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誰でも借り入れできるカードローンはない!その理由やおすすめカードローンなどを解説

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多重債務などでブラックになった人や、定期的な収入がない人などの中には、誰でも借り入れできるカードローンがないか探している方もいると考えられます。

しかし、残念ながら誰でも借り入れできるカードローンはありません。

この記事では、誰でも借り入れできるカードローンがない理由を解説した後、ではどのように資金繰りすればよいのかについて、全般的に詳しく解説します。

具体的には、カードローンの審査に通らない方でも利用できる借入手段や、カードローンの返済が困難な時の対処法などを解説します。

また、自分に合ったカードローンを見つけるためのポイントや注意点などを解説し、最後におすすめのカードローンを紹介します。

誰でも借り入れできるカードローンがない理由

誰でも借り入れできるカードローンがないのは、貸付の際に返済能力などを調査しなければならないことが法律で義務付けられているからです。

貸金業法では、貸金業者に対して主に以下のような義務を課しています。

  • 返済能力の調査(信用情報機関への照会等)
  • 過剰な貸付の禁止(総量規制)
  • 年収証明の提出(貸付金額が50万円を超える場合)

これらを行わずに貸付するのは法律違反になるため、正規の貸金業者は必ずこれらの業務を行います

また、誇大広告も法律で禁止されているため、正規の業者は「誰でも借り入れできる」などの文言で宣伝することはありません。

「ブラックリスト」になると特に借り入れが難しくなる

先ほど解説したように、誰でも借り入れできるカードローンはないため、審査に落ちてしまう可能性は誰にでもあります。

特に、「ブラックリスト」という状態になると、借り入れが難しくなってしまいます。よって、ブラックリストとは何かを理解しておくことが、カードローンの利用においては大切です。

ここでは、ブラックリストとは何かについて、詳しく解説していきます。

ブラックリストとは

カードローンなどにおける「ブラック」または「ブラックリスト」とは、返済遅延などの情報(事故情報)が、「信用情報機関」という機関が作成する「信用情報」に記載されること、またはそれによって審査に通りにくくなっている状況を指す用語です。

慣習的な用語なので正確な定義はありませんが、おおむね上記の意味で使われます。

なお、ブラックリストというリストが存在するわけではなく、あくまで事故情報などのせいで審査に通りにくいことを比喩的に表現した用語になります。

ブラックリストの原因となる主な事故情報は以下のとおりです。

  • 返済遅延(カードローン・住宅ローン・奨学金など)
  • 債務整理(自己破産など)
  • 保証会社による代位弁済
  • クレジットカードの利用停止や強制解約

また、事故情報でなくても、以下のような状況は借り入れが困難になることがあります。

  • 借入件数や借入額が多すぎる
  • 短期間に多数の業者に申込みしすぎている(申込みブラック)

なお、信用情報機関とは以下の3つの機関のことです。金融機関は審査の際に、これらの機関から信用情報を取得します。

  • 株式会社シー・アイ・シー(CIC)
  • 日本信用情報機構(JICC)
  • 全国銀行個人信用情報センター(KSC)

「スーパーブラック」になると借り入れは非常に困難

ブラックの中でも特に重大な問題がある状態を、「スーパーブラック」と呼ぶことがあります。スーパーブラックになると借り入れは非常に困難で、まずはこれを解消しなければ審査に通ることは望めません。

スーパーブラックの正式な定義はありませんが、一般的には以下のような重大な事故情報がある時に、スーパーブラックと呼ばれることがあります。

  • 長期で複数回の返済遅延
  • 自己破産や任意整理などの債務整理
  • 規約違反等によるカードの強制解約
  • 保証会社による代位弁済

また、現在進行形で事故情報が解決していない状態を「スーパーブラック」、現在は解決しているが事故情報はまだ残っている状態を「ブラック」と呼び分けることもあります。

いずれにしろ、スーパーブラックになると新たな借り入れは難しいと考えましょう。

自分がブラックかどうかを確認する方法

自分の信用情報に事故情報があるかどうかは、信用情報機関に直接開示申請すれば確認できます

開示請求の仕方

各機関の開示の申込方法は以下のとおりです。3機関とも郵送かオンラインでの申込みで、窓口に直接出向いての申込みは不可となっています。

機関名 申込方法
株式会社シー・アイ・シー(CIC)
  • 郵送(申込から10日程度で開示・手数料500円)
日本信用情報機構(JICC)
  • オンライン(手数料等は要問合せ)
全国銀行個人信用情報センター(KSC)
  • オンライン(最短3~5営業日で開示・手数料1,000円)
  • 郵送(手数料1,800円程度)

開示報告書でブラックかどうか確認する方法

開示請求すると、CICでは「信用情報開示報告書」、JICCでは「信用情報記録開示書」、KSCでは「登録情報開示報告書」という名称の書面を取得できます。これらの開示書・報告書には自分の信用情報が記載されており、自分がブラックかどうか確認できます。

以下では、CICの信用情報開示報告書を例に、ブラックかどうかを確認する方法の概要を解説します。JICCやKSCの開示書・報告書はフォーマットがCICとは違いますが、記載内容は基本的に同じなので同様のやり方で確認できます。

自分がブラックかどうか確認するには、開示報告書の中の「返済状況」と「終了状況」の欄をチェックします

もし、返済状況の欄に「異動情報」が記載されているなら、ブラックの状態であるといえます。異動情報とは、長期の返済遅延や保証会社による代位弁済、自己破産などがあった事実を示すものです。

そして、終了状況の欄は、返済が具体的にどのような形で終了したかが記載されています。概要は下表のとおりです。

【終了状況の欄の表示と意味】

表示 意味
(空欄)
  • 契約が継続中
完了
  • 返済が完了してカードを解約した
移管終了
  • おまとめローンの一本化などによる契約終了
本人以外弁済
  • 保証会社などによる代位弁済
貸倒
  • ローン会社が貸倒として処理した
法定免責
  • 自己破産など

もし、終了状況の欄に「本人以外弁済」「貸倒」「法定免責」いずれかの記載があれば、ブラックということになります

なお、開示報告書の詳細については、各機関の公式サイトで確認できます。

ブラックを解消する方法

ブラックを解消する、つまり事故情報を消すには、まず事故情報の原因を解消したうえで、事故情報の登録機関が終わるのを待ちます

事故情報の原因を解消した後も数年程度は情報が残るため、すぐにブラックが解消されるわけではないのが注意点です。

信用情報が残る期間は機関によって多少違いますが、おおむね下表のとおりとなります。

信用情報 登録期間
返済状況や事故情報
  • 最長5年から7年
申込みに関する情報
  • 最長6ヵ月

なお、たとえ事故情報が残っていても、今現在は原因が解消されている場合は、解消されていない場合に比べて審査で有利になる可能性があります。

「社内ブラック」は解消できないことがある

社内ブラックとは、ローン会社が独自に保有している信用情報にキズがある状態のことです。

ローン会社は審査の際に信用情報機関から信用情報を取得しますが、自社で別個に信用情報を保有していることもあります。

例えば、以下のような事故情報が、社内ブラックとして登録されることがあるといわれています。

  • 長期かつ複数回の支払遅延による強制解約
  • クレジットカード現金化などの規約違反行為による強制解約
  • 自己破産などによる免責や債権放棄

前節で解説したように、信用情報機関の事故情報の登録期間は5年程度です。しかし、ローン会社が独自に保有している情報の保存期間は各社のルールによるため、事故情報がずっと消えずに残ることもあるといわれています。

そうなると、たとえ信用情報機関の事故情報が消えたとしても、社内ブラックになっているローン会社では審査に落ちる可能性があります。

ただしこの場合は、社内ブラックになっているローン会社以外なら借り入れ可能です。

なお、複数のローン会社がグループ企業として経営されている場合は、グループ企業間で社内ブラックが共有されている可能性もあります。

また、銀行系カードローンで消費者金融などが保証会社になっている場合は、保証会社の社内ブラックになっていると、銀行系カードローンのほうも審査に通らない可能性が高いです。

消費者金融などが保証会社になっている、銀行系カードローンの主な例は下表のとおりです。

銀行系カードローン 保証会社
イオン銀行カードローン

セブン銀行ローンサービス

auじぶん銀行カードローン

  • アコム
オリックス銀行カードローン
  • ドコモ・ファイナンス
楽天銀行スーパーローン
  • 三井住友カード

例えば、仮にアコムの社内ブラックになっていると、イオン銀行やセブン銀行のローンに通らない可能性があります。

ブラックでも借り入れ可能な手段

ここでは、ブラックでも借り入れできる可能性があるカードローン以外の手段として、以下のものを解説します。これらのサービスや制度の内容を理解して、自分に適した手段を活用しましょう。

  • 手持ちのクレジットカードのキャッシング
  • ゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付け
  • 保険の契約者貸付
  • 従業員貸付
  • 質屋
  • 公的融資・給付金

手持ちのクレジットカードのキャッシング

すでに持っているクレジットカードのキャッシング枠が残っているなら、現状がブラックでも借り入れは可能です。

ATMやWeb申込などで即時利用できるので、審査なしで10万円すぐに用意したいといった、急ぎの状況にも対応できます。

ただし、当然ながらキャッシング枠を利用したら返済しなければならないため、もし遅延するとさらに信用情報にキズがつくことになります。ブラックの方はすでに資金繰りが厳しいことも少なくないため、利用の際は返済計画を立てておくことが重要です。

なお、キャッシング枠を設定していない場合や、枠が足りないので増額したい場合は審査が必要になります。審査の際は信用情報を確認するため、ブラックの方は通らない可能性が高いです。

ゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付け

ゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付けとは、ゆうちょの担保定額貯金や担保定期貯金を担保に借り入れできるサービスです。貯金を担保にするため、担保定額貯金や担保定期貯金を持っていれば審査なしで誰でも利用できます

貯金担保自動貸付けでは、通常貯金の口座で残高以上の払戻しをすると、自動的に不足分を借り入れできます。例えば、残高が1万円の状態で3万円引き出すと、自動的に2万円借り入れできます。

貯金担保自動貸付けの金利はおおむね0.46%から0.9%程度で、カードローンに比べると大変低いのが特徴です。また、返済回数や返済額も原則自由なため、柔軟性の高い使い方ができます。

生命保険の契約者貸付

保険の契約者貸付とは、生命保険などの解約返戻金を担保に、保険会社から借り入れできるサービスです。最大で解約返戻金の8割程度の額を借り入れできます。

ここで解約返戻金とは、積立型の保険を途中解約した時に返還されるお金のことです。

契約者貸付には、主に以下のようなメリットがあります。

  • 担保があるため審査なしで借り入れできる
  • 総量規制の対象外
  • 金利が安い(年2%から5%程度)
  • 返済の自由度が高い(返済期限がない・返済日が決まっていないなど)
  • 保険の契約内容は維持される

