カテゴリの記事一覧

カテゴリ名

支払いドットコムの特徴は?類似のおすすめサービス9社を徹底解説

注文書・発注書のスピード買取・資金調達なら

この記事は約15分で読めます。

請求書をクレジットカードで支払うことができるサービスの請求書カード払いサービスは、手元にお金がないときでも取引先への支払いができ、最長60日間、資金の流出を先延ばしにできる新たな支払い方法として注目されています。

その中でも、最も有名なサービスは支払いドットコムです。

支払いドットコムは運営業者のクレディセゾンという安心感や、支払いスピードの速さなどから、多くの人に利用されています。

しかし支払いドットコムは手数料が高いことから「類似した他のサービスはないの?」と考えている人も多いのではないでしょうか?

請求書カード払いサービスは多くの企業が提供しているので、中には支払いドットコムよりもコストが低く利便性が高いサービスも存在します。

このき記事では支払いドットコムと類似している複数のサービスをご紹介していきます。

支払いドットコムとは?利用の流れを解説

支払い.com

運営会社 株式会社クレディセゾン
株式会社UPSIDER
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド VISA、Mastercard、セゾンカード
請求書の支払いスピード 最短1営業日
利用者 法人、個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 不要
手数料 4%

支払いドットコムとは、大手の信販会社のクレディセゾンと、大手法人向けカード会社のUPSIDERが共同で運営する請求書カード払いサービスです。

支払いドットコムの仕組みを理解するには、支払いドットコムの利用の流れを理解することが最も簡単です。

支払いドットコムの申込から支払いまでの流れは以下のとおりです。

  1. 請求書とクレジットカードを用意する
  2. アカウントを作成する
  3. 請求書の情報を入力する
  4. クレジットカードで代金+手数料を決済する
  5. 支払いドットコムが利用者名義で支払い
  6. クレジットカードの支払日に他のカード利用代金とともに引き落とし

基本的には請求書の代金を支払いドットコムへクレジットカードで支払うことで、支払いドットコムが取引先へ支払いをおこなってくれるというものです。

支払いドットコムの利用の流れについて詳しく解説していきます。

①請求書とクレジットカードを用意する

まずは支払いドットコムで支払いたい請求書と、請求書の金額を超える限度額が残っているクレジットカードを用意しましょう。

支払いドットコムではVISA、MasterCard、セゾンカードが利用できるので、これら3つのいずれかのクレジットカードを用意します。

②アカウントを作成する

次に支払いドットコムにアカウントを作成します。

支払いドットコムのアカウント作成に必要な情報は次のとおりです。

  • 会社名
  • 代表者名
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • パスワード

必要な情報はたったこれだけです。

アカウント作成は1分程度で完了します。

③請求書の情報を入力する

次に請求書に記載された情報を入力します。

請求書に記載されている情報で、入力が必要なものは次のとおりです。

  • 請求額
  • 支払先企業名
  • 支払先金融機関情報
  • 支払日

支払いドットコムでは、基本的に請求書のアップロードすら必要ありません。

簡単な請求書の情報を入力するだけで、申し込みの手続きは完了です。

④クレジットカードで代金+手数料を決済する

請求書の情報を入力したら、クレジットカードで請求書の代金+手数料を決済します。

支払いドットコムの手数料は4%(税抜)です。

そのため、例えば、請求書の金額が50万円の場合、50万円+手数料2万円+消費税2,000円=52万2,000円がクレジットカードで決済されます。

クレジットカードでの決済が完了すれば、支払いドットコムはほぼ確実に代金を受け取れるので、これで申込手続はは完了です。

⑤支払いドットコムが利用者名義で支払い

クレジットカードで決済すると、申込日に指定した期日に支払いドットコムが利用者名義で取引先企業へ支払いをおこないます。

支払いドットコムでは申込完了から最短翌営業日に取引先に対して支払いをおこなうので、急いで支払いが必要な時にも活用できます。

また、支払いの際の振込人名義を自由に設定できます。会社や屋号名を振込人名義と設定することによって取引先企業からは請求書カード払いを利用したことは知られません。

⑥クレジットカードの支払日に他のカード利用代金とともに引き落とし

支払いドットコムで利用した代金は他のカード利用代金とともにクレジットカードの支払日に支払口座として設定した銀行口座から引き落されます。

請求書カード払いサービスは、取引先への支払いをクレジットカードで支払っているだけなので、クレジットカードで買い物や食事をしたときと同じように、支払日に引落口座から引き落とされます。

