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マネーフォワード請求書カード払いのサービス内容や利用方法、メリット・強みなどを解説

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マネーフォワードが運営する請求書カード払い「マネーフォワード請求書カード払い」は、手ごろな手数料など多くのメリットがあるサービスです。

この記事では、マネーフォワード請求書カード払いのサービス内容や利用方法、メリットや強みなどを解説します。

マネーフォワード請求書カード払いとは

マネーフォワード請求書カード払い

マネーフォワード請求書カード払いとは、金融系のウェブサービスを幅広く手がける「マネーフォワード」が運営する請求書カード払いサービスです。

請求書カード払いとは、取引先への請求書の支払いを、銀行振込からクレジットカード払いに変更できるサービスです。

取引先がカード払いに対応していなくても利用できるのが特徴で、事業者間取引で簡単にキャッシュレス決済を導入できるサービスとして注目されています。

【マネーフォワード請求書カード払いの基本情報】

支払いの早さ
  • 申込みからカード決済完了まで通常1営業日程度
  • カード決済完了から振込までは最短2営業日
  • 振込日は5日/10日/15日/20日/25日/末日から選択可能
手数料
  • 税別2.7%(税込2.97%)
  • 振込金額10万円以下は一律税別3,000円
  • 月200万円以上利用の場合は個別相談可
支払いを延長できる日数
  • 最大60日
利用可能な国際ブランド
  • Visa
  • Mastercard
  • JCB
審査・提出書類
  • なし
社会保険料納付
  • 要問合せ
経営母体と実績
  • 累計決済金額100億円突破(2025年4月)
  • 東証プライム上場企業「株式会社マネーフォワード」グループによる運営
運営会社
  • マネーフォワードケッサイ株式会社

「マネーフォワードクラウド請求書カード払い」との違い

マネーフォワード請求書カード払いとは別に、「マネーフォワードクラウド請求書カード払い」という似た名称のサービスがあるので、混同しないように注意しましょう

マネーフォワードクラウド請求書カード払いは、請求書を発行する事業者が、請求書を受領する事業者の支払いをカード払いにできるサービスです。

マネーフォワードが提供するクラウドサービスの一つである、「マネーフォワードクラウド請求書」で発行した請求書にカード決済リンクをつけることで、受領した事業者がカード払いできるようになります。

両者は請求書の支払いをカード払いにする点は同じですが、サービスを利用する主体が違います(下表参照)。

サービス名 サービスを利用する者
マネーフォワード請求書カード払い 請求書を受領する事業者
マネーフォワードクラウド請求書カード払い 請求書を発行する事業者

マネーフォワード請求書カード払いの利用方法

マネーフォワード請求書カード払いの利用方法は以下のとおりです。申込みフォームは最短数分程度で入力可能で、リンク先での決済手続きも簡単なため、実際の作業時間は大変短く済みます。

【マネーフォワード請求書カード払いの利用方法】

  1. 申込みフォームに必要事項を入力する
  2. 原則1営業日以内にカード決済リンクがメールで送付される
  3. リンク先で内容を確認し決済を完了する
  4. 最短2営業日後に振込が行われる

なお、申込みフォームの主な入力事項は以下のとおりです。

  • 自社と取引先の基本情報(会社名・住所・代表者名など)
  • 振込先の口座情報
  • 請求書の画像またはPDFファイル

請求書カード払いのメリット

マネーフォワード請求書カード払いを含む、請求書カード払いの一般的なメリットは以下のとおりです。

  • 請求書の支払いを先延ばしできる
  • 手続きが簡単で早い
  • コストが比較的安い
  • 支払い業務を効率化できる
  • カードのポイントがつく

請求書の支払いを先延ばしできる

請求書の支払いを先延ばしできるのは、請求書カード払いの重要なメリットの一つです。支払いを先延ばしすることで、借入せずに資金繰りを改善できます

マネーフォワード請求書カード払いでは、最大60日まで支払い延長が可能です。他の業者もおおむね最大60日程度が多く、まれに40日から50日程度の業者もあります。

ただし、実際に先延ばしできる日数は、使用するカードの締日と引落日、および利用した決済日によるのが注意点です。

例えば、カードの締日が毎月10日で支払いが翌月末の場合は、支払期日1月末の請求書の支払いを、3月末に引き延ばすことができます。

一方、支払いが翌月10日のカードの場合は、支払日が3月10日となり、引き延ばせる日数が短くなります。

手続きが簡単で早い

請求書カード払いは、他の資金調達手段に比べて手続きが簡単で早いのが特徴です。

業者にもよりますが、原則として請求書とカード情報のみで利用でき、オンラインで簡単に手続きを完結できます。普段利用しているカードを利用できるため、あらためて与信審査などを行う必要はありません。

