請求書の代金をクレジットカードで支払えるのが、請求書カード払いサービスです。
手元にお金がなくても、取引先に対して期日通りに支払うことができ、支払いを最長60日先延ばしにできるので、最近は法人や個人事業主の新しい支払方法として広がってきました。
しかし、まだ新しいサービスなので「利用するのが怖い」「クレジットカード情報を悪用されたらどうしよう」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか?
請求書カード払いサービスはファクタリングと比較して大手企業が運営しているので安心して利用できるサービスがほとんどです。
今回は、そんな大手企業が運営しているサービスの1つである請求書支払い代行サービスについて詳しく解説していきます。
メリットとデメリットがはっきりと分かれているサービスなので、信頼できる請求書カード払いサービスを探している方はぜひご覧ください。
請求書支払い代行サービスとは?
運営業者 | 三井住友カード株式会社 |
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契約方法 | オンライン |
先延ばしできる最長期間 | 40日 |
対応国際ブランド | VISA、Mastercard |
請求書の支払いスピード | 最短5営業日 |
利用者 | 法人、個人事業主 |
審査の有無 | 無し |
必要書類 | 不要 |
手数料 | 3% 1万円未満は一律300円 |
請求書支払い代行サービスは大手カード会社の三井住友カードが運営する請求書カード払いサービスです。
実際にクレジットカードを発行している企業が運営するサービスなので、安心して利用できます。
請求書支払い代行サービスの仕組みは利用の流れを確認することが最も簡単です。
請求書支払い代行サービスは次のような流れで利用します。
- クレジットカードと請求書を用意する
- 会員登録
- カード番号を入力する
- 請求書情報を入力して申請完了
- 請求書支払い代行サービスが利用者名義で取引先へ支払い
- クレジットカード支払日に他のカード利用代金とともに引き落とし
基本的にはアカウントを作成し、請求書の情報を入力してクレジットカード決済するだけで、取引先への支払いをおこなえます。
請求書支払い代行サービス利用の流れを詳しく解説していきます。
①クレジットカードと請求書を用意する
まずは請求書支払い代行サービスで支払いたい請求書とクレジットカードを用意します。
請求書支払い代行サービスでは、銀行振込の方法で請求された請求書であればなんでも支払いができます。
Q.請求書であれば何でもカード決済ができますか?
A.請求書のお支払い方法が銀行振込のものであれば何でもカード決済可能です。一方で、納付書やコンビニ払い等の支払い用紙でのお支払い分、また個人(法人格を持たない方)へのお支払い分にはご利用頂けませんのでご注意ください。
引用:請求書支払い代行サービス|よくある質問
また、請求書支払い代行サービスで利用できるクレジットカードはVISAとMasterCardだけです。
Q.どのカードでも利用できますか?
A.国内発行のVisa、Mastercardブランドのクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードいずれもご利用可能です。
引用:請求書支払い代行サービス|よくある質問
国際ブランドがVISAかMasterCardで請求書の金額を超える限度額があるクレジットカードを用意しましょう。
②会員登録
請求書とクレジットカードを用意したら、請求書支払い代行サービスに会員登録をおこないます。
請求書支払い代行サービスの会員登録に必要な情報は次のとおりです。
企業情報 | 管理者情報 |
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企業名 | 管理責任者名 |
事業形態 | 管理責任者 組織名 |
業種 | 電話番号 |
法人番号 | メールアドレス |
郵便番号 | 生年月日 |
都道府県 | – |
住所 | – |
振込名義 | – |
請求書支払い代行サービスの会員登録には必要な情報がかなり多くなっています。
会員登録には5分〜10分程度の時間がかかり、他社よりも申込手続に手間がかかってしまうでしょう。
③カード番号を入力する
会員登録が完了したら、請求書支払い代行サービスへ支払うクレジットカードの情報を入力します。
クレジットカードの情報を間違えないことと、請求書の金額を超える限度額がクレジットカードに残っていることをよく確認してください。
④請求書情報を入力して申請完了
クレジットカードの情報を入力したら、請求書の情報を入力して申請手続が完了します。
請求書の情報は次のような内容を入力します。
- 請求金額
- 請求先の企業名
- 支払先の金融機関と口座情報
- 支払日
これらの情報を入力すると、請求書支払い代行サービスの申込手続きが完了します。
⑤請求書支払い代行サービスが利用者名義で取引先へ支払い
申込時に指定した支払日に、請求書支払い代行サービスが取引先の銀行口座へ請求書の代金の支払いをおこないます。
振込の際の振込人名義は、会員登録の際に入力した「振込名義」でおこなわれるので、取引先には請求書支払い代行サービスを利用したことは知られません。
⑥クレジットカード支払日に他のカード利用代金とともに引き落とし
クレジットカードの支払日になると、他のクレジットカード利用代金とともに請求書支払い代行サービスの利用代金も引き落とされます。
請求書支払い代行サービスはクレジットカードの利用日、締日、支払日のズレを利用して、支払いを先延ばしにできるサービスです。
請求書支払い代行サービスでは支払いから最長40日先へ支払いの先延ばしができます。
請求書支払い代行サービスのメリット
請求書支払い代行サービスは、他のサービスやファクタリングなどと比較して次のようなメリットがあります。
- 運営業者の安全性が高い
- 三井住友カード以外も利用可能
- クレジットカードのポイントが貯まる
- 取引先に利用を知られない
- 手数料がファクタリングよりも低く他のサービスと比べても平均的
- 利用額に下限も上限もない
- 提出書類なしで利用が簡単
- 審査なしで確実に利用できる
安全性が高く、取引先に秘密で利用できるなど、請求書支払い代行サービスには多くのメリットがあります。
請求書支払い代行サービスのメリットを詳しく見ていきましょう。
運営業者の安全性が高い