例えば、月末締め翌月末払いのクレジットカードを使用して、5月1日に支払いドットコムで取引先へ支払いをした場合、締め日は5月31日、支払日は6月30日です。

取引先への支払いに使用した現金の支払いを最大60日先にできるのが、支払いドットコムなど請求書カード払いサービスの特徴です。

支払いドットコムのメリット

支払いドットコムは他の請求書カード払いサービスや他の支払い方法と比較して次のようなメリットがあります。

  • 運営業者の安全性が高い
  • 社会保険料の支払いができる
  • 個人事業主へ支払える
  • 最短1営業日支払い
  • セゾンカード対応
  • 審査なしで簡単に利用できる
  • 複数のクレジットカードが利用できる

支払いドットコムは運営業者の安全性が高いだけでなく、他社のサービスよりも支払える請求書の種類が多いなど、さまざまなメリットがあります。

支払いドットコムのメリットについて詳しく解説していきます。

運営業者の安全性が高い

支払いドットコムは運営業者の安全性がとても高い点がメリットです。

運営業者はクレディセゾンUPSIDERです。

クレディセゾンは国内最大規模の信販会社で、資本金750億円を超えており、セゾンカードやローンなど、さまざまな金融サービスを提供しています。

また、UPSIDERは法人向けのカード会社として有名で、数多くのベンチャーキャピタルから出資を受け、資本金140億円超の企業です。

UPSIDERが発行する法人カードのUPSIDERカードは、上場企業のうちの実に20%もの企業が保有しており、限度額10億円のカードを作れることで有名です。

これらの大手企業2社が共同で運営するサービスなので、支払いドットコムは業者の安全性がかなり高いサービスだといえます。

請求書カード払いサービスは、請求書の内容をインターネット上に登録するサービスなので、セキュリティを重視する方も多いですが、支払いドットコムであればセキュリティを重視する方も安心して利用できるでしょう。

社会保険料の支払いができる

支払いドットコムは社会保険料の支払いができることでも知られているサービスです。

社会保険料の支払いができる請求書カード払いはほとんどありませんが、支払いドットコムとINVOYカード払いだけが2025年5月現在で対応しています。

社会保険料は支払いに遅れると遅延損害金が課されますし、従業員を多く抱える企業ほど負担が大きくなります。

資金繰りが厳しく社会保険料の支払いが難しいという企業でも、支払いドットコムであればクレジットカードで社会保険料の支払いができるので、遅延損害金を課されることなく、社会保険料の支払いが可能です。

個人事業主へ支払える

支払いドットコムは個人事業主への支払いができる数少ないサービスです。

一般的に請求書カード払いサービスは法人からの請求書のみを支払えるサービスで、個人事業主への支払いには対応していません。

しかし支払いドットコムであれば個人事業主への支払いができるので、個人事業主やフリーランスへ外注費を支払いたいという場面でも活用できるでしょう。

個人事業主やフリーランスとの取引が多い事業者の方は、支払いドットコムへの支払いがおすすめです。

最短1営業日支払い

支払いドットコムは最短1営業日支払いです。

申込日の翌日には取引先へ着金するので、急いで支払いをしたい方に向いています。

最短1営業日とは、多くの請求書カード払いサービスの中でも速い部類です。

請求書カード払いサービス 最短支払日
INVOYカード払い 最短即日
請求書カード払い JCB×Digital Garage 最短3営業日
NP掛け払い 請求書カード払い 最短3営業日
請求書カード払い「OBS」 最短5営業日
請求書支払い代行サービス 最短5営業日
DGFT請求書カード払い 最短3営業日
請求書カード払い by GMO 最短即日
ラボルカード払い 最短即日
Fintoカード後払い 最短3営業日
1click後払い 最短3営業日

支払いドットコムは最短1営業日支払いとなっており、これは同じように運営業者が安定している支払いドットコムと類似したサービスと比較しても速くなっています。

最短即日支払いに対応しているのは、2社程度で、そのほかは最短2〜3または5営業日支払いとなっているので、支払いドットコムは他の請求書カード払いサービスと比較しても支払いスピードが速いと言えるでしょう。

急いで取引先へ支払いをしなければならない場面で、支払いドットコムは活用できます。

セゾンカード対応

支払いドットコムはクレディセゾン運営なのでセゾンカードが使用できます。

セゾンカードはVISAやMasterCardやJCBだけでなく、アメックスとも提携しているので、支払いドットコムはセゾン発行のアメックスカードの利用ができる数少ない請求書カード払いサービスです。

