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ファクタリングとは?仕組みと手取り額|掛け目・手数料・会社8社を解説

注文書・発注書のスピード買取・資金調達なら

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ファクタリングとは、入金前の売掛債権をファクタリング会社に売り、支払期日を待たずに現金を受け取る資金調達の方法です。借入ではないため返済義務がなく、担保も保証人も原則として要りません。

ただし手数料が引かれるため、受け取る金額は額面より少なくなります。会社によっては掛け目もかかります。仕組みは分かっても、自分の会社で使えるのか、いくら手元に残るのかが分からないまま調べている方は多いと思います。

この記事では、資金化できる2つのタイミング、額面100万円で手元に残る金額、審査で見られる点、会社8社の条件をまとめました。請求書が出る前の注文書でも資金化できる方法まで確認できます。

仕組みを知りたい図解と2社間・3社間の違いへ いくら手元に残るか掛け目と手数料の計算へ 会社を比べたい8社の比較表へ

ファクタリングとは、売掛債権を売って支払期日前に現金化する方法

結論

ファクタリングは、取引先に代金を請求する権利をファクタリング会社に売る取引です。売買なので返済は発生しません。その代わり手数料が引かれ、受け取る金額は額面より少なくなります。

売掛債権とは、商品やサービスを納めた後に代金を受け取る権利です。決算書では売掛金として資産に並びます。この資産を売って現金に換えるのがファクタリングです。

利用者 やりとり ファクタリング会社
売掛債権 売る → 買い取る
代金を受け取る ← 手数料を引いた額 支払う
売掛先から入金 送金 → 回収完了

2社間ファクタリングの場合。売掛先が支払った代金は、後日ファクタリング会社へ送金します。

融資で借りた資金は決算書の負債になります。ファクタリングは資産の売却なので、負債は増えません。手元の資産を早めに現金へ換える手段だと考えると分かりやすくなります。

項目 ファクタリング 銀行融資・ビジネスローン
取引の性質 売掛債権の売買 お金の貸し借り
返済 なし あり
主に審査されるもの 売掛先の支払い能力 自社の返済能力
決算書への影響 売掛金が減り現金が増える 負債が増える
担保・保証人 原則不要 求められることがある
コスト 手数料(融資より高い) 利息(年利数%が中心)

コストの面では、ファクタリングが融資より不利です。1回あたりの手数料は、融資の利息より重くなります。それでも選ばれるのは、審査で見られる相手が自社ではなく売掛先だからです。赤字や税金の滞納があっても、売掛先が確実に支払う会社であれば資金化できる場合があります。

資金化できるタイミングは、請求書段階と注文書段階の2つ

結論

納品して請求書を発行した後に使うのが請求書ファクタリングです。受注した時点の注文書で使えるのが注文書ファクタリングです。資金が必要な時期によって、選ぶ手段が変わります。

多くの解説では、ファクタリングは請求書を売る方法として説明されます。実際には、資金化できる時点が2か所あります。

案件の段階 お金の動き 使える資金化の手段
受注(注文書を受け取る) まだ入金はない 注文書ファクタリング
着手(材料費・外注費) 支出が先に出る 注文書ファクタリング
納品・請求書の発行 入金待ち 請求書ファクタリング
支払期日 入金 ―

資金が足りなくなるのは、材料を仕入れて人を手配する着手前の段階です。請求書ファクタリングは、その時期にはまだ使えません。この空白を埋められるのが注文書ファクタリングです。

注文書ファクタリングを扱う会社は限られます

納品前の取引を対象にするため、請求書型より手数料は高くなりやすく、対応する会社も少なくなります。着手前の資金が必要な場合は、注文書に対応しているかを最初に確認してください。

2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの違い

結論

売掛先に知られたくないなら2社間、手数料を抑えたいなら3社間です。2社間は自社とファクタリング会社だけで契約が完結します。3社間は売掛先の承諾を得たうえで契約します。

項目 2社間ファクタリング 3社間ファクタリング
契約に関わる相手 利用者とファクタリング会社 左記+売掛先
売掛先への通知 不要 必要(承諾を得る)
手数料の傾向 高くなりやすい 低くなりやすい
資金化までの速さ 早い 承諾を得る分だけかかる