申込みから振込までの早さは即日から数日程度で、業者によって違います。

マネーフォワード請求書カード払いでは、申込み手続きがオンラインで最短3分程度、その後カード決済が原則1営業日後に行われ、振込はその2営業日後から可能となります。

コストが比較的安い

請求書カード払いの手数料相場は3%~4%程度で、最大20%程度かかる場合があるファクタリングに比べると安い水準となっています

マネーフォワード請求書カード払いの手数料は税別2.7%(税込2.97%)で、さらに月200万円以上利用の場合は割引交渉も可能です。他の請求書カード払いサービスと比較しても、安い手数料となっています。

初期費用や月額費用といった諸経費も、ほとんどの請求書カード払いで無料となっています。マネーフォワード請求書カード払いでも、決済手数料以外の諸費用は無料です。

支払い業務を効率化できる

銀行振込で行っている請求書の支払いをカード払いにすると、支払い業務を効率化できます

また、請求書カード払いは請求書以外の支払いにも利用できることが多いため、支払いを一元化すればさらなる効率化も可能です。

マネーフォワード請求書カード払いでは、外注費・材料費・設備費・雑費などの支払いができます。

カードのポイントがつく

請求書カード払いを利用すると、利用額に応じてカードのポイントがつきますポイント還元率の高いカードを利用すれば、実質のコストを抑えられるので有利です。

例えば、ポイント還元率1%のカードで、手数料2.97%(税込)のマネーフォワード請求書カード払いを利用した場合、実質のコストは1.97%となります。

請求書カード払いの注意点

請求書カード払いには多数のメリットがある一方、以下のような注意点もあります。メリットと注意点を踏まえて、請求書カード払いを有効活用することが大切です。

  • 長期的な資金繰り対策には向いていない
  • カードの限度額までしか利用できない
  • 取引先は国内法人限定のことが多い
  • 海外発行のカードは利用できないことが多い
  • 分割払いやリボ払いは原則不可
  • 支払遅延は信用情報に履歴が残る

長期的な資金繰り対策には向いていない

請求書カード払いは支払いを引き延ばすだけなので、長期的な資金繰り対策には向いていません。あくまで一時的に現金が必要になった時に、手元の現金を確保する手段となります。

利用のたびに手数料がかかるのも注意したい点です。あまり無計画に利用すると、手数料の負担が大きくなってしまいます。

特に、支払いを引き延ばした結果後日また資金繰りが苦しくなり、それをまた請求書カード払いで乗り切るという自転車操業状態は避けなければなりません。

請求書カード払いを利用する際は、後の支払い計画を立てて利用することが大切です。

請求書カード払いによる資金繰りが有用な場面としては、例えば以下のようなケースが考えられます。

  • 閑散期の一時的な現金不足の解消
  • 事業が急成長している段階での仕入・人件費等の確保
  • 不良品の返品など突発的なトラブルによる現金不足への対応

カードの限度額までしか利用できない

請求書カード払いは、使用するカードの限度額までしか利用できないのが注意点です。クレジットカードの限度額は数百万円程度のことが多いので、それ以上の高額な支払いには利用できません。

一方、ファクタリングは数千万円以上の高額な資金調達も可能です。ファクタリングと請求書カード払いは仕組みが違うので単純な比較はできませんが、限度額という点だけを見ればファクタリングに分があるといえます。

なお、請求書カード払いの中には、複数枚のカードを使ってある程度高額な支払いができる業者もあります。複数枚利用できる業者は少ないですが、例えば「INVOYカード払い」「Fintoカード後払い」などは対応可能です。