アメックスビジネスカードは、アメックスのオリジナルカードよりも低い年会費で、アメックスの充実した付帯サービスの利用ができることで知られています。

そもそもアメックスブランドが利用できる請求書カード払いサービスは少ないですが、支払いドットコムであれば、アメックスカードが利用できる点で、他社よりも優れていると言えるでしょう。

審査なしで簡単に利用できる

支払いドットコムはアカウント作成に1分程度で、申し込み完了までに数分程度と、申込手続きには全く時間がかかりません。

また、原則として必要書類がないので、融資やファクタリングのように、多くの書類を用意し、その書類をPDF化してアップロードする手間などは皆無です。

また、クレジットカードの限度額が請求書の金額を上回っていればほぼ確実に利用できるので、審査なしで利用が可能です。

簡単に申し込めるので、急いで支払いが必要なタイミングで活用できますし、審査なしなので融資やファクタリング審査に通過できない場面でも活用できます。

複数のクレジットカードが利用できる

支払いドットコムでは1つの請求書の支払いに複数のクレジットカードの利用ができます。

1つの請求書の金額が大きく、1枚のクレジットカードで支払いができない場合、支払いドットコムでは5枚までクレジットカードを併用することが可能です。

クレジット1枚の限度額では支払うことができないような高額な請求書でも、支払いドットコムでは複数のクレジットカードを併用することで支払いできます。

他社のサービスでは1枚のクレジットカードのみしか利用できないケースが多いので、支払いドットコムは1つの請求書に対して利用できるクレジットカードの種類が多いという点はメリットです。

支払いドットコムのデメリット

支払いドットコムは支払える請求書の種類が多いなど、他社にはないメリットがありますが、手数料が高いなどの次のような点はデメリットです。

  • 手数料が業界最高水準
  • セゾン会員でないと使えるカードが少ない
  • 1万円未満の支払いは不可
  • 海外送金はできない

支払いドットコムは手数料が高い点がなんといっても最大のデメリットですし、その他にも注意しなければならない点は多数あります。

支払いドットコムのデメリットを詳しく理解しておきましょう。

手数料が業界最高水準

支払いドットコムの手数料は請求書カード払いサービスの中でも最も高い設定となっています。

支払いドットコムの手数料は4%(税込4.4%)ですが、請求書カード払いサービスの平均的な手数料は3%前後です。

以下は主要サービスの手数料の一覧です。

請求書カード払いサービス 最短支払日
INVOYカード払い 3.0%
請求書カード払い JCB×Digital Garage 2.98%
NP掛け払い 請求書カード払い 3.0%
請求書カード払い「OBS」 3.0%
請求書支払い代行サービス 3.0%
DGFT請求書カード払い 3.0%
請求書カード払い by GMO 3.0%
ラボルカード払い 3.0〜3.5%
Fintoカード後払い 2.55%
1click後払い 3.8%

このように、さまざまな請求書カード払いサービスの中でも手数料が4%台に設定されているのは支払いドットコムだけです。

支払える請求書の種類が多いなど、支払いドットコムにはさまざまなメリットがありますが、高額な手数料を負担しなければならない点は支払いドットコムを利用する際の、最も大きな注意点だと言えるでしょう。

継続的に利用するのではなく、本当に資金に困った時のみ、スポットで利用するようにしてください。

セゾン会員でないと使えるカードが少ない

支払いドットコムはセゾンカード会員でなければ利用できるクレジットカードが少ない点に注意が必要です。

支払いドットコムで利用できるのはVISA、MasterCardとセゾンカードですので、セゾンカード会員以外の方は、VISAとMasterCardのみしか利用できません

アメックスはおろか、JCBカードすらセゾン会員以外は利用できないので、他社と比較しても利用できるカードが非常に少ないと言えます。

支払いドットコムはセゾンカード会員向けの請求書カード払いサービスです。

1万円未満の支払いは不可

支払いドットコムでは1万円未満の支払いは不可能です。

支払いドットコムで支払うことができるのは、1万円以上の請求書に限られているためです。

個人事業主やフリーランスなどの売上規模の小さな事業者が数千円単位の請求書の支払いを希望する場合、支払いドットコムでは利用できません。

他社のサービスでは1万円未満の請求書も支払えるケースが多いですが、支払いドットコムでは1万円未満の支払いができない点はデメリットです。

海外送金はできない

支払いドットコムでは海外送金はできません。

支払先の口座として指定できるのは国内の金融機関のみです。

これは、支払いドットコムに限った話ではなく、すべての請求書カード払いサービスに共通した注意点です。

海外企業から仕入れを行っている事業者の方は、海外企業が指定する海外金融機関の口座へ振り込むことはできないので注意してください。

支払いドットコムと類似!上場企業運営の請求書カード払いサービス

支払いドットコムと業者安全性や利用者からの評価など、安全性の観点から類似点の多い人気の請求書カード払いサービスには次のようなものがあります。

  • 請求書カード払い JCB×Digital Garage
  • NP掛け払い 請求書カード払い
  • 請求書カード払い「OBS」
  • 請求書支払い代行サービス
  • DGFT請求書カード払い
  • 請求書カード払い by GMO
  • ラボルカード払い
  • Fintoカード後払い
  • 1click後払い

