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法人後払いとは?3つのサービスの違いとおすすめ業者を紹介

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「事業の経費の支払期日が近づいてきたが手元にお金がない」というときに活用できるのが、法人後払いサービスです。

法人後払いサービスは、手元にお金がなくてもサービス業者が代金を立て替えてくれたり、クレジットカードで代金を決済することによって、期日通りに支払いをすることが可能です。

しかし、法人後払いにはいくつか方法がありますし、サービスの種類もとても豊富なので、どのサービスが自社に合っているのかを適切に選択できることが重要です。

この記事では法人後払いサービスの特徴や、おすすめ業者を詳しくご紹介していきます。

お金がないときの支払方法を検討したい方は、資金繰りを改善したい方はぜひご覧ください。

法人後払いとは

法人後払いとは、その名の通り、事業の経費を後から支払う方法です。後から支払いと言っても取引先に支払いを待ってもらうわけではありません。

次のいずれかの方法で、経費を支払い、取引先には期日通りに着金します。

  • クレジットカードで支払う
  • 請求書カード払いで支払う
  • あと払いサービスで支払う

それぞれがどのような方法なのか、詳しく解説していきます。

クレジットカードで支払う

取引先企業がクレジットカード決済に対応しているのであれば、クレジットカードで取引先から請求された代金を支払う方法です。

取引先がBtoBカード払いサービスなどに対応しているのであれば、クレジットカードで代金を支払えます。

ただし、すべての取引先企業がBtoBカード払いサービスでの支払いに対応しているのではなく、むしろクレジットカードで直接代金を支払える企業の数はそれほど多くはないでしょう。

請求書カード払いで支払う

請求書カード払いサービスを利用することで、すべての取引先企業に対して請求書での支払いが可能です。

請求書カード払いサービスとは、請求書の代金を請求書カード払いサービス業者へクレジットカードで決済し、請求書カード払いサービス業者が利用者名義で取引先企業へ支払いをする方法です。

この方法であれば、取引先企業がカード払いに対応していなくても、クレジットカードで代金を支払うことが可能です。

支払いは他のクレジットカード利用代金と一緒におこなわれるので、クレジットカードで決済してから支払いまで最長60日間現金の流出を先延ばしにできます。

ただし、支払いができるのはクレジットカードの限度額までで、クレジットカードの限度額を超える支払いはできません。

また、利用には手数料が発生し、業者によって異なるものの、請求書金額の3%前後の手数料がかかります。

あと払いサービスで支払う

請求書あと払いサービスを利用することでも法人の支払いを後払いとすることが可能です。

請求書あと払いサービスとは、請求書の金額をあと払いサービス業者が立て替えて取引先へ支払い、利用者は後から業者に対して代金をまとめて精算する方法です。

利用者にとっては複数の支払先に対して個別に支払いをするよりも支払いが簡単ですし、手元にお金がなくてもまとまった代金の支払いができます。

請求書カード払いサービスよりも多くの金額の立て替えが可能で、先延ばしできる日数も最長120日程度まで対応可能です。

ただし、あと払いサービス業者が代金を立て替えるので、審査があり、申込者の与信状況などによっては審査に通過できません。

また、請求書カード払いよりも高い手数料が設定されることもあります。

法人後払いサービスの選び方

法人後払いサービスにはいくつか種類がありますし、サービス提供業者も多いので、自社に合った業者を選択することが重要です。

法人後払いサービスは次のような視点で選択しましょう。

  • クレジットカード払いか業者の立て替えか
  • 取引先への支払期日
  • 利用できるクレジットカード
  • 手数料
  • 業者の安全性

法人後払いサービスを利用する際に重要な5つの視点について詳しく解説していきます。

クレジットカード払いか業者の立て替えか

クレジットカード払いなのか業者の立て替え払いなのか、それとも業者は代金の保証をおこなうだけなのかを選択しましょう。

クレジットカード払いのサービスは請求書の金額を超える限度額のクレジットカードさえ保有していれば、サービスによっては最短即日で取引先へ振り込めます。

また業者の立て替え払いには審査があるものの、審査に通過できれば請求書カード払いよりも高額な支払いが可能です。

請求書の作成・管理サービスの場合には、早期に資金調達ができる場合があるものの、支払いの先延ばしはできません。請求代金が100%保証されるサービスが多いので、取引先企業の代金支払いが不安な場合には、請求書作成・管理サービスを利用するとよいでしょう。

取引先への支払期日

取引先への支払日数がどの程度なのかも重要な比較ポイントです。

サービス提供業者によっては最短即日から最短で5営業程度とかなりの幅があります。

急いで支払いが必要なのであれば、最短即日支払いの業者を選択することで取引先への支払期日に遅れることなく支払いができます。

「いつまでに支払いが必要なのか」をあらかじめ確認し、自社に最適な法人後払いサービスを選択しましょう。

利用できるクレジットカード

請求書カード払いで後払いをおこなう場合には、利用できるクレジットカードの種類によって自社に最適なサービスを選択することが重要です。

VISAやMasterCardなどのカードはほとんどのサービスで利用できます。次にJCBも利用できるサービスは多いですが、アメックスやダイナースなどのクレジットカードを利用できるサービスはほとんどありません。

アメックスやダイナースなどのハイステータスカードは還元率が高く経営者やビジネスに役立つ充実した付帯サービスが多いですが、請求書カード払いにはあまり対応していません。