また、「UPSIDERカード」のような、利用限度額が非常に高い(最大10億円)カードを利用する手もあります。

取引先は国内法人限定のことが多い

請求書カード払いは、請求書の発行元が国内法人限定のことが多く取引先が個人事業主や海外法人の場合は利用できないことが多いのが注意点です。

海外発行のカードは利用できないことが多い

請求書カード払いで利用可能なカードは業者によって違いますが、国内発行のカードに限定していることが多いです。

例えば、Visaに対応している請求書カード払いサービスでも、海外の銀行で作ったVisaカードは利用できないことがあります。

マネーフォワード請求書カード払いも、国内で発行したカードのみが利用可能です。

分割払いやリボ払いは原則不可

請求書カード払いは一回払いで、分割払いやリボ払いは原則不可です。

ただし、「後からリボ」を利用できる場合は、リボ払いに変更できることもあります。

支払遅延は信用情報に履歴が残る

請求書カード払いはクレジットカードを利用した決済のため、通常のショッピングやキャッシングと同様、支払遅延は信用情報に履歴が残ります

信用情報に履歴が残ると、融資や新しいカードを作る際の審査、および賃貸契約などに悪影響が及ぶ可能性が高いです。また、カードの利用停止や遅延損害金の発生といったペナルティもあります。

よって、請求書カード払いを利用する際は、遅延なしに支払いできるかきちんと計画を立てておくことが大切です。

ファクタリングと請求書カード払いの比較

請求書カード払いと同様、借入せずに資金繰りを改善できるサービスに、「ファクタリング」というものがあります。しかし、両者は仕組みが全く違うサービスのため、相違点を正しく理解しておきましょう

ファクタリングとは、売掛金の払受を事実上前倒しにできるサービスです。取引先へ発行した請求書をファクタリング業者に譲渡することで、譲渡代金の名目で請求書の払受期日より前に現金を入手できます。

一方、請求書カード払いは、取引先から請求書を受領した際に、その支払いを後回しにするサービスです。

両サービスの比較点を表にすると以下のようになります。両者の違いを理解して、自身にとってより良いと思えるサービスを選ぶことが大切です。

【請求書カード払いとファクタリングの比較】

比較点 請求書カード払い ファクタリング
サービスを利用する者
  • 原則として請求書を受領した事業者
  • 発行した側の事業者が利用できる業者もあり
  • 請求書を発行した事業者
サービスの概要
  • 買掛金の支払を引き延ばす
  • 売掛金の払受を前倒しにする
審査
  • 原則なし
  • 売掛金の信用度などについて審査あり
契約締結
  • なし
  • 債権譲渡契約の締結が必要
手数料
  • 比較的安い(2.5%~4%程度)
  • 比較的高い(1%~20%程度)
利用可能な額
  • カードの限度額まで(最大数百万円程度)
  • 請求書があれば数千万円以上でも利用可能
取引先の形態
  • 国内法人限定のことが多い
  • 国内法人限定のことが多い
分割払い
  • 不可のことが多いがカードによって利用可の場合もある
  • 貸金業法の規定などにより不可

マネーフォワード請求書カード払いの強みと注意点

前章までで、請求書カード払いの一般的なメリットや注意点を見てきましたが、ここではマネーフォワード請求書カード払いの独自の強みと注意点として、以下の点を解説します。

【注意点】

  • 振込日は5日おきしか選択できない

【強み】

  • 業界最安水準の手数料
  • 取引先が個人事業主でも利用できる

注意点:振込日は5日おきしか選択できない

振込日を5日おきしか選択できないのは、マネーフォワード請求書カード払いの注意点です。

請求書カード払いは振込日を指定できる業者が多いですが、マネーフォワード請求書カード払いでは、5,10,15,20,25日および末日のみから選択可能となっています。

例えば、14日に申し込んだ場合には、最短で振込ができるのは20日になります。

強み1:業界最安水準の手数料

請求書カード払いの手数料は税込3%以上の業者がほとんどですが、マネーフォワード請求書カード払いは2.7%(税込2.97%)と手ごろな水準になっています

下の表は、マネーフォワード請求書カード払い以外の主な業者の手数料です。

【主な請求書カード払い業者の手数料】

業者名 手数料
支払い.com
  • 税抜4%(税込4.4%)
DGFT請求書カード払い
  • 税込3%
INVOYカード払い
  • 3%(消費税は非課税)
labolカード払い
  • Visa・Mastercard:税込3%
  • JCB:税込3.5%
1click後払い
  • 3.8%
JCB請求書カード払い
  • 税抜2.98%(税込3.278%)
弥生請求書カード払い
  • 通常3.5%
OBS オリコ請求書カード払い
  • 税別3%(税込3.3%)