3社間では売掛先がファクタリング会社へ直接支払います。自社を経由しないため未回収のリスクが下がり、手数料は2社間より低くなります。その代わり、売掛先の承諾という手続きが増えます。

取引を始めたばかりの相手に3社間を持ちかけると、資金繰りを疑われることがあります。長い付き合いのある相手や、官公庁のように事務的に処理する相手であれば問題になりにくくなります。手数料の差だけで契約形態を決めないでください。

ファクタリングの主な種類

結論

資金調達で使われるのは買取型です。買取型のうち、受注段階で使えるものが注文書型にあたります。保証型は資金が増えないため、資金繰りの手段にはなりません。

種類 内容
買取型 売掛債権を売って現金を調達します。最も一般的な方法です
注文書型 受注段階の注文書をもとに、着手前に資金を調達します
保証型 売掛先から回収できなかったときに保証金を受け取ります。保証料を払って備えます
医療型 医療機関や介護施設が診療報酬債権を資金化します。原則3社間で行います
国際型 海外の売掛先との取引で、国内外の会社が協力して債権を買い取ります

この記事で扱うのは、利用の多い買取型と、着手前に動ける注文書型です。医療型と国際型は対象が限られるため、該当する場合だけ確認してください。

医療型のうち、国保連に請求する介護報酬を扱う会社は介護報酬ファクタリング35社の比較で条件を並べています。

手数料と掛け目を引いて、実際にいくら手元に残るか

結論

額面100万円の債権を手数料10%で売れば、手元に残るのは約90万円です。ただし掛け目がかかる場合は、先に買取額が決まり、手数料はその買取額から引かれます。手数料率が同じでも、掛け目の有無で入金額は変わります。

手数料の相場は契約形態で変わります。2社間は5%から30%程度、3社間は1%から10%程度が目安です。売掛先の信用力と支払期日までの期間で上下します。

額面がそのまま入金されるわけではありません

額面100万円の債権なら100万円を受け取れる、と考えるのは誤りです。手数料が引かれるうえ、掛け目がかかる場合は額面の一部しか買取の対象になりません。

掛け目がない場合

額面がそのまま買取の対象になります。額面から手数料を引いた金額が入金されます。

額面 手数料5% 手数料10% 手数料15%
100万円 95万円 90万円 85万円
300万円 285万円 270万円 255万円
615万円 584.2万円 553.5万円 522.7万円
1,000万円 950万円 900万円 850万円

615万円は、注文書買取ファクタリング BESTPAY(株式会社アレシア)の平均買取額です。

掛け目がある場合

掛け目とは、額面に対していくらを買い取るかの割合です。先に掛け目で買取額が決まり、手数料はその買取額から引かれます。残りは売掛先からの入金後に精算されるのが一般的です。

売掛債権の額面1,000,000円
掛け目 80%(例)買取額 800,000円
手数料 10%(買取額に対して)− 80,000円
すぐ手元に入る金額およそ 720,000円

掛け目の割合は会社と案件で変わります。上の80%は計算の形を示すための例です。

同じ手数料10%でも、掛け目の有無で18万円の差が出ます。比べるときは手数料率ではなく、掛け目と手数料を引いた後の入金額を並べてください。

納品前の注文書は、これから発生する債権です。請求書より確実性が低いぶん、掛け目が設定されます。BESTPAY(株式会社アレシア)の取引実績では、額面30万円程度の注文書に対する買取額が15万円でした。買取可能額の下限に近い例です。

手取り額の計算をさらに詳しく確認する場合は、ファクタリングの手取り額と掛け目の計算で数字を追えます。

手元の注文書や請求書で、いくらになるか確かめる
金額と支払期日が分かれば、掛け目と手数料を引いた後の目安をお伝えできます。契約前でも、条件の確認だけで構いません。
買取額を相談する
注文書買取ファクタリング BESTPAY(株式会社アレシア)

審査で見られるポイントと、落ちる理由

結論

審査で重視されるのは、利用者本人よりも売掛先の信用力です。自社が赤字でも通ることがあります。落ちる理由の多くは、債権そのものか金額の不自然さにあります。

見られる点 内容
売掛先の信用力 支払い能力が高い相手ほど、審査は通りやすくなります
債権が実在するか 請求書や注文書で、取引の事実と金額を確認します
支払期日までの期間 期日までが長いほど、リスクとして手数料に反映されます
金額の妥当性 自社の規模に対して大きすぎる債権は、実在を疑われます

