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ファクタリング契約書の確認ポイント|5分チェックと注文書の契約・12社比較

注文書・発注書のスピード買取・資金調達なら

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ファクタリング会社から契約書が届いたものの、どこを読めば安全か判断がつかない。
サインしたあとで不利な条件に気づくのは避けたい。
契約を目の前にすると、多くの方がこの不安にぶつかります。

読み終えると、手元の契約書のどこを、どの順番で確認すればよいかがわかります。
金融庁が挙げる裁判例7件は、契約書のどの条項を見ればよいかに置き換えました。
注文書で結ぶ契約の注意点、取引先に知られる条件、契約条件で比べた12社も載せています。

ファクタリングの契約は、法律では債権の売買です。
ただし売買の形でも、条項の組み合わせによっては実質的な貸付けと判断された裁判例があります。
金融庁も、ノンリコースと書いてあるかどうかではなく、取引の実態で判断されるとしています。

いまの状況 先に読む章
契約書を受け取った・面談の直前 契約書を確認する順番(5分チェック)
注文書で資金化したい 債権が発生しない・減るときの扱い
取引先に知られたくない 取引先に知られる条件
契約をやめたい・内容証明が届いた 契約の解除・キャンセル
まだ会社を選んでいる 契約条件で比べるファクタリング会社12社

ファクタリング契約とは

ファクタリング契約とは、売掛金などの債権を支払期日より前に売る契約です。
2社間では、売買の契約と、回収したお金を引き渡す契約の2つを同時に結びます。

民法は、債権を譲り渡せると定めています(第466条1項)。
取引先との契約に譲渡を禁じる特約があっても、譲渡そのものは有効です(同条2項)。
民法第466条の1項と2項が、ファクタリングを支える法律上の根拠です。

2020年の民法改正で、まだ発生していない債権も譲り渡せると定められました(第466条の6)。
注文書や発注書の段階で資金化できるのは、この規定があるためです。

契約で交わす書類

ファクタリングの契約書は、1通とは限りません。
2社間では売買のほかに、回収と送金の取り決めも必要になるためです。

書類 2社間 3社間 役割
債権譲渡契約書
(売買契約書)
必要 必要 どの債権を、いくらで売るかを決める
回収委託契約書
(集金業務委託契約書)
必要 不要 利用者が回収し、期日までに引き渡す
債権譲渡通知書
または承諾書
留保される
ことが多い
必要 売掛先に譲渡を知らせる、または承諾を得る
債権譲渡登記の
委任状など
会社による 通常は不要 第三者に譲渡を主張できるようにする
申込書・
本人確認書類
必要 必要 審査と本人確認のために提出する

書類が多いほど不利というわけではありません。
2社間では売掛先に通知を出さない代わりに、ファクタリング会社が登記や通知の条項でリスクを抑えるためです。
どの書類に何が書かれているかを、契約前につかんでおいてください。

2社間と3社間で手取りがどう変わるかは、2社間ファクタリングで手元に残る金額に計算例を載せています。

請求書の契約と注文書の契約の違い

売る債権がすでに発生した代金か、これから発生する代金かで、確認する条項が変わります。

項目 請求書の契約 注文書の契約
売る債権 納品・検収が終わった売掛金 受注は決まったが、これから発生する代金
資金化の時期 請求書の発行後 着手前・施工中でも相談できる
法律上の根拠 民法第466条 民法第466条の6
追加で見る条項 債権の実在、二重譲渡の有無 発注取消、工事中止、代金の減額、相殺

注文書の契約では、仕事が終わる前にお金を受け取ります。
そのぶん、代金が予定どおり発生しなかったときの取り決めが重くなります。

ファクタリング契約書を確認する順番(5分チェック)

ファクタリングの契約書は、頭から順に読む必要はありません。
次の5つを上から確認すれば、負担の大きい条項が5分で見つかります。

順 確認すること 契約書で見る場所 詳しい章
1 何を売る契約か 対象債権、譲渡債権の表示、別紙の債権目録 STEP1
2 いくら受け取るか 譲渡代金、手数料、費用の負担 STEP2
3 売掛先が払わなかったら 償還請求、買戻し、表明保証 STEP3
4 債権が発生しなかったら 解除、返還、対象債権の変更 STEP4
5 取引先に知られるか 債権譲渡通知、承諾、債権譲渡登記 STEP5

署名の直前には、次の3点も確かめてください。
契約書の控えを受け取れるか、空欄のまま署名を求められていないか、金額と日付が見積書と一致しているか。
控えを渡さない会社とは契約しないでください。