アメックスやダイナースが利用できる請求書カード払いサービスは限られていますので、利用したい方は、利用したいクレジットカードが使えるサービスかどうかをしっかりと確認してください

手数料

請求書カード払い、請求書あと払い、請求書管理サービスはそれぞれ手数料が発生します。

請求書カード払いサービスの場合、手数料の相場は3%前後とファクタリングと比較してそれほど高くありません。

しかし、毎月のように利用した場合、手数料負担を年利に換算すると18%〜36%程度と、かなりの高額になってしまいます。

手数料負担が大きいと支出が大きくなり、資金繰りが圧迫されてしまいます。

取引先企業への支払日数や、対応しているクレジットカードなどに問題がないのであれば、できる限り手数料が低いサービスを選択しましょう。

業者の安全性

運営している業者の安全性も重要です。

請求書カード払い、請求書あと払い、請求書作成管理サービスのほとんどが運営業者の安全性が高く上場企業やその関連会社が運営しているサービスも少なくありません。

しかし、運営業者が100%安全な企業である保証は全くありません。

特に請求書カード払いは、業者にクレジットカードの情報を知られてしまうので、サービスを運営している業者が悪徳業者や違法業者の場合には、クレジットカードの情報を盗まれて悪用されてしまうリスクがあります。

安心して利用できるよう、サービスを提供している業者がどこなのかを確認し、業者の安全性が高いサービスを利用しましょう。

おすすめの請求書管理サービス

請求書管理サービスとは、請求書の作成、管理や督促、売掛債権の保証などをおこなってくれる上に、サービスによっては請求代金を回収前に前払いで受け取れるものもあります。

おすすめの請求書管理サービスは次の3社です。

  • Paid(ペイド)
  • セゾンインボイス
  • PortiaPAY

なお、請求書管理サービスは売掛債権の保証や、早期資金化は行なってもらえますが、請求書代金の支払い先延ばしはできない点に注意しましょう。

おすすめの請求書あと払いサービスのスペックやメリットデメリットを解説していきます。

Paid(ペイド)

Paid(ペイド)

運営会社 株式会社ラクーンフィナンシャル
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間
請求書の支払いスピード
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 あり
手数料 保証料:0.5~3.5%
事務手数料:請求1件につき125円

Paidは請求書発行から回収までの代行、売掛債権の代金保証、請求書のクレジットカード払いなどを取り扱っています。

  1. 取引先の登録
  2. 請求データの登録
  3. Paidから請求書を発行
  4. Paidが代金を回収しまとめて代金を支払い

この流れで請求書の発行と代金回収がおこなわれます。

Paidの最大の特徴は代金の保証です。

売掛先企業に対する売掛債権を100%保証するので、万が一売掛先企業が倒産したとしても、Paidが代金を保証してくれるので、自社が損失を被ることはありません。

さらに、請求書の作成、発送、入金管理、督促などもおこなってくれるので、請求業務のほとんどをアウトソーシング化してくれます。

また、取引先の与信管理もおこなってくれるので、「取引を継続しても大丈夫かどうか不透明」という企業の審査を行い、取引の可否や与信限度額などを審査のプロの目線で確認できます。

Paidは2024年から請求書カード払いサービスも開始しています。

自社の支払いを先延ばしにしたいのであれば、請求書カード払いサービスを利用することで最長60日、支払いを先延ばしにすることが可能です。

セゾンインボイス

セゾンインボイス

運営会社 株式会社クレディセゾン
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間
請求書の支払いスピード 最短翌日
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 あり
手数料 1.5%〜5.5%

大手信販会社のクレディセゾンが運営する請求書管理サービスです。

顧客を登録し、取引情報を入力し、与信審査、請求書作成・発行、入金確認、督促をおこなってくれます。

さらに与信枠内であれば、売掛債権が取引先の資金ショートなどによって未払いになったとしても100%代金を保証してくれます。

さらに、請求代金を与信枠内であれば最短翌日で指定口座へ入金してくれます。

手数料が1.5%〜5.5%と幅があるので、低い手数料で利用できれば低コストで早期資金調達が可能です。

請求書の管理と、早期資金調達をおこないたい場合には、セゾンインボイスを活用するのがおすすめです。

PortiaPAY

PortiaPAY

運営会社 株式会社portia
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間
利用開始までの時間 最短即日
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 あり
手数料 非公開

PortiaPAYは販売企業の売掛金を譲り受けて、注文企業へ請求し、その債権を管理するとともに、請求金額通りに販売企業へ支払いをする方法です。

販売企業は、注文・請求書発行・入金処理・遅延督促の業務すべてを、PortiaPAYに任せられます。

複数の取引先へ個別に請求する必要がなく、もしも売掛債権が未回収になった場合、その代金はPortiaPAYが与信限度額の範囲内で保証してくれるので、支払能力が不明な取引先とも積極的に取引できます。

また、申込み完了と同時に利用を開始でき、最長でも1営業日で利用を開始可能です。

おすすめの請求書あと払いサービス

おすすめの請求書あと払いサービスはBlueBank請求書あと払いです。

BlueBank請求書あと払いは安心して利用できるうえに、請求書カード払いよりも高額で長い期間先延ばしができます。

スペックや特徴について詳しく解説していきます。

BlueBank請求書あと払い

BlueBank

運営会社 BlueBank株式会社
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 110日
請求書の支払いスピード 最短即日
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 あり
手数料 3.5%〜6.8%