1社で断られても、他社で通ることがあります

会社設立から1年未満を理由に、複数社の審査に落ちた事業者がいます。その後、別の会社では資金化できました。審査基準は会社ごとに違うため、1社の結果で判断しないでください。

申込から入金までの流れと必要書類

結論

申込、審査と見積もり、契約、入金の4段階で進みます。オンライン完結の会社なら来社は不要です。必要書類が少ない会社ほど、入金までが早くなります。

STEP1 申込電話やWEBフォームから問い合わせます。この時点では売掛先の情報が不要な会社もあります
STEP2 審査・見積もり請求書か注文書と通帳を提出します。買取額、手数料、入金日の提示を受けます
STEP3 契約提示された金額に納得してから契約します。電子契約ならその場で完了します
STEP4 入金指定した口座へ振り込まれます
よく求められる書類 補足
請求書または注文書 売掛債権を証明する中心的な書類です
通帳のコピー 入出金の履歴から取引の実態を確認します
本人確認書類・申込書 会社によっては決算書が不要です

見積もりの提示を受けた段階で断っても、費用はかかりません。1社目の提示をそのまま受けず、条件をそろえて2社目、3社目に当たってください。

結論

債権の譲渡は民法で認められており、ファクタリングそのものは違法ではありません。2026年1月の法改正で禁止されたのは、発注側が支払手段として押し付ける行為です。受注側が資金調達のために使うことは禁止されていません。

売掛債権を第三者に譲ることは、民法第466条で認められています。経済産業省も売掛債権の活用を推進しています。一方で、個人の給与を対象にした給与ファクタリングは貸金業に当たると判断されており、無登録営業は違法です。

法改正でファクタリングが禁止されたという誤解

下請法が改正され、2026年1月1日から中小受託取引適正化法(取適法)になりました。発注側の手形払いが禁止され、条文で電子記録債権やファクタリングにも言及があるため、誤解が生まれています。

論点 正しい理解
禁止されたこと 発注側が支払手段として押し付け、受注側が期日までに満額を受け取れない状態にすることです
禁止されていないこと 受注側が、自らの判断で資金調達のためにファクタリングを使うことです

改正の背景には、現金化までの資金繰り負担を受注側が抱えてきた実態があります。受注側が自力で資金繰りを前倒しする手段として、注文書段階での資金化の意義はむしろ高まっています。法改正の解釈は個別性があるため、詳細は公的機関の公表資料で確認してください。

悪質な業者の見分け方

危険なサイン 理由
審査なし・誰でも通ると宣伝する ファクタリングには必ず審査があります
契約名が債権譲渡契約でない 金銭消費貸借契約など、返済が必要な融資にすり替えられる恐れがあります
買戻しや分割払いを求められる 実質的な貸付けに当たります。金融庁も注意を促しています
給与を買い取ると案内する 給与ファクタリングは違法と判断されています
所在地や代表者が不明 情報を開示しない業者は信頼性が低いと判断できます

判断に迷うときは、公的な相談窓口を利用してください。金融庁や消費生活センターが、資金調達や契約トラブルの相談を受け付けています。

ファクタリングのメリットとデメリット

結論

早く資金化できる代わりに、手数料の分だけ手取りが減ります。担保も保証人も要らない代わりに、売却できない債権があります。両方を確認したうえで判断してください。

メリット デメリット
資金化までのスピードが早い 手数料と掛け目の分だけ手取りが減る
担保や保証人が原則不要 売却できない債権がある(期日超過・給与債権など)
負債にならず、決算書の見え方が変わらない 会社によっては債権譲渡登記の費用がかかる
個人事業主でも利用できる 3社間では売掛先の承諾が必要になる

注文書ファクタリング特有の注意点

注意点 内容
審査で見る点が増える 受注段階のため、案件を完了できる体制かどうかも確認されます
計画が変わったときの扱い 案件が中止や変更になった場合の取り決めを、契約前に確認してください
入金は最短翌日が目安 請求書型の当日入金より一段慎重です。それでも請求書の発行を待つより前倒しできます