これらのサービスを運営しているのはすべて上場企業です。

そのため、支払いドットコムと同じように、安心して利用できます。

支払いドットコムと運営業者が類似している9つのサービスを詳しく解説していきます。

請求書カード払い JCB×Digital Garage

JCB請求書カード払い

運営会社 株式会社ジェーシービー
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 40日
対応国際ブランド JCB
請求書の支払いスピード 最短3営業日
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 2.98%

請求書カード払い JCB×Digital Garageは国内唯一の国際ブランドの大手カード会社のJCBが運営する請求書カード払いサービスです。

JCBが運営しているので、もしもの場合はJCB本体の信用に関わります。

そのため請求書カード払い JCB×Digital Garageは安全性が非常に高いサービスです。

請求書カード払い JCB×Digital Garageの手数料は2.98%と相場よりもやや低くなっています。

大手カード会社のサービスは相場よりも高いことも多いので、請求書カード払い JCB×Digital Garageは低い手数料で請求書カード払いサービスを利用したい方におすすめです。

ただし、利用できるクレジットカードがJCBのオリジナルカードとJCBのパートナー企業が発行したクレジットカードに限られる点に注意が必要です。

JCBの会員向けのサービスなので、他の国際ブランドやJCBカードであっても提携カードは利用できない点に注意してください。

また、先延ばしできる日数は最短40日と短いので資金繰り改善効果は他のサービスと比較して限定的です。

申込から入金までには最短3営業日とやや時間がかかるので、急いで支払いが必要な方は計画的に利用するようにしてください。

NP掛け払い 請求書カード払い

NP掛け払い 請求書カード払い

運営会社 株式会社ネットプロテクションズ
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド VISA、MasterCard、JCB
請求書の支払いスピード 最短3営業日後
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 3%

NP掛け払い 請求書カード払いはネットショッピングなどの後払い決済大手の株式会社ネットプロテクションズが運営する請求書カード払いサービスです。

株式会社デジタルガレージを共同で運営しています。

株式会社デジタルガレージは、法人向けの決済サービスの開発や管理をおこなっている東証プライム上場企業で、自社でも請求書カード払いサービスの運営をおこなっています。

そのデジタルガレージと共同で運営しているサービスなので、NP掛け払い 請求書カード払いは安心して利用できるサービスであることは間違いありません。

NP掛け払い 請求書カード払いは利用者が使いやすく設計されており、申込からクレジットカード決済まで最短5分程度で完了します。

また、VISA、MasterCard、JCBの3つのクレジットカードが利用できます。この3つの国際ブランドで国内発行のクレジットカードのシェアの97%をカバーしています。

国内発行クレジットカードのほとんどが利用できる点がメリットです。

手数料は3%と平均的ですが、申込から入金までには最短3営業日と、やや時間がかかるので早めに申し込みましょう。

請求書カード払い「OBS」

請求書カード払い「OBS」

運営会社 株式会社オリエントコーポレーション
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド VISA、MasterCard、JCB
請求書の支払いスピード 最短5営業日後
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 3%

請求書カード払い「OBS」は大手信販会社のオリエンタルコーポレーションが運営する請求書カード払いサービスです。

オリコは資本金1,300億円を超える超大手企業で、オリコカードや各種ローンなどで知られています。

また、親会社はみずほ銀行なので、運営会社の信頼度は抜群だといえるでしょう。

本サービスはVISA、MasterCard、JCBの3つの国際ブランドを利用でき、オリコカード以外のクレジットカードも利用可能です。

利用できるクレジットカードの種類が多いので、国内発行のクレジットカードであれば大抵のカードの利用できます。

また、請求書カード払い「OBS」でオリコカードを利用すると手数料が無料になるキャンペーンを実施していることがあります。

本キャンペーンを利用すればコスト無料で請求書のクレジットカード払いができるので定期てきにホームページを覗いてみましょう。

運営業者の安全性や、利用できるクレジットカードの種類などでは優れていますが、請求書カード払い「OBS」は申込完了から着金までに最短5営業日もかかります。

取引先口座へ支払われるまでにはかなり時間がかかるサービスなので、時間い余裕を持申し込むようにしてください。

請求書支払い代行サービス

請求書支払い代行サービス

運営会社 三井住友カード株式会社
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 40日
対応国際ブランド VISA、MasterCard
請求書の支払いスピード 最短5営業日後
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 3%