請求書支払い代行サービスは運営業者の安全性が非常に高いのが特徴です。
請求書支払い代行サービスの運営業者は三井住友カード株式会社です。
三井住友カードは三井住友フィナンシャルグループの大手カード会社になります。
三井住友フィナンシャルグループには、三井住友カードの他、三井住友銀行、SMBC日興証券など、錚々たる企業が名を連ねており、三井住友カードはグループの中核企業の1つです。
また、三井住友カードは自社でカードを発行しているので、もしも請求書支払い代行サービスに不正や不備があったら、三井住友カードが発行するクレジットカードそのものの信頼が揺らいでしまうことになります。
数ある請求書カード払いサービスの中でも、請求書支払い代行サービスは運営会社の安全性が最も高いサービスだといえるでしょう。
三井住友カード以外も利用可能
請求書支払い代行サービスは三井住友カード以外のクレジットカードも利用できます。
国際ブランドがVISAかMasterCardであれば、他社が発行したクレジットカードでも利用できます。
請求書支払い代行サービスのように、クレジットカード会社が直接運営する請求書カード払いサービスは、JCBのサービスのように、運営会社が発行したクレジットカードでないと利用できないケースが少なくありません。
しかし、請求書支払い代行サービスであれば、三井住友カード会員でなくても利用できますし、決済時のクレジットカードとして三井住友カード以外のクレジットカードを利用することが可能です。
クレジットカードのポイントが貯まる
請求書支払い代行サービスなどの請求書カード払いサービスでは、クレジットカードで支払った請求書の金額に対してポイントを貯めることが可能です。
例えば還元率1%のクレジットカードを使用して請求書支払い代行サービスを利用すれば、実質的な手数料負担を3%−1%=2%と引き下げられます。
一般的に、事業の経費は通常の買い物や食事でクレジットカードを利用するときよりも高額になります。
そのため、請求書支払い代行サービスのような請求書カード払いを利用すれば、ポイントを効率的に貯められるでしょう。
取引先に利用を知られない
請求書支払い代行サービスでは、請求書をクレジットカードで支払ったことを取引先に知られる心配がありません。
取引先の口座に対して支払われる際の、振込人名義は会員登録の際に指定した振込名義でおこなわれます。
振込名義と会社名や屋号としておけば、取引先の口座には会社名や屋号で振込がおこなわれます。
取引先企業からは利用者が自ら振り込んだとしか判断されません。
取引先にクレジットカードで請求書を支払ったことを知られると「経営状態や資金繰りが悪い」とネガティブに判断されるおそれがあります。
請求書支払い代行サービスでは取引先に利用を知られないので、取引先との関係を悪くする心配はありません。
手数料がファクタリングよりも低く他のサービスと比べても平均的
請求書支払い代行サービスの手数料は3%です。
3%という手数料は、請求書カード払いサービスの中では平均的なので、請求書支払い代行サービスではコストを抑えて利用可能です。
また、請求書支払い代行サービスの手数料はファクタリングと比較すると非常に低くなっています。
取引先に知られずに請求書の売却ができる2社間ファクタリングの手数料は5%〜20%程度で、オンライン完結型の場合は10%前後が手数料の相場です。
請求書支払い代行サービスはファクタリングの3分の1程度のコストで利用できます。
コストを抑えたいのであれば請求書の売却をおこなうファクタリングよりも、請求書をクレジットカードで支払う請求書支払い代行サービスを利用した方がよいでしょう。
利用額に下限も上限もない
請求書支払い代行サービスは支払可能額に下限と上限がありません。
Q.本サービスの利用上限金額はありますか?
A.ございません。お持ちのクレジットカードの利用限度内であればご利用可能です。
引用:請求書支払い代行サービス|よくある質問
請求書カード払いサービスの中には、利用額が1万円以上などと下限が決められているサービスもありますが、請求書支払い代行サービスでは利用額に下限も上限もありません。
そのため、売上規模に関わらずどんな企業でも利用できます。
個人事業主やフリーランスのなどの小規模事業者から売上規模の大きな企業まで幅広く利用できます。
提出書類なしで利用が簡単
請求書支払い代行サービスは会員登録時や利用時に書類の提出がありません。
5分〜10分程度で会員登録をおこない、5分程度で請求書の情報を入力するだけですぐに請求書支払い代行サービスを利用できます。
融資やファクタリングの場合は、決算書や確定申告書、通帳の写し、請求書、取引先との契約書等の様々な書類を用意し、これらをすべてデータ化してアップロードする手間と時間がかかります。
請求書支払い代行サービスであれば提出しなければならない書類がないので、融資やファクタリングと比較した圧倒的に少ない手間と時間で、気軽に申し込みが可能です。
審査なしで確実に利用できる
請求書支払い代行サービスは審査なしで確実に利用できます。
- 国内発行の法人が作成した事業で生じた支出に関する請求書
- 振込先が国内の金融機関
- クレジットカードの限度額が「請求書+手数料」を超えている
これら3つの条件を満たしてさえいれば、確実に利用できます。
赤字や債務超過で融資審査に通らなかった企業や、売掛先企業の業況が悪くファクタリング審査に通過できない企業でも、請求書支払い代行サービスであれば条件さえ満たしていれば確実に利用可能です。
請求書支払い代行サービスは融資やファクタリングの審査に落ちた企業でも利用できる点は大きなメリットです。
請求書支払い代行サービスのデメリット
運営業者の安全性が非常に高いなど、数多くのメリットがある請求書支払い代行サービスはデメリットも多い点に注意しなければなりません。
他のサービスと比較した請求書支払い代行サービスのデメリットは以下のとおりです。
- 支払いまでに時間がかかる
- 三井住友カード会員以外はすぐに申し込みができない
- 最長40日までしか先延ばしができない
- 個人事業主への支払いができない
- 海外企業の請求書は支払えない
- 振込以外の方法の請求書は支払えない
- 利用できるクレジットカードの種類が少ない
請求書支払い代行サービスは、取引先への着金までに最も時間がかかるサービスの1つですし、支払える請求書の種類や利用できるクレジットカードが少ない点に注意が必要です。
請求書支払い代行サービスの注意点について詳しく見ていきましょう。
支払いまでに時間がかかる