STEP1:譲渡する債権が特定されているか

契約書の対象債権は、売掛先名・金額・支払予定日まで特定されているかを確認してください。
特定されていないと、あとから対象が広がるおそれがあります。

契約書で見る場所:対象債権、譲渡債権の表示、別紙の債権目録

負担がはっきりする書き方 確認が必要な書き方
売掛先の商号、請求書番号または注文書番号、金額、支払予定日を書いている 「現在および将来有する一切の債権」など、範囲が広い
別紙の債権目録で、対象を1件ずつ挙げている 対象の記載がなく、口頭の説明だけで済ませている
対象を追加するときは、書面で合意すると定めている 会社の判断で対象債権を追加できると定めている

個人が勤務先から受け取る給与債権は、ファクタリングの対象になりません。
給与を買い取る取引は貸付けに当たると、最高裁が判断しています(令和5年2月20日決定)。
ファクタリングで売れるのは、事業者どうしの取引で生じた債権だけです。

売掛先が個人の債権や、すでに支払期日を過ぎた債権も、買取の対象外にしている会社が多くあります。
ビートレーディングは、給与債権と、売掛先が個人事業主の請求書を買い取らないと公式サイトに書いています。

STEP2:受け取る金額と費用の内訳

手数料の率だけを見ても、手取りはわかりません。
額面から何が引かれ、いくら振り込まれるのかを、書面で出してもらってください。

契約書で見る場所:譲渡代金、手数料、費用の負担、印紙の負担

手取り額の計算

額面200万円、手数料10%、債権譲渡登記ありの場合で計算します。
司法書士報酬と振込手数料は会社ごとに差があるため、ここでは仮の金額を入れました。

内訳 金額
債権の額面 2,000,000円
手数料 10% −200,000円
登録免許税(債権譲渡登記) −7,500円
司法書士報酬(仮に置いた金額) −50,000円
収入印紙(紙の契約書) −200円
振込手数料(仮に置いた金額) −500円
手取り 1,741,800円(額面の約87.1%)

手数料10%と聞いていても、諸費用を引いた手取りは額面の約87%です。
手数料の率と手取りの差は、契約前に内訳を書面でもらえばわかります。

少額の契約ほど、費用の比率は重くなります。
額面15万円の取引で債権譲渡登記をすると、登録免許税7,500円だけで額面の5%です。
少額で申し込むときは、登記が必要かどうかと、費用を誰が払うのかを先に確かめてください。

印紙税の判定

契約書を紙で作ると、収入印紙が必要になります。
電子契約なら印紙はかかりません。

契約のしかた 印紙税 根拠
記載金額が1万円未満の紙の契約書 非課税 印紙税法
1回だけの紙の債権譲渡契約書 200円 第15号文書
継続して債権譲渡を行う紙の基本契約書 第7号文書に当たる場合がある 国税庁の質疑応答事例
電子契約(データで締結する) かからない 課税文書の作成に当たらない

出典:国税庁 質疑応答事例「売掛債権譲渡契約書」
継続契約にあたるかどうかは、税務署または税理士に確認してください。

債権譲渡登記の費用

手続き 登録免許税
債権譲渡登記(債権の個数が5,000個以下) 1件 7,500円
債権譲渡登記(債権の個数が5,000個超) 1件 15,000円
延長登記 1件 3,000円
抹消登記 1件 1,000円
司法書士に依頼する場合の報酬 要見積もり

司法書士報酬は、会社や事務所によって差があります。
登記をする契約では、登録免許税と司法書士報酬を分けて示してもらってください。

取引実績から見た金額の目安

注文書買取ファクタリング BESTPAY(株式会社アレシア)の取引実績では、平均買取率は88.8%でした。
買取額は15万円から4億1,268万円まで、平均は615万円です。
ただし、この数字は個別の契約が適正かどうかを判断する基準ではありません。

買取率は、債権の支払期日や売掛先の信用力、注文書か請求書かによって変わります。
実際の契約では、譲渡代金だけでなく、登記費用を誰が負担するかまで確認してください。

ファクタリングの口コミサイト「ファクタリング会社の口コミ」には、手数料以外の費用がかからなかったという投稿があります。
書類作成・登記・契約時の交通費が発生せず、費用がはっきりしていたという内容です(2022年投稿)。

契約書の費用の欄を確認するときの参考になります。

STEP3:売掛先が支払わなかったときの負担

ノンリコースと書いてあるだけでは、負担がないとは判断できません。
ノンリコースとは、売掛先が倒産しても利用者が返さない契約のことです。
表明保証の範囲まで読んで、はじめて負担がわかります。

契約書で見る場所:償還請求、買戻し、表明保証、表明および確約、保証事項

ファクタリング会社に移るのは、売掛先が払えなくなる信用リスクだけです。
債権が実在しない場合や二重に譲渡していた場合の責任は、利用者に残ります。
信用リスクと利用者に残る責任を分けて読むと、条項の意味がつかみやすくなります。

