万円:10%~
101~500万円:5%~
501~1000万円:2%~
1001万円以上:要相談
公式HP https://accelfacter.co.jp/

アクセルファクターは請求書買取サービスを取り扱う店舗型ファクタリング会社として非常に有名で、多くの事業者が利用しています。

注文書ファクタリングを取り扱っているとは明記されていませんが、「通帳や領収書・基本契約書・注文書等で対応させて頂く事も可能です。」と明記されているため、注文書を売却できる可能性が高いでしょう。

また、アクセルファクターはコンサル機能にも力を入れています。国が中小企業支援の専門家として認定している経営革新等支援機関ですので、ファクタリングによる資金調達だけでなく、財務改善・資金繰り改善などについてさまざまなアドバイスを受けられる点もメリットです。

ホームページには、「実際にお申込みいただいた半数以上が即日振込となっています。」と明記されており、即日入金にも力を入れています。

店舗型のファクタリング会社ですが、オンライン完結型のファクタリングにも力を入れており、オンラインであれば日本全国の事業者が最短即日入金でファクタリングを利用できます。

運営業者の安全性と専門性と入金スピードを重視したい方におすすめです。

注文書・請求書買取サービスを使い分ける方法

注文書・請求書買取サービスを使い分ける方法

ファクタリングサービスには注文書買取と請求書買取の2つの方法があります。

それぞれの「いつ資金が必要になるのか」という視点で使い分けるのがよいでしょう。

請求書買取サービスに向いている場面

請求書買取サービスは次のような場面に向いています。

  • 銀行融資の審査に落ちた
  • 税金を滞納している
  • すぐに資金が必要
  • 売掛金の請求や管理をアウトソーシングしたい

請求書買取サービスは売掛先企業の信用で審査を受けられるので、申込企業の業況が悪く融資審査に通過できない時にも活用できます。

また、税金を滞納しているとあらゆる融資審査に通過できませんが、ファクタリングであれば問題なく審査通過できます。

請求書買取サービスは審査時間が早いので「今日中にどうしてもお金が必要」という場面に活用できるでしょう。

さらに3社間ファクタリングであれば、売掛先企業とファクタリング会社が直接やりとりを行ってくれます。

入金管理や督促などの事務から解放されるので「売掛金の管理をアウトソーシングしたい」方に向いています。

注文書買取サービスに向いている場面

注文書買取サービスに向いている場面は次の2つです。

  • 大口の仕事を受注したものの運転資金がない
  • 手元に請求書がない

大きな仕事を請ければそれだけ大きな運転資金が必要になります。

通常は、手元に資金があるか銀行融資を受けられない限りは大口の仕事を受注できませんが、注文書ファクタリングを利用すれば手元に資金がなくても、受注した仕事の運転資金を確保可能です。

また、手元に請求書がない場合も、注文書さえあれば資金調達できるので注文書ファクタリングの利用が向いています。

注文書買取サービスの審査基準

注文書買取サービスの審査基準

注文書買取サービスは次のような視点で審査をおこないます。

  • 発注元企業の業況
  • 発注元企業と受注企業の取引歴
  • 注文書の納期と入金サイト
  • 受注金額
  • 受注企業の決算状況

基本的に注文書買取サービスの審査は「発注書が納期までに納品され、期日通りに代金が入金されるか」という視点でおこなわれます。

注文書買取サービスの審査ポイントを詳しく解説していきます。

発注元企業の業況

発注元企業の業況はファクタリングにおいて非常に重要です。

請求書買取サービスや注文書買取サービスはファクタリング会社に債権を売却して資金化する方法です。

注文書買取サービスであれば債務者は発注元企業になるため、発注元企業が期日通りに代金を支払えるかどうかが審査で重視されます

発注元企業が大手企業や官公庁であれば「ほぼ確実に期日通りに代金を支払える」と判断される可能性が高いですが、発注元企業の業況が悪い場合や、資金繰りの悪い企業の場合、納品日や入金期日が到来するまでに倒産してしまうかもしれません。

業況が良好な企業の方が審査に通過できる可能性は高いため、業況のよい取引先から受け取った注文書を売却するのがよいでしょう。

発注元企業と受注企業の取引歴

発注元企業と受注企業の取引歴も審査では重視されます。

これまでも継続的に受注があり、毎回期日通りに代金が支払われている企業であれば、今回も期日通りに入金がある可能性が高いため審査通過の可能性は高くなります。

一方、初めて受注を受けた企業の注文書は、期日通りに代金が支払われるかどうかが不透明ですので、審査では不利になります。

何回か取引をしたことがあり、支払いに問題がなかった企業から受け取った発注書を売却した方が審査に通過しやすいでしょう。

注文書の納期と入金サイト

注文書の納期と入金サイトも審査では重要です。

納期が長く、入金期日までの期間が長い方が審査では不利になります。

期日になるまでに利用者や取引先の業況が悪くなり入金されないリスクが高まるためです。

注文書買取サービスはいくら長くても6ヶ月先までの注文書しか買い取りをおこなわないのが基本です。

そのため、納期や入金サイトが長くならない注文書を売却した方が審査では有利になるでしょう。

手元に複数の注文書があるのであれば、納期や入金サイトが短い売掛債権を売却した方が審査で有利になります。

受注金額

注文書の受注金額も審査では重要です。

金額が大きければ審査で有利・不利ではなく、利用者の売上規模に見合った金額かどうかが重要です。

利用者の売上規模に見合わないような大きな金額の注文書を売却しようとしても、次のようなことを疑われ、審査で不利になることがあります。

  • 架空の注文書を売却しようとしているのではないか
  • 利用者の売上規模では高額の受注に対応できるか疑問

例えば、年商5,000万円の企業が、6,000万円の注文書を売却しようとした場合、年商を超えるような注文があるのは明らかに不自然ですし、仮に真実の注文書だとしても年商を超える規模の受注をこなせるのかについて疑問が残ります。