請求書支払い代行サービスは申込完了から取引先企業の銀行口座へ着金するまでに、最短5営業日かかります。
請求書カード払いサービスの数は多いですが、最短5営業日支払いというのは、最も長い時間がかかるサービスの1つです。
以下は主要業者の申込完了から着金までの日数の一覧です。
請求書カード払いサービス | 最短支払日 |
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INVOYカード払い | 最短即日 |
請求書カード払い JCB×Digital Garage | 最短3営業日 |
NP掛け払い 請求書カード払い | 最短3営業日 |
Money Foward請求書カード払い | 最短2営業日 |
Biz Forward請求書カード払い | 最短2営業日 |
請求書カード払い「OBS」 | 最短5営業日 |
支払いドットコム | 最短1営業日 |
DGFT請求書カード払い | 最短3営業日 |
請求書カード払い by GMO | 最短即日 |
ラボルカード払い | 最短即日 |
Fintoカード後払い | 最短1営業日 |
1click後払い | 最短3営業日 |
最短即日や1営業日で支払いに対応している業者も多く、平均的には3営業日程度が着金までの日数です。
その中で、請求書支払い代行サービスは着金までは最短5営業日と、業界最長の支払いスピードとなっているので、急いで支払いをおこないたい時には活用できません。
請求書支払い代行サービスは時間に余裕をもって申し込むようにしてください。
三井住友カード会員以外はすぐに申し込みができない
請求書支払い代行サービスは三井住友カード会員の方は、すぐに請求書カード払いの申し込みができます。
しかし三井住友カード会員以外の方は、会員登録手続きに時間がかかるので、会員登録からすぐに申込手続きができません。
会員登録から最短2営業日の時間を経ないと、請求書支払い代行サービスの申込ができません。
請求書支払い代行サービスは申込から着金までに最短5営業日かかるので、三井住友カード会員以外の方は、申込開始までに最短2営業日+申込から着金までに最短5営業日=会員登録から着金までに最短7営業日という非常に長い時間がかかります。
よほど時間に余裕がある方でない限りは、活用しにくいサービスだといえます。
請求書支払い代行サービスは三井住友カードの会員向けのサービスだといえるでしょう。
最長40日までしか先延ばしができない
請求書支払い代行サービスは最長40日までしか支払いの先延ばしができません。
他の多くの主要サービスでは、最長60日まで先延ばしができることと比較すると、請求書支払い代行サービスは最長で20日分先延ばしできる日数が少ないことになります。
資金繰りは手元に1日でも長く資金を留めることで改善します。
請求書支払い代行サービスは他社よりも20日分、先延ばしできる最長日数が短いので、資金繰り改善効果が他社と比較して限定的という点に注意が必要です。
個人事業主への支払いができない
請求書支払い代行サービスでは個人事業主に対する支払いは不可能です。
請求書支払い代行サービスで支払える請求書は法人に対しての支払いのみです。
個人事業主やフリーランスなどの個人の事業者と取引や外注などを出している事業者の方は、個人事業主から発行された請求書をクレジットカードで支払うことができないので注意しましょう。
海外企業の請求書は支払えない
海外企業から発行された請求書は請求書支払い代行サービスでは支払えません。
請求書支払い代行サービスで支払えるのは、日本国内の企業から発行された請求書だけになります。
海外企業との取引がある事業者の方は、海外企業からの仕入れ代金などは、請求書支払い代行サービスでクレジットカード払いすることはできないので注意しましょう。
また、海外の金融機関を振込先口座として指定された請求書の支払いも不可能です。
これは請求書支払い代行サービスに限ったことではなく、請求書カード払いサービスすべてでです。
日本国内の企業が発行し、国内の金融機関を振込先として指定している請求書しか支払いができないと理解しておきましょう。
振込以外の方法の請求書は支払えない
請求書支払い代行サービスでは銀行振込以外の方法を支払方法として指定された請求書の支払いはできません。
納付書やコンビニ払いなどが支払方法として指定された請求書の支払いは不可能です。
そのため、他社では支払いができることが多い税金や社会保険料などの支払いは請求書支払い代行サービスで支払うことはできません。
他社と比較して、請求書支払い代行サービスは支払える請求書の種類が少ない点に注意が必要です。
利用できるクレジットカードの種類が少ない
請求書支払い代行サービスは利用できるクレジットカードの種類が少ない点にも注意しなければなりません。
請求書支払い代行サービスでの支払いに対応しているのはVISAとMasterCardだけです。
日本国内では3割程度のシェアを占めるJCBには対応していませんし、その他の国際ブランドも利用不可能です。
一般的に請求書カード払いサービスはVISA、MasterCard、JCBの3つの国際ブランドに対応していることが多いですが、請求書支払い代行サービスはVISAとMasterCardしか利用できないので、利用できるクレジットカードの種類が少ない点は他社と比較してデメリットだといえるでしょう。
請求書支払い代行サービスの利用におすすめのクレジットカード3選
請求書支払い代行サービスの利用には三井住友カードが向いています。
三井住友カードであればすぐに利用を開始できるためです。
請求書支払い代行サービスの利用におすすめのクレジットカードは次の3つです。
- 三井住友カードビジネスオーナーズ
- 三井住友カードナンバーレス
- 三井住友ビジネスプラチナカード
請求書支払い代行サービスにおすすめの3つの三井住友カードの特徴を詳しく解説していきます。
三井住友カードビジネスオーナーズ
国際ブランド | VISA MasterCard |
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利用限度額 | 500万円 |
年会費 | 永年無料 |
追加カード年会費 | 永年無料 |
ETCカード年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0% |
三井住友カードビジネスオーナーズは三井住友カードの個人事業主や小規模事業者向けの最もオーソドックスなクレジットカードです。