デメリット・注意点は以下のとおりです。

  • 安いとはいえ利息をつけて返済する必要がある
  • 返済が滞ると保険が失効する場合がある
  • 掛け捨ての保険では利用できない
  • 借り入れが残っていると支払われる保険金が少なくなる

従業員貸付

従業員貸付とは、会社が従業員に対して金銭を貸付ける制度で、会社によっては福利厚生の一環として導入していることがあります。自分が働いている会社が従業員貸付を行っているなら、これを利用するのも一つの方法です。

従業員貸付は給与の前払いとは違いあくまで借り入れのため、返済の際は利息を会社に支払わなければなりません。しかし、ほとんどの場合カードローンより大変低い金利に設定されると考えられます。

従業員貸付はブラックでも利用可能

従業員貸付制度の内容は会社によりますが、ブラックでも利用可能なことがほとんどであると考えられます

金融業者以外の会社は普通は信用情報機関に登録しておらず、信用情報を閲覧できないのが主な理由です。また、従業員貸付は貸金業ではないため、貸金業法が規定する信用情報の確認義務もありません。

よって、信用情報にキズがあってブラックの状態でも、会社側がそれを知ることは通常ないと考えられます

従業員貸付を利用できる条件

従業員貸付を利用できる条件は各社の規定によりますが、以下のような条件があることが多いといわれています。

  • 急な出費が発生した

利用目的が事故・病気・冠婚葬祭などの急な出費に限定されており、遊興費などは不可のことが多いといわれている。

  • 正社員である

契約社員やアルバイトは不可のことが多いといわれている。

  • 勤続年数が長い

勤続年数が短いと利用できない、または貸付条件が厳しくなることが多いといわれている。

質屋

ブランド品や貴金属などを持っているなら、それを質屋に預けて借り入れ(質入れ)する手段もあります

質屋では質入れした物品が担保になるため、信用情報の照会などは行ないません。金銭的価値のある物品があれば、ブラックでも審査なしで10万円、またはそれ以上の借り入れも可能です。

質入れで借りたお金は返済してもよいですし、返済しなくても担保の物品が質屋に譲渡されるだけです。返済の督促が来たり、信用情報にキズがつくことはありません。

質入れの返済期限は2,3ヵ月が一般的で、利息を支払えばさらに2ヵ月程度延長できます。

質入れできる物品

質入れできる主な物品には、以下のようなものがあります。

  • 貴金属
  • 宝石
  • 高級腕時計
  • ブランドバッグ・財布・小物
  • 電化製品

質屋によっては、これら以外にもさまざまな物品が質入れ可能なことがあります。質入れできるか不明な物品がある場合は、質屋に問い合わせてみるとよいでしょう。

例えば、大手質屋チェーンの「かんてい局」では、以下のような物品も買取可能となっています。

  • 電気工具
  • 切手・硬貨
  • ゴルフクラブ
  • 楽器
  • 自転車
  • 衣料
  • 釣り具
  • 絵画

質入れの金利

質入れの金利は法律上の上限が年利109.5%で、カードローンの上限である年利15%~20%より高いのが注意点です。

ただし、これはあくまで上限であり、実際の金利は各店舗が適切な範囲で設定します。例えば、大手質屋チェーン「大黒屋」の金利は以下のようになっており、カードローンと変わらない水準です。

借り入れ額 月利 年利換算(単利の場合)
10万円以上100万円未満 1.5% 18%
100万円以上1,000万円未満 1.25% 15%

公的融資・給付金

ブラックでカードローンの審査に通らない方は、国・自治体や民間支援団体が提供する、公的融資・給付金を利用するのも一つの手段です。

公的融資や給付金は誰でも借入・受給できるわけではありませんが、審査の際に信用情報を照会しないため、ブラックの方でも利用できます

融資は返済の必要がありますが、金利がカードローンに比べて非常に低い、または無利息なのもメリットです。

また、公的融資は単にお金を貸し付けるだけでなく、就職や住居確保など、生活を立て直すための総合的な支援を行うことが多いのも特徴だといえます。

一方、カードローンに比べて手続きや申込条件などがやや複雑で、融資までに時間がかかるのは注意点です。また、用途が限定されており、娯楽や遊興などには利用できません。

以下では、ブラックでも利用できる主な公的融資・給付金を解説します。

生活福祉資金

生活福祉資金とは、国・自治体と社会福祉協議会という民間団体により提供されている、生活困窮者等のための貸付制度です。

生活福祉資金の審査では信用情報を照会しないため、ブラックの方でも借り入れ可能です。

利用できるのは住民税非課税世帯程度の低所得者で、それ以外にもいくつかの条件があります。各市町村に社会福祉協議会の問合せ窓口があり、そこで相談・申込みが可能です。

生活福祉資金は下表のような種類に分かれており、条件に合うものを選んで申請します。

名称 概要
総合支援資金
  • 生活費・住宅入居費・滞納している公共料金の立替えなど
福祉資金
  • 事業の必要経費・介護サービス費用など
教育支援資金
  • 子供の学費・入学費
不動産担保型生活資金
  • 高齢世帯の生活費

無職の方はまずハローワークに登録しないと、生活福祉資金の申込みができないのが注意点です。就労意欲があり自立する意思があることが条件となります。

また、住居がない方は利用できないので、次節で解説する住居確保給付金を利用するなどして、住居を確保してから申込みすることになります。

住居確保給付金

住居確保給付金は、住居がない人やなくなる恐れがある人に対して、自治体が家賃を補助する制度です。「生活困窮者自立支援制度」という制度の一つとして実施されています。

生活困窮者自立支援制度とは、生活に困っている人を自治体がさまざまな形で支援する制度です。相談やアドバイスを主な事業としていますが、家賃に関しては給付金の支給を行っています。

離職などで著しく収入が減っている人に対して、最大9ヵ月まで家賃の一部を支給します。給付金なので返済の必要はなく、ブラックの方でも利用可能です。

給付を受けるためには、ハローワークに登録し、さらに求職申込などを定期的に行う必要があります。また、住宅ローンの返済や、すでに滞納している家賃の返済には利用できません。

その他の制度

生活福祉資金や住居確保給付金以外にも、自治体は下表のような支援制度を実施しています。ブラックで借り入れできず生活が苦しい方は、これらの制度も活用するとよいでしょう。

名称 概要
・職業訓練受講給付金

・求職者支援資金融資

  • 就職のために職業訓練を受けている人などへの給付金・融資
  • 雇用保険を受給できない人が対象
母子父子寡婦福祉資金貸付金
  • 母子・父子家庭や寡婦などに対して必要な資金を貸付ける制度

利用すべきでない借り入れ手段

ブラックでカードローンの審査に通らないからといって、以下のような手段は利用すべきではありません。これらの手段はいずれも、違法性があるか、またはカード会社の利用規約に違反しています。

  • ヤミ金融
  • クレジットカード現金化
  • 先払い買取現金化
  • 後払い現金化(ツケ払い現金化)
  • 給与ファクタリング
  • 年金担保融資

このような手段を利用すると、法外な利息を請求される、クレジットカードを強制解約されるなど、大きなトラブルに発展する恐れがあります。

ヤミ金融

ヤミ金融とは、貸金業登録していない業者、または登録しているが法律を遵守しない(法外な金利や違法な取り立てなど)業者です。

ヤミ金融は違法業者であるため、絶対に利用しないようにしましょう。

ヤミ金融を見分ける方法

ヤミ金融かどうか見分けるには、まず金融庁の「登録貸金業者情報検索入力ページ」で確認するのがおすすめです。

これは貸金業登録している業者を検索できるサービスで、検索に出てこない業者はヤミ金融の可能性があります。

他にも、以下のような方法はヤミ金融を見分けるのに有用です。

見分け方 概要
金利が法律の範囲内か
  • 年利20%を超えると違法
契約書がきちんと作成されているか
  • 契約書の内容が不明確
  • そもそも契約書が作成されない
誇大広告でないか
  • 「誰でも借り入れできる」「審査なし」などの文言
  • 極端な低金利のアピール
広告媒体は信頼できるか
  • 街の電柱や公衆電話などに貼ってあるチラシはほとんどがヤミ金融
運営会社に怪しい点がないか
  • 連絡先が携帯のみ
  • 会社名が大手業者に酷似している
公式サイトに怪しい点がないか
  • 会社情報が載っていない、または嘘の住所や登録番号などが載っている。
  • 他の正規業者の公式サイトの画像などを流用している
  • そもそも公式サイトがない

「個人間融資」にも注意

近年はSNSなどを利用して個人間で違法な貸付をする、「個人間融資」という手法も増えているので注意しましょう

SNSで「審査なしで10万円貸します」などと宣伝し、違法な金利で貸付を行うのがよくある手口です。また、個人情報だけ出させて貸付せず連絡が途絶え、その情報が悪用されるケースもあるといわれています。

個人事業主が貸金業登録して正規の貸金業を営むことは可能ですが、SNSなどで見られる個人間融資はほとんどが無許可といわれています。また、ヤミ金業者が個人を装っているケースも多いです。

クレジットカード現金化

クレジットカード現金化とは、クレジットカードのショッピング枠で買い物をして、買った商品を業者に売却して現金を得るサービスです。

ブラックでカードローンの審査に通らず、さらにクレジットカードのキャッシング枠も使い切ってしまった人にとって、クレジットカード現金化は一見便利なサービスに見えます。

しかし、クレジットカード現金化はカード会社の利用規約で禁止されているのに加えて、手数料が法外であることが多いため利用すべきではありません。

クレジットカード現金化は利用規約で禁止されている

クレジットカード現金化は法律で禁じられているわけではありませんが、カード会社の利用規約で禁止されています。

よって、もしクレジットカード現金化を利用していることがカード会社にバレると、カードの利用停止や強制解約になることがほとんどです。

カードの強制解約は信用情報に登録されるため、スーパーブラックとなり新規の申込みが困難になります。

手数料が法外であることが多い

クレジットカード現金化で、例えば10万円で買った商品を8万円で売却した場合、2万円損することになります。

これは金利に換算するとカードローンの上限金利をはるかに超えており、利用すればするほど資金繰りが苦しくなるだけです。

また、提示された換金率で換金してもらえない、商品だけ取られて代金が入金されないといった悪質なケースもあります。

利用すべきでないその他のサービス

他にも、買取サービスなどを装ったヤミ金融の手口として、以下のようなものが知られています。

  • 先払い買取現金化
  • 後払い現金化(ツケ払い現金化)
  • 給与ファクタリング
  • 年金担保融資

これらは実際は全て違法なので、絶対に利用しないようにしましょう。

以下はこれらの手口の概要です。

【先払い買取現金化】

  1. 利用者が、実際には持っていない商品を業者に買取依頼する。
  2. 業者が買取代金の名目で利用者に金銭を貸付ける
  3. 実際には商品を持っていないので売却できない
  4. 後日、商品の「キャンセル料」「違約金」などの名目で、法外な利息をつけて返済させる。