法人向け決済サービスや、法人向けクレジットカード、請求書カード払いなどのサービスを展開する会社です。

請求書アップロードするだけで、請求書の立て替え払いをおこなってくれます。

支払い回数は1回と3回を選択できるので、金額が大きな請求書でも無理なく支払うことが可能です。

手数料は3.5%〜6.8%と幅がありますが、低い手数料で審査に通過できれば請求書カード払いと同じくらいの低コストであと払いが利用可能です。

クレジットカードの限度額よりも大きな請求書の支払いを抱えている方や、60日よりも長い期間の先延ばしをしたい方はBlueBank請求書あと払いを利用しましょう。

おすすめの請求書カード払い業者

請求書あと払いサービスを取り扱っている業者はそれほど多くありませんが、請求書カード払いを取り扱っている業者は次のように多数存在します。

  • INVOYカード払い
  • 支払い.com
  • Money Foward請求書カード払い
  • Fintoカード後払い
  • DGFT請求書カード払い
  • 請求書カード払い JCB×Digital Garage
  • Biz Forward請求書カード払い
  • 請求書カード払い by GMO
  • NP掛け払い 請求書カード払い
  • 請求書支払い代行サービス
  • オクラス
  • BlueBank
  • 1click後払い
  • ラボルカード払い
  • 請求書カード払い「OBS」

おおすめサービスの特徴やメリット・デメリットを詳しく解説していきます。

INVOYカード払い

INVOYカード払い

運営会社 FINUX株式会社
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド VISA、Mastercard、JCB
請求書の支払いスピード 最短即日〜最長30日後
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 3%

INVOYカード払いは請求書作成管理などのサービスを提供するFINUX株式会社が運営するサービスです。

利用企業10万社、累計取引扱い実績100億円を突破しており、業界トップクラスの利用者数と支払実績を誇ります。

「多くの人が利用しているサービスを使いたい」と考える方にINVOYカード払いは最適です。

最大の特徴はクレジットカードで決済してから取引先の口座へ代金が支払われるまでは最短即日という点です。「どうしても今日、取引先口座へ支払いをしなければならない」という時間がない場面でもINVOYカード払いであれば支払いが間に合う可能性があるでしょう。

さらに、INVOYカード払いは1つの請求書の対して複数のクレジットカードでの支払いが可能です。

請求書の金額が大きい場合も、複数のクレジットカードを組み合わせて支払いができるので、他のサービスよりも高額の請求書の支払いができる可能性があります。

支払い.com

支払い.com

運営会社 株式会社クレディセゾン
株式会社UPSIDER
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド VISA、Mastercard、セゾンカード
請求書の支払いスピード 最短1営業日
利用者 法人、個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 不要
手数料 4%

支払い.comは大手信販会社のクレディセゾンと、大手法人向けカード会社のUPSIDERが共同で運営する請求書カード払いサービスです。

セゾンが運営しているので、セゾンカードに対応しています。

そのためVISA、MasterCardに加えてセゾンカード発行のJCBやアメックスも利用できます。使える国際ブランドの種類が多いという点が支払い.comのメリットです。

申込から取引先口座の入金まで、最短1日と、請求書カード払いサービスの中では早くなっています。

また、支払い.comは社会保険料の支払いに対応している唯一の請求書カード払いサービスです。

従業員が多い企業は、社会保険料の支払額も高額になりますが、支払い.comであればクレジットカードで社会保険料を支払えるので、いざというときに社会保険料の支払いに困ることはありません。

ただし、支払い.comは手数料が4%と、他の主要請求書カード払いサービスと比較して高めです。

継続的に利用するとコストが大きくなるので、本当に支払いに困ったときのみに臨時的に活用するとよいでしょう。

Money Foward請求書カード払い

マネーフォワード請求書カード払い

運営会社 マネーフォワードケッサイ株式会社
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド VISA、Mastercard、JCB
請求書の支払いスピード 最短2営業日
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 不要
手数料 2.7%

Money Foward請求書カード払いは大手会計システム会社のマネーフォワードの関連会社であるマネーフォワードケッサイが運営する請求書カード払いサービスです。

ファクタリングや請求書作成管理業務をおこなっており、請求書関連の業務には高い専門性があります。

手数料が2.7%と相場よりも低いので、安心できる業者から低い手数料でファクタリングを利用したいという方にはおすすめの請求書カード払いサービスになります。

クレジットカードで決済してから取引先口座へ入金されるまで、最短2営業日と平均的な速度です。

しかしMoney Foward請求書カード払いは支払日が5日/10日/15日/20日/25日/末日と決められているため、決済日によっては取引先企業への着金が5営業日などになります。

あらかじめ支払日を確認し、取引先が決めた支払期日に間に合うように申し込みをしてください。

Fintoカード後払い

Fintoカード後払い

運営会社 トラボックス株式会社
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド VISA、Mastercard、セゾンカード
請求書の支払いスピード 最短1営業日
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 2.55%
※5万円未満の決済は、一律1400円