小規模事業者向けですが、限度額は500万円まで設定できるので、ある程度売上規模の大きな事業者でも利用可能です。
また、年会費は完全無料で最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯されています。
なお、海外旅行や出張などには行かないという方は、海外旅行傷害保を以下のいずれかに変更できる「選べる無料保険」の利用が可能です。
- スマホ安心プラン(動産総合保険)
- 弁護士安心プラン(弁護士保険)
- ゴルフ安心プラン(ゴルファー保険)
- 日常生活安心プラン(個人賠償責任保険)
- ケガ安心プラン(入院保険(交通事故限定))
- 持ち物安心プラン(携行品損害保険)
年会費無料で好きな保険に加入できるので、業務内容はニーズに合わせて保険を切り替えられるのはメリットです。
また、三井住友カードビジネスオーナーズ基本の還元率が1%と高いですが、三井住友カードナンバーレスとの2枚持ちで、Amazon、ECTカード、JAL、ANAでの利用時の還元率が1.5%へとアップします。
普段からネットでの買い物や高速道路や飛行機での移動が多い方は、三井住友カードビジネスオーナーズとの2枚持ちでさらに高いポイント還元を受けられます。
ETCカードと追加カードは無料で発行できるので、高速道路使用が多い方や従業員にカードを持たせたい方におすすめの1枚です。
三井住友カードナンバーレス
国際ブランド | VISA MasterCard |
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利用限度額 | 100万円 |
年会費 | 永年無料 |
追加カード年会費 | 永年無料 |
ETCカード年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0% |
三井住友カードナンバーレスは三井住友カードの個人向けのクレジットカードです。
その名の通り、券面にカード番号の記載がないので、セキュリティが高いカードとして知られています。
最短10秒でバーチャルカードを発行できるので急いでクレジットカードを発行したい方にも向いています。
無料で最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯されていますが、「選べる無料保険」の対象なので、動産保険や弁護士保険など、任意の保険に自由に切り替え可能です。
セブンイレブン、ローソン、マクドナルド、すき家での決済で最大7%の還元率になるので、コンビニなどで普段使いをする方は、効率的にポイントを貯められます。
三井住友カードビジネスオーナーズとの2枚持ちで、三井住友カードビジネスオーナーズでの一部の決済が1.5%へとアップします。
年会費は無料なので、三井住友カードビジネスオーナーズを保有している方は、三井住友カードナンバーレスも契約するとよいでしょう。
三井住友ビジネスプラチナカード
国際ブランド | VISA MasterCard |
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利用限度額 | 個別設定 |
年会費 | 55,000円 |
追加カード年会費 | 2名から1名につき 5,500円(税込) |
ETCカード年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.8% |
三井住友ビジネスプラチナカードは三井住友カードのビジネスカードの中でも最高ステータスのクレジットカードです。
年会費は55,000円とかなり高く、追加カードにも1枚5,500円の年会費が発生しますが、付帯サービスが圧倒的に充実しています。
- 国内主要空港でラウンジが無料
- コンシェルジュサービス
- 海外・国内旅行傷害保険(最高1億円)、航空便遅延保険(選べる無料保険へ切り替え可能)
- Visaプラチナ会員優待価格にて空港からの荷物を宅配
- 国際線手荷物無料宅配
- 全国約170店舗のレストランで2名以上のコース料理利用で会員1名分が無料
- 三井住友VISA太平洋マスターズペア観戦入場券をプレゼント
還元率は0.8%と、それほど高くはありませんが、圧倒的に充実した付帯サービスを利用したいのであればおすすめです。
限度額は一律に決められておらず、事業者の売上規模に応じて自由に設定されます。
売上規模の大きな事業者は高額な限度額が設定されるので、規模の大きな事業者が請求書カード払いを利用したい場合にもおすすめです。
請求書支払い代行サービスと類似のおすすめ業者12選
請求書支払い代行サービスのように、運営業者の安全性が高く、請求書支払い代行サービスよりもメリットの多いおすすめの業者は次の12社です。
- 支払いドットコム
- INVOYカード払い
- Money Foward請求書カード払い
- Fintoカード後払い
- DGFT請求書カード払い
- 請求書カード払い JCB×Digital Garage
- Biz Forward請求書カード払い
- 請求書カード払い by GMO
- NP掛け払い 請求書カード払い
- ラボルカード払い
- 請求書カード払い「OBS」
- 1click後払い
これらのサービスはすべて上場企業かその関連会社が運営しているか、多数の利用実績があるかのいずれかです。
請求書支払い代行サービスと同じように、運営業者の安全性が高い12のサービスのスペックや特徴を解説します。
支払いドットコム
運営会社 | 株式会社クレディセゾン 株式会社UPSIDER |
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契約方法 | オンライン |
先延ばしできる最長期間 | 60日 |
対応国際ブランド | VISA、Mastercard、セゾンカード |
請求書の支払いスピード | 最短1営業日 |
利用者 | 法人、個人事業主 |
審査の有無 | 無し |
必要書類 | 不要 |
手数料 | 4% |
支払いドットコムはクレディセゾンとUPSIDERが共同で運営する請求書をカード払いサービスです。
クレディセゾンは国内トップクラスの信販会社ですし、UPSIDERは大企業向けの法人カード会社で、上場企業の20%がUPISDERカードを保有していることで知られています。
大手2社が共同で運営するサービスなので、運営業者の安全性という点では業界トップクラスのサービスです。
クレディセゾン運営なのでセゾンカードが利用でき、セゾン発行のセゾン・アメックスカードで請求書の支払いができます。支払いドットコムはアメックスブランドが利用できる数少ない請求書カード払いサービスです。