【後払い現金化(ツケ払い現金化)】

  1. 業者が提供する商品を、利用者が後払いで購入する。
  2. 商品は金銭的価値がほとんどないものが多い(デジタル画像や情報商材など)
  3. 「キャッシュバック」や「レビュー報酬」などの名目で、業者が利用者に金銭を貸付ける。
  4. 貸付ける金額は商品代金より大幅に安いことが多い
  5. 後日、商品代金の名目で業者に返済する。

【給与ファクタリング】

  1. 次月の給与を受け取る権利を業者に売却する
  2. 業者は買取代金の名目で利用者に貸付を行う
  3. 貸付ける金額は給与より大幅に低いことが多い
  4. 給料日に給与を全額業者に振り込んで返済する

【年金担保融資】

  • 年金を担保に貸付を行う

名称の紛らわしさにも注意

これらの手口は、合法なサービスと名称が似ていることがあり、紛らわしいのも注意したい点です。合法なサービスと勘違いして、うっかり利用してしまわないように注意しましょう。

例えば、事業者の売掛債権のファクタリングは合法なサービスで、国も利用を推進しています。一方、個人の給与のファクタリングは違法です。

また、年金担保融資もかつては国による融資制度として提供されていましたが、2022年にサービスを終了しています。現在は、年金担保融資は法律で禁止されています。

どうしても返済が困難な時の対処法

どうしても返済が困難になってしまった場合は、借り換えやおまとめローンを利用して、返済を少しでも楽にする手段が考えられます

また、借り換えやおまとめローンも利用できない場合は、債務整理によって立て直しを目指すことになります

借り換え・おまとめローンを利用する

どうしても返済が困難な場合の対処法として、金利の低い別なカードローンに借り換えるか、おまとめローンを利用する手段があります。

おまとめローンとは、複数の借り入れがあり返済が苦しい人に対して、借り入れを1つにまとめて返済を楽にするためのローンです。

例えば、2つのカードローンでそれぞれ100万円ずつ借りている時に、おまとめローンで200万借りて、そのお金で2つのカードローンを完済します。そして、その後はおまとめローン1つだけを返済していくという流れです。

おまとめローンのメリット

おまとめローンを利用すると、利息の支払いや毎月の返済額が、複数のカードローンを借りていた時より楽になるのが一般的です。

また、返済日が月1回だけになるため、うっかり返済を忘れるといったことも少なくなります。

別なカードローンで借り換えることも可能

複数の借り入れを1つにまとめるには、基本的には専用のおまとめローンを利用するのが便利です。しかし、おまとめローンではない通常のカードローンを新たに契約して、1つにまとめることも可能ではあります。

通常のカードローンで借り換えると、限度枠内で新たに借り入れできるのがメリットです。一方、おまとめローンは返済専用なので、新たな借り入れはできません。

借り換え・おまとめローンの注意点

借り換えやおまとめローンを利用する際は、それで本当に有利になっているかを確認することが大切です。

例えば、おまとめローンで月々の返済額を減らした場合、完済までの期間が延びて、結果として利息の合計額がかえって増えてしまうようなケースも考えられます。

債務整理を行う

おまとめローンも利用できず資金繰りが行き詰まってしまった場合は、債務整理を検討することになります。

債務整理というと自己破産がよく知られていますが、実際はこれ以外にもいくつか種類があるため、自身の状況に合った手段を選ぶことが大切です。

以下は各手段の概要です。

【任意整理】

  • 裁判所を通さずに、弁護士とローン会社が直接交渉して返済計画を見直す。
  • 交渉が上手くいけば、月々の返済額の減額や、利息の支払い免除ができる。
  • 手続きが比較的簡単で、費用も安く済む傾向がある。
  • ギャンブルや浪費の借金でも利用できることが多い
  • 元金は原則として完済する必要がある

【特定調停】

  • 裁判所を通してローン会社と話し合い、借金の減額や返済計画の見直しを交渉する。
  • 弁護士なしでも利用できるように手続きが簡略化されている
  • 費用も安く済む傾向がある

【個人再生】

  • 裁判所を通して借金の減額を交渉する
  • 元金を大幅に減額できる
  • 自宅などの財産を処分しなくてよい場合がある
  • ギャンブルや浪費の借金でも利用できることが多い
  • 手続きが比較的複雑で、費用も高くなる傾向がある。

【自己破産】

  • 裁判所を通して借金を全額免除してもらう
  • 自宅などの財産は原則として処分される
  • ギャンブルや浪費の借金は免除できない
  • 手続きが大掛かりで費用も高い傾向がある

借金の額があまり多くない場合や、仕事をしていて返済能力がある場合などでは、任意整理か特定調停が適していることが多いです。

借金の額が多く元本の大幅な減額が必要な場合は個人再生、そして借金を全額免除する自己破産は最終手段となります。

督促が止まるのもメリット

債務整理はほとんどの場合弁護士に依頼して手続きを進めることになりますが、依頼すると返済の督促が来なくなるのもメリットです。

弁護士が代理人になると、ローン会社は弁護士を通して交渉しなければならず、債務者本人に直接取り立てできなくなります。

弁護士へ相談する方法

弁護士へ債務整理の相談をするには、役所の法律相談窓口か、都道府県の弁護士会の「法律相談センター」「クレジット・サラ金問題法律相談」「多重債務相談」などに相談するとよいでしょう。

弁護士費用を用意できない場合は、弁護士費用の立て替え相談ができる「法テラス」という機関を利用するのがおすすめです。

また、司法書士も債務整理の業務の一部を行えるので、借金の額があまり大きくない場合などでは、司法書士に相談する手もあります。司法書士は費用が安く済む傾向があるのがメリットです。

カードローンの種類と特徴

カードローンは、運営会社の種類によって以下のように分類でき、それぞれサービス内容に特徴があります

カードローンを選ぶ際は、種類ごとの特徴を把握することが大切です。

  • 消費者金融のカードローン
  • コンビニ・携帯会社等のカードローン
  • 銀行のカードローン
  • クレジット・信販会社のカードローン

消費者金融のカードローン

消費者金融とは、個人向けのカードローンを主な事業としている貸金業者のことです。有名な消費者金融としては、「アイフル」「アコム」などがあります。

消費者金融は、カードローンを主な事業とし、クレジットカードの発行や住宅ローンなど、他の金融事業はあまり手がけていない業者を指すことが多いです。

例えば、クレジットカード会社や信販会社、銀行などもカードローンを提供していることが多いですが、これらは消費者金融とは呼ばないのが一般的です。

消費者金融のカードローンは、金利が高い代わりに審査が比較的ゆるく、融資スピードも早い傾向があります。

大手消費者金融と中小消費者金融

消費者金融の数は非常に多いですが、「アコム」「アイフル」「プロミス」「レイク」を「大手消費者金融」、それ以外を「中小消費者金融」と呼び分けることがあります。

大手消費者金融と中小消費者金融は、下表のようにサービス内容の傾向に違いがあります。自身のニーズに合わせて、適切なほうを選ぶことが大切です。

相違点 大手消費者金融 中小消費者金融
金利
  • 低い
  • 高い
審査
  • 厳格
  • 柔軟
融資スピード
  • 早い
  • 遅い
借入限度額
  • 高い
  • 低い
借入・返済方法の種類
  • 多い
  • 少ない

コンビニ・携帯会社等のカードローン

近年は、コンビニや携帯会社などがカードローンを提供することも増えています。例えば、ファミリーマートの「ファミペイローン」や、NTTドコモの「dスマホローン」などが有名です。

コンビニ・携帯会社等のカードローンは、スマホ完結で利用できることが多い、電子マネーで借入・返済できることが多いなど、利便性が高い傾向があります。

また、自社の携帯キャリアやアプリを利用している人への優遇措置があることが多いため、普段利用しているキャリアやアプリのカードローンを使うとお得になることがあります。

下表は、優遇措置のあるカードローンの例です。

サービス名 優遇措置
dスマホローン
  • ドコモユーザーは金利が最大3%割引
au PAY スマートローン
  • au PAYで利用するとPontaポイントがつく
LINEポケットマネー
  • LINEおよび関連サービスの利用状況によって、審査で有利になる場合がある(LINEスコア)。
メルペイスマートマネー
  • メルカリの販売実績が豊富だと審査で有利になることがある

一方、特定のアプリやアカウントを持っていないと、利用できない場合があるのは注意点といえます。下表はその例です。

サービス名 利用条件
dスマホローン
  • ドコモの携帯に加入しているか、dアカウントを持っていないと利用できない。
au PAY スマートローン
  • au IDを持っていないと利用できない
LINEポケットマネー
  • LINEアプリがないと利用できない
メルペイスマートマネー
  • メルカリアプリがないと利用できない

銀行のカードローン

メガバンク・地方銀行・ネット銀行問わず、多くの銀行がカードローンを提供しています。

銀行のカードローンは、消費者金融に比べると審査が厳格で、代わりに金利が低い傾向があります。

また、銀行は経営母体がしっかりしているため、違法業者の被害に遭うリスクがほぼないのもメリットです。

一方、融資のスピードは比較的遅く、即日融資はできないことが多いのは注意点といえます。

銀行カードローンは総量規制の対象外

銀行は貸金業法の対象外なので、カードローンに総量規制が課せられないのも特徴です。

貸金業法では、年収の3分の1以上の貸付を原則禁止する「総量規制」という規則があります。消費者金融はこれに従う必要がありますが、銀行は貸金業者ではないため従う必要はありません。

よって、ルール上は年収の3分の1以上の貸付は可能です。

ただし、銀行は代わりに自主規制で貸付額を制限していることが多く、総量規制がないからといっていくらでも借りられるわけではありません。

金融庁のデータによると、ほとんどの銀行が年収の2分の1以下に貸付を制限しています

クレジット・信販会社のカードローン

クレジットカード会社や信販会社も、多くの場合カードローンを提供しています。クレジット系では三井住友カードの「SMBCモビット」、信販系ではオリコの「CREST」などが代表例です。

クレジットカードはそれ自体にキャッシング枠がついていますが、クレジット・信販会社のカードローンはそれとは別のサービスになります。借り入れできるのは同じですが、ショッピング枠より金利が低く、借入限度額が高いことが多いです。