請求書支払い代行サービスは、三井住友カードが運営する請求書カード払いサービスです。

三井住友カードは三井住友銀行やSMBC日興証券など、国内の錚々たる金融企業を傘下にしているSMBCフィナンシャルグループの企業です。

運営会社の安全性は抜群のサービスだといえるでしょう。

また、本サービスは、三井住友カード以外のクレジットカードもVISAかMasterCardであれば利用できます。

ただし、三井住友カード会員は即日申し込みができますが、非会員の方は申し込み開始までに2営業日必要になるので、やはり会員向けのサービスだといえるでしょう。

手数料は3%と平均的でコストが高くなるようなことはありません。

ない、請求書支払い代行サービスも申込完了から取引先口座への着金までに最短5営業日かかります。

非会員の方はさらに申し込みに2営業日かかるので、合計で最短7営業日必要です。

取引先口座への着金まで最も時間がかかるサービスの1つと言っても過言ではないので、利用は計画的におこなってください。

DGFT請求書カード払い

DGFT請求書カード払い

運営会社 株式会社デジタルガレージ
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド VISA、Mastercard、JCB、セゾンカード、ダイナース
請求書の支払いスピード 最短3営業日
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 3%

DGFT請求書カード払いは、法人向け決済サービス大手の東証プライム上場企業、株式会社デジタルガレージが運営するサービスです。

デジタルガレージは法人決済システムの構築や管理に非常に高いノウハウを持っており、他の大手企業とも請求書カード払いサービスを共同で運営しています。

そのため、DGFT請求書カード払いは安全かつ利用しやすく設計されています。

DGFT請求書カード払いの最大の特徴は、利用できるクレジットカードの種類の多さです。

VISA、Mastercard、JCB、セゾンカード、ダイナースカードが利用できます。

セゾンカードではアメックスカードが利用できるので、主要な国際ブランドのほぼ全てをDGFT請求書カード払いで利用できます。

特にダイナースカードの利用ができるのはDGFT請求書カード払いだけです。

ハイステータスカードとして経営者に愛用されているダイナースカードを利用したいと考える方は、DGFT請求書カード払いを利用するとよいでしょう。

手数料も3%と平均的で、支払いドットコムよりも安くなっています。

ただし、入金までには3営業日必要になるので、時間に余裕を持って申し込むようにしてください。

請求書カード払い by GMO

請求書カード払い by GMO

運営会社 GMOペイメントゲートウェイ株式会社
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド Visa、MasterCard、アメックスのビジネス・カード
請求書の支払いスピード 最短即日
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 3.0%
最低手数料として1,500円

請求書カード払い by GMOは、東証プライム上場企業で大手決済代行会社の、GMOペイメントゲートウェイが運営する請求書カード払いサービスです。

GMOペイメントゲートウェイは大手インターネットグループのGMOグループの中核企業でもあるので、運営会社の信頼度は非常に高いサービスになります。

最大の特徴はアメックスビジネスカードが利用できる点です。

経営や出張や接待に活用できる非常に充実した付帯サービスがついていることで人気のハイステータスカードのアメックスビジネスカードが利用できるのは、請求書カード払い by GMOだけです。

普段使いのアメックスビジネスを請求書カード払いでも利用したいと考える方は、請求書カード払い by GMOを利用するとよいでしょう。

また、請求書カード払い by GMOは最短即日支払いなので、申込日当日に取引先企業の口座へ着金します。急いでいる際にも活用できますし、手数料も3%と平均的なので、コストを抑えてスピーディーな支払いが可能な優良サービスです。

ラボルカード払い

ラボルカード払い

運営会社 株式会社ラボル
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド VISA、Mastercard、JCB
請求書の支払いスピード 最短60分
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 3.0%〜3.5%