また、支払いドットコムは社会保険料の支払いができる数少ないサービスですし、個人事業主への支払いができるのも主要業者の中では支払いドットコムくらいです。
これらの点から支払いドットコムは支払える請求書の種類が非常に多いサービスだといえるでしょう。
さらに、最短1営業日支払いと、請求書支払い代行サービスと比較して、取引先企業の口座へ着金するまでの時間が非常に速くなっています。急いで支払いをおこないたいときにも活用できるサービスです。
ただし、支払いドットコムは手数料が4%と業界最高水準です。
数あるサービスの中でも最も手数料負担が大きいので、継続的に利用するのではなく、本当に支払いに困ったときにスポットで活用するようにしてください。
INVOYカード払い
運営会社 | FINUX株式会社 |
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契約方法 | オンライン |
先延ばしできる最長期間 | 60日 |
対応国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB |
請求書の支払いスピード | 最短即日〜最長30日後 |
利用者 | 法人・個人事業主 |
審査の有無 | 無し |
必要書類 | 無し |
手数料 | 3% |
INVOYカード払いは累計利用者数10万ユーザー、累計買取額100億円超の業界トップクラスの実績を誇る業者です。
請求書支払い代行サービスのように運営業者の規模は大きくはありませんが、すでに非常に多くの人が利用しているので安心して利用できます。
INVOYカード払いは最短即日支払いに対応しています。急いで支払いをしたい時に当日中に取引先口座へ着金するので緊急時に活用できます。
VISA、Mastercard、JCBに対応しており、これらのカードで国内発行のカードの97%程度のシェアを誇るので、国内発行のほとんどのクレジットカードが利用可能です。
手数料は3%と平均的なので、コストを抑えて利用可能です。
社会保険料の支払いに対応しており、1つの請求書に対して複数のクレジットカードを利用できるので金額の大きな請求書の支払いもできます。
支払いスピードや、利用できるカードの種類に優れた、実績十分の優良サービスです。
Money Foward請求書カード払い
運営会社 | マネーフォワードケッサイ株式会社 |
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契約方法 | オンライン |
先延ばしできる最長期間 | 60日 |
対応国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB |
請求書の支払いスピード | 最短2営業日 |
利用者 | 法人・個人事業主 |
審査の有無 | 無し |
必要書類 | 不要 |
手数料 | 2.7% |
Money Foward請求書カード払いは大手の会計システム企業のマネーフォワードの関連会社のマネーフォワードケッサイが運営する請求書カード払いサービスです。
マネーフォワードは知名度の高い上場企業ですし、マネーフォワードケッサイはファクタリングサービスなども運営しています。
請求書を活用した資金繰りのノウハウが高い企業なので、安心して利用できるでしょう。
Money Foward請求書カード払いは手数料が相場の3%よりも低い点が大きな特徴です。
2.7%の手数料は業界の中でもトップクラスに低いので、コストを抑えて利用したい方におすすめです。
また、申込完了から取引先企業の口座へ着金するまでには最短2営業日とやや速めになっています。
しかし、Money Foward請求書カード払いは支払日が5日、10日、15日、20日、25日、月末日と決められているため、例えば4日に申し込みをおこなった場合、最短支払日は6営業日後の10日となってしまいます。
申込日によっては請求書支払い代行サービスよりも着金に時間がかかってしまうことがあるため注意してください。
Fintoカード後払い
運営会社 | トラボックス株式会社 |
---|---|
契約方法 | オンライン |
先延ばしできる最長期間 | 60日 |
対応国際ブランド | VISA、Mastercard、セゾンカード |
請求書の支払いスピード | 最短1営業日 |
利用者 | 法人・個人事業主 |
審査の有無 | 無し |
必要書類 | 無し |
手数料 | 2.55% ※5万円未満の決済は、一律1400円 |
Fintoカード後払いは業界で最も低い手数料が特徴の請求書カード払いサービスです。
2.55%の手数料は数ある請求書カード払いサービスの中でも最も低くなっているので、コストを抑えて請求書の支払いをおこないたい方に向いています。
また、申込完了から取引先企業の口座へ着金するまでには最短1営業日です。
支払いスピードが速いので急いで支払いをおこないたい場合にも向いているサービスです。
セゾンカードが利用できるので、セゾン発行のアメックスカードである、セゾン・アメックス・ビジネスカードなど、他社では利用できないクレジットカードが利用できる点も特徴だといえます。
運営業者のトラボックス株式会社は、物流会社と荷物を運んでほしい企業をつなぐサービスを実施している会社です。東証プライム上場のビジョナルのグループ企業なので、安心して利用できるでしょう。
DGFT請求書カード払い
運営会社 | 株式会社デジタルガレージ |
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契約方法 | オンライン |
先延ばしできる最長期間 | 60日 |
対応国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB、セゾンカード、ダイナース |
請求書の支払いスピード | 最短3営業日 |
利用者 | 法人・個人事業主 |
審査の有無 | 無し |
必要書類 | 無し |
手数料 | 3% |
DGFT請求書カード払いは、法人向け決済サービス大手の株式会社デジタルガレージが運営しています。
株式会社デジタルガレージは、企業の決済システムの開発・導入・運用・管理などで高いノウハウを持っており、JCBやネットプロテクションズなどの大手企業とも請求書カード払いを共同運営している企業です。
請求書カード払いにも高いノウハウを持っているデジタルガレージが運営する請求書カード払いサービスなので、DGFT請求書カード払いは安心かつ快適に利用できます。