クレジットカード会社や信販会社は、消費者金融に比べて経営母体がしっかりしていることが多く、安心感があるのも強みだといえます。

カードローンを選ぶ時のポイント

カードローンは金利の低さももちろん重要ですが、それ以外の点も総合的に考慮すると、自分に合ったカードローンを選びやすくなります

特に、以下のような点はカードローンを比較する際に有用です。

  • 金利の低さ
  • 入金の早さ
  • 在籍確認の有無
  • 郵送物の有無
  • 無利息期間
  • 申込条件
  • 返済方法
  • 返済方式

金利の低さ

金利の低さは、カードローンで最も重視すべき点の一つです。金利が低いほうが支払う利息が少なくなり、最終的な支払額も安く済みます。

基本的には上限金利の低い業者がよいですが、借り入れが高額の場合は下限のほうが重要になります

一般的には、銀行とクレジット・信販系のカードローンは金利が低く、消費者金融は高い傾向があります。特に、中小消費者金融は大手よりさらに高いことが多いです。

入金の早さ

カードローンの申込みから入金までの早さは、業者によって即日から数日程度まで差があります。よって、入金の早さもカードローン選びの重要なポイントの一つです。

消費者金融は、銀行系などより入金スピードが早い傾向があります。大手消費者金融はどれも最短30分程度で入金可能で、最も早いプロミスは最短3分での入金も可能となっています。

中小消費者金融は大手よりスピードが落ちる傾向がありますが、それでも最短即日入金可能な業者が多いです。

入金の早さをチェックする際のポイント

入金の早さは、たいていの場合公式サイトに記載されています。早さをチェックする際は、以下の2点に注意しましょう。

  1. 「最短即日」と書いていても実際は翌日以降にずれることがある
  2. 「即日審査」と書いていても入金は翌日以降になることがある

また、最短で入金してもらう確率を早めるには、以下のような対策をとるのが有効です。

  • 必要書類は事前に準備する
  • Web申込みは入金スピードが早い傾向がある
  • 平日の早い時間に申込む

在籍確認の有無

カードローンの利用を職場に知られたくない場合は、在籍確認の有無をチェックしましょう。

カードローンの審査では、ローン会社が申込者の職場に電話して、在籍確認を行うことがあります。大手消費者金融は原則として行いませんが、中小消費者金融は行うことが多いです。

在籍確認は、ローン会社の名前は伏せて個人名で電話するため、ほとんどの場合バレることはありません。しかし、たとえ個人名で電話しても、電話を受けた人が何となく察して気づいてしまうこともあるといわれています。

また、「先日〇〇さんという方からあなた宛てに電話があった」などと聞かれた時に、こちらの返答がしどろもどろだと、怪しまれてバレる可能性もあります。

よって、絶対にバレたくないなら、在籍確認なしのカードローンを選んだほうが安全です。

また、自分が出勤している時間帯に在籍確認をしてもらえば、自分で電話に出ることもできます。これなら他の人が出るよりはるかに安全です。

郵送物の有無

家族にカードローンの利用がバレたくない場合は、自宅への郵送物の有無も確認しましょう。

カードローンに申込むと、契約書やカードなどが自宅に郵送される場合があり、それを家族に見られてバレる可能性があります。

カードローンの郵送物だと分からないように配慮してくれる業者もありますが、郵送物自体がないほうがより安全です。

下表のように、郵送物の有無は運営会社の種類によって傾向が違います。

運営会社の種類 郵送物の有無の傾向
大手消費者金融
  • 郵送物は原則なし
  • 希望するならあえて郵送物ありを選択することも可能
中小消費者金融
  • 郵送物ありの業者となしの業者がある
コンビニ・携帯会社等
  • 郵送物なしの業者が多い
  • リアルカードを作る場合は郵送されることもある
銀行・クレジット・信販会社
  • 郵送物ありの業者が多い

無利息期間

カードローンの中には、数十日程度の無利息期間を設けていることがあります。カードローンを選ぶ際は、無利息期間の有無もチェックしておきましょう。

初回契約日から30日程度無利息となるシステムが一般的です。まれに、初回契約日ではなく初回借入日からカウントする業者もあります。

ポイント還元などで実質無利息の業者もある

ポイント還元やキャッシュバックによって、事実上の無利息期間を提供している業者もあります。

例えば、「ファミペイローン」は最大60日分の利息をファミマポイントで還元し、実質無利息となっています。

また、オリコの「CREST」やクレディセゾンの「MONEY CARD」では、利息分のキャッシュバックによって事実上の無利息期間を提供しています。

短期で完済する予定なら無利息期間が重要

無利息期間は、短期間で完済できる見込みの時に特に重要になります。逆に、長期で借り入れする、または何度も借り入れする予定なら、無利息期間より金利の低さを重視したほうがよいでしょう。

また、契約後すぐには借り入れしないなら、初回契約時より初回借入時から無利息期間がカウントされるカードローンのほうが有利です。

無利息期間の長いカードローン

無利息期間は30日程度のことが多いですが、中には下表のように長期の無利息期間を設けている業者もあります

無利息期間の長さを重視したいなら、これらのカードローンが有力な候補になるでしょう。

カードローン名 無利息期間
レイク
  • 条件を満たせば最大365日無利息
ファミペイローン
  • ファミマポイント還元で最大60日実質無利息
オリコ「CREST」

クレディセゾン「MONEY CARD」

  • キャッシュバックで最大2ヵ月実質無利息
ダイレクトワン
  • Web申込みで最大55日無利息

申込条件

カードローンには各社が設定している申込条件があり、これを満たす方しか申込みできません。カードローンを選ぶ際は、その業者の申込条件を確認しましょう。

具体的な申込条件は業者によって違いますが、年齢と収入について下表のような条件を課していることが多いです。

【よくある申込条件の例】

申込条件 備考
年齢
  • 20歳から70歳程度までのことが多い
収入
  • 定期的な収入がある
  • パート・アルバイト可のことが多い
  • 年金収入のみの方は不可のことが多い

申込可能な年齢は、下限はほとんどの業者で20歳ですが、上限は業者によって60代前半から80歳程度まで差があります。よって、60代以上の方は、年齢の上限を確認することが大切です。

下の表は、申込可能年齢の上限が高い業者と低い業者の例です。

【上限が高い業者の例】

業者名 上限
ベルーナノーティス 80歳
エイワ 79歳
クレディセゾン「MONEY CARD」 75歳

【上限が低い業者の例】

業者名 上限
楽天銀行スーパーローン 62歳
イオン銀行カードローン 64歳
LINEポケットマネー 65歳

外国籍の方の申込条件

外国籍の方でも、永住権または在留資格を持っていれば、申込可能な業者が多いです。

大手の業者や銀行系は永住権が必要な傾向があり、中小の業者は在留資格でOKのことが多い傾向があります。

また、在留資格の場合は、残存期間や在日年数が長いほうが有利になる傾向があります。

借入・返済方法

借入・返済方法の種類と数は業者によって違うため、こちらもチェックしておきたいポイントです。種類の豊富さ、および自分が利用したい方法が利用可能かを確認しましょう。

カードローンの主な借入・返済方法は以下のとおりです。業者によって、これらのうちのいくつかが利用可能となっています。

  • 銀行振込
  • 口座振替(返済の場合)
  • 運営会社自身のATM(銀行や大手消費者金融など)
  • 運営会社と提携している銀行・コンビニなどのATM
  • スマホATM(セブン銀行・ローソン銀行など)
  • ネットバンク
  • 電子マネー
  • ポイントでの借入・返済
  • 店頭窓口

運営会社の種類ごとの、借入・返済方法の傾向の違いは以下のとおりです。

運営会社の種類 借入・返済方法の傾向
大手消費者金融
  • 種類が多い
中小消費者金融
  • 種類が少ない傾向
  • 銀行振込しか対応していない業者も少なくない
コンビニ・携帯会社等
  • 種類は比較的多い
  • 電子マネーやポイントで借入・支払できる業者が多い
銀行・クレジット・信販会社
  • 種類は少ない傾向
  • 自社および提携のATMや、銀行振込・口座振替が利用可のことが多い。

返済方式

カードローンには、毎月の返済額を決めるルールである、「返済方式」というものがあります

カードローンの返済方式は種類が多く用語や仕組みが分かりにくいため、基本的な仕組みを理解したうえで比較検討することが大切です。

多くのカードローンで採用されているのは、「元利定額方式」と「残高スライド元利定額方式」です。この2つを知っておけば、大部分のカードローンの返済方式を理解できます。

【元利定額方式】

  • 毎月一定の額を返済する
  • 返済初期は利息充当分が多く、後半になると元金充当分が増える。
  • 「元利定額リボルビング方式」「元利均等返済方式」などいくつかの呼び方がある

【残高スライド元利定額方式】

  • 残高を10万円ごとなどに区切り、区切りごとに設定された一定の額を返済する。
  • 元利定額方式と同様の方法で元金充当分と利息充当分を決める
  • 「残高スライド方式」「残高スライドリボルビング方式」「残高スライド元利定額リボルビング方式」などいくつかの呼び方がある

そして、まれに以下のような方式を採用している業者もあります。

【元金定額方式】

  • 一定の元金に利息を上乗せした額を返済する
  • 残高によって支払う利息が変わるため、返済額は毎月変動する。

【残高スライド元金定額方式】

  • 残高を10万円ごとなどに区切り、区切りごとに設定された一定額の元金を返済する。
  • 元金定額方式と同様に利息を上乗せするため、支払額は毎月変動する。

【定率方式】

  • 残高に対して一定の割合を掛けた額を返済する
  • 「定率リボルビング方式」と呼ばれることもある

【元金自由返済方式】

  • 利息だけ支払えば、元金の返済額は毎月自由に決めてよい返済方式。

カードローンの申込みをする時の注意点

誰でも借り入れできるカードローンはないため、申込みをする際は、できるだけ審査に通りやすいように対応することが重要になります。

以下のような点を踏まえて、審査に通る確率をできるだけ高くすることが大切です。

  • 短期間に複数の申込みをしない
  • 借入希望額を高くしすぎない
  • 虚偽の情報を申告しない
  • ブラックでなくても収入がなければ借り入れは

短期間に複数の申込みをしない

カードローンに申込んだ事実は信用情報に記録されるため、あまり短期間に複数の申込みをするのは避けるべきです。

短期間に複数の申込みをすると、ローン会社から資金繰りが苦しいのではと思われ、審査で不利になることがあります。

さらに、あまり申込みが多いと、それを理由に審査に通らなくなる「申込みブラック」になり、全てのカードローンの審査に悪影響が出ます。

申込みの事実は信用情報に半年ほど記録されるため、半年以内に複数の申込みをすると、申込みブラックになりやすいです。申込みは原則として1社に絞るようにしましょう。

借入希望額を高くしすぎない

借入希望額が高すぎると審査に通りにくくなる可能性があるため、適切な額を申請することが大切です。特に、総量規制の制限を超える場合は、希望額をそれ以下に抑えなければなりません。