注文書型は、起点が受注時点にあります。入金までの日数だけを比べるのではなく、いつから動けるかで判断してください。

自社が使える資金化の方法を確認する

結論

手元にある書類で、使える方法が決まります。請求書があるなら請求書ファクタリング、注文書だけなら注文書ファクタリングです。どちらもない場合は対象外になります。

手元にある書類 使える方法
入金待ちの請求書がある 請求書ファクタリングを使えます
請求書はまだだが、受注済みの注文書がある 注文書ファクタリングを使えます。着手前に資金化できます
請求書も注文書もない 売掛債権がないため対象外です。融資や補助金を検討してください
注文書があれば、着手前でも資金化できます
受注が決まっていれば、納品前でも買取の可否を確認できます。金額と納期をお知らせください。
注文書の買取を相談する
注文書買取ファクタリング BESTPAY(株式会社アレシア)

業種別・目的別の利用実例

結論

使い道は、材料費・人件費・仕入れ代金の先払いに集中します。金額は300万円から3,000万円まで幅があります。受注から入金までの期間が長い業種ほど、着手の段階で資金が足りなくなります。

業種 用途 調達額 選んだ理由
建設業 職人の人件費や材料費 1,500万円 手数料は通常の2社間と同等で、入金を2か月早められた
製造業 大型案件の資金調達 3,000万円 他社は受注額に対する買取の割合に上限があり、希望額に届かなかった
広告代理業 スタッフの増員 1,000万円 銀行融資は審査が長く、注文書なら翌日に提供できると聞いた
運送業 必要経費の確保 800万円 必要書類が注文書と通帳、申込書の3点だけだった
サービス業 協力会社への先払い 600万円 買取額と手数料、入金までの日数を総合して判断した
小売業 商品の仕入れ代金 500万円 設立1年未満で他社は審査に落ちたが、ここは通った
アパレル業 繊維工場への支払い 300万円 注文書買取に対応し、手数料も抑えられた
食品業 食肉の購入資金 300万円 全国出張・少額買取・中小零細対応の3条件を満たした

出所:注文書買取ファクタリング BESTPAY(株式会社アレシア)の利用事例。同社の取引実績では、平均買取額は615万円、最低買取実績は15万円、最大買取実績は4億1,268万円です。最も多い利用業種は建設業です。

建設業の利用が多いのは、工期が長く、着工前から材料費と人件費が先に出ていく構造があるためです。製造業と運送業も、資金が先に出ていく順番は同じです。運行前に燃料費や傭車費が出ていく運送業の場合は、運送業の資金繰りと注文書の使い方で書類と手順を整理しています。

医療機関の場合、買い手が見るのは社会保険診療報酬支払基金と国民健康保険団体連合会です。貸し倒れの可能性が低いぶん手数料の水準も下がります。詳しくは診療報酬ファクタリング16社の比較をご覧ください。

他の資金調達方法との違い

結論

スピードを取るならファクタリング、調達額とコストを取るなら融資です。資金が必要な時期が1か月以上先なら、日本政策金融公庫や信用保証協会付きの融資を先に検討してください。

比較軸 ファクタリング 銀行融資 ビジネスローン
資金化までの速さ 早い 遅い やや早い
返済義務 なし あり あり
調達額の上限 売掛債権の範囲 大きい 中程度
負債計上 ならない なる なる
コスト 高い 低い 中程度

手形が使えなくなったことで、手形割引に頼ってきた資金繰りは成り立たなくなります。入金までのつなぎとして、ファクタリングの役割は以前より大きくなっています。でんさいを受け取った場合の資金化は、でんさいとファクタリングの違いで整理しています。

ファクタリング会社の選び方

結論

手数料率だけで決めないでください。掛け目と手数料を引いた後に手元に残る金額、入金までの日数、注文書に対応しているかの3点で比べます。

確認する軸 見るポイント
手数料と掛け目 率ではなく、実際に手元に残る金額で比べます
入金までの日数 資金が必要な日に間に合う速さかを確認します
注文書対応の可否 着手前に資金化したいなら、注文書に対応する会社を選びます
会社の信頼性 所在地や代表者、実績が開示されているかを見ます