種類 内容 通常どちらが負うか
信用リスク 売掛先の倒産や資金不足で代金が回収できない ノンリコースならファクタリング会社
真正性リスク 債権が実在しない、金額が違う、二重に譲渡していた 利用者

償還請求権のある契約とない契約の差は、リコースとノンリコースの違いで詳しく説明しています。

裁判例から見る、確認が必要な条項

金融庁は注意喚起のページで、7件の裁判例を紹介しています。
貸金業に当たらないとされた事案と、貸付けや無効と判断された事案の両方があります。
次の表では、裁判所が重く見た事情を、契約書のどこを見ればよいかに置き換えました。

裁判例 判断 考慮された事情 契約書で見る箇所
東京地裁
令和2年9月18日
売買 償還請求権がなく買戻しも予定されていない。通知は猶予されていたが、会社の判断で対抗要件を備えられた。手数料も担保目的を推認させる大幅なものでない 償還・買戻しの条項、通知の留保、手数料の水準
東京高裁
令和4年6月15日
売買 回収できなかった額について売主が責任を負わず、実際に不払いの危険が移っていた。手数料も多額でない 回収不能時の負担、手数料の水準
大阪地裁
平成29年3月3日
貸付けに準じる 会社が不払いリスクをほとんど負っていない。債権の額面と無関係に金銭がやり取りされていた 譲渡代金が額面と連動しているか
東京高裁
令和3年7月1日
貸付け 売掛先が払わない場合に、債権額以上を支払う公正証書を作成させていた 公正証書の作成、支払いの約束
名古屋地裁
令和3年7月16日
貸付け 資力を担保しない規定はあったが、債権の性質と支払日までの期間の短さから、不履行の可能性が極めて低かった 条項の形式だけでなく、支払期日までの期間
札幌高裁
令和4年7月7日
公序良俗違反 公序良俗に反し無効と判断された。譲渡が発覚すると事業の継続が難しくなるため、買戻期限までに買い戻すしかない状況を、会社も認識していた 買戻しの期限、通知に関する条項
東京地裁
令和4年3月4日
金銭消費貸借 ノンリコースの規定はあったが、売掛先に抗弁や支払停止、破産手続開始の原因がないことまで売主に表明保証させていた 表明保証の範囲

出典:金融庁「ファクタリングの利用に関する注意喚起」

条項が1つあるだけで、その契約が違法と決まるわけではありません。
金融庁も、ノンリコースと書いてあるかどうかだけでなく、取引の実態を見て判断するとしています。
裁判例と似た条項を見つけたときは、その1点だけで決めつけず、弁護士に相談してください。

表明保証はどこまでが通常か

利用者が保証するのが一般的な範囲 負担が大きくなり得る範囲
債権が実在し、金額が正しいこと 売掛先に支払停止の状態がないこと
他社に二重に譲渡していないこと 売掛先に破産手続開始の原因がないこと
差押えや相殺の予定を知らないこと 売掛先が期日どおりに支払うこと

負担が大きくなり得る範囲では、売掛先の支払能力まで利用者が保証する形になります。
東京地裁の令和4年3月4日判決は、この点を、実質的に債務の保証を求めるのと同じだと判断しました。
売掛先の支払能力まで保証する文言を見つけたら、削除できるか尋ねてください。

判断に迷うときは、契約の前に弁護士へ相談してください。

STEP4:債権が発生しない・減るときの扱い

注文書の契約には、売掛先の倒産とは別のリスクがあります。
発注の取消、工事の中止、代金の減額といった場合です。
代金が減ったときに誰が負担するのかを、契約書で確かめてください。

契約書で見る場所:解除、返還、対象債権の変更、表明保証

注文書の段階で売るのは、これから発生する代金の権利です。
民法は将来の債権も譲り渡せると定めていて、債権が発生した時点で譲り受けた側のものになります(第466条の6)。
受注が決まった段階で資金化できるのは、この仕組みがあるためです。

申込から入金までの具体的な進め方は、注文書を資金化するまでの手順で説明しています。

代金が減る3つの場面

場面 法律上の扱い 契約書で見る箇所
発注が取り消された 通知や承諾で対抗要件がそろう時点までに生じた事由は、売掛先がファクタリング会社に主張できる(民法第468条1項) 取消・中止のときの返還方法と期限
同じ契約から損害賠償などが生じた 対抗要件の後に取得した債権でも、譲渡した債権と同じ契約から生じたものなら相殺を主張できる(民法第469条2項2号) 減額分を誰が負担するか
対抗要件より前の原因で債権が生じた その原因が対抗要件より前にあれば、あとで取得した債権でも相殺を主張できる(同項1号) 同上

建設業で起きうる相殺の例

1,000万円の注文書を資金化したあと、元請が補修費200万円を代金から差し引いたとします。
差し引いたあと、元請が実際に支払うのは800万円です。
2社間の契約では利用者が回収して引き渡すため、200万円の差をどう埋めるかが問題になります。