最大の特徴はダイナースカードが利用できる点です。
ダイナースカードが利用できる主要請求書カード払いサービスはDGFT請求書カード払いだけなので、付帯サービスが充実しているハイステータスカードのダイナースを利用したい方は、DGFT請求書カード払いへ相談しましょう。
手数料は3%と平均的なので、コストをかけずに請求書のカード払いを利用できます。
DGFT請求書カード払いは取引先企業の口座へ着金するまでに最短3営業日かかります。
請求書支払い代行サービスよりも速く支払いができますが、やや時間はかかるので、時間に余裕をもって申し込みましょう。
請求書カード払い JCB×Digital Garage
運営会社 | 株式会社ジェーシービー |
---|---|
契約方法 | オンライン |
先延ばしできる最長期間 | 40日 |
対応国際ブランド | JCB |
請求書の支払いスピード | 最短3営業日 |
利用者 | 法人・個人事業主 |
審査の有無 | 無し |
必要書類 | 無し |
手数料 | 2.98% |
請求書カード払い JCB×Digital Garageは大手カード会社で国内唯一の国大ブランドであるJCBが運営する請求書カード払いサービスです。
請求書カード払いに不正や不備があれば、JCBブランドそのものの信頼が揺らいでしまうので、請求書カード払い JCB×Digital Garageは非常に信頼度の高いサービスだといえます。
初めて請求書カード払いサービスを利用する方も、安心して利用できるでしょう。
手数料は2.98%と、相場よりもやや低いのでコストを抑えて利用できます。
ただし、請求書カード払い JCB×Digital Garageで利用できるクレジットカードはJCBが発行するJCBオリジナルカードか、JCBのパートナー企業が発行したクレジットカードに限られており、単に国際ブランドがJCBというだけの提携カードは利用できません。
JCBの会員向けのサービスなので、JCB会員以外の方は利用できない点に注意しましょう。
支払いを先延ばしにできる日数は最長40日と、請求書支払い代行サービスと同じなので、資金繰り改善効果は他のサービスと比べて限定的です。
着金までには最短3営業日と、やや時間がかかるので、時間に余裕を持って申し込むようにしてください。
Biz Forward請求書カード払い
運営会社 | 株式会社Biz Forward |
---|---|
契約方法 | オンライン |
先延ばしできる最長期間 | 60日 |
対応国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB |
請求書の支払いスピード | 最短2営業日 |
利用者 | 法人・個人事業主 |
審査の有無 | 無し |
必要書類 | 無し |
手数料 | 2.8% |
Biz Forward請求書カード払いは三菱UFJ銀行、三菱UFJファクター、マネーフォワードの3社が共同で出資して設立したジョイントベンチャー企業です。
請求書の作成管理サービス、ファクタリングサービス、請求書カード払いサービスなど、請求書を活用した資金繰りサービスをおこなっています。
ノウハウが豊富な企業ですし、株主はメガバンクをはじめとした大手企業なので安心して利用できます。
手数料が2.8%と相場よりも低くなっているので、運営業者の信頼性がかなり高いサービスです。
VISA、Mastercard、JCBの3つの国際ブランドが利用できるので、国内発行のほとんどのクレジットカードがBiz Forward請求書カード払いで利用できます。
支払いまでは最短2営業日ですが、Biz Forward請求書カード払いも支払日が5日、10日、15日、20日、25日、月末日と限られているので注意しましょう。
請求書カード払い by GMO
運営会社 | GMOペイメントゲートウェイ株式会社 |
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契約方法 | オンライン |
先延ばしできる最長期間 | 60日 |
対応国際ブランド | Visa、MasterCard、アメックスのビジネス・カード |
請求書の支払いスピード | 最短即日 |
利用者 | 法人・個人事業主 |
審査の有無 | 無し |
必要書類 | 無し |
手数料 | 3.0% 最低手数料として1,500円 |
請求書カード払い by GMOはアメックスビジネスカードが利用できる数少ない請求書カード払いサービスです。
付帯サービスが充実しているハイステータスカードとしてアメックスは人気ですし、アメックスビジネスカードは多くの経営者に愛用されています。
しかし、セゾン発行のアメックスカード以外、アメックスに対応している請求書カード払いサービスはほぼ存在しません。
請求書カード払い by GMOであればアメックスビジネスカードが利用できるので、普段からアメックスビジネスカードを利用している経営者の方も請求書カード払いを利用可能です。
さらに請求書カード払い by GMOは最短即日支払いに対応しているので、急いで取引先へ支払いをしたい方も活用できるサービスです。
運営業者のGMOペイメントゲートウェイはGMOグループの中核の東証プライム上場の企業なので、運営業者も安全性も非常に高いといえます。
アメックスビジネスカードを利用したい方や、急いで取引先へ支払いたい方に請求書カード払い by GMOは向いているサービスです。
NP掛け払い 請求書カード払い
運営会社 | 株式会社ネットプロテクションズ |
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契約方法 | オンライン |
先延ばしできる最長期間 | 60日 |
対応国際ブランド | VISA、MasterCard、JCB |
請求書の支払いスピード | 最短3営業日後 |
利用者 | 法人・個人事業主 |
審査の有無 | 無し |
必要書類 | 無し |
手数料 | 3% |
NP掛け払い 請求書カード払いは後払いサービスで有名な「NP後払い」を運営している、ネットプロテクションズが運営しているサービスです。
ネットプロテクションズの持ち株会社のネットプロテクションズホールディングスは東証プライム上場企業なので、運営業者の信頼度は非常に高いサービスだといえます。
さらにNP掛け払い 請求書カード払いは法人向け決済サービス大手の株式会社デジタルガレージと共同運営なので、スムーズかつ安心して利用できるでしょう。
