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大手請求書買取サービス23選!安心して利用できるサービスを厳選

注文書・発注書のスピード買取・資金調達なら

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請求書買取サービスは年々増えてきており、中には質の悪い業者もいるといわれています。よって、利用する側としては、安心できる大手サービスを選ぶことが大切になります。

この記事では、おすすめの大手請求書買取サービスを23選紹介します。さらに、請求書買取サービスのメリット・デメリットや選ぶ時のポイントを解説し、初めて利用する方が基礎的な疑問を解決できるQ&Aも紹介します。

請求書買取サービスとは

請求書買取サービス(またはファクタリング)とは、まだ支払期日が来ていない請求書(売掛債権)を、買取業者に買い取ってもらうサービスのことです。

手数料が引かれるかわりに早期に現金化できるので、手数料分を損しても早く現金が欲しい場面で有効な手段となります。

請求書買取サービスは2010年代後半あたりから普及してきた資金調達方法で、融資やローン、補助金以外の新しい資金調達方法として、今後普及していくと考えられます。

2者間取引と3者間取引

請求書買取サービスには「2者間取引」と「3者間取引」があり、利用する際は両者の違いを理解しておく必要があります

2者間取引とは、請求書を所有している債権者と、請求書買取業者の2者間で行う取引です。そして3者間取引とは、債権者と買取業者に、売掛先を加えた3者間で行う取引となります。

2者間取引は手続きが簡単で手早く現金化でき、3者間取引は買取業者にとってリスクが低いので手数料が安くなります。

また、2者間取引は売掛先に請求書買取の事実を知られないので、売掛先から資金繰りが苦しいと思われるおそれがないのも重要な違いです。

請求書買取サービス利用の流れ

請求書買取サービスの流れは、2者間取引と3者間取引で変わってきます。

2者間取引では、債権者が支払期日前の請求書を業者に売却して現金を受け取った後、支払期日が来たら通常どおり債権者が売掛先から売掛金を受け取ります。そして、その売掛金を買取業者に支払うことで取引完了となります。

3者間取引では、まず売掛先に請求書買取の許可をとってから、業者に請求書を売却します。そして支払期日が来たら、売掛先が債権者ではなく買取業者に債務を弁済して取引完了となります。

請求書買取サービスのメリット

請求書買取サービスには、融資など他の資金調達方法とは違うメリットがあります。メリットをよく理解して、請求書買取サービスをうまく資金繰りに活用しましょう。

手続きが簡単で入金スピードが早い

請求書買取サービスは、融資に比べると手続きが簡単で入金スピードが早いというメリットがあります。

即日入金可能な業者も多く、すぐに資金を調達しなければならない時に大変有効です。ただし、3者間取引は手続きに時間がかかる傾向があり、入金まで数日かかることもあります。

面談が必要ないオンライン完結型の買取サービスなら、入金スピードがより早くなる傾向があります。ただし、オンラインのみの審査はその分提出書類が多くなることがあり、面談による審査より通過率が低めになるといわれています。

審査通過率が高い

請求書買取サービスの審査通過率は70%から90%程度といわれており、融資に比べるとかなり高いといえます。大手の請求書買取サービスの中には、95%以上の通過率を売りにしているところもあります。

請求書買取は借入ではないので、申込者の返済能力が問われないことなどが、通過率が高くなる要因だといえます。

また、信用力が十分でない請求書でも、掛け目を設定して一部分だけを買い取ったり、手数料を高くすることで対応できるのも、通過率を押し上げる要因になっているといえます。