審査に通過しやすい注文書は「毎月継続的に発生している注文書」ですので、月商程度の金額の注文書を売却した方がよいでしょう。

受注企業(利用者)の決算状況

注文書買取サービスを利用している企業の決算状況も審査では重視されます。

注文書買取サービスは2社間契約で実施されるため、利用者の業況があまりにも悪いと以下のようなリスクが生じるためです。

  • 架空の注文書を作成して売却する
  • すでに他社へ売却した注文書を二重に譲渡する
  • 発注元企業から入金された代金をファクタリング会社へ支払わずに流用する

あまりにも利用者の業況が悪いと、これらの不正行為のリスクが高まるため、審査に通過できない可能性があります。

ファクタリング会社によって利用者の業況に対するスタンスは異なるため、1社の審査に落ちた場合には他社の審査も受けてみるとよいでしょう。

注文書買取サービスに関するよくある質問

注文書買取サービスに関するよくある質問

注文書買取サービスについてよるある質問をご紹介していきます。

  • 注文書買取サービスはどの程度先の入金日の注文書に対応していますか?
  • 注文書買取サービスの審査基準どのような点ですか?
  • 注文書買取サービスの手数料相場を教えてください
  • 個人事業主も利用できる注文書買取サービスはありますか?
  • 見積書・発注書・契約書ファクタリングとの違いを教えてください
  • POファイナンスと注文書買取はどう違うのですか?

注文書買取サービスはどの程度先の入金日の注文書に対応していますか?

ファクタリング会社によって異なります。

6ヶ月先まで対応しているものもあれば、建設業専門のファクタリング会社のようにさらに長い期間に対応している会社もあります。

請求書買取ファクタリングが3ヶ月程度先の売掛債権しか対応していないことを鑑みると、注文書買取サービスの方が長い期間の債権を買い取ることが可能です。

注文書買取サービスの審査基準どのような点ですか?

注文書買取サービスの審査基準は、発注企業の信用と申込企業の信用です。

発注企業が発注代金を期日通りに支払える信用があるかという点、また申込企業が受注した仕事を完遂できるかどうかという点をチェックされます。

請求書買取サービスよりも期日が長く、まだ未着手の仕事に対して審査を行うので、注文書買取サービスの方が請求書買取サービスよりも審査は厳しくなります。

注文書買取サービスの手数料相場を教えてください

注文書買取サービスの手数料相場は10%〜20%程度です。

請求書買取サービスと比較すると注文書買取サービスの方が手数料は高くなってしまいます。

個人事業主も利用できる注文書買取サービスはありますか?

個人事業主も利用できる注文書買取サービスも多数あります。

基本的には個人事業主に対して請求書買取サービスを提供しているファクタリング会社は注文書買取サービスも個人事業主に対して提供しています。

見積書・発注書・契約書ファクタリングとの違いを教えてください

どの段階で売掛債権とみなすのかの違いがあります。

  • 見積書:見積もり段階で売掛債権と見做して見積書金額をファクタリングできる
  • 発注書:発注があった段階で売掛債権があったと見做して受注金額をファクタリングできる
  • 契約書:契約締結段階で売掛債権があったと見做して契約金額をファクタリングできる

見積書が最も早い段階で資金化できます。

どのタイミングで資金が欲しいのかによって、見積書ファクタリングと発注書ファクタリンぎと契約書ファクタリングを使い分けましょう。

POファイナンスと注文書買取はどう違うのですか?

POファイナンスとは発注書の情報を電子記録債権化してそれを担保に融資を受ける制度です。

注文書買取は電子記録債権にする必要はありませんし、融資ではなく注文書の買取ですので、POファイナンスと注文書買取は全く異なる資金調達方法になります。

注文書買取サービスを有効利用して、業務を円滑に!

注文書買取サービスを有効利用して、業務を円滑に!

健全な事業運営には十分な運転資金が必要です。注文書買取サービスでは、業務開始前の受注段階で売上の資金化が可能となります。

注文書買取サービスは、申し込み方法が簡単なこともメリットのひとつといえます。主に用意するのは注文書、表紙付きの通帳3ヶ月分だけです。あとはサービス会社が用意した申込書に必要事項を記入して提出すれば、手続きは完了します。

振込までの日数は最短で申し込みをした翌日なので、すぐに現金が入手できます。資金繰りに課題を持つ事業者の方は、この機会に利用してみてはいかがでしょうか。​​

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