Fintoカード後払いとは、運送業者と運送してほしい事業者を繋ぐサービスを提供するトラボックス株式会社が運営するサービスです。

トラボックス株式会社は東証プライム上場のビジョナルグループですので、運営業者の安全性は非常に高いといえます。

Fintoカード後払いはセゾンカードが利用できるので、セゾン発行のカードであればJCBやアメックスブランドのカードも利用でき、多くのカードで請求書の支払いが可能です。

クレジットカード決済してから取引先口座へ着金するまでの入金スピードは最短1営業日ですので、比較的スピーディーに入金できるサービスの1つです。

また、Fintoカード後払いは手数料の低さが業界最低水準です。

2.55%は請求書カード払いの平均の3%を大きく下回っているので、低コストで請求書カード払いを利用したい方にも向いています。

コストの低さ、入金スピード、利用できるカードの多さ、運営業者の安全性とあらゆる点から優れている優良なサービスです。

DGFT請求書カード払い

DGFT請求書カード払い

運営会社 株式会社デジタルガレージ
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド VISA、Mastercard、JCB、セゾンカード、ダイナース
請求書の支払いスピード 最短3営業日
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 3%

DGFT請求書カード払いは法人向け決済サービス大手で東証プライム上場企業の株式会社デジタルガレージが運営しています。

株式会社デジタルガレージはJCBなど他の大手企業とも連携して、請求書カード払いサービスを展開しているので、請求書のクレジットカード払いには高いノウハウを持っています。

そのデジタルガレージが直接運営しているサービスですので、DGFT請求書カード払いは安心して利用できる請求書カード払いサービスだと言えるでしょう。

最大の特徴は利用できるクレジットカードのブランドが多いという点です。

VISA、MasterCard、JCBに加えてセゾンカードに対応しているので、セゾン発行のカードであればアメックスも利用できます。さらにDGFT請求書カード払いはダイナースカードに対応している唯一の請求書カード払いサービスです。

付帯サービスが充実しているハイステータスカードのダイナースカードで請求書の支払いをしたい方はDGFT請求書カード払いを選択しましょう。

請求書カード払い JCB×Digital Garage

JCB請求書カード払い

運営会社 株式会社ジェーシービー
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 40日
対応国際ブランド JCB
請求書の支払いスピード 最短3営業日
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 2.98%

大手カード会社のJCBが運営する請求書カード払いサービスです。

法人向け決済サービス大手の株式会社デジタルガレージとの共同運営ですので、運営業者の信頼性は非常に高いといえます。

利用できるクレジットカードはJCBが発行するJCBオリジナルカードのみです。

JCBの提携店が発行しているクレジットカードは利用できません

そのため位置付けとしては、JCBが会員向けに展開しているサービスだと言えます。

手数料は相場よりも若干低い2.98%ですので、コストを抑えて請求書のカード払いが可能です。

また、クレジットカード決済から入金までは最短3営業日と長めですので、ある程度事前に計画的に利用しましょう。

請求書カード払い JCB×Digital Garageは先延ばしできる日数が40日と他社よりも短めです。

より長い期間、支払いを先延ばしにしたいのであれば、他のサービスの利用を検討してください。

Biz Forward請求書カード払い

Biz Forward請求書カード払い

運営会社 株式会社Biz Forward
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド VISA、Mastercard、JCB
請求書の支払いスピード 最短2営業日
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 2.8%

Biz Forward請求書カード払いは株式会社マネーフォワード(51%)、株式会社三菱UFJ銀行(39%)、三菱UFJファクター株式会社(10%)の3社が設立した株式会社Biz Forwardが運営する請求書カード払いサービスです。

大手企業3社が共同で運営するサービスですので運営業者の信頼性は抜群ですし、株式会社Biz Forwardは請求書の作成管理やファクタリングなどの業務運営をおこなっているので、請求書を活用した資金繰り改善方法には定評があります。

手数料2.8%は相場よりも低いので、コストを抑えて資金調達したい方にもおすすめです。

最短2営業日支払いは平均的ですが、株式会社Biz Forward請求書カード払いは支払日が5日/10日/15日/20日/25日/末日と決められています。

クレジットカードで1日に決済した場合には入金日が5日になり時間がかかってしまうので、支払日を把握して支払期日に遅れないよう注意しましょう。

請求書カード払い by GMO

請求書カード払い by GMO

運営会社 GMOペイメントゲートウェイ株式会社
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド Visa、MasterCard、アメックスのビジネス・カード
請求書の支払いスピード 最短即日
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 3.0%
最低手数料として1,500円

請求書カード払い by GMOはGMOグループの東証プライム上場企業のGMOペイメントゲートウェイが運営するサービスです。

大手インターネット企業で上場企業が運営するサービスですので、業者の安全性は非常に高いサービスです。

請求書カード払い by GMOはアメックスビジネスカードが利用できる唯一の主要サービスになります。

付帯サービスが非常に充実しているアメックスビジネスを利用している事業者の方は多いですが、請求書カード払い by GMOであれば、アメックスビジネスで請求書の支払いが可能です。

また、クレジットカードで決済してから取引先口座へ着金するまでには最短即日です。

「どうしても今日、支払いが必要」という状況下においても、請求書カード払い by GMOであれば申込日当日に支払いができます。

アメックスビジネスカードを利用したい方、すぐに取引先へ支払いをしたい方などに、請求書カード払い by GMOは向いています。

NP掛け払い 請求書カード払い

NP掛け払い 請求書カード払い

運営会社 株式会社ネットプロテクションズ
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド VISA、MasterCard、JCB
請求書の支払いスピード 最短3営業日後
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 3%