時点 予定どおり進んだ場合 補修費が差し引かれた場合
受注 注文書を受け取る(1,000万円) 注文書を受け取る(1,000万円)
契約 将来の代金債権を譲渡する 将来の代金債権を譲渡する
入金 買取代金を受け取る 買取代金を受け取る
施工 工事が完了する 不具合が見つかり、補修費が発生する
支払期日 元請から1,000万円が入る 元請から800万円が入る(200万円は相殺)
引き渡し 契約どおりに引き渡す 不足分の扱いを契約書で確認

不足した200万円を誰が負担するかは、契約書の定め方で変わります。
利用者が埋めると書かれている場合もあれば、会社と話し合うと定めている場合もあります。
申し込む前に、書面で回答をもらってください。

発注者が一方的に代金を減らす行為は、建設工事なら建設業法の規制対象になることがあります。
製造委託などでは取適法(旧・下請法)の対象です。
減額の理由に納得できないときは、ファクタリングの契約とは別に、発注者との取引条件を確認してください。

取引先との契約に譲渡禁止の条項があるとき

取引先との基本契約書に、債権の譲渡を禁じる条項が入っていることがあります。
譲渡を禁じる条項の扱いは、一般の取引と公共工事で大きく変わります。

契約の種類 扱い 先にすること
一般の取引 特約があっても譲渡は有効(民法第466条2項)。特約を知っていた譲受人などには、売掛先が支払いを拒める場合がある(同条3項)。資金調達目的の譲渡は、解除や損害賠償の原因にならないとされている 取引先との契約書の条項を読み、必要なら相談する
公共工事 公共工事標準請負契約約款では譲渡を制限したうえで、前払金などでも工事の資金が不足する場合に、発注者が承諾しなければならないと定めている。承諾のない譲渡や、得た資金の工事以外への使用は解除の事由になる 承諾の手続きを必ず先に確認する
民間工事 資金調達目的の譲渡を認める条文を選べる約款がある。条文は契約ごとに異なる 実際に使われている約款の条文を確認する

参考:国土交通省「建設工事標準請負契約約款」/e-Gov法令検索「民法」
条番号は約款の版によって異なるため、契約書の現物で確認してください。

注文書の段階で資金化できるか確認する

受注が決まっていれば、請求書を出す前でも相談できます。
注文書(発注書)と通帳3か月分があれば申し込めます。
WEBの受付は24時間です。

注文書で買取を相談する

STEP5:取引先に知られる条件

2社間なら取引先に絶対知られない、とは言い切れません。
知られる道すじは4つあり、契約書のどの条項が使われるかで変わります。

契約書で見る場所:債権譲渡通知、承諾、債権譲渡登記、通知の留保

経路 知られる度合い どんなときに起きるか 根拠
3社間の通知・承諾 必ず 契約の時点で売掛先に知らせる、または承諾をもらう 民法第467条
2社間の通知条項が発動する 条件次第 回収したお金を期日までに引き渡さない、二重譲渡が判明したなど 契約書の条項
登記済みの場合の通知 条件次第 登記事項証明書を売掛先に交付して通知できる。利用者を通さずに行える 動産・債権譲渡特例法第4条2項
登記の記録を調べられる 限定的 誰でも請求できるのは概要を示す証明書。明細が載る登記事項証明書は、当事者など限られた人しか請求できない 同法

2社間で売掛先に通知が届くのは、契約違反が疑われる場面が中心です。
期日どおりに引き渡していれば通知しないと明記する会社もあります。
どんなときに通知するのかを、契約書の条項で確かめてください。

登記の手続きや、個人事業主が使えない理由は、債権譲渡登記の仕組みで説明しています。

会社が必要と認めたときはいつでも通知できる、とだけ書かれた契約書もあります。
取引先に知られたくない事情があるなら、通知する場面を書き出してもらえるか尋ねてください。

契約前に担当者へ確認する質問とチェックシート

条項の意味がわからないまま、署名する必要はありません。
次の8つを書面で回答してもらえば、STEP1からSTEP5までの確認がそろいます。

そのまま送れる質問文

契約の前に、次の点について書面でご回答いただけますか。

1. 売掛先が倒産などで支払わなかった場合、当社に支払義務や買戻しの義務は生じますか。
2. 表明保証の対象に、売掛先の支払能力や財務状態は含まれますか。
3. 注文書の債権について、発注の取消、工事の中止、代金の減額があった場合の扱いを教えてください。

4. 売掛先への債権譲渡通知を行うのは、どのような場合ですか。
5. 債権譲渡登記は行いますか。行う場合、登録免許税・抹消費用・司法書士報酬はいくらで、どちらが負担しますか。
6. 手数料以外にかかる費用と、受取額の内訳を書面でいただけますか。