適切な借入額を検討することは、審査に通りやすくなるのに加えて、自分の借入状況を客観的に把握できるメリットもあります。

虚偽の情報を申告しない

申込みの際は必ず正しい情報を申告し、虚偽がないようにしなければなりません。

審査に通るか不安な状態だと、つい虚偽の情報を申告してしまうことがあります。年収を実際より高く申告したり、他社の借入件数や残高を少なく申告してしまうのはよくある例です。

上記のような虚偽情報は、信用情報を照会することでほぼ確実にバレます。ウソがばれるとかえって不利になるだけでなく、文書偽造などの犯罪行為に該当してしまうおそれもあります。

さらに、仮に虚偽情報がバレずに審査に通ったとしても、後でそれがバレた場合は強制退会などの措置を取られる可能性が高いです。

虚偽情報で借り入れするのは詐欺などの犯罪行為に該当する恐れもあるため、絶対に行うべきではありません。

うっかりミスにも注意

ウソをつくつもりがなくても、うっかりミスで間違った情報を申告してしまうケースもあります。

うっかりミスは指摘された時に修正すれば問題ありませんが、無駄なやりとりが増えて審査や契約が遅くなってしまう要因になります

入力内容はきちんと確認し、ミスがないように心がけましょう。

ブラックでなくても収入がなければ借り入れは困難

ほとんどのカードローンでは、定期的な収入があることを申込条件としています。よって、たとえ信用情報がブラックでなくても、収入がなければ審査に通るのは困難です。

審査に通るためには、アルバイトやパートでよいので、まず定期的な収入を得る必要があります。多くのカードローンでは、アルバイトやパートでも申込みは可能です。

配偶者貸付なら収入がなくても借り入れできる場合もある

主婦や主夫の方は、「配偶者貸付」なら収入がなくても借り入れできる場合もあります。

配偶者貸付とは、配偶者に収入があれば、自身に収入がなくても借り入れできるカードローンです。

ただし、配偶者貸付は配偶者の許可がないと利用できないなどの注意点があります。また、配偶者貸付を提供しているローン会社はあまり多くありません。

大手消費者金融のおすすめカードローン

ここからは、おすすめのカードローンについて、消費者金融・銀行・携帯会社など、運営会社の種類別に章分けして紹介します。

まずここでは、以下の大手消費者金融4社について、サービス内容を解説します。

  • レイク
  • アコム
  • アイフル
  • プロミス

レイク

レイク

レイクは、SBI新生銀行グループが運営する大手消費者金融です。最短25分のスピード融資や最大365日間の無利息期間など、大変優良なサービス内容となっています。

スマホATMやPayPayを始めとする豊富な借入・返済手段も魅力です。さらに、在籍確認は原則なしでWeb申込なら郵送物もなしと、家族や職場にバレたくない方でも安心できるシステムとなっています。

【レイクの基本情報】

借入可能額
  • 最大500万円
金利(実質年率)
  • 4.5%~18%
無利息期間
  • 最大365日
入金スピード
  • 最短25分
申込条件
  • 満20歳~70歳
  • 安定した収入がある
申込方法
  • パソコン・スマホ
  • 無人契約機
  • 電話
在籍確認
  • 原則なし
郵送物
  • あり・なし選択可
借入方法
  • 銀行振込
  • 提携ATM
  • PayPay
  • スマホATM(セブン銀行)
返済方法
  • 銀行振込
  • 口座振替
  • 提携ATM
  • ネットバンク
  • PayPay
  • スマホATM(セブン銀行)
返済方式
  • 残高スライドリボルビング方式
  • 元利定額リボルビング方式

アコム

アコム

アコムは、三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下の大手消費者金融です。ローン・クレジット事業などで長年の実績があり、安心して利用できる業者といえます。

初回契約日の翌日から30日間無利息、最短20分でスマホ完結で契約可能と、大手ならではの優良なサービス内容です。

全国に多数の店舗と無人契約機「むじんくん」があるので、ウェブでの契約がよく分からない方でも利用しやすくなっています。

返済はネットバンクやスマホATMからでも可能で、豊富な手段から選べるのも強みです。

大きな注意点は特にありませんが、返済方式が「定率リボルビング方式」というやや特殊な方式なので、返済計画を立てる際は留意しておきましょう。

【アコムの基本情報】

借入可能額
  • 最大800万円
金利(実質年率)
  • 3%~18%
無利息期間
  • 初回契約日の翌日から30日
入金スピード
  • 最短20分
申込条件
  • 20歳以上
  • 安定した収入がある
申込方法
  • パソコン・スマホ
  • 無人契約機
  • 電話
  • 郵送
在籍確認
  • 原則なし
郵送物
  • あり・なし選択可
借入方法
  • 銀行振込
  • アコム及び提携ATM
返済方法
  • 銀行振込
  • 口座振替
  • アコム及び提携ATM
  • ネットバンク
  • スマホATM(セブン銀行・ローソン銀行)
返済方式
  • 定率リボルビング方式

アイフル

アイフル

アイフルは、東証プライム上場企業の「アイフル株式会社」が運営する大手消費者金融です。

最大800万円まで融資可能、金利は最低3%、最短18分の審査スピード、そして30日の無利息期間と、大変優良なサービス内容です。

さらに、在籍確認は原則なし、郵送物もなしで利用可能と、会社や家族にバレたくない方でも利用しやすくなっています。

また、提携ATMやスマホATMが利用可能と、借入・返済方法も豊富です。

【アイフルの基本情報】

借入可能額
  • 最大800万円
金利(実質年率)
  • 3%~18%
無利息期間
  • 最大30日
入金スピード
  • 審査は最短18分
申込条件
  • 満20歳~69歳
  • 安定した収入がある
申込方法
  • パソコン・スマホ
  • 無人店舗
  • 電話
在籍確認
  • 原則なし
郵送物
  • あり・なし選択可
借入方法
  • 銀行振込
  • 提携ATM
  • スマホATM(セブン銀行・ローソン銀行)
返済方法
  • 銀行振込
  • 口座振替
  • 提携ATM
  • スマホATM(セブン銀行・ローソン銀行)
返済方式
  • 残高スライド元利定額リボルビング方式

プロミス

プロミス

プロミスは、三井住友グループが運営する大手消費者金融です。最短3分という非常に早い融資スピードや、4.5%~17.8%という良心的な金利など、大変優良なサービス内容となっています。

また、在籍確認や郵送物も原則ないので、職場や家族にバレたくない方でも安心です。

プロミスを利用すると「Vポイント」が貯まるのも大きな特徴だといえます。Vポイントが貯まる主な条件は以下のとおりです。

  • 利息を200円返済するごとに1ポイント
  • プロミスアプリにログインすると毎月10ポイント
  • アプリ内のVポイント獲得メニューの達成
  • プロミスVisaカードの利用

なお、Vポイントは借入の返済にも利用できます。

【プロミスの基本情報】

借入可能額
  • 最大500万円
金利(実質年率)
  • 4.5%~17.8%
無利息期間
  • 30日(条件あり)
入金スピード
  • 最短3分
申込条件
  • 18歳~74歳
  • 安定した収入がある
申込方法
  • パソコン・スマホ
  • 電話
  • 自動契約機
在籍確認
  • 原則なし
郵送物
  • 原則なし
借入方法
  • 銀行振込
  • プロミス及び提携ATM
  • スマホATM(セブン銀行・ローソン銀行)
  • 電話
返済方法
  • 銀行振込
  • 口座振替
  • プロミス及び提携ATM
  • スマホATM(セブン銀行・ローソン銀行)
  • Vポイント
返済方式
  • 残高スライド元利定額返済方式

中小消費者金融のおすすめカードローン

中小消費者金融は非常に数が多いため、サービス内容が良く安心して利用できる業者を選ぶことが大切です。

ここでは、多数ある中小消費者金融の中から、以下のおすすめ8社を紹介します。

  • ダイレクトワン
  • フタバ
  • フクホー
  • セントラル
  • エイワ
  • アロー
  • スカイオフィス
  • ベルーナノーティス

ダイレクトワン

ダイレクトワン

ダイレクトワンは、静岡と神奈川の地方銀行「スルガ銀行」グループが運営する消費者金融です。最大55日間という長い無利息期間が特徴となっています。

最短30分でカード発行可能、1万円から借り入れ可能と、利用しやすいサービス内容が強みです。また、中小消費者金融では利用不可のことが多い、コンビニATM等での借入・返済が可能な点も魅力となっています。

総じて優良なサービス内容ですが、在籍確認が必須でカードは自宅に郵送されるので、職場や家族にバレたくない方は注意しましょう。

【ダイレクトワンの基本情報】

借入可能額
  • 1万円~300万円
金利(実質年率)
  • 4.9%~18%
無利息期間
  • 55日(Web申込限定)
入金スピード
  • 最短当日
申込条件
  • 20歳から69歳
  • 安定した収入がある
申込方法
  • パソコン・スマホ
  • 店頭
  • 電話
在籍確認
  • 原則なし
郵送物
  • 窓口での契約は郵送物なし
  • ネット契約はカードなどが郵送される
借入方法
  • 電話
  • 店頭窓口
  • 提携ATM(プロミスATM利用可)
返済方法
  • 銀行振込
  • 店頭窓口
  • 提携ATM(プロミスATM利用可)
返済方式
  • 定額リボルビング方式

フタバ

フタバ

フタバは昭和37年創業の、老舗の中小消費者金融です。長年の実績があり安心して利用できます。

フタバのカードローンは50万円以下の少額融資で、他社の借り入れが4社以内なら申込み可能です。30日間の無利息期間もあるため、大手で数社の借入がある方にとって有力な選択肢となります。

ネット申込みで即日融資も可能で、手軽に利用できるのも魅力です。

一方、金利が最低でも約15%と高いことや、借入・返済手段が銀行振込のみなのは注意点です。また、契約書類は自宅に送付されるため、家族にバレたくない方は気をつけましょう。

【フタバの基本情報】

借入可能額
  • 1万円~50万円
金利(実質年率)
  • 14.959%~19.945%
無利息期間
  • 30日(初回利用時)
入金スピード
  • 最短即日
申込条件
  • 20歳~73歳
  • 安定した収入がある
  • 他社の借入が4社以内
申込方法
  • パソコン・スマホ
  • 電話
在籍確認
  • 行う場合あり
郵送物
  • あり
借入方法
  • 銀行振込
返済方法
  • 銀行振込
返済方式
  • 元利均等返済方式

フクホー

フクホー

フクホーは、50年以上の実績がある老舗の中小消費者金融です。

フクホーのカードローンは、返済額を自由に決められる自由返済方式が特徴となっています。元金の返済は任意でよいので、資金繰りが苦しい時は利息のみ支払い、余裕がある時に元金を支払うという返し方が可能です。