NP掛け払い 請求書カード払いはネットショッピングで後払いを選択すると、後日払込票が送られてくる「NPあと払い」というサービスを提供すしている株式会社ネットプロテクションズと、法人向け決済大手の株式会社デジタルガレージが運営する請求書カード払いサービスです。

デジタルガレージはJCBなどの大手企業とも共同で請求書カード払いサービスを展開している企業ですので、NP掛け払い 請求書カード払いは運営業者もサービスも安心して利用できます

手数料は3%と平均的ですので、コストを抑えて請求書をカードで支払えます。

また、申込フォームがとても簡単になっており、書類なしで3分程度で申し込みが完了する作りになっているので、申込時には時間も手間もかかりません。

クレジットカード決済から取引先口座への支払いまでには最短3営業日と比較的時間がかかります。

しっかりと支払い計画と資金計画を立てて、計画的に利用するようにしましょう。

請求書支払い代行サービス

請求書支払い代行サービス

運営会社 三井住友カード株式会社
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 40日
対応国際ブランド VISA、Mastercard
請求書の支払いスピード 最短5営業日
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 3%

請求書支払い代行サービスは大手カード会社の三井住友カードが提供する請求書カード払いサービスです。

三井住友カードが契約者向けに提供しているサービスですが、三井住友カード契約者でなくても利用できます。

また、決済できるクレジットカードは三井住友カード発行のカードでなくても、VISAかMasterCardの国際ブランドであればどんなカードでも利用可能です。

手数料は3%と平均的ですので、ファクタリングなどよりも低コストで利用できます。

ただし、請求書支払い代行サービスはクレジットカードで決済してから取引先口座への着金までは5営業日かかります。支払期日の1週間程度前には手続きをしておいた方がよいでしょう。

また、支払いを先延ばしにできる日数は最長40日ですので、資金繰り改善効果は大きくありません。

三井住友カードユーザーの方は利用を検討するとよいでしょう。

オクラス

オクラス

運営会社 株式会社Payment Technology
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 53日
対応国際ブランド VISA、Mastercard、JCB
請求書の支払いスピード 最短即日
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 3.9%

オクラスを運営する株式会社Payment Technologyは請求書作成サービスの「請求書クラウド」や、請求書の発行とクレジットカードでの決済を促して支払いを前倒しにされる「ハヤメル」そして、請求書カード払いサービスの「オクラス」を運営している会社です。

クレジットカードで決済した代金は原則として即日取引先企業へ支払われるので、「今日が取引先への支払期日」という差し迫った場面でも、請求書のカード払いが可能です。

先延ばしにできる期間は最長53日と、他社よりもやや短いので注意しましょう。

また、オクラスの手数料は3.9%と平均よりも若干高めです。

継続的に利用すると手数料負担が大きくなるので、利用するのは手元にお金がなく、取引先への支払期日が差し迫っているときなど、スポットで活用してください。

BlueBank

BlueBank

運営会社 BlueBank株式会社
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド VISA、Mastercard
請求書の支払いスピード 最短即日
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 3.5%

BlueBankは法人向け決済サービスを取り扱っている会社です。

法人向けクレジットカード、請求書あと払いサービス、請求書カード払いサービスなどを取り扱っています。

請求書カード払いサービスは最短即日の支払いに対応しています。

急いでいる際にはすぐに支払いをおこなってくれるので活用します。

手数料は3.5%と相場よりも若干高めですが、BlueBankが発行する法人カードは還元率が1.5%と圧倒的に高いので、法人カードと併用して活用するのがおすすめです。

また、BlueBankは最大110日まで支払いを先延ばしにでき、高額の立て替え払いが可能な請求書あと払いサービスも展開しています。

請求書あと払いと請求書カード払いを上手に活用することで、柔軟な資金繰りが可能です。

1click後払い

1click後払い

運営会社 株式会社ROBOT PAYMENT
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド VISA、Mastercard、JCB
請求書の支払いスピード 最短3営業日
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 3.8%

1click後払いは法人向け決済大手の東証グロース上場企業の株式会社ROBOT PAYMENTが運営する請求書カード払いサービスです。

上場企業運営のサービスですので安心して利用できます。

株式会社ROBOT PAYMENTは決済代行事業20年以上の実績を誇る企業ですので、セキュリティは万全です。「ネット上でクレジットカード情報を入力することには定評がある」という企業の方も、1click後払いであれば安心して利用できるでしょう。

また、VISA、MasterCard、JCBの3つの国際ブランドに対応しているので、非常に多くのクレジットカードが利用できます。

手数料は3.8%と相場よりも高めの設定になっているので、手元にお金がない緊急時の対処法として活用することをおすすめします。

ラボルカード払い

ラボルカード払い

運営会社 株式会社ラボル
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド VISA、Mastercard、JCB
請求書の支払いスピード 最短60分
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 3.0%〜3.5%