7. 契約書の控えはいつ受け取れますか。電子契約の場合、締結後のデータはいつまで閲覧できますか。
8. 契約後・入金前に取りやめる場合の条件と費用を教えてください。

書面で答えられない項目があれば、その場でメモを取り、担当者の名前と日付を残してください。
口頭の説明と契約書の記載が食い違うときは、契約書の記載が優先されるためです。

印刷して使うチェックシート

順 確認する条項 確認する内容 結果
1 対象債権 売掛先・金額・支払予定日まで特定されている
2 譲渡代金 額面・手数料・諸費用・受取額が分けて書かれている
3 償還請求・買戻し 売掛先が払わなくても返還を求められない
4 表明保証 売掛先の支払能力までは保証していない
5 公正証書 作成に同意する条項が入っていない
6 発注取消・減額 債権が発生しなかったときの扱いが書かれている
7 債権譲渡通知 通知する場面が列挙されている
8 債権譲渡登記 要否と費用の負担者が書かれている
9 担保・保証人 担保設定や連帯保証人の条項が入っていない
10 解除・違約金 解除の事由と、返還額の計算方法が書かれている
11 契約期間 自動更新の有無と、解約の方法が書かれている
12 控えと空欄 控えを受け取れる。空欄のまま署名していない

チェックシートの9番にある担保と連帯保証人は、債権の売買であれば必要ありません。
担保や連帯保証人の条項が入っているときは、その理由を必ず確認してください。

契約前に買取条件を確認する

査定の結果を見てから、契約するかどうかを決められます。
他社から見積もりをもらっている場合も、同じ注文書で条件を比べられます。

買取条件を確認する

ファクタリング契約の流れと電子契約

ファクタリングは、申込から入金まで早ければ当日、通常は数日かかります。
契約の方法は、オンライン・来社・訪問の3つに分かれます。

順 段階 すること 注意
1 相談・申込 売掛先、金額、支払期日を伝える 複数社に相談して条件を比べる
2 必要書類の提出 請求書または注文書、通帳の入出金明細、本人確認書類など 書類が足りないと審査が延びる
3 審査・査定 売掛先の信用力と取引の実態を確認する 買取額と手数料の提示を受ける
4 契約 契約書の説明を受け、条項を確認して署名する ここで5分チェックを行う
5 入金 指定口座に買取代金が振り込まれる 金額が契約書と一致するか確認する
6 送金(2社間) 売掛先から入金されたら、期日までに引き渡す 遅れると通知の条項が動く

電子契約のときに確認すること

電子契約は、メールで届いたリンクを開いて同意する形が一般的です。
来社も訪問もいらないため、契約までの時間が短くなります。

確認すること 理由
同意する前にPDFを保存する 締結前の内容を手元に残せる
金額欄と空欄を確認する 画面をスクロールせずに同意すると見落とす
締結後のデータを閲覧できる期間 サービスによって保存期間が異なる
実印と印鑑証明書の要否 会社によって扱いが違う(要問合せ)

ファクタリングの口コミサイト「ファクタリング会社の口コミ」には、オンライン型を使った人の投稿があります。
面談がないので、日程の調整や来社の手間が省けたという内容です(2022年投稿)。

一方で、必要書類がそろわず審査が長引いたという投稿もありました。
オンラインで申し込む場合も、書類の準備が入金日を決めます。

ファクタリング契約の解除・キャンセル

ファクタリングの契約は、原則として一方的に取り消せません。
事業者どうしの取引なので、クーリングオフが使えないためです。
取りやめられるかどうかは、契約がどの段階まで進んだかで変わります。

段階 考え方 確認すること
申込後・契約前 契約が成立していないため、取り下げの連絡で足りることが多い 審査費用などの定めがないか
契約後・入金前 契約書の解除条項によって決まる 解除できる条件と、かかる費用
入金後 一方的な撤回は難しい。合意のうえで解除する場合は、返還する金額と費用を確認する 返還額の計算方法
実質的な貸付けが疑われる 公序良俗に反して無効と判断された裁判例がある(札幌高裁 令和4年7月7日) 弁護士と公的窓口に相談する

継続して使う契約を結ぶときは、契約期間と自動更新の有無も確認してください。
使っていない月にも費用がかかる形になっていないかを、契約書で確かめられます。

契約書から違法な取引を見分ける方法

買取代金が債権額に比べて著しく低い取引は、ファクタリングを装った貸付けの疑いがあります。
金融庁も、こうした取引を使わないよう呼びかけています。

譲渡した債権の回収を利用者が任されている場合、次の取り決めがあると貸金業に当たるおそれがあります。

取り決め 契約書での表れ方
回収できない場合に、売主が債権を買い戻すこととされている 買戻し、買戻請求、再譲渡などの条項
売主自身の資金で支払わなければならないこととされている 自己資金での立替え、支払義務の条項