ラボルカード払いは最短60分支払いという圧倒的な支払いスピードの速さに定評がある請求書カード払いサービスです。

最短60分と支払い時間まで明記されているサービスはラボルカード払いだけです。

そのため、他のどの請求書カード払いサービスよりもラボルカード払いはスピーディーな支払いが期待できるでしょう。

とにかく急いで支払いたい方には、ラボルカード払いはおすすめです。

また、運営業者の株式会社ラボルはファクタリングで有名な会社で、東証プライム上場の株式会社セレスの100%子会社です。

運営業者の安全性という点でも全く問題ないサービスなので安心して利用できるでしょう。

手数料が3.0%〜3.5%と支払いドットコムほどではないもののやや高いので、継続的に利用するのではなく資金繰りに困った際にスポットで利用するようにしてください。

Fintoカード後払い

Fintoカード後払い

運営会社 トラボックス株式会社
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド VISA、Mastercard、セゾンカード
請求書の支払いスピード 最短1営業日
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 2.55%
※5万円未満の決済は、一律1400円

Fintoカード後払いは、手数料が2.55%と業界最低水準の請求書カード払いサービスです。

支払いドットコムよりも1.5ポイントも低いのでコストを抑えて請求書カード払いサービスを利用したい方におすすめです。

また、申込完了から取引先企業の口座へ着金するまでの時間は最短1営業日です。

入金スピードは支払いドットコムと同じなので、急いで支払いをしたい方にも向いています。

さらに支払いドットコムと同じく、セゾンカードにも対応しているので、セゾンアメックスカードの利用ができる点も他社と比較した場合の特徴です。

運営業者のトラボックス株式会社は、運送業者と荷物を運んで欲しい業者をマッチングさせるサービスを提供している会社です。

東証プライム上場のビジョナルのグループ企業なので、運営業者の安全性という点でも問題のないサービスです。

1click後払い

1click後払い

運営会社 株式会社ROBOT PAYMENT
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド VISA、Mastercard、JCB
請求書の支払いスピード 最短3営業日
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 3.8%
※最低手数料5000円

1click後払いは東証グロース上場の株式会社ROBOT PAYMENTが運営する請求書カード払いサービスです。

株式会社ROBOT PAYMENTは決済代行会社として長い業歴がある上場企業なので、安心して利用できますし、使いやすいUIとなっています。

申込手続きは5分程度で完了しますし、必要書類もないので、非常にスムーズに利用することが可能です。

VISA、Mastercard、JCBの3つの国際ブランドに対応しているので国内発行の多くのクレジットカードが利用できます。

ただし、手数料が3.8%と、支払いドットコムに次いで高い水準となっています。

最低手数料は5,000円なので、支払い金額が13万円以下の場合はさらに手数料負担が高額になります。

ある程度まとまった金額の支払いをしたい時に活用するとよいでしょう。

ファクタリングと支払いドットコムの違い

請求書カード払いと類似したサービスとして挙げられるのがファクタリングです。

ファクタリングは請求書を活用した資金調達方法ですが、支払いドットコムなどの請求書カード払いとは次のような違いがあります。

  • 資金調達か支払いの代行か
  • 資金繰りできる日数
  • 審査の有無
  • 調達可能額
  • 資金繰りにかかるコスト
  • 運営業者の安全性

ファクタリングと支払いドットコムなどの請求書カード払いサービスは、同じ業者が運営していることも多いですが、違いが大きいので、相違点をしっかりと理解しておきましょう。