保証人や担保がいらない

請求書買取サービスは借入ではないので、保証人や担保が必要ありません。もし売掛先からの支払いが滞ったとしても、その損失は買取業者が負います

借入ではないので負債が増えない

請求書買取サービスは借入ではないので、利用しても負債が増えません。よって、金融機関から融資を受ける時の信用力に悪影響を及ぼしません

赤字や債務超過でも利用できる

請求書買取の審査は売掛先の信用力が重要なので、申込者自身が赤字や債務超過でも審査に大きな影響を及ぼしません。税金を滞納していても利用できることがあります。

貸倒れリスクを回避できる

請求書買取サービスは貸し倒れリスクを買取業者が負うので、利用者にとっては貸し倒れリスクを回避できるメリットもあります。

請求書買取サービスのデメリット

請求書買取サービスには、いくつかのデメリットも存在します。メリットとデメリットを踏まえたうえで利用すべきか判断しましょう。

手数料が比較的高い

請求書買取サービスは、貸倒れリスクを買取業者側が負っているなどの理由で、融資に比べると手数料が高い傾向があります

一般に、2者間取引のほうが手数料が高く最大20%くらい、3者間取引だと最大10%くらいです。また、請求書の額が低いほど手数料が高くなる傾向があります。

持っている請求書の額しか利用できない

請求書買取サービスは持っている請求書の額しか利用できないので、資金調達手段としてやや融通が利かない面もあります。

まとまった資金が必要なのに少額の請求書しか手元にない場合や、逆に少額の資金調達をしたいのに高額な請求書しかない場合は、請求書買取サービスを利用しづらくなることもあります。

請求書買取が常態化してしまうことがある

請求書買取サービスは手数料がかかるので、普通に売掛金を回収するのに比べて手数料分だけ利益が減少します

さらに、将来の売上を前倒しで入手するので、将来また資金が足りなくなり再び利用した結果、請求書買取が常態化してしまうことがあります。

請求書買取サービスは、一時的なつなぎ資金や、将来大きな売上増が見込まれる時の仕入や発注などに使うべきです。

請求書買取サービスを選ぶ時のポイント

請求書買取サービスは200社近くあるといわれており、今後その数はさらに増えていくと考えられます。その中から自分に合った請求書買取サービスを選ぶためには、選ぶポイントを明確にしておくことが大切です。

ここでは、請求書買取サービスを選ぶ時の主なポイントをいくつか解説します。

振込までのスピード

請求書買取サービスは一時的な資金繰り改善のために利用することが多いので、振込までのスピードは重要になります。特に、明日や明後日までに現金を工面しないと資金ショートしてしまうといったような状況では、振込スピードは生命線となります。

請求書買取サービスは全般的にどこも振込スピードが早い傾向がありますが、業者によって多少早さにばらつきがあります

最もスピードの早い業者だと最短数時間程度で対応可能なところもありますし、即日入金可能な業者もたくさんあります。

また、オンライン審査は対面審査より早くなる傾向があり、2者間取引は3者間取引より早くなる傾向があります。

手数料

請求書買取サービスは一般に手数料が高い傾向があるので、その中からできるだけ安い業者を選ぶことが大切です。

手数料率は下限と上限を決めているのが一般的で、例えば「2%〜9%」「4%〜12%」といったように、同じ業者でも手数料率にかなり幅があります。

具体的な手数料率は、請求書の信用力や額面、2者間取引か3者間取引かなどの条件で決まります。

一般に、額面が高いほうが手数料率が下がる傾向があり、3者間取引は2者間取引より低くなります。もちろん、信用力のある請求書は手数料率が低くなります。

審査通過率

請求書買取サービスで確実に資金を調達するためには、審査通過率の高い業者を選ぶことが大切です。

審査通過率は業者によって70%から90%程度までの幅があり、中には90%以上の業者もあります。

ただし、買取業者が公表している通過率は、掛け目を設定して額面の一部分だけを買い取るケースも含まれていることがあるので注意が必要です。

一般に、対面審査はオンライン審査より通過率が高くなる傾向があります。また、3者間取引は2者間取引より通過率が高くなります。

最低買取額と限度額

請求書買取サービスは、業者ごとに最低買取額と買取限度額が設定されていることがあるので、売却したい請求書の額面が買取対象に入るかチェックする必要があります

一般的には、最低買取額が10万円から30万円くらいで、買取限度額は設定なしか、ある場合は5,000万円から1億円前程度のことが多いです。

小口の請求書をメインに取り扱っている業者だと、最低買取額が数万円程度、買取限度額が数百万円程度のこともあります。

売上規模が小さい事業者は、「最低買取額1万円~」などと、少額の買取に対応している業者を選ぶのがおすすめです。

個人事業主の利用可否

請求書買取サービスの中には、個人事業主の利用は不可としているところもあるので注意しましょう。個人事業主利用可の業者でも、2者間取引は不可などの制限がついていることもあります