貸金業を行うには、財務局または都道府県の登録が必要です。
登録せずに営業すれば刑事罰の対象になります。
相手が登録を受けているかどうかは、金融庁の登録貸金業者情報検索サービスで調べられます。

給与を買い取る取引は、貸金業に当たると最高裁が判断しました。
個人が勤務先に対して持つ賃金債権は、ファクタリングでは売れません。

正規のファクタリングが貸金業に当たらない理由は、ファクタリングが違法にならない条件で説明しています。

担保の設定や連帯保証人を求める条項があれば、その場で契約を見送る理由になります。
契約書の控えを渡さない会社も同じです。
債権の売買であれば、担保も保証人も必要ないためです。

利用規約だけでは契約条件はわからない

オンライン型の会社では、申込のときにWebで利用規約に同意します。
ただし規約はサービスを使うための約束で、債権を売る条件は個別の契約で決まります。

PAYTODAYの利用規約には、会社が債権を買い取る義務を負わないと書かれています。
個別の取引の手数料は、別に定めるとしています。
QuQuMoも、規約とは別に個別規定を設けていました。

規約を読んでも、手数料や買戻しの条件はわかりません。
申し込む前に、個別契約書の内容を見せてもらってください。

契約後にやることとトラブル時の相談先

ファクタリングは、入金されたら終わりではありません。
2社間では、売掛先から入金されたお金を期日までに引き渡す義務が残ります。

やること 内容 怠るとどうなるか
入金額の確認 振り込まれた金額が契約書と一致するか確かめる 差額に気づくのが遅れる
回収金の引き渡し 売掛先からの入金を、期日までに引き渡す 通知の条項が動く。使い込みは別の問題になる
債権譲渡登記の抹消 支払いが終わったら抹消登記を行う(登録免許税1,000円) 登記が残り、次の会社の審査で止まりやすい
書類の保存 契約書、見積書、入出金の記録を残す 条件を争うときに根拠がない

状況別の対応

状況 まずすること
売掛先が倒産した 契約書の償還請求と表明保証の条項を確認する。ノンリコースなら支払義務は生じない
回収金を期日までに引き渡せない 放置せず、すぐにファクタリング会社へ連絡して協議する
手数料が高すぎると感じる 受取額の内訳を書面でもらい、弁護士や下の窓口に相談する
内容証明が届いた 契約書の条項、請求額、入出金の記録を突き合わせてから対応する
取立てが厳しい 警察相談専用電話に相談する

公的な相談窓口

窓口 電話 受付時間 主な場面
金融庁 金融サービス利用者相談室 0570-016811
(IP電話は03-5251-6811)
平日10時〜17時 偽装ファクタリングの疑い
警察相談専用電話 #9110 ― 悪質な取立て
日本貸金業協会
貸金業相談・紛争解決センター
0570-051051
(IP電話は03-5739-3861)
9時〜17時
(土日祝・年末年始を除く)
貸金業に当たる取引の疑い
消費者ホットライン 188 ― 最寄りの窓口の案内

出典:金融庁「ファクタリングの利用に関する注意喚起」

契約条件で比べるファクタリング会社12社

ファクタリング会社は、手数料と入金スピードだけで選ばないでください。
契約書を見た段階で、登記や通知の条件が想定と違うことがあるためです。

次の表には、契約方式・契約手続き・債権譲渡登記・償還請求権のいずれかを公式サイトで確認できた12社を載せました。
公式サイトに記載がなかった項目は、推測せず要問合せと書いています。
確認日は2026年9月11日です。

会社名 注文書 契約方式 契約手続き 債権譲渡登記 償還請求権なしの明記 対象
ベストペイ
(株式会社アレシア)
◎ 要問合せ 要問合せ 要問合せ 記載あり 法人・個人
ビートレーディング ◎ 2社間・3社間 オンライン・来社・訪問 要問合せ 記載あり 法人・個人
トップ・マネジメント ◎ 2社間・3社間 オンライン完結型あり 行う場合あり 記載あり 法人・個人
ウィット ◎ 2社間・3社間 電話・LINE・メール 要問合せ 要問合せ 法人・個人
QuQuMo
(株式会社アクティブサポート)
✕ 2社間 オンライン完結 設定不要 記載あり 法人・個人
PAYTODAY
(Dual Life Partners株式会社)
✕ 2社間 オンライン完結 行わない 記載あり 法人・個人
ペイトナー ✕ 要問合せ オンライン(面談不要) 要問合せ 要問合せ 法人・個人
FREENANCE by freee ✕ 要問合せ オンライン 要問合せ 要問合せ 個人中心
日本中小企業金融サポート機構 ✕ 2社間・3社間 オンラインあり 要問合せ 要問合せ 法人・個人
アクセルファクター ✕ 2社間・3社間 要問合せ 要問合せ 要問合せ 法人・個人
ZIST ✕ 2社間を推奨 要問合せ 要問合せ 要問合せ 法人・個人
うりかけ堂
(株式会社hs1)
✕ 2社間・3社間 要問合せ 要問合せ 要問合せ 法人・個人