なお、マネーフォワード請求書カード払いより手数料が安い業者も一部存在します。より安い手数料を求めるなら、これらの業者を検討するのもおすすめです。

【マネーフォワード請求書カード払いより手数料が安い業者】

業者名 手数料
Fintoカード後払い
  • 税別2.5%(税込2.75%)
フリーウェイ請求書カード払い
  • 2.7%(非課税)
LP請求書カード払い
  • 2.95%(非課税)

強み2:取引先が個人事業主でも利用できる

マネーフォワード請求書カード払いは、サービス利用者が法人なら、請求書の発行元が個人事業主でも利用可能となっています。

前章でも解説したように、請求書カード払いは取引先が個人事業主の場合は利用不可のことが多いので、個人事業主でも利用できる点は強みです。

ただし、取引先が個人事業主の場合は、申込みフォームに相手の生年月日の入力が必要なので注意しましょう。

マネーフォワード請求書カード払いの利用におすすめのクレジットカード

請求書カード払いは、利用するカードによってポイント還元などが変わってくるので、カードの選択も重要になります

ここでは、マネーフォワード請求書カード払いの利用におすすめのクレジットカードとして、以下の5つを紹介します。

  • マネーフォワードビジネスカード
  • UPSIDERカード
  • 三井住友ビジネスカード
  • オリコビジネスカード
  • JCB Biz ONE

マネーフォワードビジネスカード

マネーフォワードビジネスカード

マネーフォワードビジネスカードは、マネーフォワード請求書カード払いの運営会社の親会社である、「株式会社マネーフォワード」が発行しているクレジットカードです。

国際ブランドはVisaのみで、初期費用無料・決算書提出不要で申込み可能です。ポイント還元が1%から3%と高く、利用額によって最大5万円のボーナスポイントもつきます。

利用限度額が1取引あたり最大1億円と高く、高額の支払いが可能なのも利点です。

【マネーフォワード ビジネスカードの基本情報】

国際ブランド
  • Visa
年会費
  • 原則無料
還元率
  • 1%~3%
  • 月間利用ボーナスあり(最大5万円分)
利用限度額
  • 1取引あたり最大1億円
締日・支払日
  • 月末締め翌月20日払い

UPSIDERカード

UPSIDERカード

UPSIDERカードは、最大10億円という利用限度額の高さなどが強みの法人カードです。

年会費無料でポイント還元率も高く、マネーフォワード請求書カード払いと相性のいいカードです。

【UPSIDERカードの基本情報】

国際ブランド
  • Visa
年会費
  • 無料
還元率
  • 基本1.0%〜
利用限度額
  • 最大10億円
締日・支払日
  • 口座振替:月末締め翌月20日払い
  • 銀行振込:月末締め翌月15日払い

三井住友ビジネスカード

三井住友ビジネスカード

三井住友ビジネスカードも、マネーフォワード請求書カード払いでの利用におすすめです。

代表的な大手銀行系カードで、オーソドックスで使いやすいカードだといえます。種類が豊富で、自身のニーズに合わせて選べるのも強みです。

【三井住友ビジネスカードの主な種類】

名称 概要
三井住友ビジネスカード
  • スタンダードなビジネスカード
三井住友カード ビジネスオーナーズ
  • 法人経営者と個人事業主用のカード
三井住友コーポレートカード
  • 決済を「会社単位」「部課別単位」「個別単位」で選べる大企業向けカード
マネーフォワードビジネスVISAカード
  • 「マネーフォワードクラウド会計・確定申告」と連携できるカード

スタンダードなのは「三井住友ビジネスカード」で、他にも経営者専用の「ビジネスオーナーズ」や、地方銀行等と提携したカードなどがあります。

マネーフォワードクラウド会計と連携できる「マネーフォワードビジネスVISAカード」もおすすめです。ただし、こちらのカードは利用限度枠が150万円までと少ないのが注意点となっています。