個人事業主の2者間取引が不可なことがあるのは、債権譲渡登記ができないのが主な理由です。ただし、債権譲渡登記なしで2社間取引に応じてくれる業者もあります。

オンライン審査の利用可否

オンラインでの審査は業者によって利用できる場合とできない場合があるので、オンラインで利用したい方は必ず確認しておきましょう。

オンライン審査可の業者でも、初回利用、2者間取引、高額請求書の取引などでは、例外的に対面での面談が求められることもあります

請求書買取サービスは大手を利用するのがおすすめ

請求書買取は比較的新しいサービスなので、中には悪質な業者もいるといわれています。例えば、請求書買取といいながら実際は担保をとり、貸金業者でないのに違法に実質的な貸付をするといったケースなどです。

このような悪質業者の被害に遭わないためには、実績が豊富な大手請求書買取サービスを利用するのがおすすめです。

おすすめの大手請求書買取サービス23選

ここでは、安心して利用できるおすすめの大手請求書買取サービスを23選紹介します。手数料率や買取限度額などサービス内容がそれぞれ違うので、自分に一番合う業者を見つけましょう。

ベストファクター

振込までのスピード 最短当日
手数料 2%~20%
審査通過率 約92%
最低買取額と限度額 30万円~
個人事業主の利用可否
オンライン審査の利用可否 対面審査

ベストファクターは、良心的な手数料設定とスムーズな手続きで人気の注文書買取サービスです。売掛先に知られずに行える2者間取引に特化しており、中小企業や個人事業主によく利用されています。

審査には面談が必要ですが、スタッフが全国出張対応してくれます。審査通過率は90%前後で、注文書買取サービスの中でもかなり高いほうだといえます。

注文書や契約書を買い取る「BESTPAY」も人気です。

ビートレーティング

振込までのスピード 最短2時間
手数料 2者間取引:4%~12%

3者間取引:2%~9%

審査通過率 98%
最低買取額と限度額 制限なし
個人事業主の利用可否
オンライン審査の利用可否

ビートレーティングは、98%という高い審査通過率と、最短2時間のスピード入金が強みの請求書買取サービスです。

4.6万社以上の取引実績(2023年3月時点)があり、安心して利用できる大手サービスの一つとなっています。

注文書買取、診療報酬・介護報酬債権の買い取りも対応しています。

アクセルファクター

振込までのスピード 最短3時間程度
手数料 100万円まで:10%~

101万円~500万円:5%~

501万円~1000万円:2%~

1,001万円以上:別途相談

審査通過率 93%
最低買取額と限度額 30万円~
個人事業主の利用可否
オンライン審査の利用可否

アクセルファクターは、半数以上の取引で即日入金を実現している、入金までのスピードが早い注文書買取サービスです。

柔軟な審査を強みとしており、「ネット銀行を使っていて通帳の原本がない」「税金を滞納している」といった会社でも審査に通ったケースがあります。

手数料は請求書の額面が高いほど低くなるシステムですが、少額でもできるだけリーズナブルになるようサポートしてもらえます。

日本中小企業金融サポート機構

振込までのスピード 即日入金可能
手数料 1.5%~10%
審査通過率 95%
最低買取額と限度額 制限なし
個人事業主の利用可否
オンライン審査の利用可否

日本中小企業金融サポート機構は、注文書買取サービス以外にも、中小企業をサポートするさまざまなサービスを提供している一般社団法人です。

M&Aや事業承継、補助金や助成金、リースバックやクラウドファンディングなどを支援しています。

請求書買取サービスは審査通過率95%で、手数料も最大10%と良心的です。

ペイトナーファクタリング

振込までのスピード 最短10分
手数料 10%
審査通過率 非公表
最低買取額と限度額 最大100万円、初回25万円まで
個人事業主の利用可否
オンライン審査の利用可否 オンライン完結のAI審査

ペイトナーファクタリングは、最短10分で審査が完了するスピードが強みの請求書買取サービスです。買取限度額は最大100万円までで、主に小規模な事業者を対象にしています。

決算書や事業計画書なしで申請できる手軽さが魅力で、個人事業主やフリーランスでも利用しやすくなっています。面談なしのAI審査なので、自宅にいたまま利用できるのも便利です。