申込から入金までの手続きが非常に簡素化されており、最短5分程度で申し込みを完了できます。
さらに、手数料は3%と平均的なので、コストを抑えて利用できます。
VISA、MasterCard、JCBの3つの国際ブランドに対応しているので、国内発行のほとんどのクレジットカードが利用可能です。
申込完了から着金までは3営業日と、請求書支払い代行サービスよりも速いですが、やや時間はかかるので、時間に余裕を持って申し込むようにしてください。
ラボルカード払い
運営会社 | 株式会社ラボル |
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契約方法 | オンライン |
先延ばしできる最長期間 | 60日 |
対応国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB |
請求書の支払いスピード | 最短60分 |
利用者 | 法人・個人事業主 |
審査の有無 | 無し |
必要書類 | 無し |
手数料 | 3.0%〜3.5% |
ラボルカード払いは最短60分で支払いができる請求書カード払いサービスです。
申込完了から取引先への着金まで最短60分と、具体的な着金時間まで明示されているサービスはラボルカード払いだけです。
そのため、「最短即日」と明記されている請求書カード払いサービスよりもスピーディーに取引先へ着金できる可能性が高く、支払速度は最も速いサービスだといえるでしょう。
すぐに取引先へ支払いをしたい場合におすすめのサービスです。
また、VISA、Mastercard、JCBのクレジットカードが利用できるので、国内発行のクレジットカードのほとんどをラボルカード払いで使用可能です。
手数料が3.0%〜3.5%と相場よりもやや高いので、継続的に利用するのではなく、緊急時スポットで利用するのが向いています。
運営業者の株式会社ラボルは東証プライム市場上場の株式会社セレスが100%出資している完全子会社です。
実質的に上場企業が運営しているサービスなので、請求書カード払いサービスに不安を抱えている方も安心して利用できるでしょう。
請求書カード払い「OBS」
運営会社 | 株式会社オリエントコーポレーション |
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契約方法 | オンライン |
先延ばしできる最長期間 | 60日 |
対応国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB |
請求書の支払いスピード | 最短5営業日後 |
利用者 | 法人・個人事業主 |
審査の有無 | 無し |
必要書類 | 無し |
手数料 | 3.0% |
請求書カード払い「OBS」は大手信販会社にオリエントコーポーレーション(オリコ)が運営しる請求書カード払いサービスです。
オリコは資本金1,300億円超でみずほ銀行傘下の企業なので、運営業者の安全性や規模は抜群です。
この点で、請求書支払い代行サービスと最も類似しているサービスの1つだといえるでしょう。
手数料は3%と平均的ですし、VISA、Mastercard、JCBの国際ブランドが利用可能です。
オリコカード以外のカードも利用できるので、使用できるクレジットカードの数が多いサービスです。
ただし、請求書カード払い「OBS」ではオリコカードの利用で手数料が無料になるキャンペーンを実施していることがあります。
キャンペーンの適用になればメリットが大きいので、オリコカード所有者の方は定期的にホームページを確認しましょう。
請求書カード払い「OBS」は申込完了から取引先企業への着金まで最短5営業日かかります。
請求書支払い代行サービスと同様に、着金までには時間がかかるサービスなので、時間に余裕をもって申し込みましょう。
1click後払い
運営会社 | 株式会社ROBOT PAYMENT |
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契約方法 | オンライン |
先延ばしできる最長期間 | 60日 |
対応国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB |
請求書の支払いスピード | 最短3営業日 |
利用者 | 法人・個人事業主 |
審査の有無 | 無し |
必要書類 | 無し |
手数料 | 3.8% ※最低手数料5000円 |
1click後払いを運営する株式会社ROBOT PAYMENTは東証グロース市場上場の決済代行企業です。
決済代行会社として業歴20年以上の企業なので、請求書カード払いにもノウハウがあり、運営業者としての信頼と安全性には定評があります。
1click後払いもVISA、Mastercard、JCBの国際ブランドに対応しているので、国内発行の多くのクレジットカードが利用可能です。
手数料が3.8%と高めの設定になっているので、継続的な利用には向いていません。
また、最低手数料は5,000円なので、例えば10万円の支払いおこなう場合の実質的な手数料率は5%にもなってしまいます。
約13万円以上の支払いでなければ、手数料率は3.8%以上になってしまうので、ある程度まとまった金額の支払いに向いています。
申込完了から取引先への着金までには最短3営業日必要で、やや時間がかかるので時間に余裕をもって申し込むようにしてください。
請求書支払い代行サービスに向いている人
数ある請求書カード払いサービスの中でも請求書支払い代行サービスの利用が向いている人は次のような人です。
- 三井住友カード会員
- 高額の請求書を保有している
- 支払期日までに時間がある
- 業者の安全性を重視したい
請求書支払い代行サービスの利用が向いている人の4つの特徴について詳しく解説していきます。
三井住友カード会員
三井住友カードの会員は請求書支払い代行サービスの利用に向いています。
請求書支払い代行サービスは三井住友カード会員であれば、即日で申し込みを完了できますが、非会員の方は会員登録手続きに最短2営業日かかるので、すぐに申し込みができません。
請求書支払い代行サービスは三井住友カードの会員向けのサービスなので、三井住友カード会員の方で、取引先への請求書をクレジットカードで支払いたい方は、請求書支払い代行サービスの利用を検討するとよいでしょう。
高額の請求書を保有している
高額の請求書を保有している方は、請求書支払い代行サービスに向いています。