比較表の注文書の欄は、◎が受注段階(請求書の発行前)で買い取ると公式サイトに記載がある会社です。
✕は請求書の買取が中心で、注文書買取の記載を確認できなかった会社です。
手数料と買取可能額は各社の公式サイトで確認してください。

契約条件を確認できなかった会社は、この表に載せていません。

相見積もりを取るときは、運営会社が同じサービスに注意してください。
ベストペイとベストファクターは、どちらも株式会社アレシアが運営しています。
QuQuMoとアクティブサポート、ウィットとけんせつくんも、それぞれ同じ会社の運営です。

別々に申し込んでも、審査するのは同じ会社になります。

各社の確認できた内容

注文書(将来債権)に対応する4社

ベストペイ(株式会社アレシア)

ベストペイは、注文書・発注書の買取を専門にしたサービスです。
受注が決まった段階で相談でき、必要書類は注文書(発注書)と通帳3か月分、本査定申込書です。
取引実績では、買取額が15万円から4億1,268万円、平均買取率は88.8%でした。

契約方式と債権譲渡登記の要否は公式サイトに記載がないため、申込時に尋ねてください。

ビートレーディング

ビートレーディングは、将来債権の買取として注文書ファクタリングを扱うと公式サイトに書いています。
契約方法はオンライン・来社・訪問から案内され、オンラインではクラウドサインを使います。
売掛先が倒産したときのリスクは会社が負う(償還請求権がない)と明記しています。

給与債権と、売掛先が個人事業主の請求書は買い取っていません。

トップ・マネジメント

トップ・マネジメントには、見積書・受注書・発注書を対象にした商品があります。
請求書の発行前でも相談でき、2社間と3社間の両方を扱っています。
オンライン完結型のサービスも選べます。

よくある質問では、償還請求権のない契約が一般的だと説明しています。
第三者対抗要件として、債権譲渡登記を行う場合があることにも触れています。

ウィット

ウィットは、発注時の注文書と入金待ちの請求書の両方を買い取ります。
電話・LINE・メールで進められるため、会って契約する必要はありません。
買取金額に下限を設けていないと公式サイトに書いています。

手数料は公表されていないので、見積もりで確認してください。
建設業向けの「けんせつくん」は、同じ株式会社ウィットの運営です。

オンライン完結型の4社

QuQuMo(株式会社アクティブサポート)

QuQuMoは、請求書と通帳の2点で申し込めるオンライン型です。
2社間の契約で、取引先への通知と債権譲渡登記は不要と明記しています。
償還請求権なし(ノンリコース)での契約になると公式サイトに書いています。

契約はクラウドサインで行うため、来店も面談もありません。

PAYTODAY(Dual Life Partners株式会社)

PAYTODAYは、AIの審査で申込から契約までオンラインで完結します。
債権譲渡登記は行わないと明記し、申込金額に上限も下限も設けていません。
売掛先が倒産しても、利用者に支払義務は生じないと説明しています。

対面での契約を希望する場合は、出張費の実費と事務手数料3万円がかかります。

ペイトナー

ペイトナーは、個人事業主やフリーランス向けの請求書買取サービスです。
面談はなく、スマートフォンから申請できます。
契約方式と債権譲渡登記の扱いは公式サイトに記載がないため、申込時に尋ねてください。

FREENANCE by freee

FREENANCE by freeeは、フリーランスと個人事業主向けの請求書買取サービスです。
手続きはオンラインで完結します。
契約方式や償還請求権の扱いは公式サイトに記載がないため、個別に確認してください。

請求書の買取が中心の4社

日本中小企業金融サポート機構

日本中小企業金融サポート機構は、非営利型の一般社団法人です。
買取金額に制限を設けておらず、1万円から2億円までの買取実績があると公式サイトに書いています。
契約は2社間と3社間から選べます。

給与債権、売掛先が個人の債権、回収済みや支払遅延中の売掛金は買い取っていません。

アクセルファクター

アクセルファクターは、買取金額を30万円から1億円、手数料を2%からと公表しています。
2社間と3社間の両方に対応しています。
請求先が個人の債権と、30万円未満の請求書は買い取っていません。

関東財務局・関東経済産業局から、認定経営革新等支援機関に認定されています。

ZIST

ZISTは、2社間の契約を勧めると公式サイトに書いています。
新規申込者の審査通過率を93%以上と公表しています。
買取金額と手数料は公表していないため、見積もりで確認してください。

うりかけ堂(株式会社hs1)