オルタ

振込までのスピード 最短即日
手数料 2%~9%
審査通過率 非公表
最低買取額と限度額 制限なし
個人事業主の利用可否
オンライン審査の利用可否 オンライン審査のみ

olta(オルタ)は、面談不要のオンライン審査に特化した請求書買取サービスです。書類提出も全てネット上で行い、自宅にいたまま請求書を売却できます

請求書の額面の一部だけを自由に設定して売却できるのが特徴で、例えば1,000万円の請求書で600万円分だけを売却するといったことができます。

手数料が最大9%と非常に安くなっているのも強みです。

ククモ

振込までのスピード 最短2時間
手数料 1%~
審査通過率 非公表
最低買取額と限度額 制限なし
個人事業主の利用可否
オンライン審査の利用可否 オンラインのみ

QuQuMo Online(ククモ)は、オンライン審査に特化した請求書買取サービスです。振込まで最短2時間、手数料1%からと大変使いやすいサービスとなっています。

書類は請求書と通帳だけ、債権譲渡登記も必要なしで、非常にシンプルな手続きで完了するのが魅力です。少額の請求書にも対応しているので、フリーランスや個人事業主でも利用しやすくなっています。

フリーナンス

振込までのスピード 最短即日
手数料 3%~10%
審査通過率 非公表
最低買取額と限度額 1万円~
個人事業主の利用可否
オンライン審査の利用可否

FREENANCE(フリーナンス)は、フリーランスが利用しやすい請求書買取サービスです。フリーナンスは他にも保険やバーチャルオフィスなどフリーランスに役立つさまざまなサービスを提供しており、請求書買取サービスもその一つになります。

買取額は1万円から、手数料は3%から10%と、フリーランスでも使いやすいシステムになっています。

フリーナンスの請求書買取サービスを利用するには、売掛金の入金口座をフリーナンス口座にしなければならないのが注意点です。

ウィット

振込までのスピード 最短即日
手数料 5%~20%
審査通過率 非公表
最低買取額と限度額 30万円~500万円
個人事業主の利用可否
オンライン審査の利用可否

ウィットは、500万円以下の少額請求書に特化した請求書買取サービスです。2者間取引で非対面のオンライン完結なので、中小企業や個人事業主が手軽に利用できます。

ウィットはコンサルティング事業も行っているので、中長期的に資金繰りのアドバイスを受けたい方にもおすすめです。

けんせつくん

振込までのスピード 最短2時間
手数料 5%~
審査通過率 非公表
最低買取額と限度額 制限なし
個人事業主の利用可否
オンライン審査の利用可否

けんせつくんは、建設業界専門の請求書買取サービスで、注文書の買取も行っています。スタッフは建設業経験者なので、建設業の業界事情や業務フローを理解したうえで、きめ細かいサポートができるのが強みです。

建設業は下請けに前金で発注を出したり、元請けから高額の売掛金が発生することが多い業界なので、請求書買取サービスによる資金調達が向いている業界だといえます。

ネクストワン

振込までのスピード 最短即日
手数料 2者間取引:5%~10%

3者間取引:1.5%~4%

審査通過率 非公表
最低買取額と限度額 30万円~
個人事業主の利用可否 不可
オンライン審査の利用可否 オンライン契約可、面談あり

ネクストワンは、元銀行員など金融業界に精通したスタッフがサポートする請求書買取サービスです。外国企業の請求書買取も扱っており、輸出業の事業者の方におすすめだといえます。

手数料も良心的で、2者間取引は最大でも10%まで、3者間取引なら1.5%から可能となっています。

個人事業主の利用が不可であることと、直近2期分の決算書や会社謄本など面談時の必要書類が多いのが注意点です。

オンファクト

振込までのスピード 最短即日
手数料 2%~
審査通過率 達成率87%
最低買取額と限度額 30万円~1億円
個人事業主の利用可否
オンライン審査の利用可否 オンライン契約可、面談あり

オンファクトは2者間取引専門の請求書買取サービスです。手数料は2%から、30万円からの少額取引も可能と、利用しやすい条件が整っています。

支払期日の長い請求書や、継続取引ではない請求書も柔軟に審査しており、87%の高い達成率を実現しています。

ジスト

振込までのスピード 最短即日
手数料 2者間取引:5%~15%

3者間取引:3%~7%

審査通過率 93%以上
最低買取額と限度額 30万円~
個人事業主の利用可否
オンライン審査の利用可否 対面面談あり

ジストは「資金調達専門パートナー」などの認定アドバイザーが在籍する請求書買取サービスです。

全業種対応の請求書買取サービスに加えて、建設業や卸売業などに特化した請求書買取サービス「INDUSTRIAL SUPPORT」、融資サポートや経営サポートなど幅広く展開しています。