ラボルカード払いを運営する株式会社ラボルは、ファクタリングで有名な会社です。

ファクタリングでは24時間365日対応の圧倒的なスピードと対応力で知られている会社ですが、請求書カード払いでは最短60分で支払いをおこなっています。

数ある請求書カード払いサービスの中でも、最短60分で支払いをおこなっているのはラボルカード払いだけです。急いで支払いが必要なタイミングで活用したい業者です。

また、ラボルは東証プライム上場企業の株式会社セレスの100%子会社です。

実質的に上場企業が運営するサービスですので、安心して利用できるでしょう。

請求書カード払い「OBS」

請求書カード払い「OBS」

運営会社 株式会社オリエントコーポレーション
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド VISA、Mastercard、JCB
請求書の支払いスピード 最短5営業日後
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 3.0%

請求書カード払い「OBS」は大手信販会社のオリコが運営するサービスです。

手数料は3.0%と平均的ですが、オリコカードを利用すると手数料無料で利用できるキャンペーンを実施しています。

キャンペーン利用によって、無料で最長60日間支払いを先延ばしにできるのは非常に大きなメリットだといえるでしょう。

ただし、請求書カード払い「OBS」はクレジットカードで決済してから取引先の口座まで入金されるまで最短で5営業日もかかります。

請求書カード払いサービスの中でも、支払いに時間がかかるサービスなので、時間に余裕をもって申し込むようにしてください。

法人後払いサービスのメリット

法人後払いサービスには次のようなメリットがあります。

  • 手元にお金がなくても支払いができる
  • 資金流出を先延ばしにできる
  • クレジットカードの場合はポイント還元がある
  • 取引先へ利用を知られない
  • 申し込みが簡単
  • ファクタリングよりも手数料が低い
  • 審査が緩い(ない)

法人後払いサービスは、融資やファクタリングなどよりも簡単に資金繰りが可能です。

法人後払いサービスを利用する7つのメリットについて詳しく見ていきましょう。

手元にお金がなくても支払いができる

手元にお金がなくても、クレジットカードなどで支払いができるので、取引先が設定した期日通りに支払いをおこなえます。

取引先への支払いに遅れてしまうと、取引先からの信頼を失い、場合によっては取引先との取引継続が困難になることがあります。

法人後払いサービスを利用することで、支払いに必要な現金が手元になくても支払いができるので、取引先からの信頼を失ってしまうリスクを回避できます。

手元にお金がなくても支払いができる点は法人後払いサービスのメリットですし、いざという時に備えて頭に入れておいて損はない方法だといえます。

資金流出を先延ばしにできる

資金の流出を数十日先延ばしにできる点も法人後払いサービスのメリットです。

請求書カード払いであれば最長60日間支払いを先延ばしにできるので、手元から資金が流出する時間を遅らせられます。

資金繰りは1日でも長く手元に資金が確保されている状態になることによって改善します。

請求書カード払い等の法人後払いサービスを利用することによって、資金流出を先延ばしにでき、資金繰りの改善を図れる点はメリットです。

クレジットカードの場合はポイント還元がある

請求書カード払いサービスを利用する場合には、クレジットカードのポイント還元を受けられます。

クレジットカードで買い物や食事をしたときと同じように、カードに設定された還元率で計算されたポイントが還元されるので、実質的手数料負担をポイント還元によって引き下げられます。

例えば、手数料3%の請求書カード払いサービスを利用して、1%のポイント還元を受けた場合、実質的な手数料負担は2%です。

通常の買い物と同じように、ポイントが還元されるので、できる限り還元率の高いクレジットカードを利用しましょう。

取引先へ利用を知られない

法人後払いサービスは取引先に利用していることを知られることはありません。

請求書カード払い業者などは、取引先に対して利用者名義での振り込みをおこないます。

振込人名義がサービス業者になるようなことはないので、安心して利用することが可能です。

取引先企業の中には、法人後払いサービスを利用したことを知ると「お金がない企業」「資金繰りが危うい企業」というように自社をネガティブに評価する場合があります。

しかし、法人後払いサービスであれば、取引先に資金繰りが悪いことなどを知られる心配はないので安心して利用できるでしょう。

申し込みが簡単

法人後払いサービスは申込手続きがとても簡単です。

融資やファクタリングであれば、決算書、確定申告書、請求書、取引先との取引基本契約書、印鑑証明書などの様々な資料を用意して提出しなければなりません。

しかし、法人後払いサービスの中でも特に請求書カード払いサービスであれば、提出書類は特にありませんし、アカウント作成から申込完了まで最短3分程度で終了するものも多いので、とても簡単に申込を完了できます。

申し込みが面倒だから融資を利用しないという人も多いですが、法人後払いサービスであれば、申し込みに時間をかけずにスムーズに利用できるでしょう。

ファクタリングよりも手数料が低い

法人後払いサービスはファクタリングよりも手数料が低くなっています。

ファクタリングの手数料相場は次の通りです。

3社間ファクタリングは取引先の同意が必要になるので、取引先に知られることなく資金繰り改善を図りたい方は2社間ファクタリングを利用するのが一般的です。

2社間ファクタリングの中でも手数料が低いことで知られる、オンライン完結型のファクタリングは手数料が10%前後です。

法人後払いサービスの手数料3%〜6%程度ですが、請求書カード払いサービスであれば3%前後で利用でき、ファクタリングよりもかなり手数料を抑えられます。

ファクタリングと比較して最小限のコストで資金調達できるのが、法人後払いサービスのメリットです。

審査が緩い(ない)