なお、通常の元利均等返済方式も選択できます。

金利は最低が7.3%で、中小消費者金融の中では良心的な部類です。また、借入可能額が最大200万(初回は50万円まで)で即日融資も可能と、全体的に利用しやすいサービス内容となっています。

申込みは原則としてWebからとなりますが、大阪周辺にお住まいの方は難波にある店舗での申込みも可能です。

【フクホーの基本情報】

借入可能額
  • 5万円~200万円
  • 初回は50万円まで
金利(実質年率)
  • 7.3%~18%
無利息期間
  • 要問合せ
入金スピード
  • 最短即日
申込条件
  • 20歳~65歳
  • 安定した収入がある
申込方法
  • パソコン・スマホ
  • 店頭
  • 電話
在籍確認
  • あり
郵送物
  • あり(Web申込の場合)
  • コンビニのマルチコピー機で受け取り可能
借入方法
  • 銀行振込
返済方法
  • 銀行振込
返済方式
  • 元金自由返済方式
  • 元利均等返済方式

セントラル

セントラル

セントラルは1973年創業の老舗の中小消費者金融です。お客様第一主義で長年実績を築いており、優良な中小消費者金融を探している方にとって有力な選択肢の一つだといえます。

セブン銀行のATMで借入・返済できるのが、セントラルの特徴の一つです。中小の消費者金融は銀行振込のみの業者が多いので、コンビニで手軽に利用できるのは強みだといえます。

また、セントラルの自動契約機も全国に15か所ほどあり、ここで申込みや借入・返済することも可能です。

即日融資可能で最大30日の無利息期間もあり、サービス内容は全体的に優良だといえます。

【セントラルの基本情報】

借入可能額
  • 1万円~300万円
金利(実質年率)
  • 4.8%~18%
無利息期間
  • 最大30日(初回利用時)
入金スピード
  • 最短当日
申込条件
  • 20歳~69歳
  • 安定した収入がある
申込方法
  • パソコン・スマホ
  • 店頭
  • 自動契約機
  • 郵送
在籍確認
  • 原則あり
郵送物
  • カードの郵送あり
借入方法
  • 銀行振込
  • セントラル及びセブン銀行ATM
返済方法
  • 銀行振込
  • セントラルの店舗
  • セントラル及びセブン銀行ATM
返済方式
  • 借入残高スライドリボルビング方式

エイワ

エイワ

キャッシングエイワは、創業64年の歴史がある中小消費者金融です。借入額は最大50万円で、少額の借り入れがしたい方に向いているカードローンだといえます。

エイワは面談が必須で、他社で落ちた方でも独自審査で通る可能性があるのも良い点です。主婦や学生に対しても、柔軟な審査を行っています。

申込みはパソコン・スマホや電話から可能ですが、実店舗も全国に25か所あるので、店舗に直接出向いて申し込むことも可能です。実店舗なら最短即日での融資も可能となっています。

実績もあり安心して利用できる業者ですが、福井・島根・鳥取・高知・沖縄の5県にお住まいの方は利用できないのが注意点です。また、金利は最低でも約18%とやや高めになっています。

【エイワの基本情報】

借入可能額
  • 1万円~50万円
金利(実質年率)
  • 貸付金額10万円未満:19.9436%
  • 10万円以上:17.9507%
無利息期間
  • 要問合せ
入金スピード
  • 最短即日
申込条件
  • 20歳~79歳
申込方法
  • パソコン・スマホ
  • 店舗
  • 電話
在籍確認
  • 要問合せ
郵送物
  • 領収書等の送付の有無を選択可能
借入方法
  • 要問合せ
返済方法
  • 銀行振込
  • 店舗
返済方式
  • 元利均等返済方式

アロー

アロー

アローは、名古屋に本社がある中小消費者金融です。Web申込みで全国どこでも利用でき、在籍確認原則なし、スマホ申込みなら郵送物もなしで利用できるのが強みとなっています。

中小消費者金融は独自審査のために面談を行うことも多いですが、アローなら面談が苦手な方でもウェブ完結で利用できます。

融資額も最大200万円まで可能で、審査も最短45分と早いので便利です。

全体的に良いサービス内容ですが、金利が最低でも15%とやや高いことと、借入・返済手段が銀行振込しかないのは注意点といえます。

【アローの基本情報】

借入可能額
  • 最大200万円
金利(実質年率)
  • 15%~19.94%
無利息期間
  • 要問合せ
入金スピード
  • 最短即日
申込条件
  • 21歳~70歳
申込方法
  • パソコン・スマホ
在籍確認
  • 原則なし
郵送物
  • アプリ申込は原則郵送なし
  • サイトからの申込は契約書を郵送
借入方法
  • 銀行振込
返済方法
  • 銀行振込
返済方式
  • 残高スライドリボルビング方式
  • 元利均等返済方式

スカイオフィス

スカイオフィス

スカイオフィスは、福岡を拠点とする中小消費者金融です。ネット申込みで全国から利用可能で、来店不要で借り入れできます。

金利は15%~20%と高めですが、金利の低い大手で断られた方には有力な選択肢です。なお、契約書の郵送が必須なので、家族などにバレたくない方は注意しましょう。

【スカイオフィスの基本情報】

借入可能額
  • 1万円~50万円
金利(実質年率)
  • 15%~20%
無利息期間
  • 要問合せ
入金スピード
  • 審査は最短30分
申込条件
  • 20歳以上
  • 安定した収入がある
申込方法
  • パソコン・スマホ
  • 電話
在籍確認
  • 本人確認電話あり
郵送物
  • あり
借入方法
  • 銀行振込
返済方法
  • 銀行振込
返済方式
  • 元利均等方式

ベルーナノーティス

ベルーナノーティス

ベルーナノーティスは、通販などで有名なベルーナグループが運営する消費者金融です。主婦・女性向けのレディースローンや、他社で断られやすい高齢者のカードローンに力を入れています。

女性が利用しやすい女性オペレーター専用ダイヤルや、ネットが苦手な高齢者のための電話サポートの充実など、女性・高齢者が利用しやすいサービス内容が強みです。

金利が最低4.5%と良心的で無利息期間もあり、大手消費者金融に引けを取らない貸付条件となっています。

【ベルーナノーティスの基本情報】

借入可能額
  • 1万円~300万円
金利(実質年率)
  • 4.5%~18.0%
無利息期間
  • 14日(初回利用時と完済後再利用時)
入金スピード
  • 24時間以内の融資も可能
申込条件
  • 20歳~80歳
  • 安定した収入がある
申込方法
  • パソコン・スマホ
  • 電話
  • 郵送
  • FAX
在籍確認
  • 原則あり
郵送物
  • カードは自宅へ送付
  • 勤務先への郵送物は原則なし
借入方法
  • 銀行振込
  • 提携ATM
返済方法
  • 銀行振込
  • 口座振替
返済方式
  • 借入残高スライドリボルビング方式

コンビニ・携帯会社等のおすすめカードローン

ここでは、コンビニや携帯会社等が提供するカードローン・スマホローンの中から、以下のおすすめ6社を紹介します。

  • ファミペイローン
  • dスマホローン
  • VIPローンカード
  • au PAY スマートローン
  • LINEポケットマネー
  • メルペイスマートマネー

ファミペイローン

ファミペイローン

ファミペイローンは、ファミリーマートの決済アプリ「ファミペイ」へのチャージで借り入れできるスマホローンです。もちろん、現金での借り入れもできます。

ファミペイアプリで申込から借入・返済まで完結するので、普段からファミペイを使っている方に特におすすめです。

初回利用で60日以内に返済すると利息分がファミマポイントで還元されるので、実質60日間無利息で利用できるのも強みとなっています。

【ファミペイローンの基本情報】

借入可能額
  • 1万円~300万円
金利(実質年率)
  • 0.8%~18%
無利息期間
  • 初回利用時最大60日実質無利息(ファミマポイントで還元)
入金スピード
  • 最短即日
申込条件
  • 満20歳~70歳
  • 安定した収入がある
申込方法
  • パソコン・スマホ
在籍確認
  • 要問合せ
郵送物
  • 原則なし
借入方法
  • 銀行振込
  • ファミペイ残高にチャージ
返済方法
  • 口座振替
  • ファミリーマート店頭
返済方式
  • 残高スライドリボルビング方式

dスマホローン

dスマホローン

dスマホローンは、ドコモが提供するスマホローンです。申込みから借入・返済までスマホで完結するのが特徴で、カードレスで手軽に利用できます。

借入は銀行振込以外にd払い残高にチャージもできるので、普段d払いを使っている方は大変便利です。

金利は原則として3.9%~17.9%ですが、ドコモユーザーは条件によって最大3%割引されます。

総じて使いやすいサービス内容ですが、ドコモの携帯に加入しているか、dアカウントを持っていないと利用できません。

【dスマホローンの基本情報】

借入可能額
  • 1万円~300万円
金利(実質年率)
  • 0.9%~17.9%
無利息期間
  • 契約日から30日(条件あり)
入金スピード
  • 最短即日
申込条件
  • 満20歳~68歳
  • 安定した収入がある
  • ドコモの携帯に加入している、またはdアカウントを持っている。
申込方法
  • パソコン・スマホ
在籍確認
  • 行う場合あり
郵送物
  • 原則なし
借入方法
  • 銀行振込
  • d払い残高にチャージ
返済方法
  • 口座振替
  • 銀行振込(追加返済のみ)
  • d払い(追加返済のみ)
返済方式
  • 残高スライド元利定額リボルビング方式

VIPローンカード

VIPローンカード

VIPローンカードは、ドコモグループが提供するカードローンです。アプリで利用するカードレス型とカード発行型があり、自身が使いやすいほうを選択できます。

金利は1.5%~17.8%で、50万円以下の少額融資は最低12%からです。融資額は最大800万円まで可能で、高額の借入がしたい方にとって有力な選択肢となります。

借入・返済はスマホATMやネット返済が可能で、多様な手段から選択可能です。

【VIPローンカードの基本情報】

借入可能額
  • 10万円~800万円
金利(実質年率)
  • 1.5%~17.8%
無利息期間
  • 要問合せ
入金スピード
  • 審査は最短60分
申込条件
  • 満20歳~69歳
  • 毎月定期収入がある
申込方法
  • パソコン・スマホ
在籍確認
  • あり
郵送物
  • カードレスの場合は原則なし
  • カード発行型はカードを郵送
借入方法
  • ネット振込
  • カード出金(カード発行型の場合のみ)
  • スマホATM(セブン銀行・ローソン銀行)
返済方法
  • 口座振替
  • 銀行振込
  • カード入金(カード発行型の場合のみ)
  • ネット返済
  • スマホATM(セブン銀行・ローソン銀行)
返済方式
  • 新残高スライドリボルビング返済
  • 元利込定額リボルビング返済

au PAY スマートローン

au PAY スマートローン

au PAY スマートローンは、KDDIグループが運営するauブランドのスマホローンです。

スマホ完結で手軽に利用でき、スマホATMやau PAY残高へのチャージで借り入れできます。また、au PAYで利用するとPontaポイントがつくのでお得です。

金利の低さや審査スピードの早さなど全体的に便利なサービス内容ですが、融資可能額が最大100万円とやや低いのと、au IDがないと利用できないのは留意点といえます。