早いが高い会社と、安いが遅い会社を、見積もりの段階でふるいにかけてください。そのためには2社から3社の相見積もりが必要です。注文書に対応する会社を横断で比べる場合は、受注段階で買い取れる会社の比較で条件がそろっています。

状況別に選ぶファクタリング会社8社

結論

受注段階の注文書で資金化できる会社は限られます。着手前の資金が必要なら注文書対応の会社、納品後の入金待ちなら請求書中心の会社を選びます。まず対応の可否で絞り、次に入金までの日数と手数料で比べてください。

自社の状況 向くタイプ 理由
大型案件を受注したが、着手金や材料費が足りない 注文書対応型 請求書が出る前の受注段階で資金化できるため
納品済みで、今日中に数万円から数十万円がほしい 小口・オンライン型 少額とスピードに特化しているため
実績が豊富な会社で、高額の債権を資金化したい 総合・大手型 取引実績と対応できる金額の幅が広いため
公的な信頼性や相談体制を重視したい 認定支援機関型 組織としての信頼性が高いため

8社の早見比較

会社 注文書 入金 対象
BESTPAY ◎ 最短翌日 法人中心
ビートレーディング ◎ 最短2時間 法人・個人
日本中小企業金融サポート機構 △ 最短30分 法人・個人
ベストファクター △ 最短即日 法人・個人
メンターキャピタル △ 最短即日 法人・個人
QuQuMo ✕ 最短2時間 法人・個人
ペイトナー ✕ 最短10分 個人中心
ラボル ✕ 最短30分 個人中心

◎=受注段階の注文書を買い取れると公式に明記/△=請求書中心で、注文書は要問合せ/✕=請求書のみ。条件は各社の公式サイトで確認できた内容です。

BESTPAY|注文書買取の専門サービス

株式会社アレシアが運営する、注文書と発注書を対象にした買取サービスです。請求書の発行を待たず、受注段階で資金化できます。

注文書対応 受注段階の注文書・発注書で買取可能
契約形態・リスク 2社間/ノンリコース。回収不能でも買い戻しの負担はありません
入金スピード 最短翌日
手数料 要問合せ(債権の内容により決まります)
買取可能額 公式の案内は30万円以上。実績では最低15万円・最大4億1,268万円
対象 法人中心(個人事業主は要問合せ)
必要書類 注文書・通帳3か月分・本査定申込書の3点。決算書は不要です
対応方法 オンライン。電話は平日10時から19時まで
メリット デメリット
受注段階で資金化でき、着手前の支出に充てられる 手数料が公表されておらず、見積もりまで水準が読めない
必要書類が3点で、決算書が要らない 入金は最短翌日で、当日着金の会社より一段遅い
ノンリコースで、回収不能時の負担がない 電話の受付は平日の日中に限られる

向いている会社:受注は決まったが、着手前の材料費や人件費が足りない事業者。
注意点:手数料と掛け目は案件ごとに決まります。見積もりで入金額を確認してください。

ビートレーディング|請求書と注文書の両方を扱う大手

取引実績が豊富な大手です。請求書に加えて注文書ファクタリングにも対応し、2社間なら売掛先への通知はありません。

注文書対応 対応(最長6か月先の納品案件まで)
契約形態 2社間・3社間。注文書型は2社間で対応
入金スピード 最短2時間
手数料 2社間4%〜/3社間2%〜(上限は非公表)
対象・書類 法人・個人事業主/請求書または注文書と通帳の2点
買取対象外 売掛先が個人事業主の売掛金は対象外です
メリット デメリット
請求書と注文書のどちらでも相談できる 手数料の上限が公表されていない
3社間を選べば手数料を2%台まで下げられる 土日祝は対応していない
提出書類が2点で、決算書が要らない 売掛先が個人事業主の債権は買い取ってもらえない

向いている会社:売掛先が法人で、書類によって請求書型と注文書型を使い分けたい事業者。
注意点:土日に資金が必要な場合は、平日対応であることを踏まえて早めに動いてください。