資金調達か支払いの代行か

ファクタリングは資金調達手段です。

入金期日が到来する前の売掛債権をファクタリング会社へ売却し、売掛債権の金額から手数料を控除した金額を調達できます

そして、調達したお金は自由に使うことができます。

一方、請求書カード払いサービスは支払い手段です。

請求書カード払いサービスへ請求書の代金をクレジットで支払うと、請求書カード払い業者が請求書の代金を取引先企業へ支払ってくれます。

そのため、請求書カード払いサービスでは資金調達はできません。

同じく請求書を活用した資金繰り手段ですが、資金調達手段か支払手段かという大きな違いがあります。

資金繰りできる日数

ファクタリングと請求書カード払いサービスでは資金繰りができる日数も異なります。

ファクタリングでは、最長90日先が入金期日の売掛債権を早期資金化できます。

そのため、最長で90日分の資金繰り改善が可能です。

一方、請求書カード払いサービスでは、最長60日先まで支払いの先延ばしができるので、資金繰り改善できる日数は最長60日です。

ファクタリングの方が、他のサービスよりも30日分長く資金繰り改善ができ、請求書カード払いよりも資金繰り改善効果が大きいと言えるでしょう。

審査の有無

ファクタリングでは主に売掛先企業が期日通りに支払ができるかどうかについて審査が行われます。

売掛先企業が赤字や債務超過の場合には審査に通過できない可能性があります。

一方、請求書カード払いでは基本的に審査がありません

支払いに問題のない請求書で、請求書の金額をクレジットカードの限度額が上回っていれば審査なしで利用できます。

また、支払いドットコムは1つの請求書に対して5枚までクレジットカードを併用できるので、他社よりも限度額に余裕をもった支払いが可能です。

融資やファクタリングの審査に通過できない場合に、支払いドットコムなどの請求書カード払いサービスの利用を検討しましょう。

調達可能額

ファクタリングの調達可能額は「取引先へ発行した請求書の金額」が上限です。

一方、請求書カード払いの支払可能額は「取引先から発行された請求書の金額」が上限となっています。

取引先から発行された請求書が複数ある場合、ファクタリングであれば、請求書の金額の範囲内で必要な金額を調達できます。

請求書カード払いの方が資金繰りできる金額の幅が狭い点に注意しましょう。

資金繰りにかかるコスト

ファクタリングの手数料は2社間ファクタリングで5%〜20%程度で、オンライン完結型では10%前後です。

一方、請求書カード払いの場合は3%程度となっています。

50万円の資金繰りを行う場合、ファクタリングで10%の手数料が適用された場合の手数料は5万円ですが、請求書カード払いで3%の手数料が適用された場合は1万5,000円と、ファクタリングの方がかなり高くなります。

高額な手数料は収支も資金繰りも圧迫するため、コストを抑えて資金繰りしたい方は請求書カード払いを利用しましょう。

運営業者の安全性

運営業者の安全性は請求書カード払いサービスの方が全体的に高くなっています。

請求書カード払いサービスを運営している業者の多くが、上場企業、大手カード会社、大手決済代行サービスなどなので、ほとんどの請求書カード払いサービスで業者の安全性に問題ありません。

一方、ファクタリングは高額な手数料を設定する悪徳業者や実質的な貸付を行う違法業者が混在しており、金融庁もファクタリング業者選びには注意喚起を行っています

ファクタリングも安全な業者を選べば問題なく利用できますが、より安全にファクタリングを利用したいのであれば、請求書カード払いサービスの方がよいでしょう。

ファクタリングと支払いドットコムの類似点

ファクタリングと支払いドットコムは資金調達方法と支払いの先延ばしという大きな違いがありますが、いくつか類似点があるのも事実です。

具体的に、ファクタリングと支払いドットコムなどの請求書カード払いでは次のような点が共通して一ます。

  • 借入ではない
  • 銀行融資の審査に落ちても審査に通る
  • 取引先に秘密で資金繰りできる
  • 資金繰りに時間がかからない

審査難易度が低く、取引先に秘密で短期間で資金繰りできる点が、ファクタリングと支払いドットコムの類似点です。

それぞれの類似点について詳しく理解していきましょう。

借入ではない

ファクタリングも支払いドットコムなどの請求書カード払いサービスも借入ではありません。

そのため、利用しても貸借対照表で負債が増えることはありません。

負債が増えると自己資本比率が低下し、貸借対照表の総額も増えるので、自社に対する外部からの評価が下落する可能性があります。

しかし、ファクタリングも支払いドットコムもともに利用しても負債が増えることはないので、外部からの評価が下落することはありませんし、利用実態をメインバンク等に知られる心配もありません。

借入以外の方法で資金繰りをおこないたい場合には、ファクタリングや請求書カード払いサービスを利用しましょう。

銀行融資の審査に落ちても審査に通る

ファクタリングも請求書カード払いサービスも銀行融資の審査に落ちた方も利用できます。

ファクタリングの審査は主に売掛先企業の業況に対しておこなわれます。

売掛先企業の支払能力に問題がなければ利用者の業況に関わらず審査に通過できます。

また、請求書カード払いサービスには審査がありません

銀行融資や日本政策金融公庫の審査では、赤字や債務超過の企業は審査に通過できない可能性が高いですが、ファクタリングは融資審査に通過できない業況の悪化した企業でも審査に通過でき、資金繰りが悪化する可能性があります。

取引先に秘密で資金繰りできる

ファクタリングも請求書カード払いも、取引先に秘密で資金繰りができます。

ファクタリングは2社間ファクタリングの場合には、利用者とファクタリング会社のみで契約し、代金は売掛先企業が利用者へ支払い、利用者からファクタリング会社へ支払う仕組みです。

また、請求書カード払いサービスは振込人名義を自由に設定できるので、取引先企業には利用者が自ら支払ったようにしか見えません。

取引先にファクタリングや請求書カード払いを利用したことを知られると「資金繰りに問題のある企業」などとネガティブに評価される可能性がありますが、ファクタリングも請求書カード払いも利用者に知られずに資金繰りできる点は大きなメリットです。