【三井住友ビジネスカードの基本情報】

国際ブランド
  • Visa
  • Mastercard
年会費
  • 一般:税込1,375円(2人目からは1人につき税込440円)
  • ゴールド:税込11,000円(2人目からは1人につき税込2,200円)
  • プラチナ:税込55,000円(2人目からは1人につき税込5,500円)
還元率
  • 通常0.5%(200円につき1ポイント)
  • 最大1.5%(2枚持ちの場合)
利用限度額
  • 一般:500万円まで
  • ゴールド:1,000万円まで
  • プラチナ:上限なし
締日・支払日
  • 15日締め翌月10日払い
  • または月末締め翌月26日払い

オリコビジネスカード

オリコビジネスカード

大手信販会社のオリコが発行する、オリコビジネスカードもおすすめの一枚です。

オリコのビジネスカードには、主に下表のような種類があります。対応ブランドはVisa・Mastercard・JCBで、マネーフォワード請求書カード払いで利用可能な全てのブランドを発行可能です。

【オリコビジネスカードの主な種類】

名称 概要
オリコビジネスカード(スタンダード・ゴールド
  • スタンダードなビジネスカード
EX Gold for Biz
  • 付帯サービスの多いビジネスカード
UPty for Biz
  • リボ払い専用ビジネスカード

スタンダード・ゴールドは利用限度額が最大1,000万円と高いですが、ポイント還元はありません。一方、EX Gold for Bizは利用限度額が300万円と低いですが、ポイントがつくのが強みとなっています。

UPty for Bizは利用額により翌年のポイントが最大2倍になりますが、リボ払い専用で利用限度額が200万円までなのが注意点です。

【オリコビジネスカードの基本情報】

国際ブランド
  • Visa
  • Mastercard
  • JCB
年会費
  • 初年度:無料
  • 2年目以降:税込1,650円~3,300円
還元率
  • スタンダード:なし
  • EX Gold for Biz・UPty for Biz:1,000円につき1スマイル(5円程度に相当)
  • EX Gold for Biz会員は20%加算
  • UPty for Bizは利用額によりポイント最大2倍
利用限度額
  • スタンダード:1,000万円まで
  • EX Gold for Biz:300万円まで
  • UPty for Biz:200万円まで
締日・支払日
  • 月末締め翌月27日払い

JCB Biz ONE

JCB Biz ONE

JCB Biz ONEは、JCBが発行する個人事業主・フリーランス向けのカードです。

年会費無料でポイント還元は常に2倍、利用限度額は最大500万円と、マネーフォワード請求書カード払いでの利用に適しています。

【JCB Biz ONEの基本情報】

国際ブランド
  • JCB
年会費
  • 一般:無料
  • ゴールド:原則税込5,500円(初年度無料・年間税込100万円以上の利用で翌年度も無料)
還元率
  • 1,000円につき2ポイント(1ポイント3円~5円程度相当)
利用限度額
  • 500万円まで
締日・支払日
  • 15日締め翌月10日払い

マネーフォワード請求書カード払い以外のおすすめ請求書カード払いサービス

ここでは、マネーフォワード請求書カード払い以外のおすすめ請求書カード払いサービスとして、以下の4つを紹介します。

  • 支払い.com
  • DGFT請求書カード払い
  • INNVOYカード払い
  • 請求書カード払い byGMO

支払い.com

支払いドットコム

支払い.comは、大手クレジットカード会社の「クレディセゾン」と、法人カードの「UPSIDER」が共同運営する請求書カード払いサービスです。

支払いの早さは最短翌日で、トータル3営業日程度かかるマネーフォワード請求書カード払いに比べると、比較的早いといえます。

利用可能なカードのブランドは、Visa・Mastercard・AMEXです。マネーフォワード請求書カード払いでは利用可能なJCBが使えませんが、代わりにAMEXが利用できます(ただしクレディセゾン発行のもののみ)。

AMEXが利用可能な請求書カード払いサービスは少ないので、この点は支払い.comの強みです。

手数料が税込4.4%と高いのが注意点ですが、全体的には優良なサービス内容だといえます。

【支払い.comの基本情報】

支払いの早さ
  • 最短翌日
手数料
  • 税抜4%(税込4.4%)
支払いを延長できる日数
  • 最長60日
利用可能な国際ブランド
  • Visa
  • Mastercard
  • AMEX(クレディセゾン発行のもの)
審査・提出書類
  • 原則なし
社会保険料納付
経営母体と実績
  • 利用企業6万社突破(グループ全体)
  • 大手信販会社による運営
運営会社
  • 株式会社クレディセゾン
  • 株式会社UPSIDER