【au PAY スマートローンの基本情報】

借入可能額
  • 最大100万円
金利(実質年率)
  • 2.9%~18%
無利息期間
  • 要問合せ
入金スピード
  • 審査は最短30分
申込条件
  • 満20歳~70歳
  • 定期収入がある
  • au IDを持っている
申込方法
  • パソコン・スマホ
在籍確認
  • 行う場合あり
郵送物
  • 原則なし
借入方法
  • 銀行振込
  • スマホATM(セブン銀行)
  • au PAY残高にチャージ
返済方法
  • 銀行振込
  • 口座振替
  • スマホATM(セブン銀行)
返済方式
  • 元利定額残高スライドリボルビング方式

LINEポケットマネー

LINEポケットマネー

LINEポケットマネーは、LINEで利用できるスマホローンです。LINEウォレットでスマホからのみ利用可能で、普段LINEをよく使っている方にとって便利なサービスだといえます。

金利は3%~18%と良心的で、最大30日の無利息期間もあります。100円から1円単位で借り入れできるのも便利な点です。

LINEポケットマネーの審査は、「LINEスコア」という独自の信用スコアを使用するのが特徴です。LINEスコアが高ければ、他社で落ちた方が審査に通ったり、より高い限度額や低金利で借り入れできる可能性もあります。

LINEスコアは、アプリから自分で確認できるのも特徴です。カードローンではほとんどの場合独自の審査基準は非公開ですが、LINEポケットマネーではスコアを確認してから申込みできます。

全体的に便利なサービス内容ですが、借入方法が銀行振込のみで、電子マネー等に直接チャージできないのは注意点です。

【LINEポケットマネーの基本情報】

借入可能額
  • 3万円~300万円
金利(実質年率)
  • 3%~18%
無利息期間
  • 初回利用時最大30日(条件あり)
入金スピード
  • 審査は最短30分~1時間程度
  • 込み入っている場合は数日程度かかることもあり
申込条件
  • 満20歳~65歳
  • 安定かつ継続した収入が見込める
申込方法
  • スマホ(LINEウォレットから申込)
在籍確認
  • 非公表
郵便物
  • なし
借入方法
  • 銀行振込
返済方法
  • 銀行振込
  • 口座振替(PayPay銀行)
返済方式
  • 残高スライド元利定額リボルビング方式

メルペイスマートマネー

メルペイスマートマネー

メルペイスマートマネーは、メルカリアプリで利用できるスマホローンです。

メルカリの販売実績に応じて金利や借入可能額が優遇されるのが特徴で、普段メルカリを利用している方にとって有力な選択肢となります。

メルペイ残高へのチャージによる借り入れ、およびメルカリの売上金やポイントでの返済ができるのも便利な点です。

借入可能額は5,000円から50万円までで、少額の借り入れに向いています。金利は3%~15%と良心的です。

【メルペイスマートマネーの基本情報】

借入可能額
  • 5,000円~50万円
金利(実質年率)
  • 3%~15%
無利息期間
  • 初回最大1ヵ月実質無利息(利息分をポイント還元)
入金スピード
  • 審査は最短3分
申込条件
  • 20歳~70歳
申込方法
  • スマホ(メルペイから申込)
在籍確認
  • なし
郵便物
  • なし
借入方法
  • 銀行振込
  • メルペイ残高へチャージ
返済方法
  • 口座振替
  • メルペイ残高・ポイント
返済方式
  • 元利均等返済

銀行のおすすめカードローン

銀行系のカードローンは総じて優良ですが、サービス内容にそれぞれ細かい違いがあるため、自分にとってより便利なローンを選ぶことが大切です。

ここでは、銀行系のカードローンの中から、以下のおすすめ8社を紹介します。

  • 三井住友銀行カードローン
  • イオン銀行カードローン
  • セブン銀行ローンサービス
  • SBI新生銀行カードローン
  • オリックス銀行カードローン
  • 楽天銀行スーパーローン
  • auじぶん銀行カードローン(じぶんローン)
  • みんなの銀行Loan

三井住友銀行カードローン

三井住友銀行カードローン

三井住友銀行カードローンは、三井住友カードで有名なSMBCグループによるカードローンです。

金利は1.5%~14.5%、借入可能額が10万円~800万円と、三井住友カードのキャッシング枠に比べて低金利で限度額も高くなっています

提携コンビニなどのATMで借入・返済が可能、銀行振込によるカードレスでの利用が可能など、利便性も大変良いのが特徴です。

総じて大変優良なサービス内容ですが、自宅と職場への在籍確認電話が銀行名で行われるのは注意点だといえます。個人名で電話する場合に比べて、家族や職場にバレやすい可能性があります。

家族や職場にバレたくない場合は、「三井住友銀行カードローンプラザ」に問い合わせて、在籍確認方法などについて相談することも可能です。

【三井住友銀行カードローンの基本情報】

借入可能額
  • 10万円~800万円
金利(実質年率)
  • 1.5%~14.5%
無利息期間
  • 要問合せ
入金スピード
  • 審査は最短即日
  • 入金は翌日以降
申込条件
  • 満20歳~69歳
  • 原則安定した収入がある(年金のみは不可)
申込方法
  • パソコン・スマホ
  • 電話
在籍確認
  • あり
郵便物
  • ローン契約機で契約の場合はなし
借入方法
  • 銀行振込
  • 三井住友銀行及び提携ATM
返済方法
  • 銀行振込
  • 口座振替
  • 三井住友銀行及び提携ATM
返済方式
  • 残高スライド型元利定額返済方式

イオン銀行カードローン

イオン銀行カードローン

イオン銀行カードローンは、イオン銀行が提供するカードローンです。

金利は最大でも13.8%で、銀行系カードローンならではの低金利が強みとなっています。イオンカードのキャッシング枠だと最大18%程度かかるので、金利の安さにこだわるならカードローンを利用したほうが得です。

即日入金はできないことと、申込可能年齢が64歳までとやや低いのが注意点ですが、無利息期間もあり総じて優良なカードローンだといえます。

【イオン銀行カードローンの基本情報】

借入可能額
  • 10万円~800万円
金利(実質年率)
  • 3.8%~13.8%
無利息期間
  • 30日(条件あり)
入金スピード
  • 審査完了の翌々日(イオン銀行の口座がある場合)
  • 審査完了後最短5日(ローンカードを発行する場合)
申込条件
  • 満20歳~64歳
  • 本人か配偶者に安定かつ継続した収入がある
申込方法
  • パソコン・スマホ
  • 店舗
在籍確認
  • 行う場合あり
郵便物
  • ローンカードの郵送あり
借入方法
  • イオン銀行及び提携ATM
  • イオン銀行ネットバンク
返済方法
  • 口座振替
  • イオン銀行及び提携ATM
返済方式
  • 残高スライド方式

セブン銀行ローンサービス

セブン銀行ローンサービス

セブン銀行ローンサービスは、コンビニATM最大手のセブン銀行によるカードローンです。

セブン銀行ATMや、セブン銀行ダイレクトバンキングで借入・返済ができます。カードを発行せずにスマホ完結で利用することも可能で、利便性は大変高いといえます。

借入可能額によって金利が下表のように固定されているのも、セブン銀行ローンサービスの特徴の一つです。金利がいくらになるかはっきりしているので、返済計画を立てやすくなります。

利用限度額 金利
10万円・30万円・50万円 15%
70万円・100万円 14%
150万円・200万円 13%
250万円・300万円 12%

全体的に良いサービス内容ですが、最低金利が12%とやや高い点や、約定返済は口座振替しか対応していないのは注意点です。ATMとダイレクトバンキングでの返済は、追加返済のみ対応となります。

また、セブン銀行の口座がないと利用できないのも留意したい点です。

【セブン銀行ローンサービスの基本情報】

借入可能額
  • 審査により決定
  • 初回は50万円まで
金利(実質年率)
  • 12%~15%
無利息期間
  • 要問合せ
入金スピード
  • 最短翌日
申込条件
  • 満20歳~69歳
  • セブン銀行の口座を持っている
申込方法
  • パソコン・スマホ
在籍確認
  • 行う場合あり
郵便物
  • カード新規作成の場合は郵送
借入方法
  • セブン銀行ATM
  • セブン銀行ダイレクトバンキング
返済方法
  • 口座振替
  • セブン銀行ATM(追加返済のみ)
  • セブン銀行ダイレクトバンキング(追加返済のみ)
返済方式
  • 残高スライド方式

SBI新生銀行カードローン

SBI新生銀行カードローン

SBI新生銀行カードローンは、SBI新生銀行が運営する銀行系のカードローンです。

金利は4.5%~14.8%で、借入可能額は1万円~500万円と、銀行系ならではの優良なサービス内容となっています。

無利息期間などが付与されるキャンペーンが充実しているのも、SBI新生銀行カードローンの特徴の一つです。

2025年6月時点では、以下のキャンペーンが実施されています。これ以降のキャンペーンについては、公式サイトなどで確認のうえ申込みしてください。

  • 初回契約で60日間無利息(条件あり)
  • 初回契約でVポイント最大2,000ポイントプレゼント(条件あり)

【SBI新生銀行カードローンの基本情報】

借入可能額
  • 1万円~500万円
金利(実質年率)
  • 4.5%~14.8%
無利息期間
  • キャンペーンで無利息期間が付与される場合あり
入金スピード
  • 最短翌日
申込条件
  • 満20歳~70歳
  • 原則安定した収入がある
申込方法
  • パソコン・スマホ
  • 電話
在籍確認
  • 行う場合あり
郵便物
  • カード新規作成の場合は郵送
借入方法
  • 銀行振込
  • 提携ATM
返済方法
  • 口座振替
  • 銀行振込
  • 提携ATM
返済方式
  • 残高スライドリボルビング方式
  • 元利定額リボルビング方式

オリックス銀行カードローン

オリックス銀行カードローン

オリックス銀行カードローンは、ガン保障特約付きプランを提供している銀行系カードローンです。

ガン保障特約付きプランで契約すると、ガンになった時に保険金相当額が借入の返済に充てられます。保険料負担や金利の上乗せもないため、ガンの心配がある方にとってはメリットの大きいプランです。