日本中小企業金融サポート機構|認定支援機関の一般社団法人

経営革新等支援機関に認定された一般社団法人が運営しています。ファクタリングに加えて、補助金やM&Aの相談もできます。

注文書対応 要問合せ(請求書が中心)
契約形態 2社間・3社間から選択できます
手数料 1.5%〜(上限は非公表)
買取可能額 下限・上限なし(1万円から2億円の買取実績)
対象 法人・個人事業主。赤字や税金滞納があっても利用可と明記
買取対象外 給与債権、売掛先が個人の債権、支払遅延中の売掛金

向いている会社:納品後の請求書を、できるだけ低いコストで資金化したい事業者。
注意点:支払期日を過ぎた債権は対象外です。期日前の請求書を用意してください。

補完層|納品後の請求書で資金化する5社

以下の5社は請求書が中心です。受注段階の注文書で資金化したい場合は、上の3社から選んでください。

会社 確認できた条件 向いている場面
ベストファクター 手数料2%〜/最短即日/2社間中心・ノンリコース/法人・個人事業主 納品後の請求書を早く資金化したい場合
メンターキャピタル 手数料は要問合せ/最短即日/2社間・3社間/対面・オンライン・出張 赤字や税金滞納で他社の審査に不安がある場合
QuQuMo 手数料1%〜/最短2時間/2社間のみ/買取額の下限・上限なし 平日の日中に、少額を当日中に資金化したい場合
ペイトナー 手数料一律10%+振込手数料/最短10分/1万円〜/初回は上限50万円 数万円を今すぐ資金化したい個人事業主
ラボル 手数料一律10%/最短30分/1万円〜/審査完了後は24時間365日振込 土日祝や深夜に着金させたいフリーランス

各社の公式サイトで確認できた条件のみを記載しています。記載が見当たらない項目は要問合せとしました。条件は変わるため、申込前に各社の公式サイトで最新の内容を確認してください。

よくある質問

ファクタリングは借金ですか 借金ではありません。債権の売却なので返済義務は発生しません
担保や保証人は必要ですか 原則として不要です。売掛債権をもとに資金化します
法改正で禁止されたのですか 受注側が資金調達に使うことは禁止されていません。禁止されたのは発注側による押し付けです
審査に落ちることはありますか あります。売掛先の信用力などが確認されます。1社で断られても他社で通ることがあります
設立して間もなくても使えますか 会社によります。設立1年未満でも利用できた事例があります
赤字や税金の滞納があっても使えますか 審査の中心が売掛先の信用力のため、利用できる可能性があります
個人事業主でも利用できますか 利用できます。売掛先が法人であることを条件にする会社が多い点は確認してください
取引先に知られませんか 2社間なら通知は不要です。注文書型での通知の要否は各社に確認してください
請求書がなくても使えますか 受注段階の注文書があれば、注文書ファクタリングを利用できます
掛け目があると手元にいくら入りますか 掛け目で買取額が決まり、そこから手数料が引かれます。額面100万円で掛け目80%、手数料10%なら約72万円です
会計処理はどうなりますか 売掛債権の売却として処理します。額面と買取額の差は売上債権売却損として費用に計上します
次の銀行融資に影響しますか 借入ではないため負債にはなりません。ただし資金繰りの状況は総合的に見られます

まとめ

ファクタリングは、売掛債権を売って支払期日より前に現金を受け取る方法です。借入ではないため返済義務はありませんが、手数料は融資の利息より重くなります。

資金化できるタイミングは2つあります。納品して請求書を発行した後なら請求書ファクタリング、受注した時点の注文書しかないなら注文書ファクタリングです。資金が必要な時期で選ぶ手段が決まります。

比べるときに見るのは手数料率ではありません。掛け目と手数料を引いた後に手元へ入る金額と、その入金日です。同じ手数料10%でも、掛け目の有無で18万円の差が出ます。

業者を選ぶときは、買戻しの義務、分割払い、担保や保証人の要求がないかを確認してください。このどれかが出てきた時点で、その取引はファクタリングではありません。契約書の控えを必ず受け取り、手数料以外の費用まで含めた総額で比べてください。

注文書があれば、着手前でも資金化できます
請求書の発行を待たずに査定を受けられます。金額と納期が分かれば、買取の可否と条件の目安をお伝えします。
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