GMO BtoB早払い

振込までのスピード 最短2営業日
手数料 1%~10%
審査通過率 非公表
最低買取額と限度額 100万円~1億円
個人事業主の利用可否 不可
オンライン審査の利用可否

GMO BtoB早払いは、手数料1%からという安さが魅力の、2者間取引を専門とする請求書買取サービスです。

注文書買取にも対応しており柔軟な利用ができますが、個人事業主は利用できないので注意しましょう。

2回目以降の利用で審査が不要になる「継続プラン」があるので、継続的に請求書買取サービスを利用したい方におすすめです。

インボイスpay

振込までのスピード 最短即日
手数料 2.5%~8%
審査通過率 約85%
最低買取額と限度額 20万円~1億円
個人事業主の利用可否
オンライン審査の利用可否

インボイスpayは、弁護士が監修した迅速・安全な業務フローが強みの請求書買取サービスです。実用新案登録の独自の評価システムにより、迅速・正確に請求書の査定を行います。

売掛先と請求書の価値だけで評価し、審査後の査定価格変更などは行わないという、クリーンな審査が強みとなっています。

ファクタリングのTRY

振込までのスピード 最短即日
手数料 5%~
審査通過率 非公表
最低買取額と限度額 10万円~
個人事業主の利用可否
オンライン審査の利用可否 対面での面談あり

ファクタリングのTRYは、経験豊富な担当者による親身なサポートを強みとする請求書買取サービスです。最短即日での入金、10万円からの少額取引など、利用しやすい条件が整っています。

請求書買取サービス以外にも、資金繰りに関するコンサルティングや、新規事業展開のための企業同士のマッチングサービスも手がけています。

電子請求書早払い

振込までのスピード 最短2営業日
手数料 1%~6%
審査通過率 非公表
最低買取額と限度額 10万円~1億円
個人事業主の利用可否 不可
オンライン審査の利用可否

電子請求書早払いは、インフォマートとGMOが共同で提供している請求書買取サービスです。

取引先ごとに利用可能枠を設定し、枠内で好きな時に資金調達できるなど、便利なサービス内容が魅力となっています。1%から6%という最安値水準の手数料率も強みです。

ただし、個人事業主は利用できないことと、即日入金に対応していないのは注意点です。入金は最短で2営業日、初回利用は5営業日かかります。

ジャパンマネジメント

振込までのスピード 最短即日
手数料 2者間取引:10%~20%

3者間取引:3%~10%

審査通過率 非公表
最低買取額と限度額 20万円~5,000万円
個人事業主の利用可否
オンライン審査の利用可否 面談あり

ジャパンマネジメントは、東京と福岡に拠点を置く請求書買取サービスです。2者間取引と3者間取引両方対応しており、診療・介護報酬債権も買取できます。

福岡に拠点がある大手の請求書買取サービスはあまり多くないので、面談ありの請求書買取サービスを利用したい福岡・九州の事業者におすすめです。

手数料が全体的にやや高めなのが注意点ですが、それ以外は非常に利用しやすいシステムだといえます。

バイオン

振込までのスピード 最短60分
手数料 10%
審査通過率 約90%
最低買取額と限度額 5万円~
個人事業主の利用可否
オンライン審査の利用可否

バイオンは、5万円から申し込み可能な、フリーランス・個人事業主でも利用しやすい請求書買取サービスです。AIによるオンライン完結型の審査で、手軽に利用したい方におすすめです。

2者間取引のみ対応で、手数料は一律で10%となります。高額な請求書の場合、10%という手数料は他社に比べて割高になる可能性もあるので注意しましょう。

PAYTODAY

振込までのスピード 最短30分
手数料 1%~9.5%
審査通過率 非公表
最低買取額と限度額 10万円~
個人事業主の利用可否
オンライン審査の利用可否

PAYTODAYは、最短30分のスピード振込が強みの請求書買取サービスです。10万円から買取可能、手数料も1%から9.5%と良心的で、個人事業主やフリーランスでも使いやすいのが魅力となっています。