もちろん、ガン保障なしでも利用できます。

カードローンの基本的なサービス内容は、金利が1.7%~14.8%、借入可能額が最大800万円と大変優良です。初回30日の無利息期間もあるため、初めてカードローンを利用する方にもおすすめできます。

大きな注意点は特にありませんが、職場への在籍確認と自宅へのカードの郵送があるので、職場や家族にバレたくない方は留意しましょう。

【オリックス銀行カードローンの基本情報】

借入可能額
  • 最大800万円
金利(実質年率)
  • 1.7%~14.8%
無利息期間
  • 契約日翌日から30日(初回利用時)
入金スピード
  • 要問合せ
申込条件
  • 満20歳~68歳
  • 毎月安定した収入がある
申込方法
  • パソコン・スマホ
在籍確認
  • あり
郵便物
  • ローンカードを郵送
借入方法
  • 銀行振込
  • 提携ATM
返済方法
  • 口座振替
  • 銀行振込
  • 提携ATM
返済方式
  • 残高スライドリボルビング方式

楽天銀行スーパーローン

楽天銀行スーパーローン

楽天銀行スーパーローンは、ネット銀行大手の楽天銀行が運営するカードローンです。

楽天銀行スーパーローンは、楽天会員ランクに応じて審査が優遇されるのが特徴です。具体的な優遇内容は非公開ですが、ダイヤモンドやプラチナランクを持っている方は、審査に通りやすい可能性があります。

また、条件達成で楽天ポイントがもらえるキャンペーンなども積極的に実施しており、お得にカードローンを利用したい方におすすめです。

カードローンの基本内容は、金利が1.9%~14.5%、借入可能額は10万円~800万円です。初回30日の無利息期間もあり(条件あり)、利用しやすいサービス内容だといえます。

【楽天銀行スーパーローンの基本情報】

借入可能額
  • 10万円~800万円
金利(実質年率)
  • 1.9%~14.5%
無利息期間
  • 初回30日(条件あり)
入金スピード
  • 審査内容や状況による
申込条件
  • 20歳~62歳
  • 毎月安定した収入がある
申込方法
  • パソコン・スマホ
在籍確認
  • あり
郵便物
  • ローンカードなどの郵送あり
借入方法
  • 銀行振込
  • 提携ATM
返済方法
  • 口座振替
  • 提携ATM
  • ネットバンク
返済方式
  • 残高スライドリボルビング返済方式

auじぶん銀行カードローン「じぶんローン」

じぶんローン

auじぶん銀行カードローン「じぶんローン」は、ネット銀行の「auじぶん銀行」が運営するカードローンです。

じぶんローンは、au IDを持っていると金利が最大0.5%優遇されるのが特徴です。au IDを持っている方にとって、有力な選択肢だといえます。

金利は1.48%~17.5%(優遇なしの場合)、借入可能額は10万円~800万円です。最短即日での入金も可能で、全体的に利用しやすいサービス内容となっています。

【auじぶん銀行カードローン(じぶんローン)の基本情報】

借入可能額
  • 10万円~800万円
金利(実質年率)
  • 1.48%~17.5%(優遇制度あり)
無利息期間
  • 要問合せ
入金スピード
  • 最短即日
申込条件
  • 満20歳~69歳
  • 安定継続した収入がある
申込方法
  • パソコン・スマホ
在籍確認
  • あり
郵便物
  • ローンカードの郵送あり
借入方法
  • 銀行振込
  • 提携ATM
返済方法
  • 口座振替
  • 銀行振込
  • 提携ATM
返済方式
  • 残高スライド方式

みんなの銀行Loan

みんなの銀行Loan

みんなの銀行Loanは、2021年に開業した新進のネット銀行「みんなの銀行」が提供するスマホローンです。みんなの銀行はふくおかフィナンシャルグループの傘下企業で、信頼できる経営母体だといえます。

申込みから借入・返済までスマホで完結し、カードレスで手軽に利用できるのが特徴です。金利は1.5%~14.5%と低く、借入可能額は最大1,000万円と優良なサービス内容となっています。

また、在籍確認電話や契約書等の送付がないので、家族や職場にバレたくない方でも安心です。

みんなの銀行口座を開設する必要がある点や、即日融資は対応していないなど細かい注意点はありますが、全体的に大変利用しやすいスマホローンだといえます。

【みんなの銀行Loanの基本情報】

借入可能額
  • 10万円~1,000万円
金利(実質年率)
  • 1.5%~14.5%
無利息期間
  • 要問合せ
入金スピード
  • 数日程度
申込条件
  • 満20歳~69歳
  • 安定継続した収入がある
  • みんなの銀行の口座を持っている
申込方法
  • スマホアプリから
在籍確認
  • なし
郵便物
  • なし
借入方法
  • アプリ
返済方法
  • 口座振替
  • アプリ(追加返済のみ)
返済方式
  • 残高スライド方式

クレジット・信販会社のおすすめカードローン

ここでは、クレジット・信販会社のおすすめカードローンとして、以下の4社を紹介します。

  • 三井住友カード「SMBCモビット」
  • JCBカードローン「FAITH」
  • オリコ「CREST」
  • クレディセゾン「MONEY CARD」

三井住友カード「SMBCモビット」

SMBCモビット

SMBCモビットは、三井住友カードが提供しているカードローンです。三井住友カードに付帯しているキャッシング枠とは別のサービスとなります。

借入可能額が最大800万円まであるため、三井住友カードのキャッシング枠より高額の借入ができる可能性があります。また、SMBCモビットは最低金利が大変低いため、三井住友カードのキャッシング枠より低金利で借りられる可能性があります。

最短即日融資可能で、三井住友銀行内のローン契約機で契約すれば、その場でモビットカードを発行できます。ウェブ契約の場合は、銀行振込やスマホATMなどを使ってカードなしで利用可能です。

PayPayでの借り入れやVポイントでの返済も可能で、借入・返済手段の多様さも強みとなっています。

【SMBCモビットの基本情報】

借入可能額
  • 最大800万円
金利(実質年率)
  • 3%~18%
無利息期間
  • 要問合せ
入金スピード
  • 最短即日
申込条件
  • 満20歳~74歳
  • 安定した収入がある
申込方法
  • パソコン・スマホ
  • 三井住友銀行ローン契約機
  • 電話
在籍確認
  • 原則なし
郵便物
  • 原則として契約書やカードなどが郵送される
  • オンライン本人確認などの条件を満たせば郵便物なしで契約可能
借入方法
  • 銀行振込
  • 三井住友銀行及び提携ATM
  • スマホATM(セブン銀行・ローソン銀行)
  • PayPay
返済方法
  • 口座振替
  • 銀行振込
  • 三井住友銀行及び提携ATM
  • スマホATM(セブン銀行・ローソン銀行)
  • ネットバンク
  • Vポイント
返済方式
  • 借入後残高スライド元利定額返済方式

JCBカードローン「FAITH」

FAITH

JCBカードローン「FAITH」は、クレジットカードの国際ブランドの一つであるJCBが提供するカードローンです。

FAITHの金利は1.3%~12.5%で、JCBカードのキャッシング枠の標準的な金利である15%~18%より低くなっています。借入限度額も最大900万円あり、高額の借り入れも可能です。

カードが自宅に郵送されますが、在籍確認は原則なしのため、職場にバレたくない方は安心して利用できます。

返済方法が口座振替のみで、学生・パート・アルバイトは利用不可なのは注意点です。

【FAITHの基本情報】

借入可能額
  • 最大900万円
金利(実質年率)
  • 1.3%~12.5%
無利息期間
  • 要問合せ
入金スピード
  • 最短即日
申込条件
  • 20歳~69歳
  • 毎月安定した収入がある
  • 学生・パート・アルバイト不可
申込方法
  • パソコン・スマホ
在籍確認
  • 原則なし
郵便物
  • カードの郵送あり
借入方法
  • 銀行振込
  • ATM
返済方法
  • 口座振替
返済方式
  • 残高スライド元金定額払い

オリコ「CREST」

CREST

CRESTは、大手信販会社のオリコが提供するカードローンです。

CRESTの金利は4.5%~18%で、オリコカードのキャッシング枠の標準的な金利である、15%~18%程度に比べて低めに設定されています。

初回利用時はキャッシュバックで実質2ヵ月無利息になるのも魅力です。

個人事業主の方は、個人事業主向けの「CREST for Biz」を利用するのもおすすめです。事業者向けなら総量規制の対象外となり、年収の3分の1以上の借り入れも可能になります。

【CRESTの基本情報】

借入可能額
  • 10万円~500万円
金利(実質年率)
  • 4.5%~18%
無利息期間
  • 初回2ヵ月実質無利息(キャッシュバック)
入金スピード
  • 最短翌営業日
申込条件
  • 満20歳以上
  • 安定した収入がある
申込方法
  • パソコン・スマホ
在籍確認
  • 行う場合あり
郵便物
  • カード発送あり
借入方法
  • 銀行振込
  • 提携ATM
返済方法
  • 口座振替
  • 提携ATM(追加返済)
返済方式
  • 残高スライド元利定額リボルビング方式
  • 定額返済方式

クレディセゾン「MONEY CARD」

MONEY CARD

MONEY CARDは、セゾンカードで知られるクレディセゾンが提供するカードローンです。

MONEY CARDの金利は6.62%~15%で、セゾンカードのキャッシング枠の標準的な金利である、12%~18%程度より低くなっています。初回利用時はキャッシュバックで最大2ヵ月実質無利息になるのも魅力です。

個人事業主向けの「MONEY CARD EX」や、配偶者用のパートナーカードもあり、選択肢が多いのも便利な点だといえます。

【MONEY CARDの基本情報】

借入可能額
  • 最大300万円
金利(実質年率)
  • 6.62%~15%
無利息期間
  • 初回最大2ヵ月実質無利息(キャッシュバック)
入金スピード
  • 審査は最短即日
申込条件
  • 満20歳~75歳
  • 毎月安定した収入がある
申込方法
  • パソコン・スマホ
  • 電話
在籍確認
  • あり
郵便物
  • カード・利用明細の郵送あり
借入方法
  • 銀行振込
  • 提携ATM
返済方法
  • 口座振替
  • 提携ATM
返済方式
  • 定額リボルビング方式

まとめ

カードローンの審査では、返済能力の調査義務や総量規制といった規定があるため、誰でも借り入れできるカードローンはありません。誰でも借り入れできると宣伝しているローンは、ヤミ金融のため絶対に利用しないようにしましょう。

誰でも借り入れできるカードローンがなくても、ブラックでも借り入れできる他の手段を利用するなど、対処方法はあります。

そして、カードローンの種類ごとの特徴や、サービス内容の比較ポイントなどを理解することで、借り入れできるカードローンを見つけやすくなります。

誰でも借り入れできるカードローンはありませんが、適切な手段を活用して資金繰りを改善しましょう。

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