法人後払いサービスは融資やファクタリングと比較しても審査がゆるくなっています。

融資であれば赤字、債務超過、税金滞納などの企業は審査に通過するのが非常に困難です。

ファクタリングも売掛先企業の業況が悪いと審査に通過できないことがあります。

しかし法人後払いサービスは、融資やファクタリングよりも審査基準が緩いので普通に営業している企業であれば問題なく審査に通過でき、請求書代金の立て替え、売上の保証、売上金の早期資金化などをおこなってくれます

また、請求書カード払いサービスに関しては審査がありません。

クレジットカードで請求書代金を決済できれば確実にサービス業者は代金回収ができるので、請求書の金額を超えるクレジットカードの限度額があれば誰でも必ず利用できます

法人後払いサービスのデメリット

法人後払いサービスは、とても簡単に資金繰りを円滑化できるなどのメリットがありますが、次のような点には注意が必要です。

  • 手数料がかかる
  • 利用額が限られる
  • 利用できるクレジットカードが限られる
  • 支払いまでに時間がかかることがある
  • 業者の安全性

振込などと比較して支払いまでに時間がかかることや、コストがかかる点には注意が必要です。

法人後払いサービスの5つのデメリットや注意点について詳しく解説していきます。

手数料がかかる

法人後払いサービスを利用すると手数料がかかります。

最も手数料相場が低い請求書カード払いサービスの手数料相場は3%前後です。

確かにファクタリングよりは手数料が低いですが、年利に換算すると18%〜36%もの手数料負担になります。

融資の場合には年利2%〜3%程度が手数料相場ですので、法人後払いサービスは手数料負担が非常に大きなサービスだと言えます。

毎月のように利用すると、最終的には先延ばしした金額の18%〜36%程度の手数料負担になってしまうので、利用するのは手元資金に乏しく、すぐに支払いが必要な緊急時などに限定するようにしましょう。

利用額が限られる

法人後払いサービスは利用額が限られてしまう点に注意が必要です。

融資のように、月商の何倍もの金額を調達できるわけではありません

例えば、請求書カード払いサービスであれば、クレジットカードの限度額を超える支払いはできません。

クレジットカードで請求書代金を決済するサービスですので、当然ですが、利用できる金額は請求書の金額が限度となります。

事業の経費の支払いは、場合によっては数百万円単位になることもありますが、保有するクレジットカードによっては高額の支払いには対応できない点に注意しましょう。

利用できるクレジットカードが限られる

請求書カード払いを利用して後払いサービスを利用する場合、利用できるクレジットカードが限られる点にも注意が必要です。

請求書カード払いサービス業者によって対応しているクレジットカードの国際ブランドが異なるためで、ほとんどのサービスでVISAやMastercardには対応していますが、そのほかの国際ブランドについてはサービスによって対応が異なります。

特にアメックスやダイナースカードなどのハイステータスカードの場合には、対応しているサービスが非常に少なくなっています。

普段からアメックスやダイナースカードを利用している方は、利用できる請求書カード払いサービスの種類が少ないので注意しましょう。

支払いまでに時間がかかることがある

法人後払いサービスはすべてのサービスで申込日当日に取引先に支払いができるわけではありません。

請求書カード払いサービスの場合、時間のかかるサービスで最短5営業日振り込みというものもあるので、サービスによっては取引先の口座へ着金するまでにそれなりの時間がかかります。

銀行振込の場合には、すぐに振り込みができますが、法人後払いサービスの場合は必ずしも取引先の口座へすぐに入金されるわけではないので、急いでいる場合は最短即日支払いのサービスを選択しましょう。

業者の安全性

法人後払いサービスを取り扱う業者の安全性にも注意が必要です。

取り扱っている業者は基本的には安全な業者が多いですが、それでも100%安全な業者のみというわけではなく、中には違法業者・悪徳業者なども混在しています。

危険な業者を利用してしまうと、クレジットカード情報等を悪用されるリスクがあります。

法人後払いサービスは上場企業やその関連会社が運営しているケースも多いので、必ず運営業者を確認し、安全な業者を選択するようにしてください。

法人後払いサービスに向いている場面

法人後払いサービスの他にもファクタリングや融資でも資金繰りの改善は可能です。

しかし、次のような場面では法人後払いサービスを利用することが向いているでしょう。

  • 取引先への支払期日が迫っている
  • コストをかけたくない
  • 融資やファクタリングの審査に落ちてしまった
  • 少額の支払いをしたい
  • 法人名義では審査に通らない