うりかけ堂は、2社間では売掛先に通知しないとしています。
利用者の約半数が個人事業主だと、公式のよくある質問で説明しています。
買取金額と手数料は公表しておらず、手数料は最安水準という表現だけです。

相見積もりで比べる項目

複数社に見積もりを頼むときは、手数料の率だけを並べても判断できません。
次の8項目をそろえて聞けば、同じ条件で比べられます。

比べる項目 聞き方
受取額 諸費用を引いたあと、口座にいくら入るか
償還請求権 売掛先が払わなかったとき、支払義務が生じるか
表明保証 売掛先の支払能力まで保証する内容が含まれるか
債権譲渡登記 必要か。費用はいくらで、どちらが負担するか
通知の条件 どんな場面で取引先へ通知するか
契約方法 オンラインか、来社か、訪問か
必要書類 注文書で足りるか、請求書が要るか
解除の条件 入金前に取りやめる場合の条件と費用

同じ文面を全社に送れば、回答の差がそのまま条件の差として見えてきます。
答えたがらない会社があれば、その時点で候補から外す判断もできます。

自分の条件で相談できるか確認する

注文書と請求書のどちらで資金化するかを、登記や通知の条件も含めて相談できます。

条件を伝えて相談する

ファクタリング契約でよくある質問

契約書に収入印紙は必要ですか

契約書を紙で作る場合は、収入印紙が必要です。
1回だけの債権譲渡契約書は第15号文書にあたり、印紙代は200円です。
記載金額が1万円未満なら非課税になります。

継続して債権譲渡を行う基本契約書は、第7号文書に当たる場合があります。
電子契約なら印紙はかかりません。

契約後にキャンセルできますか

契約後のキャンセルは、原則としてできません。
ファクタリングは事業者どうしの取引なので、クーリングオフは使えないためです。

契約後で入金前なら、契約書の解除条項によって判断します。
入金後は、返す金額と費用を確認したうえで、会社と解除を話し合います。

連帯保証人や担保を求められました

ファクタリングが債権の売買である以上、担保も保証人も必要ありません。
担保や連帯保証人を求める条項があるときは、その理由を書面で確認してください。
納得できる説明がなければ、契約を見送る判断もできます。

取引先との契約に譲渡禁止と書かれています

一般の取引なら、譲渡を禁じる特約があっても債権の譲渡は有効です(民法第466条2項)。
資金調達が目的の譲渡は、契約の解除や損害賠償の理由にならないとされています。

ただし公共工事は別です。
発注者の承諾を得ないまま譲渡すると、請負契約を解除される理由になります。
公共工事の代金を資金化するときは、承諾の手続きを先に確認してください。

取適法(旧・下請法)との関係はどうなりますか

取適法は、あなたとファクタリング会社の契約を直接しばる法律ではありません。
発注者が下請事業者へ支払うときの条件を決めた法律だからです。

支払期日までに手数料を引かれず満額を受け取れない支払方法は、発注者の義務として制限されています。
代金を一方的に減らされたときは、ファクタリングとは別に、発注者との取引条件を確認してください。

利用規約に同意すれば契約は済みますか

利用規約に同意しただけでは、債権を売る条件は決まりません。
Webで同意する規約は、サービスを使うための約束だからです。

どの債権をいくらで売るかは、個別の契約で決まります。
手数料や買戻しの条件は規約に書かれていないことが多いので、個別契約書を申込前に見せてもらってください。

個人事業主でも債権譲渡登記はできますか

債権譲渡登記を使えるのは法人だけで、個人事業主は使えません。
個人事業主は、登記を必須にしていない会社から選びます。
登記を行わない会社は公式サイトに書いていることが多いので、申込前に確認できます。

売掛先から債権譲渡通知が届きました

債権譲渡通知が届いたら、通知のあとの代金は譲受人に支払います。
取引先がファクタリングを使い、自社が売掛先になったという意味です。

通知や承諾より前に生じていた事情は、譲受人に対しても主張できます(民法第468条1項)。
二重に請求されるおそれがあるときは、支払う前に弁護士へ相談してください。

まとめ:契約書は5つの順番で確認する

ファクタリングの契約書は、5つの順番で見れば負担の大きい条項が見つかります。
対象債権、受取額、売掛先が払わないとき、債権が発生しないとき、通知の順に見ます。
注文書の契約では、発注取消や相殺で代金が減るときの扱いも確認してください。

ノンリコースと書いてあるだけでは、負担がないとは判断できません。
表明保証が売掛先の支払能力にまで広がっていないかを、あわせて読んでください。
判断に迷う条項を見つけたら、署名の前に弁護士や公的な窓口へ相談できます。

まだ会社を選んでいる段階なら、手数料の率ではなく、受取額と契約条件の8項目で比べてください。
同じ文面で複数社に尋ねれば、条件の差がはっきり見えてきます。

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