ラボル

振込までのスピード 最短60分
手数料 10%
審査通過率 非公表
最低買取額と限度額 1万円~
個人事業主の利用可否
オンライン審査の利用可否

labol(ラボル)は、1万円から買取可能なフリーランス・個人事業主向けの請求書買取サービスです。

面談不要のオンライン完結型の審査で、決算書・入出金明細・契約書が原則不要と、非常に手軽に利用できるシステムとなっています。

No.1ファクタリング

振込までのスピード 最短60分
手数料 1%~15%
審査通過率 90%以上
最低買取額と限度額 10万円~5,000万円
個人事業主の利用可否
オンライン審査の利用可否

No.1ファクタリングは、スピード審査と10万円からの少額取引が特徴の請求書買取サービスです。

建設業界特化型、他者からの乗り換え特化型など、幅広いジャンルの請求書買取を取り扱っているのも強みとなっています。

ファクタリングZERO

振込までのスピード 最短即日
手数料 1.5%~10%
審査通過率 96%
最低買取額と限度額 20万円~5,000万円
個人事業主の利用可否
オンライン審査の利用可否

ファクタリングZEROは、西日本限定で展開している請求書買取サービスです。地域を限定することで、よりきめ細かいサービスを実現しています。

手数料は1.5%から10%とリーズナブル、審査通過率は96%の高さで、非常に利用しやすいサービスとなっています。

請求書買取サービスに関するQ&A

請求書買取は比較的新しいサービスなので、利用したいけどよく分からないので躊躇している方もいるでしょう。そこでここでは、初めて請求書買取を利用する人によくある疑問点をQ&A方式で解説します

請求書買取サービスは違法ではないか

民法の第466条で、債権は譲渡してもよいことが定められています。請求書買取サービスはこれにもとづいた取引なので違法性はありません。

ただし、大手以外の請求書買取サービスの中には、違法性のある営業をしているところもあるといわれているので注意が必要です。

具体的には、担保や保証人を求めてくる、請求書の支払いが滞った時に弁済を求めてくる業者は、違法業者の可能性があるので避けるようにしましょう。

請求書買取は売買契約なので担保や保証人をつけることはなく、未払いのリスクは買取業者が負うので弁済を求められることはありません。

個人事業主でも2者間取引できるか

債権譲渡登記ができない個人事業主の2者間取引は不可とする業者もありますが、対応可能な業者も増えています。特に、小口の請求書を専門とするフリーランス・個人事業主向けの業者は、柔軟に対応してくれる所が多いです。

不良債権も買取できるか

支払期日を過ぎた不良債権は、請求書買取サービスでは売却できません

不良債権の管理・回収業務ができるのは、弁護士・司法書士と債権回収会社(サービサー)のみと法律で定められています。

将来債権(注文書など)も買取できるか

注文書などの将来債権の買取は不可の業者もありますが、2020年の民法改正で将来債権の譲渡ができるようになり、買取を行う業者が増えてきています

創業間もない事業者でも利用できるか

創業間もない事業者でも、請求書買取サービスを利用できます。

ただし、審査では決算書を提出することが多いので、まだ決算書が存在しない1年目の事業者は、試算表などの代替書類を提出しなければなりません。

また、審査では売掛先との継続取引があるかを見られるので、まだ長期の継続取引が存在しない事業者は不利になる可能性もあります。

売掛先が個人事業主でも利用できるか

請求書買取サービスの審査は売掛先の信用力が重要なので、売掛先が個人事業主の場合は法人の場合より不利になります

特に、サービス利用者(債権者)が個人事業主の場合は、売掛先は法人に限定されることが多いです。

安心できる大手請求書買取サービスを有効活用しよう

請求書買取サービスは、安心できる大手の中から自分に合う業者を選びましょう。どの業者が合うかは資金調達の目的などによって変わってくるので、各サービスの特徴を見比べながら選んでいく必要があります。

請求書買取サービスは、むやみに利用するとかえって資金繰りが苦しくなることもあるので、目的を明確にしたうえで有効活用していきましょう

注文書ファクタリング会社 - BESTPAY