これらの場面では法人後払いサービスが重宝します。

法人後払いサービスの利用が向いている5つの場面について詳しく解説していきます。

取引先への支払期日が迫っている

取引先への支払期日が迫っている時には法人後払いサービスがおすすめです。

特に請求書カード払いサービスの中には最短即日で取引先へ支払いをおこなってくれる業者も少なくありません。

融資であれば、申込から入金までに2週間〜3週間程度かかるので、緊急で支払いが必要なタイミングに間に合いません。

取引先への支払期日が迫っているのであれば、最短即日支払いにも対応している法人後払いサービスを選択しましょう。

コストをかけたくない

コストをかけずに資金繰りをしたい方にも法人後払いサービスの利用が向いています。

請求書カード払いサービスであれば3%前後の手数料で利用できるので、ファクタリングと比較した場合、かなり低コストです。

融資と比較しても圧倒的に手続きが簡単で、請求金額の3%前後の手数料を負担するだけで、手元にお金がなくても取引先への支払いが可能です。

コストをかけずに請求書代金を支払いたい方は、請求書カード払いサービスの利用が向いています。

融資やファクタリングの審査に落ちてしまった

融資やファクタリングの審査に落ちてしまった人も、法人後払いが向いています。

法人後払いサービスは融資やファクタリングよりも審査難易度が緩いですし、特に請求書カード払いサービスに関しては審査がありません。

融資やファクタリングの審査に落ちて「どこからも資金調達できない」という場合でも、法人後払いサービスであれば問題なく支払いができる可能性があります。

融資などの審査通過が難しい場合の、代替策として法人後払いサービスは活用できるでしょう。

少額の支払いをしたい

少額の支払いをしたい場合も法人後払いサービスが向いています。

請求書後払いサービスは、1万円以上の請求書であれば支払いが可能です。

たった1万円程度の支払いのために融資やファクタリングを利用するのは手続きが面倒ですが、審査なしで簡単に利用できる請求書カード払いサービスであれば、少額の支払いにも気軽に対応することが可能です。

数万円程度の少額の支払いをするお金が手元にないときには、クレジットカードで少額の支払いも気軽にできる請求書カード払いサービスなどの法人後払いが向いています。

法人名義では審査に通らない

法人名義で融資やクレジットカード審査に通過できない場合も、法人後払いサービスであれば利用できます。

請求書カード払いサービスは、法人名義でなくても個人名義のクレジットカードで支払いができるので、赤字や債務超過で融資やクレジットカード審査に通過できない法人でも、代表者個人などのクレジットカードがあれば法人の経費の支払いが可能です。

法人名義で融資やクレジットカードの審査に通過できない場合も、個人でクレジットカードさえ保有していれば資金調達可能です。

法人後払いサービスについてよくある質問

法人後払いサービスについてよくある質問には次のようなものがあります。

  • 法人後払いサービスは個人でも利用できますか?
  • 個人向けのクレジットカードでも利用できますか?
  • どんな経費を法人後払いサービスで払えるのでしょうか?
  • おすすめのクレジットカードを教えてください。
  • 請求書カード払いサービスと法人後払いサービスは違いますか?

法人後払いサービスは個人でも利用できますか?

ほとんどのサービスで個人でも利用可能です。

ただし、個人が私的な支払いを利用することはできません。あくまでも個人事業主やフリーランスの方が事業の経費の支払いをおこなうためにしか利用できません。

なお、法人後払いサービスの中には、法人しか利用できないものもあるので、あらかじめ個人事業主やフリーランスでも利用できるかどうかを確認しておきましょう。

個人向けのクレジットカードでも利用できますか?

利用できます。

法人名義の請求書であっても、必ずしも法人名義のクレジットカードでなければ利用できないというわけではありません。

利用できるクレジットカードは法人代表者個人名義などでも可能です。

なお、ほとんどのサービスでクレジットカードの名義は問われないもの、サービスによっては個人向けのクレジットカードの利用ができない可能性もあります。

あらかじめ、使いたいカードが利用できるかどうかを確認しておいた方がよいでしょう。

どんな経費を法人後払いサービスで払えるのでしょうか?

基本的には日本国内の企業が発行し、日本国内の銀行へ送金する請求書であれば、どんな経費も支払いが可能です。

また、サービスによっては税金や社会保険料などの公的な支払いや、水道光熱費、家賃などの支払いにも対応しているものもあります。

取引先への請求書以外の支払いをしたいのであれば、あらかじめ請求書カード払い業者へ「どんな支払いに対応しているのか」を確認してみるとよいでしょう。

おすすめのクレジットカードを教えてください。

おすすめのクレジットカードは、還元率の高いカードです。

高い還元率のカードを使用することで、請求書後払いサービスの実質的な手数料負担を軽減できます。

また、限度額が大きなカードであれば高額の請求書の支払いも可能なので、普段の経費を賄える程度の限度額が設定されたクレジットカードを選択しましょう。

なお、国際ブランドがVISAやMasterCardのカードであればほとんどの請求書カード払いサービスで利用できるのでおすすめです。

請求書カード払いサービスと法人後払いサービスは違いますか?

同じです。

法人後払いサービスの1つの方法が請求書カード払いサービスです。

経費の支払いを後回しにできるサービスは、請求書カード払いサービスと、請求書あと払いサービスの2つしかないので、基本的には同じものと理解しておいて問題ありません。

まとめ

法人後払いサービスとは、取引先などに対する支払いを期日通りにおこないながらもクレジットカードなどを活用して先延ばしにできるサービスです。

手元にお金がなくても期日通りに支払いができますし、支払いを先延ばしにすることによって資金繰りを円滑化できます

また、請求書作成管理サービスを利用すれば、売掛債権の管理や督促をおこなってくれるだけでなく、売掛債権の保証も得られ、サービスによっては売掛債権代金の早期入金もおこなってくれます。

それぞれの方法の違いを理解して適切に使い分けることが重要です。

なお法人後払いサービスにはいくつも種類がありますが、次のような視点で最適なサービスを選択するのがよいでしょう。

  • 取引先への支払日数
  • 対応しているカードの種類
  • 手数料

手元にお金がなくても支払いができる貴重な手段ですので、特徴やサービスごとの違いを理解し、自社にとって最適なサービスを選択できるようになりましょう。

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