請求書支払い代行サービスには利用可能額の下限も上限もありませんが、最低手数料が5,000円と決められています。
利用額が13万円未満の場合には、手数料率が3.8%を超えてしまうので、その場合は他社の他社のサービスを利用した方が、実質的な手数料率が高くなってしまいます。
請求書支払い代行サービスは請求書の金額が13万円を超えるような場合に向いており、少額の支払いには不向きです。
ある程度まとまった金額になった場合に、請求書支払い代行サービスを利用するようにしてください。
支払期日までに時間がある
請求書に記載された、取引先への支払期日までに時間がある人は、請求書支払い代行サービスの利用が向いています。
請求書支払い代行サービスは申込完了から取引先への着金までには最短5営業日かかるので、他社のように当日や翌日などの短期間で振り込むことは不可能です。
さらに、三井住友カードの非会員の方は、会員登録が完了するまでにさらに2営業日かかります。
そのため、請求書支払い代行サービスを利用する方は、請求書記載の支払期日までに1週間程度の余裕がある場合に利用した方がよいでしょう。
時間に余裕がない方は、最短即日支払いなど、支払いスピードが速いサービスの利用をおすすめします。
業者の安全性を重視したい
運営業者の安全性を重視したい方は、請求書支払い代行サービスが向いています。
請求書支払い代行サービスの運営業者である三井住友カードは国内最大規模の金融グループですし、国内最大トップクラスのクレジットカード会社です。
そして請求書支払い代行サービスは三井住友カードの会員向けのサービスなので、請求書支払い代行サービスに不正や情報流出などがあれば、三井住友カードの信頼を損なうことになります。
そのため、請求書支払い代行サービスは運営業者の安全性が非常に高いサービスです。
また請求書支払い代行サービスはBPSPというVISAが提供する仕組みを利用しているので、非常に信頼度の高い仕組みを採用さいています。
運営業者も請求書カード払いの仕組みも安全性が高いので、サービスの安全性などを重視したい方に向いています。
請求書支払い代行サービスについてよくある質問
請求書支払い代行サービスについてよくある質問は以下のとおりです。
- 請求書支払い代行サービスは決済代行サービスですか?
- BPSPとはなんですか?
- 請求書支払い代行サービスは個人利用できますか?
- 三井住友カードの請求書払いはどんな方法でできますか?
- 請求書支払い代行サービスではアメックスは利用できますか?
請求書支払い代行サービスは決済代行サービスですか?
請求書支払い代行サービスは決済代行サービスとは異なります。
企業間の取引をクレジットカードでおこなえるようにするサービスなので、決済代行サービスとは異なります。
なお、決済代行サービスとは、の事業者とクレジットカード会社や電子マネー事業者などの決済機関の間に入り、決済業務を一括で代行するサービスのことです。
そのためクレジットカード決済に対応していない企業間のBtoB取引をクレジットカードでおこなう請求書支払い代行サービスとは異なると理解しておきましょう。
BPSPとはなんですか?
BPSPとはBusiness Payment Solution Providerの略称で、Visaが提供するカード決済を行いたいバイヤーと、カード決済を受け付けていないサプライヤー(カード非取り扱い店)の橋渡しを行う、新しいサービスのことです。
参考:三井住友カード|BPSPとは?仕組みや請求書支払い代行サービスのメリット、利用法を解説
三井住友カードはこの仕組みを使って請求書支払い代行サービスを展開しています。
VISAが提供する決済インフラを利用しているので、請求書支払い代行サービスは、サービスの信頼度が非序に高いといえるでしょう。
請求書支払い代行サービスは個人利用できますか?
請求書支払い代行サービスは個人事業主やフリーランスなどの個人名義で事業を営んでいる人は利用できます。
しかし会社員やフリーターなどの事業を営んでいない一般個人は請求書支払い代行サービスを利用することはできません。
請求書支払い代行サービスは、事業で生じた経費の支払いをクレジットカードでおこなうことができるサービスで、一般の個人の方の支払いをクレジットカードでおこなうことはできません。
請求書支払い代行サービスは、一般の個人が利用できるものではないと理解しておきましょう。
三井住友カードの請求書払いはどんな方法でできますか?
三井住友カードの請求書の支払いは次の5つの方法で支払いができます。
- 口座振替(自動引き落とし)
- ATMでの入金
- 銀行振込
- Vpassでの振込
- アプリでの入金
クレジットカードは基本的に、入会時に指定した銀行口座より口座引き落としで支払います。
三井住友カードはATMやアプリなどでの支払いもできるので、お金に余裕があるときにはアプリなどから気軽に支払うとよいでしょう。
なお、支払日に遅れてしまうと、個人信用情報に「遅れた」と記録されてしまうので注意してください。
請求書支払い代行サービスではアメックスは利用できますか?
請求書支払い代行サービスではアメックスは利用できません。
請求書支払い代行サービスで利用できるのはVISAとMasterCardだけです。
アメックスブランドが利用できるのは、支払いドットコム、Fintoカード後払い、DGFT請求書カード払い請求書カード払い by GMO、などに限られるので、アメックスブランドのクレジットカードを請求書カード払いに利用したい方は利用するサービスを慎重に選ぶようにしてください。
まとめ
請求書支払い代行サービスは三井住友カードが運営する請求書カード払いサービスで、クレジットカードで取引先へ代金を支払うことができます。
運営業者の安全性が非常に高く、三井住友カード以外のカードも利用でき、手数料も平均的なサービスでです。
しかし、請求書支払い代行サービスは、申込完了から着金までに最短5営業日と、着金までの時間が最もかかるサービスの1つです。
また、三井住友カードの会員以外の方は、会員登録までに最短2営業日かかり、利用できる国際ブランドがの数少なく、先延ばしできる日数も他社よりも短いなど、デメリットも多いサービスだといえます。
請求書カード払いサービスの中には、請求書支払い代行サービスのように、運営業者の安全性が高いうえに、着金までの時間がかからないサービスがあります。
請求書支払い代行サービスと他社のサービスと比較したうえで、自社に最適な請求書カード払いサービスで、請求書をクレジットカードで支払うようにしましょう。