資金繰りに時間がかからない

ファクタリングも請求書カード払いサービスも資金調達や取引先口座へ着金するまでに時間がかかりません。

どちらのサービスも業者によって異なるものの、最短即日入金、最短即日支払いに対応しています。

支払いドットコムは最短即日支払いには対応していないものの、最短1営業日で支払いができます。

銀行融資は申込から入金までに2週間〜3週間程度、日本政策金融公庫の場合は申込から入金までに1ヶ月程度の時間が必要です。

銀行融資や日本政策金融公庫を利用していたら資金が間に合わないというケースでは、ファクタリングや請求書カード払いを利用することによって、緊急の支払いも間に合う可能性があります。

支払いドットコムとその類似したサービスについてよくある質問

支払いドットコムとその類似したサービスについてよくある質問は次のとおりです。

  • ペイディの後払いと請求書カード払いは違いますか?
  • 支払いドットコムは分割やリボを選択できますか?
  • 審査がある請求書カード払いはありますか?
  • 支払いドットコムで現金化はできますか?
  • 支払いドットコムは個人利用できますか?

ペイディの後払いと請求書カード払いは違いますか?

ペイディの後払いは、ネットなどで買い物やサービスを受けると、後から請求書が送付され、コンビニなどで代金を決済できるサービスです。

事業者も個人も利用できますし、クレジットカードも使用しません。また、先延ばしにできる日数も1週間程度です。

一方、請求書カード払いサービスは、法人や事業者が事業で使用した支出をクレジットカードで支払うことで支払いを後払いにできるサービスです。そのため、クレジットカードがない事業者は利用できません。

事業者の方は支払いドットコムなどの請求書カード払いサービスを利用した方が資金繰りは円滑になるでしょう。

支払いドットコムは分割やリボを選択できますか?

支払いドットコムは分割払いやリボ払いを選択できません。

支払いドットコムのクレジットカード決済画面で選択できる支払い方法は一括払いのみとなっています。

支払いドットコムをはじめとして、請求書カード払いサービスでは原則的に一括払いしか利用できないものと理解しておきましょう。

なお、クレジットカードによっては、後からクレジットカードで利用した代金を分割やリボへ変更できるものがあるので、そのようなカードを利用すれば、請求書カード払いで利用した代金を分割やリボへ変更できます。

ただし、分割やリボ払いを利用すると、高額な手数料が発生するのでおすすめできません。

支払いドットコムなどの請求書カード払いサービスは、原則的に一括払いのみしか利用できないと理解しておきましょう。

審査がある請求書カード払いはありますか?

原則的に請求書カード払いサービスには審査がありません。

請求書の内容とクレジットカードの種類や国際ブランドが請求書カード払いサービスの取引条件に合致しており、クレジットカードの限度額に空きがあればどんな事業者でも利用できます。

決算状況などを確認し、取り扱いの是非を確認するというような審査はおこなっているサービスはありません。

請求書カード払いは条件に合致さえしていれば、どんな事業者でも審査なしで利用できると理解しておきましょう。

支払いドットコムで現金化はできますか?

支払いドットコムでは請求書を現金化したり、資金を調達することはできません。

支払いドットコムはあくまでも請求書をクレジットカードで支払うことができる支払方法です。

資金調達をおこなって調達した資金を自由に利用したいのであれば、ファクタリングや融資などを利用しましょう。

支払いドットコムは個人利用できますか?

支払いドットコムを個人が利用することはできません。

支払いドットコムは、個人事業主やフリーランスなどの事業を営んでいる個人の利用はできますが、会社員などの事業を営まない一般個人が利用するのは不可能です。

あくまでも、事業活動で生じた経費の支払いをクレジットカードでおこなうものと理解しておきましょう。

まとめ

支払いドットコムは運営業者はクレディセゾンとUPSIDERという2つの大手カード会社で安心して利用できるサービスです。

また、社会保険料や個人事業主への支払いに対応しているなど、他社よりも支払いができる請求書の種類が多くなっている点も特徴です。

しかし支払いドットコムは手数料が4%と業界最高水準となっている点に注意しなければなりません。

頻繁に利用すると大きなコスト負担になるので、利用は慎重に検討すべきでしょう。

支払いドットコムのように安心なサービスや入金スピードに優れた優れた類似サービスはいくつもあります。

支払いドットコムだけでなく、類似サービスの特徴もしっかりと理解し、自社に最適なサービスで請求書のクレジットカード払いをおこなうようにしてください。

注文書ファクタリング会社 - BESTPAY

閉じる