DGFT請求書カード払い

DGFT請求書カード払い

DGFT請求書カード払いは、東証プライム上場企業の「株式会社デジタルガレージ」が運営する請求書カード払いです。

手数料は税込3%で支払いの早さは3営業日程度と、マネーフォワード請求書カード払いと比べても遜色ないサービス内容となっています。

Diners Clubが利用可能なのが、DGFT請求書カード払いの大きな特徴です。公式サイトによると、Diners Clubが利用可能な業者はDGFT請求書カード払いのみとなっています。

【DGFT請求書カード払いの基本情報】

支払いの早さ
  • 3営業日目安
手数料
  • 税込3%
  • 振込金額1万円以下は税抜300円(税込330円)
支払いを延長できる日数
  • 最大60日
利用可能な国際ブランド
  • Visa
  • Mastercard
  • JCB
  • Diners Club
審査・提出書類
  • なし
社会保険料納付
  • 要問合せ
経営母体と実績
  • 利用企業3万社突破
  • 東証プライム上場企業による運営
運営会社
  • 株式会社デジタルガレージ

INVOYカード払い

INVOYカード払い

INVOYカード払いは、クラウド請求書プラットフォームを手がける「FINUX株式会社」が運営する請求書カード払いです。FINUXは大手ファクタリング会社「OLTA」の子会社であり、十分なノウハウを有しているといえます。

INVOYカード払いは、最短当日から30日後までの範囲で振込日を指定できるのが特徴です。マネーフォワード請求書カード払いは5日おきの指定のため、振込日の点ではこちらのほうが便利だといえます。

手数料は3%とマネーフォワード請求書カード払いより若干高いですが、月間200万円以上利用の場合は個別に値下げ相談ができるため、高額の請求書がある方にとっては有利です。

社会保険料の納付ができるのも、INVOYカード払いの強みとなっています。2025年時点で、社会保険料の納付ができる業者はまだあまり多くないので、納付も同時に行いたい方にはおすすめです。

【INVOYカード払いの基本情報】

支払いの早さ
  • 3営業日以内
  • 最短当日〜30日後まで振込日を指定可能
手数料
  • 3%(消費税は非課税)
  • 振込金額1万円未満は一律300円(消費税は非課税)
  • 月間200万円以上利用の場合は個別に相談可能
支払いを延長できる日数
  • 最大60日
利用可能な国際ブランド
  • Visa
  • Mastercard
  • JCB
審査・提出書類
  • なし
社会保険料納付
経営母体と実績
  • 累計取扱額100億円突破
  • INVOY登録者数10万超
  • 大手ファクタリング会社「OLTA」の子会社による運営
運営会社
  • FINUX株式会社

請求書カード払い byGMO

請求書カード払い byGMO

請求書カード払い byGMOは、オンライン決済などを手がける東証プライム上場企業「GMOペイメントゲートウェイ」が運営する請求書カード払いです。

支払いの早さは最短当日から4営業日程度、手数料は3%と、マネーフォワード請求書カード払いと比べても遜色ないサービス内容となっています。

振込日を選択できないのとJCBが利用できないのが注意点ですが、マネーフォワード請求書カード払いでは利用不可のAMEXが利用できるのは強みです。

【請求書カード払い byGMOの基本情報】

支払いの早さ
  • 最短当日~4営業日
手数料
  • 3%
  • 振込金額5万円未満は一律1,500円
支払いを延長できる日数
  • 最大約60日
利用可能な国際ブランド
  • Visa
  • Mastercard
  • AMEX
審査・提出書類
  • 審査あり
社会保険料納付
  • 要問合せ
経営母体と実績
  • 東証プライム上場企業による運営
運営会社
  • GMOペイメントゲートウェイ株式会社

まとめ

マネーフォワード請求書カード払いは、請求書の支払いをカード払いにすることで、支払日を引き延ばせるサービスです。手数料が手ごろで手続きも簡単なため、短期的な資金繰り対策に有用だといえます。

マネーフォワード請求書カード払いを活用して、安定した資金繰りを実現しましょう。

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